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形成外科・美容外科の目の疲れ、頭痛、肩こりに対する目瞼下垂手術によるアプローチ

頭痛、肩こりなどで悩んでいる方の中には、脳外科、耳鼻科、整形外科、循環器科など各科の検査をお受けになって、大きな異常が認められず、原因不明の頭痛と診断される場合もあります。
目の疲労など自分で気が付かないうちに慢性のストレス・疲労が重なり、頭を支える首の筋肉が硬くなり、血行のバランスに異常が生じて慢性の頭痛を生じることがあります。特に、中高年で目や額の違和感がある頭痛や肩こりを感じている方の中には、老化を含めたいろいろな原因による眼瞼下垂による頭痛、肩こりも起こります。30歳から目にストレス・疲れを感じたら整容的、機能的にも『瞼のケア』が大切になってきます。
目が非常に疲れた時には目の周囲を冷却して、普段の場合でも短時間でもよいので目の周囲を緩めてあげましょう。「瞼が重く感じたり、アイラインが描きにくくなっていませんか?」頭痛、肩こりなどで悩んでいる方で、瞼のたるみ・眼瞼下垂の症状が認められる場合は、形成外科、美容外科の診察を受けることをお勧めします。上瞼の皮膚の状態や眼瞼挙筋(瞼を上げる筋肉)の状態の検査を行った上で治療方針を決めます。
上瞼を挙上させる機能的な外科治療を行う場合は形成外科による保険治療です。
これに加えて二重瞼の幅を調節したり、瞼の厚みを調節するような目の美的な外観をお望みの方は美容外科的自費治療となります。
入院の必要なく、手術後すぐに帰宅できます。
治療の方法はいりいろあり、また、治療後の経過についての詳細は専門医に相談して治療を受けて下さい。
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冬になると肌がカサカサに乾燥します。良い対処法はありますか?

Text by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
強い垢こすりや長湯も皮膚の機能低下に影響。スキンケアにはバランスの良い食生活が何より重要全身を覆う皮膚は、外敵から身を守る防御機構の最前線に位置し、新陳代謝を活発に繰り返しています。皮膚がカサカサに乾燥すると、その機能は低下してしまいます。皮膚の潤いを決める要素には、皮脂、角質細胞間脂質、天然保湿因子の3つがあります。皮膚は角質で覆われ、一つひとつの角質細胞はレンガを積み上げたような構造をしています。毛穴から分泌される皮脂が角質表面を包み込んでおり、角質細胞の間にはセラミドという物質を中心として脂質が充満しています。また、角質細胞の中にはアミノ酸を中心に天然保湿因子が存在しています。これらの働きによって皮膚の潤いが保たれているのです。お風呂で行うことが多い「垢こすり」は、かつての1カ月に数回しか入らないような入浴習慣だと、実際に垢が皮膚の表面にたまり、強くこすることに意味があったでしょうが、ほぼ毎日入る現在の入浴習慣では、こするという行為は、皮脂を洗い流し、いたずらに皮膚をそぎ落とす行為でしかないのです。このことにより、皮膚のバリア機能は著しく阻害されます。また、長湯を続け、皮膚がお湯と接触し続けると、潤いを決定する要素の一つ、天然保湿因子が流れ出てしまいます。お風呂に入ってきれいにしているつもりの行為が、実は外からの刺激が侵入しやすいような状態にしてしまっているのです。皮膚の健康を保つうえでは食事も重要です。皮膚は網目状に張り巡らされたコラーゲンの線維によってその弾力が保たれています。コラーゲンの主な原料はプロリン、アルギニン、システインなどのアミノ酸です。コラーゲンを合成するには良質なタンパク質とビタミンCが不可欠です。またアミノ酸のひとつであるタウリンも肝臓の機能を高め、皮膚に有害な物質を除去するのに有効な成分とされており、それを多く含む魚介類の摂取がお勧めです。またビタミンCはメラニン色素の変化を防いだり、コラーゲンの形成と維持を調節したりする効果を持ち、鉄分の吸収を助ける働きもあります。通常の食事をしていればビタミンCが不足することはまずありませんが、偏食している場合や抗生物質を服用している場合、腸内細菌が変化しビタミンCの合成が低下する場合があります。ビタミンCが低下・欠乏すると皮膚の内出血や粘膜からの出血が起こることがあります。このほかにもビタミンAやEは抗酸化ビタミンと呼ばれ、保湿成分の生成に関与し、皮膚の老化を防ぐ働きがあります。亜鉛やセレンといったミネラルも皮膚の増殖や機能の維持に必要不可欠な栄養成分です。細胞を正常に働かせるには、必須アミノ酸を含むタンパク質を十分摂取しビタミンやミネラルも摂る必要があります。バランスの良い食事を心がけること、これが皮膚にとって一番です。
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目が開きづらい方は…眼瞼下垂(がんけんかすい)かも?

