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脳を鍛えるText by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
入試が終わり、新たな学生生活に希望を膨らませている方、再度挑戦しようという方、さまざまな決意の方々がいらっしゃるでしょう。さて、学生でなくても、最近は衰えがちな「脳力」を何とか維持しようと、大勢の方が「脳を鍛える」ことに関心を抱いておられます。
はたして「脳を鍛える」とはどういうことでしょうか?リハビリテーション(以下、リハビリと言います)の観点から脳を鍛えるということを考えてみます。事故や病気の後遺症で、手足の運動機能などには問題がなくても、記憶力が低下したため仕事ができないとか、感情の抑制が出来なくて他人とうまく付き合えない方たちがいます。このような状態(高次脳機能障害といいます)に対する記憶のリハビリの要点を紹介します。環境を整える:記憶には高い集中力が必要で、多くの人には静かな環境が大切です。一部の人では、音楽などが聞こえたほうが集中できることもあります。いろいろな方法を使う:記憶を助けるためには、言って聞かせるだけではなく、書いたものを持たせる、本人に復唱させる、自分でメモを書き取らせる、あるいはレコーダーなどで声による指示が聞けるようにします。繰り返し伝える:このような色々な方法を使った上に、それらを繰り返すことが重要です。簡単なものから始める:初めから難しいことに挑戦せず、簡単なことをできるように努力します。複雑な仕事も、手順を分けて一つずつ進める:一連の仕事を一気にさせるのではなく、段階を一つずつ踏んでいきます。これらをご覧になって何か気がつきませんか? 当たり前のことだと思われたでしょうか?これらは勉強や楽器の練習、スポーツのトレーニングなどと全く同じだということに気がついたでしょうか?勉強もスポーツも、環境を整え、簡単な課題から難しい課題へと進み、色々な方法を用いながら、繰り返すことで身についていきます。結局、現代までの人類の歴史の中で当たり前と思われる、これらの方法以外に「脳を鍛える」方法は見出されなかったのです。 |
身体も冬を迎える準備をしましょうText by 望ヶ丘医院 藤崎 志保子
今年ももうすぐ雪の季節になります。これからの数ヵ月間は、病気の世界も冬模様に変わります。その代表格がインフルエンザです。インフルエンザは、せき、鼻水、高熱、頭痛、関節痛などの症状が出ますが、肺炎、中耳炎、熱性けいれんなどを合併し、重症化する危険性が高く、死亡する場合もあります。小児のインフルエンザで問題となっている脳症などは発熱後数時間で発症することがあり、ひとたびなってしまうと高率で後遺症を残したり、亡くなったりします。また、流行がはじまると短期間で多くの人が巻き込まれるのもインフルエンザの特徴です。予防の基本は、インフルエンザワクチンを接種することです。最近の10年間で流行したウイルス株は予測とほぼ一致しており、効果は十分に期待できます。ワクチンを接種することで重症化を防ぐ効果もあります。ワクチンを受けないでインフルエンザにかかった70%から80%の人は、ワクチンを受けていればインフルエンザにかからずにすむか、かかっても症状が軽くてすむということは証明されています。特に高齢者や乳幼児、慢性疾患の方などインフルエンザにかかると重症化する人は、積極的に主治医の先生と相談をして流行が始まる前にワクチンを受けて下さい。また、その人たちと接触する機会の多い人たちも積極的にワクチンを受けることをお勧めします。ワクチンが効果を有効に持続する期間は約五ヵ月間ですので、毎年受けることをお勧めします。アレルギーのある人や妊婦さんでも受けられる場合がありますので、主治医の先生に相談してください。今年はSARS(重症急性呼吸器症候群)がインフルエンザと同時に流行する可能性もあり、WHOも積極的にインフルエンザワクチンの接種を受けることを勧めています。遅くても12月中旬までに接種をすませましょう。
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黒あざ・赤あざ色素疾患治療とレーザー治療・光治療Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
