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『めまい』を考える

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
「めまい」は医者泣かせの症状です。他覚的には、「眼振」という特徴的な目の動きやふらつく姿も見られず、自覚症状だけのこともあり、原因がわからないこともしばしばです。今回は、この厄介な「めまい」を考えます。「めまい」とは、体のバランスをとる働きの不調と表現できるでしょう。
体の傾きや動きを感じるには、「視覚(物を見る)」「平衡感覚(耳の奥にある三半規管などによる)」「深部感覚(筋肉や、関節からの感覚)」、これらの感覚を脳に伝える「神経経路」、そして最終的に全ての情報を統合する「脳」が関わっています。このどこに障害が起きても「めまい」が生じます。しかし、「深部感覚」や「神経経路」の障害による「めまい」は、注目されることが少ないような気がします。
医師からでさえ、「首や腰、膝や足の病気でめまいなど起きない」と言われることが多いのですが、耳や脳を検査して「異常なし」とされた「めまい」の患者さんの中には、頸椎や腰椎に原因が疑われる方がいらっしゃいます。偉い先生の書いた「めまい」についての分厚い本にも、背骨を支えている筋肉の感覚異常から「めまい」が生じることが書かれています。
体の重心を支えている関節や筋肉に異常があれば、ふらつくのは当然です。頸椎や腰椎に病気があれば、その両脇の筋肉に負担がかかることも納得できます。
さらに、糖尿病でも末梢神経障害が生じることがありますが、このとき「平らなところを歩いていても、砂利の上を歩いているみたい」と表現されることがあります。
こんなときも「めまい」という自覚症状となることがあります。「めまい」は強い恐怖を感じるものです。実際、脳卒中の場合は命の危険もあります。
頸椎、腰椎の病気や末梢神経障害の場合、比較的「めまい」が軽い印象がありますが、不快なことに変わりません。
耳や脳に異常が見つからないとき、頸椎・腰椎などの脊椎や末梢神経の障害を疑うことも必要でしょう。
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弱視予防には、3歳からの視力検査が大事です!!

Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
一般的に、3歳位までは、片目の視力が0.2ずつ位しかありません。それでも普通に行動しているように見えるため、周りの大人が、子供の視力が悪いことに気付かないことがあります。その場合、3歳児健診で低視力が発見されて、眼科を受診すればラッキーといえます。早く見つかれば、弱視になるのを防げる可能性が高いからです。弱視とは、メガネをかけても視力が0.3未満で、視力が上がらない状態をいいます。『視力』とは「みる力」と書きますが、きちんと両目を働かせて見せるようにしないと「みる力」はついてこないので弱視になってしまいます。たとえ片方の視力がいいとしても放置してはいけません。弱視の治療や訓練(視能訓練)の効果があるのは10歳くらいまでです。手遅れにならないように、3歳以上ならば、ぜひ早めに、眼科で視力検査をうけてみましょう。
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水虫についての疑問にお答えします

Text by うめき皮膚科 梅木 薫
「水虫は痒い?」水虫で痒いのは1割程度です。痒くない場合でも視覚的に水虫が疑われる場合には積極的に検査を受け、水虫かどうかはっきりさせた方がいいでしょう。「病院の薬を塗ったが治らない。」塗る回数・量・範囲が十分ではない人が多くみられます。一般的には症状がない部分も含めて、1日1g程度を両足の足底全体・指間・足縁・アキレス腱近くまで広く外用し、きれいになってからも1~2か月継続して下さい。それでも効果がない場合は、他の系統の外用剤に変更することもあります。「薬を塗ったら悪化した。」薬にかぶれた可能性が高く、かぶれの治療に変更します。「家族に感染させたくない。」スリッパやバスマットの共用をやめ、靴下を履き、1日1回、指の間も含めしっかり洗って下さい。洗濯ではほとんどの菌がとれるので、一緒に洗っても全く問題ありません。
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まぶたが下がって見えにくい眼瞼下垂(がんけんかすい)

Text by 江口眼科病院 江口 秀一郎
眼の老化というとまず思い浮かべるのが老眼ですが、眼瞼下垂もよく起こる現象です。眼瞼下垂は読んで字のごとくまぶたが弛(ゆる)んで下がってくることですが、この症状は、加齢と共に眼窩(がんか)や瞼(まぶた)の脂肪組織が減少し、皮膚の弾力性が失われ、瞼を上げる筋肉の力が低下するために起こります。眼瞼下垂になると視野が狭くなるばかりでなく、下がった瞼を上げるためにおでこの筋肉(前頭筋)を多用するため眼精疲労、頭痛、肩こりなどの原因となることもあります。そのような症状の強い場合は手術治療します。手術は局所麻酔が可能です。弛んだ皮膚を切除すると共に瞼を上げる筋肉を短縮する手術で、著明に症状は改善します。それにより表情が若々しく見える方もいるようです。鏡を見て瞼の下がりが気になる方、お近くの眼科医に相談してみて下さい。
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インフルエンザ菌b型による髄膜炎を予防するワクチンが始まります

Text by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
皆さん、細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)という病気をご存知ですか?これは何らかの原因で細菌が脳を覆っている髄膜という部分に感染して起こる病気で、発熱や頭痛、嘔吐、乳児の場合は不機嫌などの症状や状態の後、進行すると痙攣や意識がなくなるという強い症状をあらわします。
その多くは6カ月から1歳くらいまでのお子さんで、細菌性髄膜炎に罹った5%は亡くなり、20%に麻痺や知能障害などの後遺症が残るといわれています。
日本では年間におよそ600人のお子さんがこの病気に罹り、苦しんでいるものと推測されています。細菌性髄膜炎の原因で多いのはインフルエンザ菌b型、肺炎球菌、髄膜炎菌などで、現在世界中で使われているインフルエンザ菌b型に対するワクチンが日本でもようやく12月から使用できるようになります(あくまでも現段階では予定です)。インフルエンザ菌は皆さんがよく知っているインフルエンザワクチンでは防げません。
紛らわしい名前ですが、インフルエンザワクチンで防げるのはインフルエンザ・ウイルスによる症状で、インフルエンザ菌b型(細菌ですのでウイルスとは違います)には、専用のワクチンが必要なのです。間違えのないように関係者はHib(ヒブ)ワクチンと呼んでいます。このワクチンは、生後3カ月から使い始める事ができるワクチンで、3種混合ワクチンと同じ日に行うことが可能です。
6カ月までに始める事ができたお子さんは初回4週間毎に3回と、概ね1年後に1回の計4回。
7カ月以降、1歳までに始める場合は初回2回と概ね1年後に1回。
1歳以降に始める場合は1回接種することになっており、5歳までが対象とされています。
ワクチンに伴う大きな副作用はありません。このワクチンはまだ任意接種で行うワクチンとされておりますので、接種料金などは実施する各医療機関にお問い合わせください。
お金のかかるワクチンですが、ぜひ将来のあるあなたの大切なお子さんのために積極的にワクチンを接種してください。
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