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コラムを読む

歯根は虫歯にかかりやすい

Text by 北斗歯科クリニック土永 浩史
深い歯周ポケットのある歯周病にかかっていらっしゃる方は、歯の動揺や歯肉の腫れ、歯肉からの出血、お口のネバネバ感などの症状で悩まされているかと思います。歯科医院で歯周病治療を始め、健康な歯肉を取り戻しつつあると、今まで腫れていた歯肉は引き締まっていきます。逆に歯と歯の間の隙間が拡がるため、食べ物が挟まりやすくなったり、また歯根の露出量が増えるため、冷たい水でしみる知覚過敏症状が起きることがあります。このような症状の他に起きる大きな問題点のひとつとして、根面う触(こんめんうしょく/歯根の部分の虫歯)があります。この歯根部の虫歯は歯周病の方だけでなく、加齢とともに歯肉が下がった高齢者に発症しやすく、60歳以上では2人に1人の割合で発症しているという報告があります。歯冠(歯の上の部分)はエナメル質で覆われていて、PHが約5.5以下になると脱灰されるのに比べ、歯根では象牙質が薄いセメント質に覆われていて、PHは約6.7以下になると脱灰されますので、歯冠よりも歯根の方が虫歯にかかりやすいと言えます。根面う触がおきやすくなる原因として、高齢になると歯を虫歯や歯周病から守る唾液の量が減るため口腔乾燥症を起こすことがあげられます。加えて、降圧薬や利尿薬、坑うつ薬等の多種の薬剤の副作用や、糖尿病やシェーグレン症候群でも口腔乾燥症が生じやすくなります。また、そもそも歯根の形はくぼんでいる部分もあるためブラッシングしにくく、プラークを残しやすいので虫歯にかかりやすいと言えます。根面う触の予防には、フッ化物入りの歯磨剤を用いたブラッシングを行い、歯間ブラシや電動歯ブラシの併用も効果があると思われます。根面う触に対してフッ化物入り歯磨剤を用いた場合、67%のう触予防効果があったという報告があります。さらにご自身で清掃が難しい部分を、定期的に歯科医院でケアすることをおすすめします。
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血液検査でがん早期発見の時代へ

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
「がんは血液検査で分からないんですか?」患者さんにそう尋ねられることが時々あります。現在血液検査には腫瘍マーカーと呼ばれるがん診断に関する項目があります。しかし、この検査はすでにがんの治療を受けている方の経過観察には有用ですが、残念ながらがんを早期に発見することは困難です。腫瘍マーカーはがん細胞の表面にある物質で、がんがある程度大きくなってから一部が死んで血液中に漏れてきたものを見ているので、もともと早期がんの発見には向いていないのです。胃カメラなど手間や苦痛を伴う検査を受けなければ分からないのが現状です。その限界を打破する新技術の開発プロジェクトが国立がんセンターなどを中心として現在進行中です。エクソソームと呼ばれる細胞から出される膜に包まれた物質の中にある、マイクロRNAという物質ががんの増悪や転移に深く関わっていることが近年分かってきました。エクソソームは血液、尿、唾液などの体液中に含まれており、これを抽出してマイクロRNAを測定してみると、がんの人と健康な人とでその内容・種類が異なることが分かりました。さらに重要な点はこれらの異常ががんの超早期から見られることで、早期の卵巣がんがこの手法で100%近い診断率であったという驚くような報告もあります。現在は13種類のがんについて診断薬として問題ないか多数例で検証する段階に入っており、数年以内の実用化を目指して研究が進んでいます。この技術には現在のがん検診・診断の体系そのものを根底から変えるほどの大きなインパクトがあります。長年続く画像診断を中心としたがん検診の時代から新時代の検診スタイルに進化すると思われます。早期発見されるがんが増えることになれば、最終的にがんの死亡率改善が期待されます。1日も早い実用化を期待したいところです。
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かわりゆく糖尿病の食事療法について

