■ご訪問者数:29020044
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

進学・就職の時期になると・・・先天性色覚異常について

Text by 清水眼科クリニック 院長 清水信晶
進学・就職の時期になるとよく相談を受けるのが、先天性色覚異常かどうか?という質問です。先天性色覚異常は、男性の5%(20人に一人)、女性でも0.2%に見られます。「色覚異常は一つの個性であって、色弱や色盲という言葉が差別やいじめを生む」という理由などから、健康診断で行われていた色覚検査が一時期廃止になり、就職時の検査でも一部の職種を除いてほとんど行われなくなりました。さて、実際色覚異常の方はどんな見え方をしているのでしょうか?網膜には赤・緑・青それぞれの光を感じる網膜細胞があって、その感じる力が弱い場合に色覚異常になります。特に赤と緑の場合が多く、例えば、緑の葉っぱの中にある赤いきれいなツツジの花があっても、どこに花があるかが分からない、と言うことが起こります。小学校で緑色の黒板に赤いチョークで文字を書かれると、よく読めなかったり、図工の時間に写生をするときに花や消防車の絵を描くこともあると思います。家族・親戚に色覚異常があるお子さんの場合、小学校に上がる前に色覚検査を受けておいて、入学時に先生に相談しておくのが良いと思います。眼科医をしていても、色覚異常の方がどう見えているとか、生活上どのような注意をしたら良いとかは実際分からないことばかりです。そこで、当クリニックに来院された患者さんには参考になる本を紹介しています。小さなお子さんには、「色弱の子供がわかる本コミックQ&A」、就職を前にしている方には、「20人にひとりの遺伝子色弱の子を持つすべての人へ」、の2冊です。ご家族はもちろん、ぜひ、学校の先生や会社の方にも読んでいただきたい本だと思っています。
続きを読む

眼瞼下垂と白内障を治して明るい視界を!

Text by 藤岡眼科 副院長 藤岡 聖子
眼瞼下垂とは、上まぶたが下がり視界が狭くなり、物が見づらくなる状態をいいます。先天性と後天性があり、後天性では、加齢により上まぶたの皮膚が下がってかぶさってくる場合や、まぶた上げ下げに関係する神経・筋肉・腱膜の異常でおこります。若いころから長年ハードコンタクトレンズを装用していた方や、アトピー・逆さまつげ・花粉症・長時間のパソコン使用・女性のメイクやエクステ装着などで目をこする人に早く現れます。症状が悪化すると、おでこの筋肉を使ってまぶたを上げようとするため、おでこに横しわが目立つようになります。また、首から肩にかけての筋肉も緊張し、頭痛・肩こり・吐き気・めまいなどもおきてきます。下がり具合がひどい場合は手術が必要となることがあります。手術は局所麻酔薬を使って行うことができます。手術後約1週間で傷も落ち着き、まぶたが自然に上がるようになり、視界が明るくなります。チェック方法として、目をつぶり、両人さし指で両方の眉毛の上を強く押さえて、まぶたがうまく開かなければ、加齢性の眼瞼下垂の可能性があります。また、白内障もカメラで言えばレンズの部分が白色や茶色に濁ってくる加齢性の変化で、60歳過ぎたら誰でもあります。まぶしさを感じるようになったり、夕方に見づらくなった方は、視力が良くても白内障の可能性があります。白内障の手術をすると、見違えるように世の中が明るくなったと皆さん喜ばれます。情報の90%は目から入ると言われています。白内障を取り、眼瞼下垂を治せば、見え方も明るくなるし視界も広がります。ある意味、この2つの手術は、アンチエイジングの手術とも言えます。白内障・目の周りの形成手術に対応している眼科に、是非お気軽に相談してみて下さい。
続きを読む

尿酸値と生活習慣病

Text by 関口内科 関口 洋平
「先生、いったい尿値はどのくらいまで下がればよいですか?」と、高血圧と糖尿病で通院しているAさんは神妙な顔で聞いてきました。どうやら、以前に痛風の病歴があり整形外科の先生から尿酸値を下げる薬を処方してもらっているのだが、もう足は痛くないので薬をやめてみたいとの相談でした。尿酸は体の中で産生されて尿中へ排せつされることによって、その量は常に一定に保たれています。しかし、産生と排せつのバランスが崩れ血液中の尿酸値が上昇し7・0㎎/㎗以上の状態が持続すると、尿酸は関節内に結晶として出現し、蓄積した尿酸結晶は激痛を伴う痛風発作を引き起こします。尿酸は温度が低いほど血液中に溶けきれなくなるので、足先などの体温が低い部分の関節に痛風発作が多いわけです。体温が35度以下になっても尿酸がしっかり血液に溶けている状態を維持するためには、尿酸値を6・0㎎/㎗以下にすることが勧められます。また、尿酸は血管壁を障害するため、動脈硬化による疾患(心筋梗塞や脳梗塞)、腎臓病、心不全などとも関連しています。尿酸値の高い人が高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を合わせ持っていると、尿酸による血管障害をさらに増悪させることが分かっています。しかし高血圧や糖尿病では、尿酸値が低すぎても心筋梗塞や脳梗塞の発症が増加すること(Jカーブ現象)も知られています。そのため、尿酸値の管理目標値は5~6㎎/㎗とするのが最適です。まさにAさんのような場合は、高血圧と糖尿病などの生活習慣病の治療と並行して尿酸値のコントロールがとても重要です。夏場は水分を多めに取ること、野菜や海草を取り尿をアルカリ化させること、アルコールやプリン体を取りすぎないこと、適度な運動をして減量することなどに努め、必要時には適量な薬剤を服用し、食生活、運動、薬物治療などの総合的な治療管理を継続していくことが大切です。
続きを読む

