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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?Text by ききょう内科クリニック 蓮沼 晶子 院長
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)が繰り返される病気です。本人の自覚がなく周りの人から大きないびきや無呼吸を指摘され本人が気付くことが多いといわれています。多くの場合は空気の通り道である気道が部分的あるいは完全に閉塞してしまうことにより起こります。SASの代表的な症状はいびきです。また、良質な睡眠がとれず日中の眠気や物覚えが悪くなるなどの精神的な症状も出てきます。高血圧や心筋梗塞や脳卒中などを併発することもあります。SASの検査はご自宅にて行っていただくことが可能です。SASの治療法はいくつかあり、個々の患者さんにあった治療法を決定することになります。心当たりの症状がある方は是非医療機関を受診してください。
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摩擦と矯正装置Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
医学の進歩についての話をよく耳にしますが、歯科矯正装置もいろいろな工夫により大きな進歩を遂げています。一例をあげれば、以前のものでは、ブラケットといわれる歯に装着する装置に歯を並べるための金属線をくくりつけるために細い線や小さな輪ゴムを使っていましたが、矯正装置に強い摩擦が生じるため歯が移動しにくくなるという側面がありました。しかし、最近ではキャップのように装置自体にくくりつける仕組みを組み込むものが増えています。この装置ですと摩擦が少なくすべりがよいため、痛みが減り、歯の動きがスムーズになり、結果的に治療期間が短くなります。また、くくりつける時間が削減されるため、チェアタイム(座っている時間)も短くなるなど「削減効果」が顕著に現れます。また電力会社や、自動車産業などに比べれば非常にわずかなものですが、金属線をはずすときに捨てる部分がでないのでエコという面でも効果があります。
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早寝早起き朝ごはん テレビ・ビデオ・ゲームを止めて外遊びText by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
コンビニエンスストアの普及やゲームセンターの深夜営業に影響されて、乳幼児でも夜遅くに大人に付き合わされてこのような場所で見かけるようになりました。大人が子どもの生活と大人の生活がしっかり違うのだという理解が足りないためか、子どもの生活を乱しています。こんな状況を危惧して、平成十八年度から文部科学省が中心となって「早寝早起き朝ごはん」運動が始まりました。家庭内でも、勉強ばかりではなく、ゲームをしたりテレビを見たりのために、睡眠時間を削って生活している児童生徒は少なくありません。朝の時間が少ない、あるいは親が朝ごはんを食べないので子どもにも食べさせないという親も増えてきているようです。人間の体は何もしなければ二十五時間のサイクルで動きます。朝に早く起きて、しっかりと朝日を浴びると体内時計がリセットされて「さぁこれから活動しよう」という体になります。この状態で朝ごはんをしっかり食べると、脳の活動に必要なブドウ糖が供給され、学校で習うことがしっかりと頭に入るようになります。学校から帰ってきてゲームを止めて外でしっかり遊ぶことで体が作られます。時間を工夫して夕ご飯を食べて夜九時までに寝るようにすると、成長ホルモンがしっかり出て背が伸び、体の余計な脂肪を消費して筋肉に変える準備をします。このように生活リズムをしっかりして、学校生活を送るようになると塾に行くなどをしなくても学力が上昇することが多くの小中学校で証明されています。子どもの持っている力は無限ですが、大人の都合で子どもの本来の姿、「早寝早起き朝ごはん」を邪魔すると、せっかくの力を無駄に消費してしまいます。最近、青年の殺人事件が新聞を賑わせています。その子どもたちに共通する事柄はゲームにはまっていたり、テレビやビデオが持つバーチャルな世界と現実との区別がうまくついていない事とも言われています。子どもたちの間にあるコミュニケーション力の問題もこういったことが一因になっているとも考えられています。子どもたちの未来のために、早寝早起き朝ごはんとノーテレビをぜひ実践してください。
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白内障手術Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
少し前、高齢ドライバーの起こした交通事故がテレビで盛んに報道されていました。それに関連し、十分な視力がないにもかかわらずハンドルを握っている高齢者は決して少なくないと日々感じています。高齢者講習で視力不良を指摘されて来院し、メガネのレンズを調整しても視力が上がらない場合、その原因で最も多いのが白内障です。白内障の他に病気が見つからなければ、手術することで視力を回復させることが可能です。でも、手術は受診してすぐにできるものではなく、検査や全身状態の確認など、手術を成功させるための準備がいろいろ必要です。そのためまれではありますが、免許更新の日程に間に合わないこともあります。宿題や年賀状、出掛ける支度など、早めの準備が大切なことは誰でも分かってはいるのですが…。
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片頭痛の新しい治療薬Text by 函館西部脳神経クリニック 院長 小保内 主税
今でも社会には「頭痛ごときで仕事や学校を休むなんて」という空気があると思います。そのために我慢を強いられている方も少なくないでしょう。片頭痛は慢性頭痛の代表で、日常生活に支障をきたす厄介な病気です。しかし、トリプタン製剤の発売後、片頭痛の治療は随分改善されました。予防薬が3種類ほどあり、選択肢の幅も増えています(新薬ではありませんが、健康保険上の適用が拡大されています)。ただし、トリプタン製剤は、それまでの頭痛薬に比べ、有効性の高い薬ですが、服用のタイミングを選ぶ(頭痛の早い段階で飲むのが良いとされている)こと、全ての患者さんに有効ではない上に、使いすぎると薬物乱用による難治性の頭痛を起こすことがあります。予防薬も、万能ではない上に、痛みのない日も毎日服用しなければなりません。最近、新薬がいくつか発表されました。発作予防のための注射薬は、国内で3製品が出ています。月1回の注射で済みます。さらに、頭痛発作時の内服薬も新たに出ました。これは従来のトリプタン製剤と異なり、服薬のタイミングを選ばないのが特徴で、痛み始めでも、痛みが強くなってからでも効果があるといいます。片頭痛のメカニズムはだいぶん解明されてきましたが、根本原因はいまだ不明です。今の治療は、対症療法的で、完全には発作を予防できませんし、全ての患者さんの痛みをゼロにするには至っていませんが、治療の選択肢が増えたことは、患者さんやわれわれ医師にとって、大変うれしいニュースです。これまで、頭痛を我慢していた方、従来の薬で満足できずに治療を諦めてしまっていた方は、改めて医療機関で相談することをお勧めします。
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