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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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飛蚊症(ひぶんしょう)Text by 江口眼科病院 力石 洋平
日常生活で「虫が飛んで見える」、「ゴミが見える」というようなことはありませんか?これは「飛蚊症(ひぶんしょう)」といわれる症状です。この「飛蚊症」は大きく分けると、「生理的なもの」と、「病気からくるもの」に分けられます。「生理的なもの」では、「後部硝子体剥離(こうぶしょうしたいはくり)」といって目の中に入っている「硝子体」というゼリー状のものが年齢とともに濁ってきたり、縮んだりすることで虫が飛んでいるように見えることがあります。「病気からくるもの」では、目の奥の「網膜(もうまく)」に孔(あな)が空いてしまう「網膜裂孔(もうまくれっこう)」や、その網膜がはがれてしまう「網膜剥離(もうまくはくり)」など、レーザー治療や手術が必要なものまでさまざまあります。飛蚊症の症状がある場合は自分で判断せずに早めに近くの眼科を受診しましょう。
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ステイホームでスマホ老眼が急増!!Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
人間の目の構造は、カメラに似ています。水晶体は、カメラのレンズにあたり、遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなるように調節しています。老眼とは、この調節力が衰えてくる状態で40歳前後から始まります。しかし、最近は、近くが見づらい・かすんで見える・夕方になると物が見づらい・頭痛・肩こりなどの老眼の症状が、小学生から30代までの若い方にも出てきているのです。去年からのコロナ禍によりステイホーム時間が増え、スマホに触れる時間が増えているようで、若い人の10人に1人は、15時間以上もスマホを見ているとのことです。こんなに長時間スマホを見ていると、調節力が衰えて老眼と同じ症状が出る、いわゆる「スマホ老眼」になってしまいます。また、下向き姿勢で頬やあごもたるみ、老け顔になるとも言われています。ぜひ眼科で正確な視力検査を受けてみましょう。
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尿閉(にょうへい)とは?Text by 医療法人社団やまだクリニック 山田 裕一
尿閉という言葉をご存じですか?多量の尿が膀胱(ぼうこう)にたまっているのに、排尿できない状態のことをいいます。膀胱や前立腺の病気によって、この状態になることがあります。男性に多い症状で、前立腺肥大のある方が、お酒を飲んだり感冒薬、抗アレルギー薬、抗不整脈薬などある種の薬を飲んだあとに、これらが引き金になって急にぴたっと尿を出せなくなることがあります。多くの場合は一時的なものですが、その間はいくら頑張っても尿を満足に出せず、たらたらとあふれて漏れてくるだけです。非常につらく苦しいものです。私の経験でも2リットル近くもの尿がたまっている患者さんがいらっしゃいました。急に尿が出なくなったら、我慢し過ぎずに、落ち着いて泌尿器科あるいは当番病院に行って処置を受けてください。
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男性の性(22)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
昔は、高貴な家に生まれた子供は跡継ぎを早く確保するため早婚が一般的でしたが、日本の江戸時代の大奥のような性技指導システムがないところでは、男側がまだ性に目覚めていない時期の早婚が、重大問題に発展することも珍しくありませんでした。フランス革命で処刑された悲劇の王妃マリー・アントワネットとその夫(ルイ16世)は、14歳と15歳で結婚していますが、結婚後11年間子供が生まれませんでした。原因としては二人の趣味性格の不一致・不仲説が一般的ですが、実は結婚当初、ルイ16世は性的なことに全く興味を示さず(性に目覚めていなかった?)、狩猟や当時の精密機械である錠前づくりに熱中して、妻のマリー・アントワネットを放任していたそうです。夫に相手にされないアントワネットは舞踏会や賭博に興じ高価な衣装や装飾品に莫大な浪費を重ねたり、お気に入りの男達を宮廷内で寵愛したため、民衆からの人気は凋落するばかりでした。その後、やや遅れたとはいえルイ16世もちゃんと性に目覚めたようですが、包茎(おそらく真性)だったせいで、気恥ずかしさからもう存分に女としての魅力を振りまくアントワネットに接することが出来なかった、というのが11年間子供が出来なかった真相のようです。包茎手術の歴史は古く、ユダヤ教徒の割礼や古代エジプトのパピルスにも当時の手術の模様が描かれています。当然、ルイ16世の時代でも包茎は外科手術によって治るものでしたが、恐怖心から手術を受けることをためらい国を揺るがす事態にまで発展してしまったのでした。その後、見るに見かねたアントワネットの兄がオーストリアからフランスを訪れ、手術を受けるようルイ16世を説得し、ルイ16世も手術を受け入れたので、普通の夫婦生活が得られ4人の子供に恵まれましたが、その頃にはフランス革命のまっただ中。二人はロベスピエールによりギロチン台の夜露と消えてしまったのでした。4人の子供のうち3人は早死にし、残された一人の王女はオーストリアに逃れました。歴史の運命は皮肉なものです。(つづく)
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高齢者って、何歳?Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
世界保健機構WHOの定義では、65歳以上を高齢者と呼びます。近年、日本の高齢における心身の健康調査からは、20年前と比較して、加齢による衰えが、5~10年遅くなった「若返り」現象がみられました。世論調査でも、70歳以上を高齢者と考えると言う意見が多かったそうです。そうは言っても、寄る年波には勝てませんから、身体が次第に弱っていくのは避けようがありません。「要介護」状態に陥る原因としては、第一位が「認知症」、「脳卒中」、「高齢による衰弱」、「転倒・骨折」、「関節疾患」と続きます。脳卒中のように、突然、健康寿命が終わってしまう場合もありますが、「いくつかの病気が重なって、次第に不調がつのり、だんだん要介護になっていく」という場合が多いと思います。「要介護」の前段階と言える心身の弱った状態をフレイル(脆弱・もろい)と言います。フレイルには、三つのタイプがあります。①加齢と運動不足で、筋力が衰えて転倒しやすくなる「身体的フレイル」。②うつ病や認知症による「精神・心理的フレイル」。そして、③社会的問題等で、引きこもり、ストレスに弱くなった「社会的フレイル」です。身体的フレイルのチェックは、体力テストです。世界17ヶ国15万人を4年間追跡調査した結果では、握力の弱い人で死亡リスクが大きくなるそうです。握力が5㎏低下する毎に死亡リスクが16%上昇すると言うことです。握力計がなければ、簡単にできるのは、開眼片足立ち検査でしょう。目を開けて、片方の足で立ちます。挙げた足を着いたり、ケンケンしたりすると終了です。2回やって、良い方が自分の記録です。65歳の平均は、50秒です。足の筋力とバランスを同時にテストできます。握力も片足立ちの時間も、トレーニングで変えられます。自分の未来や寿命を変えられるのかもしれないのです。まずは、けがをしないように、周りを片付けて、片足立ちしてみてください。
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