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目薬でも改善しない目の不快感は?

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
目の乾き、かすみ、涙目、ゴロゴロする、しょぼしょぼする、などの不快感は、60歳以上になるとほとんどの方が感じているようです。実は、これは涙と深い関係があります。健康な目は、下まぶたにたまった涙が、まばたきによって持ち上げられ、眼球の表面を覆います。歳を取ると、涙の量が少なくなったり、涙の質が悪くなったりするために、充分に眼球表面を潤すことができなくなるのが「ドライアイ」です。目の乾きがあると、こすれる原因になり、先に述べたような不快感が出るので、眼球表面を保護、または抗炎症の点眼をつけなくてはなりません。「ドライアイ」は、目をつぶっていると症状が軽く感じるのがポイントです。それに比べて、目をつぶってもずっと不快感がとれない病気に「結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)」というものがあります。人は一日に1~2万回もまばたきをしているので、歳を取るにつれ、結膜(白目の表面の薄い膜)のたるみができてしまうのです。この結膜のたるみができてしまうと、このたるみが邪魔して、下まぶたに涙がたまることができなくなり、涙があふれたり、涙が正常に眼球表面を覆えなくなり、乾き目になったりします。この「結膜弛緩症」は、軽い症状の場合は、ドライアイと同じような点眼治療でも効果がありますが、不快感が続いている場合には、たるんだ結膜を縮める手術が効果的です。表面麻酔をして痛みを感じなくしてから、たるんだ結膜の部分に熱を加えて縮ませることができます。これは、切開して縫い縮める方法よりも術後の痛みも少なく、外来で10分前後で終了する手術方法です。下まぶたのすぐ内側に透明な膜のような物がたるんで見える方・目の不快感が取れない方は、結膜弛緩症かもしれませんので、一度眼科を受診してみて下さい。
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忘年会を乗り越えろ!(糖尿病編)

Text by はら内科クリニック 原 信彦
年の瀬も差し迫り、忘年会のシーズンがやってきました。忘年会・クリスマス・お正月とこれからのシーズンが糖尿病の悪化しやすい時期です。まずは、毎日の体重測定から行いましょう。できるだけ1日2回測定し、朝と夜の体重差を1㎏以内に抑えましょう。血糖を自分で測る器械がない方は、自分の状態の良し悪しは、体重測定が一番です。毎日体重を測定すると、体重が増えた時に、「やばい!体重増えた!?なんでだろう??」と自分の生活を見直すきっかけになります。食事の取り方にもコツがあります。まずは、野菜が先!野菜を先に取ることで、食物繊維がコレステロールの吸収を抑え、糖質の吸収を遅らせます。結果血糖値の上昇を抑えてくれます。また野菜を食べる習慣も付き、早食いの食生活改善、そして食事の量が少し減るようになります。また糖質を取り過ぎないこと。糖質とは、ごはん・パン・麺類などの主食・イモなどの根菜類・果物・お菓子などです。ジュース類は糖質の量が多く、しかも急速に吸収され血糖値が急上昇します。最近では果物も糖度が高く、リンゴ・梨などは、半分が1日量とされていますが、甘みが強ければそれよりも少なくしてみましょう。お菓子は、できるだけ食べないのが原則ですが、食べるのであれば、毎日3時に漫然と食べるのではなく、1日おきにする・何か体を動かしたときだけにするなどのメリハリが必要です。この時期は、その日だけ食べ過ぎることがあると思います。その後よくあるのが、朝抜き・昼そば・夜ドカ食い、のパターンです。食べ過ぎたので、つい食事を抜いたりして血糖値が上がらないようにと、気持ちは分かりますが、糖尿病の薬を飲んでいる場合、低血糖になりかねません。また、食事を抜くとどこかでおなかがすいて、やはり最後は食べ過ぎることが多くなります。この時期は、痩せろとは言いませんが太らないように体重管理に気を付け楽しく年末年始を送りましょう。
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形成外科・美容外科の目の疲れ、頭痛、肩こりに対する目瞼下垂手術によるアプローチ

