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美容外科の肌の若返り治療の変遷

肌のハリを取り戻す若返り治療はシワ取りの手術(フェイスリフト)、コラーゲンやヒアルロン酸の注射、ボトックス注射、IPL(光治療)、RF(高周波)のフォトフェイシャルなど治療方法は年々変化しています。施術後であっても化粧ができて日常生活に支障がない方法が主流になってきましたが、持続期間が約6カ月であったり、たびたび治療を受ける必要があるため、効果が確かでかつ、効果持続期間が長いシワ取りの手術は今でも行われています。最近では自分の血液の白血球と血小板を利用した最新皮膚再生治療(セルリバイブ)が注目されています。血液中の各種の細胞成長因子を含んでいる血小板を濃縮して気になる部位に注入する方法で、今までにない自然なふくやかさを再現でき、顔の若返りには最適です。効果持続期間も2~3年と長いことが大きな特徴です。
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失神

Text by 関口内科 関口 洋平
「先生、今朝の朝礼で長い時間立っていたら倒れてしまいました。頭を打ってすぐに気がついたのですが…」と、心配そうに言うAさんの額には、失神時に床にぶつけて出来た内出血による大きなこぶがありました。失神は、救急外来を受診する患者さんの3.5%と言われ、再発率も20―30%と、けっして稀な疾患ではありません。失神の原因は多く、①心原性(不整脈、器質的心疾患)②神経調節性失神症候群(神経調節性失神、血管迷走神経反射、頸動脈洞過敏症候群、咳嗽[がいそう]、排尿、排便など)③起立性低血圧(自律神経障害、薬剤、アルコール、出血、下痢など)④脳血管性(盗血症候群、過呼吸)などがあります。これらの中で特に危険なのは①の心原性失神です。心室頻拍や心室細動などの頻脈性不整脈による失神は、突然死する危険性も高いため除細動器を体に植え込むことでその予防ができます。ブロックなどの除脈性不整脈による失神には、ペースメーカーを植え込む治療法もあります。失神をおこす器質的心疾患には、狭窄性弁膜症、心筋梗塞、心筋症、心房粘液腫、大動脈解離、大動脈炎、心タンポナーデ、肺塞栓症などの致死的な疾患もあり、精密検査が必要になります。一方、②③④は比較的軽症で、頻度の多い神経調節性失神症候群は、長時間の立位姿勢、痛み刺激、肉体的または精神的ストレスなどが誘因となりますが、予後の良い場合が多く過度に心配する必要はありません。失神の原因疾患が軽症だったとしてもAさんのように失神時に頭部を強打した場合は、CTやMRIなどで頭頚部の精密検査が必要になります。前駆症状から失神を予知できる場合には、その場でしゃがみこむことで転倒による外傷を最小限に防ぐことができます。失神の再発予防としては、日常生活の睡眠不足や運動不足の防止、過度の減量の防止、アルコールを控えることなどが大事です。また降圧薬を服用している場合には、薬の種類、量、内服時刻などの調節が必要になりますので担当医へ必ず相談してください。
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病気と闘う?

Text by 函館西部脳神経クリニック 院長 小保内 主税
ドラマの主人公が病気の人に「病気と闘うというのは、おかしいと思います。病気と闘うのは医療者であって、患者は闘わなくていいと思います。」と言うシーンがありました。なるほど、そういう考え方もあるかと感心しましたが、後から「それは違うな」と思い直しました。もちろん、医療関係者は日々、いろいろな疾患と闘っていますが、それぞれの患者さんにも一緒に闘っていただかなければ、病気を克服することはできません。例えば、リハビリは本人の意欲、やる気がなければ続けられませんし、理学療法士さんにやってもらうという受け身の姿勢では効果が上がりません。医療機関などを離れても、自分一人で続けていく努力が必要です。糖尿病や高血圧では、きちんと服薬することはもちろん、本人が食事の節制や運動など、日常生活を改善することが必要です。医療関係者に「お任せ」では病気とうまく付き合っていくことはできません。また別の番組で、病気に悩む人が「頑張れっていうけど、これまでも頑張ってきたのに、これ以上、何を頑張ればいいの?」と泣き叫ぶシーンも記憶にあります。私の師匠は病棟回診の際、いつも患者さんに「頑張れ」ではなく、「頑張りましょう」と声をかけていました。「私も一緒に頑張りますよ」と伝えているのだと、感心したものでした。私は、病気とは闘わずに、お付き合いしていくと考えた方がいいと思っています。残念ながら、病気は完全に治すことは難しく、長く付き合って行くことの方が多いと思います。病気になる前の体に戻ることを目指すのではなく、病気の症状はあるけれど、暮らしていけるというところを目標にすると、悩みが小さくなると思うのです。人生はマラソンに例えられることがありますが、病気は困った競走相手です。この相手には勝たなくてもいいので、負けないようにゴールすることを目指しましょう。医療関係者は、そのための伴走者として、一緒に頑張ります。
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春の検診で視力の用紙をもらったら

