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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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黄斑(おうはん)疾患の治療の進歩Text by 江口眼科病院 森 文彦
黄斑とは眼のフィルムの働きをする網膜の中心部で、視機能にとって重要な場所です。以前は、この場所に障害が起きると深刻な視力低下となり、治療も困難でしたが、最近、さまざまな黄斑疾患が治療できるようになってきました。欧米の視力低下の原因の上位で、わが国でも増加している加齢黄斑変性も治療が困難でしたが、数年前より光線力学的療法や抗血管新生薬療法で治療が可能となってきました。また、黄斑部に穴ができる黄斑円孔(えんこう)は20年ほど前から、硝子体(しょうしたい)手術による治療が始められ、現在では無縫合小切開硝子体手術が行われています。糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などで生じる黄斑浮腫に対しても、さまざまな治療が行われています。見たいものがぼやける、ゆがむなど気になる症状がありましたら、ぜひ眼科で眼底検査を受けて下さい。
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新型インフルエンザText by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
現在、函館市内近郊では新型インフルエンザが流行しています。
学級閉鎖や学校閉鎖、幼稚園閉鎖など、子供が学校や幼稚園、保育園に行くことを前提にして生活をしている多くの大人にも、さまざまなストレスを与えていると思います。これまで多くの新型インフルエンザにかかった子供達をみていると、ほとんどは季節性のインフルエンザの症状と強さも期間も変わらない印象です。 ただ、中には嘔吐(おうと)が強く出るなど、消化器症状が強く出るお子さんがいて、他のお子さんに移さないようにして治療をするのは非常に困難です。多くの医療機関ではインフルエンザを検査するキットが不足しています。 「インフルエンザにかかった人」と、「インフルエンザでないことを確認するために検査を強く希望した人」が一時的に増え、キットが大量に消費されたためです。 それに輪をかけているのが、「検査をしてきてください」という学校、園関係者の一言です。 インフルエンザかどうかははもともと患者さんの状態と地域の流行状態で判断するものであって、検査キットはそれを補うものでしかありません。 検査で陰性で「インフルエンザである」と判断することは実はとても重要で、これまでに検査が陰性でも重症化して死亡や後遺症が残る状態になることが多く報告されています。 状況によっては検査をせずに治療を開始することが子供にとって最良の選択であるということもしばしばです。 「検査キットで陽性でないからインフルエンザでない」などと誤解されてしまうと、治療のためでなく、検査を受けるために受診、その結果で一喜一憂するという間違った行動パターンが形成されることになってしまいます。 この点についてはぜひ御理解ください。新型インフルエンザに対するワクチンは十一月から基礎疾患(子供の場合はほとんどが喘息)のある人から優先して始まる予定です。 十二月からは一歳から小学校低学年のお子さんへの接種が始まる予定ですが、細目はまだ完全に決まっていません。 現在、季節性インフルエンザワクチン接種の最中だと思いますが、二回目の接種の直前にでも、かかりつけ医療機関にお問い合わせください。 |
ドライアイText by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
先日ドライアイセミナーに参加する機会があり、有意義な時間を過ごしてきました。ドライ=乾燥、アイ=目。目の表面が乾く病気がドライアイです。涙の量が不足していれば当然潤いませんが、量が十分でも、目の表面に涙が均一に安定しないと、まばたきの間隔に間に合わず乾燥してしまいます。それぞれの病態に合った治療法や薬剤を選択することで症状の改善が期待できます。目が疲れる。目がごろごろする。目が乾いた感じがする。目に不快感がある。目がヒリヒリ痛い。目が赤い。朝、目が開けにくい。目がくしゃくしゃする。白っぽい目ヤニがでる。なんとなく見づらい。時々かすんでみえる。最近、少し視力が低下したようだ。これらの症状がドライアイ研究会のホームページに記載されています。