頭痛、肩こりなどで悩んでいる方の中には、脳外科、耳鼻科、整形外科、循環器科など各科の検査をお受けになって、大きな異常が認められず、原因不明の頭痛と診断される場合もあります。
目の疲労など自分で気が付かないうちに慢性のストレス・疲労が重なり、頭を支える首の筋肉が硬くなり、血行のバランスに異常が生じて慢性の頭痛を生じることがあります。特に、中高年で目や額の違和感がある頭痛や肩こりを感じている方の中には、老化を含めたいろいろな原因による眼瞼下垂による頭痛、肩こりも起こります。30歳から目にストレス・疲れを感じたら整容的、機能的にも『瞼のケア』が大切になってきます。
目が非常に疲れた時には目の周囲を冷却して、普段の場合でも短時間でもよいので目の周囲を緩めてあげましょう。「瞼が重く感じたり、アイラインが描きにくくなっていませんか?」頭痛、肩こりなどで悩んでいる方で、瞼のたるみ・眼瞼下垂の症状が認められる場合は、形成外科、美容外科の診察を受けることをお勧めします。上瞼の皮膚の状態や眼瞼挙筋(瞼を上げる筋肉)の状態の検査を行った上で治療方針を決めます。
上瞼を挙上させる機能的な外科治療を行う場合は形成外科による保険治療です。
これに加えて二重瞼の幅を調節したり、瞼の厚みを調節するような目の美的な外観をお望みの方は美容外科的自費治療となります。
入院の必要なく、手術後すぐに帰宅できます。
治療の方法はいりいろあり、また、治療後の経過についての詳細は専門医に相談して治療を受けて下さい。
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進学・就職の時期になると…先天性色覚異常について

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
進学・就職の時期になるとよく相談を受けるのが、先天性色覚異常かどうか?と言う質問です。先天性色覚異常は、男性の5%(20人に1人)、女性でも0・2%に見られ原因は遺伝とされています。「色覚異常は一つの個性であって、色弱や色盲という言葉が差別やいじめを生む」などから、学校検診で行われていた色覚検査が希望者だけになり、就職時の検査でも一部の職種を除いてほとんどが行われなくなりました。しかしながら、いざ就職試験の時に初めて色覚異常を指摘されてショックを受る様なことが起きてしまいます。さて、実際色覚異常の方はどんな見え方をしているのでしょうか?網膜には赤・緑・青それぞれの光を感じる網膜細胞があって、その感じる力が弱い場合色覚異常になります。特に赤と緑の障害の場合が多く、例えば、緑の葉っぱの中にある赤いきれいなつつじの花があっても、どこに花があるかが分からない、と言う事が起こります。小学校に上がると緑色の黒板に赤いチョークで文字を書かれると、よく読めなかったり、図工の時間に写生をしたりするときにお花や消防車の絵を間違った色使いで描くこともあると思います。ですから、家族・親戚に色覚異常のいるお子さんの場合、色覚検査は、小学校に上がる直前には色覚検査を受けておいて、小学校に上がるときに先生には相談しておくのが良いと思います。眼科医をしていても、色覚異常の方がどう見えているとか、生活上どのような注意をしたら良いとかは実際分からないことばかりです。そこで、当クリニックに来院された患者さんには参考になる本を紹介しています。小さなお子さんの場合には「色弱の子供が分かる本コミックQ&A」、就職を前にしている場合には「20人にひとりの遺伝子色弱の子を持つすべての人へ」の2冊です。ご家族はもちろん、是非、学校の先生や会社の方にも読んでいただきたい本だと思っています。
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近視が手術で治るって本当ですか?

Text by 江口眼科病院 江口 秀一郎
最新のレーザー技術(レーシック)で、目に大きなストレスを与えることなく、近視、乱視を矯正する事ができます。レーシックとは、目の中のレンズに当たる角膜を、フラップ(蓋=ふた)を作ってからエキシマレーザーで削ることにより、角膜表面をほとんど痛めることなく、その形状を変えて近視や乱視を矯正する手術です。手術時間は片眼10分程度で入院の必要はありません。翌日にはほとんどの方が良い視力に回復され、その後の視力の安定性は良好です。この手術の出現により多くの方がコンタクトレンズや眼鏡を使用することなく、楽に生活を送れるようになりました。米国では2000年に100万件以上のレーシック手術が行われました。我が国においても2000年にエキシマレーザー手術装置が厚生省の認可を受けて以来、着実にレーシック手術が増加しております。
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