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コラムを読む

慢性腎臓病について

ゆっくりと腎臓の働きが悪くなっていく状態やゆっくりと経過する腎臓の病気を全て慢性腎臓病といいます。日本の成人8人に1人と多くの患者さんがいて、病気の概念が広まってきて10年以上たちますが、あまり知られていないのが現状だと思います。進行すると最後には人工透析や腎移植が必要な状態になります。日本の透析患者さんの生存率は世界で最も良好ですが、このような状態にならないように日常の努力が重要です。慢性腎臓病になる危険因子として、高齢、家族に慢性腎臓病の人がいること、健診で尿異常があること、脂質異常症、高尿酸血症、鎮痛薬の常用、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙などがあります。こういう危険因子を持つ方は、高血圧や糖尿病の治療をきちんと受け、生活習慣の改善に努めましょう。悪くなった腎臓は正常に戻りません。よほど悪くならないと自覚症状も出ないので、健診を受けたり、かかりつけの医師にたずねてみるといいでしょう。
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ステロイドについて

Text by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
皮膚科の治療で切っても切り離せないもの、それは塗り薬です。そのなかでも重要なものはステロイド外用薬です。しかしこのステロイド外用薬は悪の代名詞のように言われ、その治療を拒否する方も少なくありません。今回はステロイド外用薬について少しお話致します。ステロイドは副腎皮質ホルモンとも呼ばれ、副腎という臓器で作られます。血液によって常に体内を循環し、さまざまな臓器や細胞に働きかけ、身体にストレスが加わった時に体調を整える重要なホルモンです。炎症や免疫を抑える強い働きがあります。このステロイドを人工的に化学合成したのが、ステロイド薬です。1949年の初めにアメリカの医師がリウマチの患者さんにステロイド薬のひとつであるコルチコステロイドを注射し、歩けなかった患者さんが歩けるようになったという劇的な効果が現れました。その後、喘息をはじめとするアレルギー性疾患、リウマチなどの自己免疫疾患などの多くの病気に使われるようになりました。1952年にはステロイドが皮膚疾患にも効果のあることが明らかになり、アメリカで外用薬が開発されました。ステロイド外用薬に対する患者さんの最大の不安はその副作用でしょう。飲み薬や注射のステロイドを全身に長期にわたりかつ大量に使用すると、副腎機能が低下する、糖尿病を悪化させる、骨がもろくなる、風邪などの感染症にかかりやすくなるといった全身的な副作用が起こることがあります。その反面、ステロイド外用薬は血液を通さず直接患部に使用するため医師の適切な指示に従って使用すれば、全身的な副作用の心配はほとんどありません。しかし、実際には、ステロイドの内服や注射による全身的な副作用と外用薬による局所的副作用が混同されているようです。ステロイド外用薬を使用するにあたっては、その副作用を正確に把握する必要があります。どんな薬でもそうですが、用法・用量を守ることも大切です。さらに、ステロイド外用薬を使用するにあたっては、その使用中止方法も重要です。短期間で治るものは、さほど問題ではありませんが、慢性に経過する病気の場合、症状が改善したからといって、いきなり、ステロイド外用薬を中止すると、すぐに悪くなることがあります。塗る回数を少しずつ減らし、ステロイド外用薬の強さを弱めていくというように、徐々に薬を止めるようにする必要があります。
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大人のメガネ

Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
屈折異常の種類は主に3種類あります。最初は近視。近視は、遠くはぼやけますが手元ははっきり見えます。現代の生活では近くを見ることの方が多いため、メガネが不要な状況も多いです。メガネをかけたまま近くの作業をしていると逆に疲れやすいかもしれません。ただし、自動車の運転時は遠くをはっきり見るため、必ずメガネを使用して下さい。二番目は遠視。遠視の方は、子供の頃の視力が2.0~1.5で、目に自信を持っていることが多いです。でもそれは、若い時の柔軟性が遠視を打ち消していただけで、物を見るためには過剰な緊張が必要です。その緊張が、眼の奥が痛い、肩こりなどの原因になります。症状がある方は、メガネを常用しましょう。最後は乱視。比較的視力に影響しませんから通常メガネが不要です。度が強い場合は視力低下、疲れの原因になるのでメガネの使用を考慮するとよいでしょう。
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春の健診で視力の結果が悪かったら

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
新学期を迎え、我々眼科医も学校健診のため小・中学校を訪れます。視力検査を含め、目の病気が疑われれば専門医を受診するようにと、健診の結果用紙を子供たちは学校からもらってきます。その中で特に注意しなければならないのが小学校一年生の視力検査の結果でしょう。小学校一年生にとって視力という検査は初めての経験で、やり方も良く理解出来ないかもしれません。そのため本来の視力より低く出ただけということもあります。しかしながらこの年齢で結果が悪い場合、遠視や乱視のお子さんも多く見受けられます。そして、遠視の場合、弱視(じゃくし)や斜視(しゃし)を伴っている場合があり、この一年生の時期を逃すと後でメガネをかけたとしても視力が回復出来なくなってしまうこともある、目にとってラストチャンスの時期だともいえます。簡単にいうと、近視は少なくとも近くを見ている時にはきちんとピントがあった画像が目に入るので弱視になることはありません。それに対し強い遠視の場合は近くも遠くもピントが合わず、常にぼやけてしまいます。いつもはっきりしない画像しか見えていないため視機能(ものを見る力)が発達することができなくなります。そのため放置するとメガネで矯正しても視力が出ない弱視になってしまったり、また、斜視を来すこともあります。用紙に斜視と書かれている時もあります。斜視は片目が正面を見た時に、もう一方の目が他の方向を向いてしまって視線が外れている場合です。常に視線が外れている場合や、時々外れている場合、また、疲れた時などにちょっとだけ外れる場合など程度はさまざまです。視力を矯正するだけで治ることもあり、早期に検査・治療が必要な場合もあります。健康診断で視力の結果が悪いときには放置せず、必ず専門医の精密検査を受けましょう。
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頭痛を見直す

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
日本では、片頭痛よりも肩こりなどによる緊張型頭痛が多いと言われていましたが、実は片頭痛で悩んでいる方が大勢いることが分かってきました。日本社会では「頭痛ぐらい我慢しなさい」という雰囲気が強いのですが、我慢しすぎるとかえって鎮痛剤が効かなくなることもあります。早く的確な診断と適切な治療を行うことが大事です。有効な薬も開発されています。診断には、腫瘍(しゅよう)や脳卒中などの病気がないことを確認しなければなりません。そのためには頭痛に詳しい医師の診察と検査を受けることが大事です。片頭痛は、小さなお子さんにもあります。その場合、お母さんにも片頭痛があることが多いようです。お子さんが頭痛を訴えるとき、我慢を強いていませんか?お母さんご自身も頭痛で悩んでいませんか?もう一度見直してみましょう。
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