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
新学期を迎え、われわれ眼科医も学校健診のため小・中学校を訪れます。視力検査を含め、目の病気が疑われれば専門医を受診するようにと、健診の結果用紙を子供たちは学校から頂いてきます。その中で特に注意しなければならないのが小学校1年生の視力検査の結果でしょう。小学校1年生にとって視力検査は初めての経験で、やり方も良く理解できないかもしれません。そのため検査結果が眼科で測る時より悪くなることもあります。しかしながらこの年齢で結果が悪い場合、遠視のお子さんも多く見受けられます。そして、遠視の場合、弱視(じゃくし)や斜視(しゃし)を伴っている場合があり、この1年生の時期を逃すと後でメガネをかけたとしても視力が回復できなくなってしまうこともある、目にとってラストチャンスの時期だとも言えます。簡単に言うと、近視は少なくとも近くを見ている時にはきちんとピントがあった画像が目に入るので弱視になることはありません。それに対し強い遠視の場合は近くも遠くもピントが合わず、常にぼやけてしまいます。いつもはっきりしない画像しか見えていないため視機能(ものを見る力)が発達することができなくなります。そのため放置するとメガネで矯正しても視力がでない弱視になってしまったり、また、斜視を来すこともあります。小学生の視力低下にまれに見られるのが心因性視力障害です。お友達がすてきな眼鏡をかけている。「自分もメガネが欲しいなぁ」というように強く思うだけで視力が出なくなってしまう場合もありますし、お友達とけんかをして「学校に行きたくないなぁ」、などという気持ちが視力に表れてしまうこともあります。そういう場合にはご両親はもちろん学校の先生ともよく話し合うことが必要なことがあります。健康診断で視力の結果が悪いときには放置せず、必ず専門医の精密検査を受けましょう。
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男性の性(9)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
(男性の性(8)からの続き)
現在、競輪は男子のみで女子のレースはないが、スピードスケートの夏期トレーニングとして始めた自転車でオリンピックにまで出場した女子選手も居る事だし、是非、競輪に女子部を創設して欲しいと思う。
競馬や競艇では既に女性の参加が認められているし、また8月号のこのコーナーで述べたとおり何といっても身体上・健康上も自転車は男子よりも女子に適しているので、競輪では女子のみのレースにするか、男子選手とのレースの時はハンデをつければギャンブルとしても成り立つと思う。
競輪人気低迷はいろいろ原因があると思うが、まず競輪場に行って思うことは、華やかさ・明るさに乏しい、女性客が少ない、ということである。
女子競輪の創設はこの点を改善するのに最も効果的で人気上昇間違いなしだと思う。
中野浩一氏は引退後しばらくして禿頭であることをカミングアウトしてカツラのCMに出ていたが、老壮年になったら、排尿状態なども全国のファンにぜひ告白して貰いたいと思う。ファンとしても泌尿器科医としても、とても興味がある。
と同時に、女子競輪の創設と老壮男性はママチャリに乗るようアピールして貰えれば、競輪人気の再興と老壮男性の排尿状態改善に寄与したことで、長く人々の記憶に残るのではないか、さらに、女子の自転車競技が盛んになれば女性の頻尿・尿失禁の防止にも役立つかも知れず、前人未到の10年連続世界一という偉業と合わせれば国民栄誉賞にも値するのではないか、と思う(自転車競技は海外、特に欧州ではサッカーに匹敵するメジャースポーツで、中野浩一氏は欧州では『ムッシュー』という敬称付きで呼ばれる数少ない日本人だそうである)。競輪場近くの啄木小公園ではあごに手を当て胡坐で考え込んでいる啄木像があるが、サドルの硬い自転車とともに、老壮男性にとってよくないのは、まさしく啄木がとっているポーズ、長時間の座位、特に胡坐がよくないとされている。前立腺や尿道の循環障害が起こると推定されているが、長時間胡坐で麻雀したり飲酒したりは排尿状態に悪影響があることは体験的にも実感している人も多いのではないか、と思う。
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