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
眼瞼下垂とは、上まぶたが下がり、楽に目が開かなくなってくるために視界が狭くなり、物が見えづらくなる状態をいいます。眼瞼下垂には、①先天性②後天性があります。①先天性眼瞼下垂は、生直後からみられ、あごを上げて下目づかいで物を見るようになります。②後天性眼瞼下垂は、神経・筋肉・腱膜の異常などでおこります。神経や筋肉の異常による眼瞼下垂は、動眼神経麻痺や重症筋無力症などの全身疾患と関連がある場合もあるので、特に注意が必要です。腱膜の異常による眼瞼下垂は、加齢による場合が多いのですが、ハードコンタクトレンズの装用者にもよくみられます。また、目をよくこすってしまう人にも現れることがあり、その原因としてアトピー・逆さまつげ・花粉症・長時間のパソコン使用・女性のメイクなどが考えられます。症状が悪化すると、額(おでこ)の筋肉を使ってまぶたを上げようとするため、首から肩にかけての筋肉も緊張し、頭痛・肩こり・吐き気・めまいなどもおきてきます。眼瞼下垂かどうかのチェック方法として、目をつぶり、両人さし指で両方の眉毛の上を強く押さえてみて、まぶたがうまく開かなければ眼瞼下垂の可能性があります。まぶたの下がり具合がひどい場合は、手術が必要になることがあります。手術後は約1週間で傷も落ち着き、まぶたが自然に上がるようになり、視界が明るくなります。せっかく視力がよいのに、眼瞼下垂があるために視界が暗く感じている方は結構いらっしゃいます。目が開きづらい、まぶたが重く感じて視界が暗く感じるなどの症状がある方は、一度ご相談下さい。
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成人の視力障害原因の第1位は?

Text by 江口眼科病院 杉本 哲理
現在、成人の視力障害の第1位は糖尿病網膜症です。糖尿病網膜症は糖尿病に伴う3大合併症の1つで、その程度は様々ですが、場合によっては失明することもあります。眼の網膜は細い血管で構成されていて、糖尿病により血液中の糖分が増え粘度が高くなると、網膜血管がつまってしまいその結果、網膜に血液が循環されなくなります。これが原因となって網膜に出血や浮腫を起こしたり、硝子体に出血を起こし、視力が低下すると考えられています。糖尿病網膜症にならないための一番の予防は血糖のコントロールです。糖尿病網膜症の進行スピードは人それぞれ異なりますが、血糖のコントロールが悪ければ悪いほど、悪い期間が長ければ長いほど、糖尿病網膜症は早く進行することが知られています。また、高血圧や高脂血症も糖尿病網膜症の進行の危険因子であることが知られています。これらを改善するためには内科へ定期通院し、全身管理を継続的に行うことが大事と考えられています。我々、眼科医は採血データの中でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)を指標にして、網膜症の進行を予想しています。眼科と内科の連携には糖尿病手帳というものがあり、HbA1cも記載されますので、是非利用してください。糖尿病網膜症は初期には自覚症状に乏しく、視力の低下など自覚症状が出てきた時には病気がかなり進行していることがあり、場合によっては視力の回復が難しいことがあります。しかし、早期から眼科を定期的に受診し眼底検査をしていれば、必要な時点でレーザー治療を行え、病気の進行をある程度予防することが可能です。糖尿病になったら、たとえ自覚症状がなくても、定期的に眼科を受診してください。また、血糖のコントロールが落ち着いていても、糖尿病網膜症は数十年してから発症することもありますので、最近通院されていない方もこれを期に一度眼科を受診されてはいかがでしょうか。
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矯正歯科と唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)

『ロ蓋裂矯正歯科の健保導入の歴史』「北海道苫小牧市内に住む建築業、竹田洋一郎(仮名)さん・・・・生まれて間もない三女の和美ちゃん(生後三力月)の小さな体が裸のままつぶれたようにタタミの上に倒れていた・・・・竹田さんは自分の車で近くの病院に和美ちゃんを運び込んだ。が、すでに死んでいた。・・・昭和50年5月25日夜のことだった―」これは、1976年毎日新聞北海道支社発行の「谷間の口がい裂児たち―この子らに健保を」の書き出しの部分です。私が卒業直後に大学に勤務し唇顎口蓋裂の治療に携わっていた時期に発行された本で、現在まで歯科医としての私に強く影響を与え、いずれは函館に帰り、口蓋裂児によりよい環境を地方都市で作ろうとの思いを強く抱きました。その後、歯科医としては地方都市では矯正歯科を学ぶ方が効果的と考え、口腔外科から矯正歯科へ移り、米国、カナダの唇顎口蓋裂施設の視察を経て、市立函館病院歯科口腔外科に勤務。現在、当院で唇顎口蓋裂患者の治療にあたっております。「チームアプローチが必須」口唇顎口蓋裂を持つ子供を殺害した事件後、矯正歯科の保険導入の働きかけがコロンビアトップ議員の国会質問により始まり、1982年にようやく保険導入が開始され、はや25年を経過しております。30年前は、出産直後の産院で、手術をしたようですが、現在では、形成外科医、その中でもこの疾患についてトレーニングを積んだ医師のみが、携わっております。言語や心の発達の時期と重なり合うため、言語治療士と歯科医その他の医療従事者によるチームアプローチの下、治療が行われております。治療も出生直後の形成外科および術前矯正歯科治療から始まり、矯正歯科治療が一応めどがつく、17、8歳までと長期にわたります。障害の程度はそれほど重度ではありませんが、心のケアを含めた長期的な展望と年齢を考えた治療ステップを計画する必要があります。また、毎年、この疾患に関する「日本口蓋裂学会」が開催され、日本の治療水準も、世界でも優れている国となってきております。
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