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矯正歯科治療技術の進歩と変化Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
皆さんが矯正歯科という言葉を聞くと、まず思い浮かぶのがブラケットと針金でしょう。矯正歯科治療は紀元前3世紀、ヒポクラテスの時代から行われていた治療で、ローマ人医Celsusは悪い歯並びを指で押して治療することを記録しています。近代の歯科矯正学は1900年ころ、米国でDr.アングルから始まり、日本に導入されたのは、1960年ころで、まだ50年経過しておりません。しかし、この間の進歩は著しく、それらの変化の多くは針金の材料と、ブラケットの改良によることに大きく関与しております。これらの進歩は、ほとんど米国でおこり、日本国内ではこれらの技術を導入しているのが現状です。矯正歯科治療を受けている患者数が、日本では、私が10年ほどまえに北海道の学童を対象に調査しましたところ、一割ほどでしたし、現在でも東京、大阪では3割ほど。地方に行くにしたがって受けていない割合が高くなるようで、平均で2割までいっていないと言う調査が学会報告でみられます。人口が日本の2.5倍で、かつ五割ほどが矯正治療をうけている米国では、日本と比べ矯正患者さんの数が七倍ですので、このような進歩の早さは、矯正歯科治療を受ける患者さんの数が、米国が非常に多いため起こっていると考えられます。最近では、20年前にすたれた技術を再考し、新たにブラケットが開発され、痛くなく、取り外しが容易で1回の調節時間が短いため患者さんが歯科用椅子に座っている時間が短く、かつ治療期間が短くなる治療法が脚光をあびはじめ、その良さを患者さんも感じられはじめております。稀ですが、歯の裏側に装着する、マルチリンガル装置は日本発の装置で、米国で進化して逆輸入されております。しかし、米国内では、あまり使用されず手先の器用な、日本人が好んで用いられているようです。また、透明なブラケットもよく用いられておりますが、割れやすいなどの欠点ももっています。歯に目立たない突起物をつけ、歯を覆うような透明なマウスピースのような装置により治療する方法もありますが、やはり時間がかかるといった欠点もあります。また、どうしても短期間で治療したい場合には、歯を動かしやすくする手術を行い、同時に矯正治療を行うといった促進矯正という方法もあります。さらに、インプラント矯正といわれる、歯をより効果的に動かす治療法もあります。このように、同じ矯正治療にも、いろいろな方法があり利点欠点をよく聞き、自分にあった治療法を選ぶことも大切です。
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妊娠期の食事 ーすでに赤ちゃんの歯が作られていますーText by 北斗歯科クリニック土永 浩史
妊娠したと分かるとうれしい気持ちになる妊娠初期ですが、この時からお母さんはご自分の体だけではなく、お母さんのお腹の中で育つ胎児のために母体を大切にしていかなくてはなりません。妊娠4~7週の時は、心臓、目、耳、手足など胎児の体の重要な器官が作られていく大事な時期で、薬や放射線などの影響を最も受けやすい時期とされています。それと同じくして歯や口蓋の形成が開始されます。乳歯は前歯から奥歯まで全部で通常20本有りますが、妊娠6~10週の間に胎児のお口の中で、その乳歯全部の歯胚(歯の芽、つまり歯と歯周組織の基となる細胞)ができ始めます。その後、妊娠18週頃には胎盤が完成し、臍帯(へその緒)を通して母体の血液からカルシウムやリンなどを取り入れ、それらが結合して石灰化し、歯が作られていきます。さらに、永久歯の第一大臼歯(6歳臼歯)や前歯の歯胚もその頃にはでき始めています。虫歯のできやすさの要因を大きく分けてみると、「虫歯菌」「砂糖」「歯質」「時間」の4つの因子があります。このうち「歯質」に分類される要因として「歯の形や大きさ」「歯並び」などといった遺伝的なものもありますが、「歯質の強さ」も1つの要因となります。この歯が作られ始めている時期に母体への栄養が不足すると、胎児の歯が強く作られにくくなることもあり、胎児の歯質の強さへの影響が心配されます。胎児の歯が作られているこの時期の食生活は、バランスの良い食事が望まれます。偏食を避け、できるだけ栄養剤やサプリメントに頼らず、自然の食材を幅広く摂ると良いでしょう。
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