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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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涙目の治療にはText by 清水眼科クリニック 清水 信晶
涙は上瞼(うわまぶた)にある涙腺〈るいせん〉から出て来て目を潤すと、目頭にある涙点(るいてん)から鼻涙管(びるいかん)、涙嚢(るいのう)を通って鼻の穴=鼻腔(びくう)に捨てられます。
そのどこが狭くなっても涙目になってしまいます。 また、白目の表面の結膜(けつまく)がたるんでくるとそこへ涙がくっつくような感じも出ます。涙目の手術療法としては、結膜を引っ張って伸ばす〈結膜縫合術〉小さくなった涙点を切り広げる〈涙点切開術〉鼻涙管にシリコンチューブを入れて狭くなったところを広げる〈涙道チューブ挿入術〉等を行います。頑固な涙目や鼻涙管に膿がたまっている涙嚢炎(るいのうえん)の場合には涙嚢と鼻腔の間の骨に穴を開けてトンネルを造る〈涙嚢鼻腔吻合術(るいのうびくうふんごうじゅつ)〉を全身麻酔でしなければならないこともあります。こちらで拝見しても全然涙がたまっていないのに涙目を訴える方もいます。 そういう方は白内障を患っている方が多く、白内障でぼんやりしている感覚が涙目に感じてしまう事もあるようです。 また、下瞼の皮が余って目の方向にめり込んでくる眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)の場合には余った皮を切り取る手術が必要になります。生後1~2ケ月の赤ちゃんの涙目や目やにを相談される事もあります。 赤ちゃんの涙目の原因として多いのが先天性鼻涙管閉鎖症(せんてんせいびるいかんへいさしょう)と眼瞼内反症です。 いずれにしても自然に治ってくる事があるので、程度にもよりますが、鼻涙管閉鎖症の場合は生後6ケ月くらいまでは、眼瞼内反症の場合でも幼稚園くらいまで様子を見る事もあります。 それでも治らないようであれば、鼻涙管閉鎖症の治療用の針金で突っついて詰まったところを開通させる涙道ブジー法、眼瞼内反症の場合にはホッツ法という手術をする事もあります。 |
ピロリ菌をやっつけろ!(慢性胃炎編)Text by はら内科クリニック 原 信彦
朗報です!ピロリ菌の除菌治療の対象が拡大して、慢性胃炎の方も健康保険で除菌治療が行えるようになりました。今までは、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・早期胃癌の胃カメラ治療後・他の特殊な病気だけが、除菌治療を保険で行うことができました。それ以外の方は、ピロリ菌がいても自費で除菌を行っていたのです。ところが、ピロリ菌と慢性胃炎の発癌の問題が、より明らかになったため、厚生労働省も重い腰を上げて除菌治療を慢性胃炎にも適応拡大したのです。胃癌とピロリ菌について述べますと、ピロリ菌陰性者からは、ほぼ胃癌は発生しません。ピロリ菌陽性であるだけで1000人に1人、そして慢性胃萎縮性胃炎の所見があれば400人に1人の割合で胃癌が発見されます。また、萎縮性胃炎が進行するとついにはピロリ菌も胃の中に住めなくなります。この時期には、ピロリ菌がいないにもかかわらず80人に1人の割合で胃癌ができます。怖いですね!そうなる前の除菌治療ということです。除菌治療とは、抗生物質2種類と胃酸を抑えるお薬を1週間飲むだけです。初回の治療=1次除菌は約70%の除菌率です。もしうまくいかなければ、2回目の治療=2次除菌を行います。2次除菌は約90%の除菌率です。ともに主な副作用は下痢・軟便です。1次除菌ではまれに味覚障害が起こりますが、除菌治療後元に戻ります。2次除菌は、薬の作用でアルコールが分解でピロリ菌の除菌後しばらくして胃酸の逆流症状が強くなる方もいます。除菌治療により発癌リスクは減りますが、癌にならないわけではありません。ここを間違わないでください。除菌後も胃癌検診は必要ですよ!除菌したので胃癌検診を行わず、残念ながら進行胃癌になっている方もいますので除菌後も胃癌検診は怠らないようにしましょうね!検査の間隔は除菌後の胃炎の改善状態にもよります。除菌して安心しきっているあなた!次の胃癌検診はいつですか?ちゃんと主治医に確認してくださいね!
