
- 症状で探す
- 病院名で探す
- 診療科目で探す
- 地図で探す
- キーワードで探す
背中
自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
函館市・七飯町・北斗市
|
その他の道南地方
|
医科の診療科目 |
歯科の診療科目 |

歯やインプラントを長持ちさせるためにText by 北斗歯科クリニック 土永 浩史
歯が無くなった場合、従来では入れ歯、ブリッジが一般的でしたが、それに加えて3つめの方法として、インプラント治療があります。これは、チタン製の人工歯根を、顎の骨に埋めることによりインプラントと骨が化学的に付着し、歯の代わりとなる画期的な治療法です。入れ歯が動く、よく外れて噛めない、という悩みをお持ちの方であればインプラント義歯という方法があります。顎の骨に埋入したインプラントに入れ歯をひっかけ、インプラントを入れ歯の支えにすることで、入れ歯がより噛めるようになります。また、骨の条件が良ければ着脱式の入れ歯ではなく、固定式の被せ物をインプラントに装着することも可能です。またブリッジではなくインプラント治療を選択することで、ブリッジの土台となる歯を削る必要が無くなり、歯の寿命を延ばすことにつながります。しかし、長期的にインプラントをお使いいただいたときにインプラントの周囲の骨を徐々に失っていく「インプラント周囲炎」という症状があります。これはいわば「インプラント版の歯周病」です。通常の天然歯の歯周病は、①歯周病菌、②患者様の感染防御機構や免疫防御の問題、③喫煙、ストレスなどの3つの原因が複雑に絡み合っていると言われています。そのうち、インプラント周囲炎にも1番目の歯周病菌が関わっている可能性が高いことが、我々の臨床研究(※1)などでわかってきました。つまり、インプラント治療後も歯科クリニックでの定期的なケアが有用であることがわかります。患者様の口腔ケアだけでなく、歯科クリニックを上手に活用して残っている歯やインプラントを長持ちさせましょう。1=土永浩史ほか:インプラント周囲炎と歯周病原細菌の関連性についての臨床的検討(日本口腔インプラント学会21,488-489,2008)
|
VDT作業に伴う眼症状Text by 江口眼科病院 下地 貴子
パソコンやモバイルコンピューターなどの情報技術が発達し、生活環境の変化に伴い、これらの作業によって引き起こされる症状が眼にも現れることがあります。ディスプレイを長時間見ることで起こる、疲れやかすみ、ぼやけるといった症状、二重に見えるといった症状、充血や涙、ちくちくするといった様々な症状があります。集中してディスプレイを見つめることで、瞬きが減り、ドライアイの症状が増悪することもあります。このような症状に対して、適切な照明にする、作業時間を短くし、定期的な休息をとる、湿度を保つ、ディスプレイと適切な距離をとる、といった環境を整えることが必要です。何となく眼の違和感が続く、眼の不快感が続くといった方は、ドライアイやその他の眼疾患がかくれていることもありますので、お近くの眼科へ相談してみて下さい。
|
心地よい見え方をしていますか?Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
スマホやノート型パソコンの普及により、いつでもどこでも労働時間を超えて目を酷使する機会が増えています。そのせいで、目の疲れを訴えて受診する患者さんは多く、眼精疲労(疲れ目)は国民病の1つになりつつあります。疲れ目が原因で、肩こり、頭痛、吐き気、眼痛、イライラや不安感、ひどい場合は抑うつ状態になることもありますし、夜寝る前にスマホを見すぎると、不眠症になることもあります。メガネやコンタクトレンズを装用している場合、「よく見える」と「装用して疲れない」ことは別の問題です。「よく見えるメガネ」は、過矯正(強すぎ)なことがあります。眼鏡店に行く前に、眼科で他の病気がないかどうか確認のうえ、「疲れないメガネ」を処方してもらいましょう。また、日本で約2000万人といわれているドライアイの患者さんの70%以上が疲れ目を訴えており、疲れ目とドライアイは密接な関係があります。通常まばたきは、1分間に約20回ですが、読書で半分、VDT作業やゲームでは4分の1まで減少するのです。まばたきが減ると目の表面が乾き、目の痛みが出てくることもあります。パソコンのディスプレイを真正面ではなく、少し下の方に置くことで、目の表面の露出が減り、乾燥感が減ります。ヒアルロン酸の点眼液も乾燥予防に有効です。また、目の周りがかゆい時、顔につけるステロイド軟膏では強すぎて、かえって赤みが増すことが多いので、目に入っても大丈夫な眼軟膏を眼科で処方してもらいましょう。「疲れない・痛くない・かゆくない」というような心地よい見え方こそが快適な生活につながりますので、お気軽に眼科で相談して下さい。
