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中途視覚障害の3大原因とは?Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
日本においては、緑内障・糖尿病網膜症・網膜色素変性症が中途視覚障害の3大原因と言われています。①緑内障は、眼圧が高いことにより、視神経が圧迫されて枯れていき、見える範囲が狭くなってしまう病気です。緑内障は進行性なので、残念ながら、一度失ってしまった視野はもとに戻すことが出来ません。そんな大変な病気なのに、実は自分では、ほとんど気付きません。なぜならば、視野が欠け始めていても、もう片方の目が助けてくれているために、自覚症状が出るころには、かなり視野が狭くなってしまっているからです。緑内障には色々なタイプのものがあり、正常な眼圧であっても、その人にとっては、視神経が圧迫を受け、視神経が枯れていくタイプもあります。これを「正常眼圧緑内障」と言います。眼圧が高いタイプと違い、眼痛やかすみ目などの症状を伴わないため、発見されていないことが多くあります。実は、日本人はこの「正常眼圧緑内障」が多いのです。②糖尿病網膜症は、糖尿病の合併症ですから、内科で糖尿病と診断をされた方は、眼科を受診し定期的眼底検査をすれば、眼底出血も早めに発見できます。ところが、かなり視力が低下してから初めて眼科を受診する方が多いのが現実です。この場合、治療をしても、中途視覚障害の方向に向かっていくことがあります。ぜひ、内科と眼科の両方を早い時期から受診することをおすすめします。③網膜色素変性症は、遺伝性疾患で、残念ながらこれといった良い治療方法は現時点ではありませんが、今話題のiPS細胞による治療法がこれから期待されています。以上のような、中途視覚障害にならないよう早期発見・早期治療が大切です。定期的に眼科を受診することをおすすめします。
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男性の性(22)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
昔は、高貴な家に生まれた子供は跡継ぎを早く確保するため早婚が一般的でしたが、日本の江戸時代の大奥のような性技指導システムがないところでは、男側がまだ性に目覚めていない時期の早婚が、重大問題に発展することも珍しくありませんでした。フランス革命で処刑された悲劇の王妃マリー・アントワネットとその夫(ルイ16世)は、14歳と15歳で結婚していますが、結婚後11年間子供が生まれませんでした。原因としては二人の趣味性格の不一致・不仲説が一般的ですが、実は結婚当初、ルイ16世は性的なことに全く興味を示さず(性に目覚めていなかった?)、狩猟や当時の精密機械である錠前づくりに熱中して、妻のマリー・アントワネットを放任していたそうです。夫に相手にされないアントワネットは舞踏会や賭博に興じ高価な衣装や装飾品に莫大な浪費を重ねたり、お気に入りの男達を宮廷内で寵愛したため、民衆からの人気は凋落するばかりでした。その後、やや遅れたとはいえルイ16世もちゃんと性に目覚めたようですが、包茎(おそらく真性)だったせいで、気恥ずかしさからもう存分に女としての魅力を振りまくアントワネットに接することが出来なかった、というのが11年間子供が出来なかった真相のようです。包茎手術の歴史は古く、ユダヤ教徒の割礼や古代エジプトのパピルスにも当時の手術の模様が描かれています。当然、ルイ16世の時代でも包茎は外科手術によって治るものでしたが、恐怖心から手術を受けることをためらい国を揺るがす事態にまで発展してしまったのでした。その後、見るに見かねたアントワネットの兄がオーストリアからフランスを訪れ、手術を受けるようルイ16世を説得し、ルイ16世も手術を受け入れたので、普通の夫婦生活が得られ4人の子供に恵まれましたが、その頃にはフランス革命のまっただ中。二人はロベスピエールによりギロチン台の夜露と消えてしまったのでした。4人の子供のうち3人は早死にし、残された一人の王女はオーストリアに逃れました。歴史の運命は皮肉なものです。(つづく)
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メディカルスキンケアと美肌点滴 高濃度ビタミン点滴療法と肌老化予防・光・レーザー治療Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
肌のトラブル『肌の荒れ・しみ・くすみ・しわ』を改善するためには、肌の表面だけの治療ではなく、体内に欠乏している『各種ビタミン、ミネラル』を同時に補給することでより早く効果が期待できます。
