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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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皮膚のしこり:粉瘤(ふんりゅう)Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
顔面、頚部、肩、背中などに日常よくできるできものとして粉瘤という皮膚の病気があります。触ると少し弾力性のある皮膚の下のしこりで、大きさは直径0.5~5cmとさまざまです。強く押すと粥(かゆ)状の臭い内容物が出てきます。原因は毛穴がふさがって皮脂腺が袋状に膨らみ皮脂や角質などが詰まったためです。炎症が起こって赤く腫れ上がった時には、まず腫れ上がった中心部をメスで切って排膿させ、痛みを治め、抗菌剤、消炎鎮痛剤を内服し、小さくして、しこりの部分を切り取ります。炎症が生じてからでは治療に時間がかかりますから、しこりが炎症を起こす前に外科的にきれいに取り除きます。傷跡も目立ちません。半端に中止すると、再発したときにより大きなしこりが出現することがありますので、特に顔面などでは炎症がないしこりの状態で治療を受けましょう。
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食育と横顔Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
最近話題に挙げられるフェイスニングは、いわゆる顔の筋肉の体操ですが、小顔や表情の豊かさが得られ、しわが目立たなくなり、すばらしい笑顔を得ることもできるといわれています。食育といえば、基本法においても、食糧の自給率、あるいは、朝食を摂るという面が強調されています。しかし、よく噛(か)んですり潰してから飲み込むことが肥満を防ぎ、過不足のない食料の摂取が達成され、結果的に食糧危機を解消する方法であると、フレッチャー氏(米国の『噛む健康』提唱者)は述べております。イヌイット(北米大陸などに居住するアジア系民族)や、オーストラリアのアボリジニー(オーストラリア先住民)の調査で、硬く噛み切ることが容易ではない食物をとり続けると、丁度よく歯がすり減り、口の周りの筋肉が発達して、歯並びがよくなり、バランスの取れた横顔や効率的な舌機能や、嚥下(えんげ=食物が咽頭から食道に送り込まれること)が起こることが、前述の調査をはじめ、いろいろな研究からわかってきました。このように、良い噛み合わせは、健康や美容に大きく関与しております。
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ドライアイText by 江口眼科病院 北 直史
最近物がかすんで見える、なんだか目が疲れやすい、目がごろごろする、痛い、しょぼしょぼする、目が乾いた感じがする、こんな症状がある方はいらっしゃいませんか。これらは全て、ドライアイの症状です。他にも、まぶしくて目が開けられない、涙が多いなどさまざまな症状が出ます。複数の症状が出ることもあれば一つの症状しか出ない方もいます。夕方に症状が悪化しやすいのも特徴です。高齢の方にも多いですが、コンタクトレンズを装用する若い方などにも見られます。原因は涙の質の低下、量の低下などです。放置すると、目の慢性的な疲れから日常生活に支障を来すことがありますので治療が必要となります。ドライアイの治療はまずは点眼薬で行います。思い当たることがあればお気軽に近くの眼科においでください。
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目の周りの皮膚炎は眼科受診をText by 藤岡眼科 藤岡聖子
最近、目の周りの皮膚炎が増加しています。かさつき・かゆみ・赤み・湿疹・むくみ・ただれ等が主な症状ですが、原因は皮膚のアレルギーです。アレルギーを起こす物質はとても多く、化粧品・シャンプー・毛染め剤・石鹸以外にも食品・金属・皮製品・ゴム製品など何でもありえます。目の周りの皮膚はとても薄く敏感ですから、顔の中でも目の周りだけは薬を別にしなくてはなりません。それなのに身体や頬や額に塗っている皮膚科処方の強いステロイド軟膏や自宅のオロナイン軟膏などを塗ってしまい、目の周りが真っ赤に腫れ、目も開かないほど悪化してから眼科を受診する方がいます。特に、長年アトピー性皮膚炎がある方はステロイド軟膏やかゆみ止めの軟膏を目の周りにも塗っていたために…。①目の周りが赤くパンダの様に腫れる「ステロイド酒(しゅ)さ」②ヘルペスウイルス感染を誘いこみ、目の周りに水疱がたくさんできてしまう重症な皮膚炎「カポジ水痘様発疹症状(すいとうようほっしんしょう)」などがおきてしまいます。①は強いステロイド軟膏をやめて眼科の軟膏にかえることで治ります。②はヘルペスウィルスが角膜に入り込むとやっかいな角膜炎になりますから、必ず眼科を受診して下さい。特に、思春期以降に顔のアトピー性皮膚炎がある方は、長年のステロイド使用による、緑内障や白内障の合併も心配です。まぶたの皮膚もただれを繰り返し厚く硬くなっている方は、ほぼアレルギー性の結膜炎も合併しています。目の表面の治療を点眼で行い、目の周りの皮膚は目の中に入っても安全な眼科専用の軟膏で治療すると、本当によくなります。これからは、目の周りだけは別な皮膚と考えて下さい。美しさを求めて顔のマッサージをしている方がいますが、これも目の周りには逆効果です。目の周りの筋肉はとても薄いので、マッサージで皮膚も筋肉も伸びきってしまい、眼瞼下垂(がんけんかすい)になります。お化粧を落とす時も洗顔の時も、目の周りは「そ~っと、やさしく」にしてください。
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腎性貧血をご存知ですか?Text by 北美原クリニック 秋濱 寿賀子
腎臓の病気は、比較的ゆっくりと経過することが多く、その初期にはほとんど自覚症状がないことが多いです。健診等で採血結果や検尿で、腎臓の機能障害を疑われても、はっきりとした自覚症状がないために、医療機関を受診せずに時間が経過してしまっていたという方も少なくありません。腎臓は尿をつくる(老廃物を追い出す機能)臓器として一般的に知られていますが、その他に赤血球をつくるホルモン(エリスロポエチン)を出したり、骨を作るためのビタミンDを作ったり、血圧を調整したりする重要な臓器です。血液中の赤血球は、骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るエリスロポエチンというホルモンの刺激を受けてつくられます。腎臓の機能が悪くなると、このエリスロポエチンが出なくなってしまうために、赤血球が十分につくられず、貧血になってしまう状態を「腎性貧血」といいます。また、貧血には、体内の鉄が欠乏して起こる「鉄欠乏性貧血」がありますが、「腎性貧血」とは原因が違い、治療法も異なります。「鉄欠乏性貧血」は一般的に鉄の摂取不足、胃や十二指腸の潰瘍や、痔、胃癌や大腸癌、また女性では月経等が原因となります。赤血球は体のすみずみに酸素を運ぶ役割がありますので、「腎性貧血」がすすむと、疲れやすい、動悸・息切れといった症状が出ることもありますが、比較的ゆっくりと進行するため、体がその症状に慣れてしまっていて気が付かないこともよくあります。また、貧血のためにさらに腎臓の機能が悪化したり、心臓の働きも低下することがあります。「腎性貧血」には、エリスロポエチンの分泌不足を補うために薬物療法が行われています。腎機能障害は貧血治療等の定期的な通院が必要な疾患ですので、症状がはっきり出ていなくても、検査値の異常がある場合は、もよりの医療機関にご相談ください。
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