レーザーは単一波長の高いエネルギー密度を持った光の束です。この光の束を波長、照射時間、照射間隔、強さなど精密に疾患に対応するように加工したものがレーザー医療機器です。現在たくさんのレーザーと光束を応用した医療機器はありますが、皮膚領域で用いられているレーザー医療機器は、炭酸ガスレーザー、ルピーレーザー、Nd-YAGレーザー、色素レーザー、ダイオードーレーザー、アレキサンドライトレーザーなど波長の異なるレーザーがあります。どの機器を使用するかは、その皮膚疾患の色、厚さ、深さ(どの層に存在するか)によって異なります。現在は1万分の1秒(ns=10)という非常に短い時間に高いエネルギー密度のレーザーを照射するQスイッチレーザーが開発され、多用されています。また、レーザーではありませんが、フラッシュライト(IPL)は、いろいろな波長を持った光束を照射して、しみしわなど老化に伴う皮膚変化に対応する医療機器もあります。一般にレーザーと言われているものと大きな違いは、医療用レーザー・光治療機器は強力なエネルギー密度を制御する非常に緻密構造の医療治療機器であるということです。たとえば、黒い色素を持つ色素治療疾患のときは、炭酸ガスレーザー、各種Qスイッチレーザーがありますが、浅い所にある色素疾患と深い所にある色素疾患では機器が異なり、さらに、照射時間、強さ、間隔など細かく設定する必要があります。また、血管腫のような赤い色素を持つ色素治療疾患のときは色素レーザーで治療しますが、治療方法も同様に細かく設定します。同じ皮膚疾患でも年齢、存在部位、深さによってレーザーの強さ、照射時間、治療間隔が異なりますし、施術中の痛み、施術後の肌の状態、経過が異なります。消しゴムで簡単に消えてしまうようなレーザー治療はありません。十分に専門医と御相談の上治療を行って下さい。
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脂肪種(しぼうしゅ)Text by すどうスキンクリニック 須藤 聡
「脂肪のかたまり」とよく言われますが、通常「脂肪のかたまり」というと粉瘤を指していることが多いようです。脂肪腫は粉瘤よりは頻度は少ないのですが、比較的よく見られる良性皮膚腫瘍です。脂肪腫は本当の脂肪組織が腫瘍として大きくなってくるものです。脂肪腫は皮膚の下にやわらかい「かたまり」として触れますが、境目ははっきりしないことも多いようです。顔だと額にできることもあります。普通は痛みもなく、粉瘤とは違って化膿したりすることもありません。何年もかかってゆっくりと大きくなってきますし、皮膚の色も普通ですので、触らないと気づきません。特に背中は自分では見えないので気づきにくく、かなり大きくなってから気づく事が多いようです。首や肩にできたものでは、まれに肩こりや重い感じがすることはあるようです。通常は一個だけですが、時にたくさん出てくることもあります。たくさん出てくるものでは、血管が含まれていて、押すと痛いこともあります。脂肪腫は本来、良性腫瘍ですが、ごくまれに悪性の脂肪肉腫というもののこともあります。5cm以上の大きなものや、急に大きくなってきたものは悪性の可能性があると言われています。その場合には手術で切除して検査した方が良いと思います。脂肪腫自体は症状がなく、目立たなければ手術しないで様子を見ていても良いのですが、自然になくなることはなく、徐々に大きくなってきます。治療法は手術による切除です。皮膚を切開して切除しますが、脂肪腫は皮膚のすぐ下ではなく筋肉の中に入り込んでいたりすることもあります。そして、切除したものは必ず病理検査をします。
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インプラントや歯周病治療に豊富な実績。患者の満足度が高い最先端の歯科治療を提供。Text by 北斗歯科クリニック
北斗歯科クリニックは、子どもからお年寄りまで幅広い患者に満足度の高い歯科治療を提供し、地域に信頼されるクリニックを目指している。土永浩史院長は、大学時代より入れ歯や被せ物などの補綴(ほてつ)治療をはじめ、抜歯や顎関節症、外科矯正を含む口腔外科全般、さらに歯周病治療にも研鑽を積み、各学会において多くの研究発表をするほか、豊富な治療実績を持つ。特にインプラントには定評があり、月1回、首都圏の歯科医院でインプラント治療を担当し、さらに、東京医科歯科大学での診療及び研究にも携わるなど、患者から厚い信頼を得ている。「インプラント治療には口腔外科だけでなく、補綴や歯周病などすべての知識が必要です。今後も日々研鑽を重ね、最新かつ最適な医療を提供して患者さんに喜ばれ、信頼されるよう努めます」(土永院長)このほかにも、より咬める義歯(入れ歯)の作製、1本でも多く歯を残すための歯周病治療、子どもに好評の無痛治療、セラミックなどの審美歯科にも対応している。また最先端の歯科用CTを導入し、インプラントの術前診断はもとより、歯の根の治療などにも効果を発揮するなど、「最先端の歯科治療で地域の皆様の快適生活をお手伝いします」と、土永院長は話す。
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