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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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シミのいろいろText by すどうスキンクリニック 須藤 聡
ひとくちにシミといってもいろいろな種類があります。
代表的なものでは、老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)、肝斑(かんばん)、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)、遅発性太田母斑(ちはつせいおおたぼはん)などがあります。老人性色素斑は、老人性という名前がついていますが、日光が原因で出てくるシミです。 平坦で境界のはっきりした比較的濃い色をしています。 形は円形のことが多いようです。 出やすい部位は日光に当たりやすい顔や手の甲です。 これはQスイッチレーザーが効きやすいシミです。肝斑は、女性ホルモンの影響で出てくるシミです。妊娠や出産後に出てくることが多く、頬部や鼻の下に左右対称性に出てきます。色は薄い茶色で、境界ははっきりせず、形は不正形をしています。 これはレーザーが効きません。 治療は内服や漂白剤のクリームなどで行います。脂漏性角化症は、紫外線による皮膚の老化で出てくるイボのようなものです。 濃い色をしていることが多く、大きさはさまざまで、表面は盛り上がっています。 治療には電気メスや炭酸ガスレーザーなどで焼いて取る方法が用いられます。遅発性太田母斑は、シミというよりアザに近いものです。 二十歳代頃から左右対称に出てくる事が多く茶褐色をしています。 これはシミよりも深いところにあるため、レーザーが効きにくいため、数回要することもあります。代表的なものは以上ですが、シミのタイプが混在している事も多く、いろいろな治療法を組み合わせなくてはならないこともあります。 |
鼻出血 ~落ち着いて対処しましょうText by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
鼻出血の患者さまが増えてきました。耳鼻咽喉科医にとって冬は鼻出血の季節なのです。特に高齢者の患者さまが増えてきます。空気の乾燥による鼻粘膜の炎症と寒暖差による血圧の乱高下が原因と思われます。お子さんの場合は急性鼻炎やアレルギー性鼻炎など鼻の病気が原因となっていることが多いです。出血すると慌ててしまいがちですが正しい知識を持って適切に対応しましょう。まず、これからお話しする処置を行って30分以内に止まる鼻出血は心配が要らないと言うことです。多くの鼻出血は鼻中隔という鼻の仕切りの前方部の毛細血管から出ていますのでティッシュなどをしっかり詰めて鼻の前の柔らかい部分をつまむことで直接、出血部位を押さえることが出来ます。この状態を5~10分維持することで大抵止血されます。ティッシュなどの異物を入れることで血液の凝固も促進されますので必ず詰めて下さい。脳梗塞や心筋梗塞などで抗凝固剤を常用されている方はやや止血に時間がかかりますが前述の処置で十分止血されます。出血を頻回に繰り返す場合は処方医に相談してください。慌てると血圧が上昇し出血を助長しますのでまず落ち着くことが大事です。止血時の姿勢は血液がノドに落ちていかない様に顔は上を向かずうつむいた状態にして下さい。出血が多い場合は横向きに寝て口から出た血液は吐き出して安静にして下さい。ただ、鼻出血の中でも鼻腔の奥から出血し主に口から血液が出てくる場合や1回の出血量が多く医療機関を受診した時には止血していて出血部位がはっきりせず間欠的に出血を繰り返す場合は入院をして頂いて止血処置を行う必要がありますので総合病院の耳鼻咽喉科の受診をお勧め致します。歯肉出血、関節内出血、皮下出血など他の部位の出血を伴うものは止血凝固機能に異常がある全身疾患の症状である場合もありますので注意が必要です。
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皮膚腫瘍外科Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