|
あなたは、あと何年目を使いたいですか? 〜角膜内皮細胞〜Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
洞爺に行ってきました。今朝(10/14)、洞爺湖越しに見える羊蹄山はきれいに雪化粧していました。ところで…羊蹄山から出た光は私の眼のなかの、角膜、前房水、水晶体、硝子体を通過したのち光を感じる網膜に到達し、網膜から脳に信号が届けられます。光の情報が正確に網膜まで届くためには角膜、前房水、水晶体、硝子体は透明でなければなりません。ちなみに水晶体が濁った状態が白内障です。今回の主役、角膜内皮細胞は、角膜を透明に保つ役割を担った細胞です。角膜の主成分はコラーゲンで、コラーゲン線維が整然と並ぶことで透明性を維持しています。角膜の裏側には前房水があり、常に角膜内に前房水からの水分がしみこんできます。角膜内の水分が過剰になるとコラーゲンの並びがくずれ透明性を失うため、過剰な水分を角膜内皮細胞せっせと排出しています。角膜内皮細胞は生まれた直後には35万~40万個あるとされ、年齢とともにゆっくり減少していきますが、眼が障害を受けると大きく減少します。角膜内皮細胞には再生する能力はないため、障害を受けるたびに減る一方です。正常眼では1平方mmあたり3000個ありますが、減少して500個以下になると角膜は透明性を失い、濁ります。角膜内皮細胞は、角膜を透明に保つ役割を担っているのに、再生しないという点で、最も大切にしなければいけない細胞のひとつなのです。角膜内皮細胞を減らす原因は、眼のけが、緑内障発作やぶどう膜炎などの病気、眼の手術、コンタクトレンズの不適切な使用が知られています。最近、コンタクトレンズのなかでもカラコン(カラーコンタクトレンズ)による眼障害問題になっています。一般的なコンタクトレンズは眼に悪影響の少ない材質になっていますが、現在中高生のあいだに広まっているカラコンは粗悪なつくりのものが多く、よほど厳密に管理していかないと角膜内皮細胞を減らしていきます。そうはいうものの、未成年者は将来のことよりも今現在のことを重視するのはある程度理解できます。子供達の眼を守るのは、子供達の将来を考えられる家族、教育関係者、医療従事者の責任です。
|
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)Text by すどうスキンクリニック 須藤 聡
脂漏性角化症は、あまり聞いたことのない病名かもしれませんが、良性の皮膚腫瘍でかなりよくある疾患です。多くは褐色で表面がやや脂っぽく見えザラザラしています。老人性イボなどと呼ばれることもあります。形は円形に近く、褐色で皮膚から盛り上がっています。原因は紫外線の影響や皮膚の老化と言われています。発生する年齢は男性では40歳代以上、女性では30歳代以上です。大きさは数㎜のものから3〜4㎝位のものまでいろいろです。色は薄い茶色から黒色に近いものまであります。発生する部位は手のひら、足の裏以外はどこでもできますが、多いのは顔、頭、背中などです。皮膚からの盛り上がり方は、わずかに盛り上がったものから硬くしこりのように盛り上がったものまであります。表面はザラザラしたり、毛穴のような点々がたくさん見られることもあり悪性を心配して来院される方もいます。1個だけあったり、多発していたりすることもあります。また頭にある場合は、クシなどで傷つけて出血することもあります。平らなシミ(老人性色素斑)と混在することもあり、シミが盛り上がってきて脂漏性角化症になることもあります。本来は良性で悪性化することはないと言われていますが、悪性のものとの区別が難しいこともあります。その場合には検査が必要なこともあります。治療は、かゆみがあったり大きいなど不便がある場合は取ることになります。取るには手術で切除したり、電気メスやレーザーで焼いてしまったり、液体窒素で凍らせて取ったりします。悪性の心配がある時は一部を取って検査に出すこともあります。
|