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メディカルエステText by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
クリニックでは美容外科・形成外科・皮膚科、並びに治療後のスキンケアーメディカルエステを行っています。
日常生活の中に溶け込んでいる化粧、情報が多すぎてどれが自分に合う化粧品なのか判断できないことがありませんか。美容外科・形成外科では二重まぶた・眼瞼下垂・フェイスリフトの外科的治療、もとより、シミ・シワなどアンチェイジング(老化予防)治療において、レーザー、IPL、レーザーピーリングそしてRF(高周波)による治療が行われています。 このような治療は数週間から数ヶ月経過を診ていかなければなりません。 その間の日常のスキンケアー、治療終了からのスキンケアーは質の高い一貫性を持ったスキンケアーが必要となります。そのため、最近では肌への吸収が高いVCIP(油性のビタミンC)、レチノールなどを使用したドクターメイドの化粧品が使用されています。当クリニックでは、医学的スキンケアートレーニングを受けた道内に数人の上級ディープローマが、医学的な理論のもとに、質の高い一貫性を持ったエンビロンやオバジー化粧品、そしてメディカルエステを提供します。とくに、シミ・シワでは、レーザー、IPL、レーザーピーリングそしてRFの後治療として、また、単独のアンチェイジング治療として、マイルドケミカルピーリング・イオントフォレーシス・ソノフォレーシスなどリラクゼイションエステを行うことで、乾燥のない保湿性に富んだ肌質のメディカルエステが可能となります。 ドクターメイドのシミ・シワを対象とした老化予防化粧品。 美白の化粧品は肌細胞の代謝改善、メラニン色素生成抑制、漂白作用を持った化粧品を選択してみてください。 |
乳房再建についてText by 北美原クリニック 早川 善郎
現在の乳がんの手術は、乳房温存術(乳房部分切除)が第一選択ですが、大きい乳がんや広範囲に拡がった乳がんでは乳房切除が行われています。乳房を全摘出した方の中には、やはり、どうしても左右のバランス、乳房の喪失に伴う見た目の問題で悩んでいる人も少なくありません。温泉などの公共の場から足が遠のいてしまうこともあると思います。『乳房再建』という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。乳がんで失われた乳房を再び取り戻す手術を乳房再建と言います。再建する方法には、人工乳房を用いる方法(インプラント)と自家組織を用いる方法があります。以前は、人工乳房を用いる方法は保険適用外であり、乳房再建を希望する人は自費で行っておりましたが、2013年7月から、人工乳房を用いた乳房再建手術が保険適用となり、乳房再建を希望される方がさらに増えることが予想されます。保険適用ではなかった時期は、約80~100万円程度の自費負担でありましたが、現在は、保険適用と高額療養制度を用いると、10万円ほどで乳房再建が可能になってきております。実際、乳がんの手術自体も以前に行われていたような無理な温存手術が減り、安全に乳房全摘出した後に乳房再建を行うという選択肢が増えてきています。実際の再建までの流れを、乳がんで乳房切除を行っている人を例にとってみます。まずは、人工乳房を入れる部分に、皮膚拡張器(ティッシュエキスパンダー:簡単に言うと水の袋)を挿入し、数カ月かけて徐々に水を増やしながら皮膚を拡張させていきます。その後、永久的な人工乳房(インプラント)に入れ替えを行います。乳房再建は主に形成外科医が中心になって行いますが、乳腺専門医との協力が非常に重要です。それぞれの資格を持った病院・医師にご相談してください。しかし、これらの乳房再建は、美容の目的や予防のための乳房切除(遺伝性乳がんなど)には、保険適用がありません。今後、乳房再建手術は、乳房切除をされた方の生活の質の向上に役立つ一つの選択肢になってくると思われます。
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目の病気の回復についてText by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
今回は、目の病気がどこまで回復するのか4つほど紹介します。○先天色覚異常いくつか区別しにくい色がありますが、決して色が分からないのではありません。そのため、日常生活で不自由を感じることはほとんどないでしょう。ただし、本人や家族、学校関係者が自覚しておくことは大切です。残念ながら、有効な治療法はありません。○白内障治す薬はありませんが、手術により落ちた視力を元に回復させることが可能です。○緑内障視野が狭くなる病気です。失った視野を戻すことはできませんが、進行を抑えることが可能です。そのため早期からの治療が望まれます。○翼状片黒目(角膜)上に白目の結膜組織が侵入してくる病気です。手術で取り除くことができますが、角膜に不整な場所が残るため、視力に影響が出る前に治療する必要があります。
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