皮膚腫瘍外科は皮膚や軟部組織の腫瘍(しこり)を外科的に治療します。この治療を行うのは形成外科、皮膚科、整形外科で、皮膚の広範囲または筋肉などの深部にある腫瘍以外は日帰り手術が可能です。対象になる皮膚軟部の腫瘍は母斑、血管腫、粉瘤、脂漏性角化症、脂肪腫、眼瞼黄色腫、眼瞼汗管腫、石灰化上皮腫、血管拡張性肉芽種などがあり、手術件数の多い皮膚軟部腫瘍は母斑、脂漏性角化症、粉瘤などです。母斑は一般的にほくろと言われ、色調は茶色から黒色、平坦なものや盛り上がっているものなど形態は多様です。脂漏性角化症は加齢とともに日光がよく当たる顔面や頚部に生じる茶色から黒色のいぼ状の盛り上がった形態です。粉瘤は皮下にしこりとして現れ、感染を起こすと赤く腫れ上がります。感染が生じる前に切除すると傷痕も小さく、再発の可能性が少なくなります。皮膚腫瘍外科では頻度は少ないですが、皮膚がん(基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫など)との鑑別が重要です。一般的に日帰り手術の流れは初診で診察、診断、血液検査、手術の説明をして、手術日を決めますが、色素疾患である母斑や脂漏性角化症などでは、腫瘍の出現時期、自覚症状、色素の濃淡など視診し必要であればダーモスコープという拡大鏡で診断して切除方法を決めます。このため母斑など色素性疾患の皮膚腫瘍でレーザーによる切除を希望する方がいらっしゃいますが、レーザーで母斑を蒸散させると、病理診断ができない問題があるため、母斑などの治療では皮膚がんとの鑑別を兼ねた切除することを勧めます。皮膚や軟部組織腫瘍の手術はほとんどが良性の腫瘍ですが、腫瘍が急激に増大したり、出血やかゆみを繰り返したり、色調に濃淡があり均一でない場合は自己判断せずに受診しましょう。
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本当にただの脂肪肝ですか?Text by はら内科クリニック 原 信彦
GWはいかがお過ごしでしたか?まさか体重が増えたりしていませんよね?そろそろ健康診断の検査等が行われると思いますが、脂肪肝と書かれそのままにしていませんか?たかが脂肪肝でも進行する脂肪肝があります。まずは、脂肪肝でお酒を飲む方は、飲み方を変えましょう。健康飲酒量は、缶ビールは500mℓ、日本酒・ワインは1合、焼酎は25度なら0・6合、ウイスキーはダブル60mℓが適量と言われています。少なく感じるかもしれませんが、これに近づける努力は必要ですし、場合によっては、休肝日を週に1~2日設ける必要もあります。お酒を飲まない・ただ少し太っているだけという脂肪肝の多くは、単純性脂肪肝と言って進行しないものが多いのですが、中には非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼ばれ、痛くもかゆくもなく、徐々に、肝硬変・肝臓がんと知らないうちに進行する肝炎も隠れていますので気を付けなければいけません。日本での検診受診者を100とすると脂肪肝が35%そのうちNASHは2%程度といわれています(※1)。病態については、生活習慣病が基本にあり、内臓脂肪の蓄積から肝臓の細胞にも脂肪沈着が起こり、脂肪肝となり、そこに鉄の代謝障害・酸化ストレス・脂質過酸化等の要素が加わり悪循環を形成し、NASHという進行性の肝障害がおこると考えられています。頻度は多くありませんが、症状がなく気が付くと進行しており確立した治療法がいまだにありません。まずは、減量が一番効果的です。肥満大国アメリカのガイドラインでは単純性脂肪肝は3~5%の減量・NASHの時は、10%の減量を目標にします。薬物ではEPA製剤(青魚の油)・ビタミンE(抗酸化治療薬)・インスリン抵抗性改善薬等の治療報告はあるもののいまだ内服治療のみでは十分な治療効果はなく、減量を行ったうえで内服治療を行うと効果が表れやすいようです。まずは、節酒・減量・そして検診結果を放置せず、再検査・定期検査を忘れずに!(※1日本消化器病学会誌472012年)
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仮面高血圧(逆白衣高血圧)についてText by 小笹内科医院 小笹 明
家庭血圧計が普及し、現在3000万台あると言われています。家庭血圧計が普及したことにより、家庭血圧が外来血圧と同じように重要であることが分かってきました。
病院で測ると高い血圧を示す「白衣高血圧」は以前から知られていましたが、最近では病院で測るよりも家庭血圧の方が高い「仮面高血圧」が「白衣高血圧」よりも脳梗塞や心筋梗塞を発症させるリスクが高いことが分かってきました。「仮面高血圧」には、早朝高血圧、ストレス高血圧、夜間高血圧の三つがあり、なかでも早朝血圧のコントロールが重要であると考えられています。外来血圧では、140/90mmHg以上を、家庭血圧では、135/85mmHg以上を高血圧と定義します。自宅で測った朝の血圧が、135/85mmHg以上の時は早朝高血圧が考えられ、より厳重な血圧コントロールが必要になります。 |