点滴によって成分がほとんど、血液にて細胞や組織に直接活性を与えることで、短時間に全身の新陳代謝が盛んになり効果が実感できます。また、定期的に続けることで、しみ、くすみ、しわ、肌の荒れ防止に効果を発揮します。体力の衰え、若返りにプラセンタ点滴、健康維持などに、ビタミンB(にんにく点滴)、ひとりひとりの肌の状態や悩みなど、美容効果だけではなく疲労回復などの健康づくりにも効果があります。 今、一番必要としている『ビタミン・ミネラル』など生理活性物質を選択して処方します。注目されている点滴療法のマイヤーズ・カクテルはアメリカの開業医で広く行われている高濃度のビタミンC、ミネラルの点滴で、ビタミン・ミネラルを症状に応じて全身の細胞に直接送り込み、免疫改善、肌などの老化予防、慢性皮膚炎、耳鳴り、線維筋痛症など一般的治療に抵抗性のある疾患に効果があります。また、美容の点滴療法では、これらの点滴にプラセンタ『人の胎盤から抽出した各種アミノ酸、酸素、核酸、ビタミン、ミネラルなど細胞活性因子』を併用してさらに大きな効果を得ております。 こんなところが気になる方に不規則な生活による慢性的栄養不足の方お肌のトラブルが気になる方で、仕事が忙しく時間がない方最近疲れやすく、お肌の老化が気になる方その他いろいろ試してなかなか効果が見られない上記の疾患で悩んでいる方 通常、週に1〜2回のペースで継続されることが理想です。所要時間は2〜30分程度です。ワンランク上の美肌メディカルスキンケアは高濃度のビタミンC、ミネラル、細胞活性因子の点滴療法と同時にしみ・しわのIPL(光)・RF(高周波)・レーザー治療でストレスによって疲れた肌の免疫能力を改善させ、くすみのない美しい肌へのメディカルスキンケアと肌老化予防の時代です。 |
健康ダイエットと食育Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
人間は穀物、草食動物である。戦後すぐに、究極のファーストフードと言われるおにぎりではなく、小麦と脱脂粉乳消費のためパン食を学校給食に導入したのは、戦勝国米国の策略であった。
しかしこの数年、米を中心とした健康志向の高まりで日本食がアジア、欧米でブームとなっている。 もともと人間は、チンパンジーのDNAを96%もっており、果物、穀物、草食を中心とした動物であることは、間違いないところである。 体の構造をみても決して肉食動物ではないことは、容易にわかる。 臼歯を持ち、顎関節は上下に動くことはもちろんであるが、穀物をすりつぶせるように、前後左右に動かすことができる構造を持っているし、胃腸の長さは、草食動物に似て長い。 「肉などの動物性タンパク質を食べないと体が作られない」と思いがちであるが、ゴリラが筋肉隆々であることや、五輪で通算9個の金メダルを獲得したカールルイスや、マラソンを2連覇したアベベがベジタリアンだった事実からも、そうでないことは理解できるでしょう。 しかし、食事は栄養を採るばかりではなく、楽しむことも非常に大切です。 少なくとも鶏肉より牛肉は、日本人にとっては贅沢なご馳走として、好まれているようです。 飼料効果(1カロリーの肉に何カロリーの飼料が必要か)を見てみると牛肉が7、豚肉5、鶏肉3、鮭は1.2ですが、マグロは10と大体価格に比例した順番となっております。肥満は心の病である「病(やまい)は気から」、「医食同源」などの言葉は、手術したり薬を飲んだりすることばかりが医療ではないことを言っております。 肥満の原因は過食ですが、たまった脂肪を手術により吸引してしまうというのも非常に矛盾しております。美食家と称し、凝縮された食材や、塩・しょうゆ・砂糖などの、天然には存在しない食品、動物性タンパク質のとりすぎは注意する必要があります。 私個人は、医者要らずで長生きしたいと強く思い、二十五kg健康ダイエットを達成。 まだ一年ですが、患者さんの健康を守るべき医療人として、食と健康について謙虚に正しく素直に取り組むことが大切だと強く感じております。 |
長生きの秘訣Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
百歳以上の方を百寿者と呼びますが、日本におけるその数は、1990年には4千人程でした。当時、老年医学が専門の友人から「百寿者は、生まれつき(遺伝的に)強い人で、長寿の研究には適当でない」と聞きました。その後2000年にはおよそ1万5千人、2011年9月には、4万7千人に達しました。たった20年の間に、遺伝的に強い人たちが4万人以上も増えたのでしょうか?長寿に対する遺伝の関与は30%程度と言われます。したがって、寿命の伸びは、遺伝子以外の要素の影響が大きいということです。生活環境として、紛争や戦争がなく平和であること、大きな災害がないことは勿論大切です。ちなみに、第二次世界大戦直後の百寿者は四百人程でした。もっとも重要な要素は、国民の保健衛生に対する関心の高まりと、医学・医療技術の進歩の貢献が大きいと考えます。百寿者の統計データを教えてくださった先生は、長寿を100m走にたとえておられました。かつて10秒を切ることは夢のようでしたが、10秒の壁を破った後も記録は少しずつ伸び続けています。この伸びには選手の素質だけでなく、シューズやトラックなどの道具の改良、科学的なトレーニングの成果も大きく貢献しています。人間の寿命も、まだ伸びると予想されています。百寿者の研究から長寿の秘訣は見つけられていません。しかし、105歳以上の方たちの特徴から、「よく食べ、風邪をひかない」という共通点が発見されました。簡単なようですが、食べるためには、日頃から歯磨きを欠かさず、丈夫な歯を保つことが必要です。風邪をひかないために、手洗いとうがいの習慣も大事です。結局、「これをやれば大丈夫」という便利な話はありません。100m走の選手と同じで、自ら毎日努力することが必要です。人生は、100m走よりマラソンと言うべきかもしれません。コーチ(医師)の助言を聞き、道具(先進医療技術)を上手に利用して、人生マラソンを完走しましょう。
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