Text by はら内科クリニック 原 信彦
最近テレビなどのダイエット番組で取り上げられている「低糖質ダイエット」。それに近い考え方の糖尿病の食事指導があります。カーボカウントといいます。この考え方を紹介するときに有名な話があります。アメリカでインスリン治療中の患者が、バーベキューの後で低血糖となるという話です。え?あんなに肉の塊を食べたのに??患者さんも医師もびっくりです。低血糖となった患者は、肉を多く食べて、炭水化物~ライスやパンをほとんど食べていなかったそうです。つまり、食後の血糖の上昇を左右するのは、肉・油(タンパク質・脂質)ではなく、ご飯・イモ・パンなどの炭水化物(糖質)であるということです。このカーボカウントというのはカーボ(炭水化物=糖質+食物繊維)の量からどのくらい血糖値が上昇するかを考え食事に応用するものです。はじめは、インスリン依存型の糖尿病の方が、食前の血糖値から、食べる炭水化物の量を考え、食後の血糖値を予測して、基本的なインスリン量に追加インスリンを加え血糖コントロールを行うものでした。日本人に多い2型糖尿病は、一般的に1gの炭水化物で3mg血糖値が上がるといわれています。ご飯1膳150gには、55gの糖質が含まれています。2型糖尿病の人がご飯を食べると理論上は55×3=165mg血糖値が上がる計算になります(実際には、その人のインスリン分泌量によって上下します)。ところが焼肉(塩)200gでは炭水化物を含みませんのでほとんど血糖値は上昇しないのです(甘いたれは、糖質なので血糖値を上昇させます)。炭水化物を多く含む食品は、ごはん・パンなどの穀類、豆類、じゃがいも・かぼちゃなどの根菜類、果物、乳製品(乳糖)です。また炭水化物(カーボ)(g)を、主食の総重量から計算する方法もあり、米飯40%、パン50%、ゆで麺20%を総重量にかけると炭水化物量になるとしています。このように今後は食事の炭水化物の量を主に考え血糖値と付き合う時代になりつつあるのです。ただし糖尿病の方は主治医と相談しながら行って下さい。
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間違ったダイエットは肌を乾燥させ、小じわの多い肌に老化させる古い「カロリーだけのダイエット」はやめましょう。

ダイエットは大切なことです。しかしウォーキングやジョギングなど運動をした後で植物性の食べ物だけを摂っていませんか?最近の女性の方に運動をしながらベジタリアン的な食事をしている方を時々見かけます。皮下脂肪もなくなりますが、筋肉が減少して血管が浮き出てやせ細った乾燥したしわのある手足になってしまいます。動物性たんぱくなどを含むバランスの良い食事をしなければ肌は乾燥して小じわの多い肌になります。特に今スレンダーなスタイルになろうと努めている方は、まずアミノ酸を摂取することを勧めます。その理由は、運動すると筋肉のタンパク質が分解されるのでタンパク質を摂取しないと筋肉は育ちません。筋肉を育てないままダイエットをしていると、後にリバウンドが起こります。運動した後は必ず吸収の良いアミノ酸を摂取することを強く勧めます。なぜか、多くの日本女性が栄養学的にタンパク質不足です。そのため胃腸のタンパク質でできている消化酵素も不足していて、タンパク質を含んだ食事を摂ってもアミノ酸に分解されず吸収されない可能性が高いからです。効果の出るタイミングでアミノ酸を摂取しながら、スレンダーなスタイルになりましょう。
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歯磨き粉の選び方について

薬局に並ぶ多くの歯磨き粉から自分に合った物を選ぶのは迷うものです。今回は、歯磨き粉の選び方について書かせていただきます。歯磨き粉には大きく分けて、歯磨き類(化粧品)と薬用歯磨き粉(医薬部外品)の2種類があります。前者の歯磨き類は、基本成分のみの物で比較的安価です。後者の薬用歯磨き類は、基本成分にプラスして薬用成分配合ですので予防や症状改善が期待できます。少し高価にはなります。また、(1)虫歯が気になる方はフッ素濃度が高い歯磨き粉とフッ素のジェルとの併用(2)歯周病が気になる方は殺菌・消炎・血行促進作用のある物(3)白い歯にしたい方は、清掃剤・研磨剤・ステイン除去剤がある物など、ニーズに合わせて選択するのも良いと思います。しかし、(4)口臭が気になる方は、特化した物はないので(1)か(2)プラス洗口剤の使用をお勧めいたします。自分の現在の口腔内で注意しなければいけないことをかかりつけの歯科医院でお聞きになり、自分に合った物を使用することをお勧めいたします。
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