脳動脈瘤の自然歴

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
病気の「自然歴」とは、その病気を放っておいたらどうなるかということです。病気は、何でもかんでも治療するわけではなく、自然に治るものや、治らなくても生活に支障なく、寿命を全うできると思われるものもあります。一方、治療にも危険が伴うことがありますので、放っておいた場合の危険と、治療に伴う危険とを天秤にかけて治療するかどうかの判断をします。脳動脈瘤は破れると半数の方が命を落とすとも言われる恐ろしい病気です。また命が助かっても、多くの方が障害を残します。その恐ろしさ故に、かつては検査で偶然見つけた動脈瘤に対して、積極的に手術する傾向がありました。しかし、治療には危険が伴いますから、そのような姿勢に対する批判の声も多数ありました。また、MRIなどの診断機器の発達に伴い、動脈瘤が発見されることが増えてくる一方で、昔から動脈瘤の自然歴が不明でした。そうした中、1998年に発表された欧米の研究結果では、脳動脈瘤の破裂の危険性が、年率0.05%と予想外に低かったため、大変な議論となりました。そこで日本脳神経外科学会が中心となって、2001年から新しく研究を開始しました。その研究結果が、つい最近発表されました。全体としての破裂リスクは年率1%程度と、実際に破裂脳動脈瘤を扱っている脳外科医の実感と一致する結果でした。さらに動脈瘤の場所や大きさ、形による危険性の違いも示されました。これまで脳ドックなどで動脈瘤が見つかった場合、治療をどうするか相談するのに、しっかりした根拠に基づくデータがなかったために、脳外科医も困っていました。今回の研究方法には、まだまだ議論の余地があります。しかし、その判断を下すための材料として、今までの研究報告よりもしっかりとした根拠が示されたものと考えます。個々の患者さんについては、個別の状況から治療方針を決めなければなりませんが、医師として、患者さんに説明するとき、これまでよりも自信をもってお話ができるようになりました。
続きを読む

アンチエイジングと矯正歯科

先日、東京、御茶ノ水で開催された日本成人矯正歯科学会のテーマは、「アンチエイジングと矯正歯科」でした。
同時に開かれた「イーラインビューティフル大賞」に女優の釈由美子さんが選ばれ、学会を華やかなものにしました。
一般にアンチエイジングを日本語で言えば「抗老化」「抗加齢」。
美容整形分野では、しわや肌の若返り、スキンケアや医学的治療により、外部から皮膚そのものをケアすることで、よく使われておりました。
現在、歯科の分野では、抜けた歯の部分に、取り外しタイプの入れ歯や、周りの歯を削らない人工歯根療法(インプラント)などにより、歯を増やすことや、黄ばんだ歯、若いときに治療し変色した歯を、ホワイトニングにより、歯を削らずに美しい歯に回復させる場合に使われ始めております。しかし、アンチエイジング治療を受けようと考える患者さまの多くは、若く見せたい、昔の自分に戻りたい、という強い気持ちをお持ちの方々と感じております。
したがってサプリメントやホルモン補充療法などの、内部から全身的に若返りを図る方法、つまり全身的な老化防止策が、最近脚光を浴びてきました。歯科に関して言えば、見せかけだけではない、親知らずなどあまり利用されていない歯を、他の部分へ移植したり、歯槽膿漏により弱った歯茎をブラッシングやスケーリングにより進行を抑え、より健康にすることがすでに行われております。
またこれらに加え、最近では、より積極的に、GTR法や人工骨移植など、歯槽膿漏の手術による、骨再生療法などが手がけられてきております。
今回の学会の特別講演の一つであったプラセンタ(胎盤エキス)治療などと組み合わせたり、高齢者への矯正歯科治療とインプラントを同時に行い、若い頃より良い歯並びを手に入れることによる根本的なアンチエイジング治療が手がけられてきております。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科
医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科