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最近のコンタクトレンズ

Text by くどう眼科クリニック 釜石 清隆
使い捨てタイプのコンタクトレンズが広く普及していますが、最近、付加価値を加えた製品が増えてきました。レンズの素材では、“シリコーンハイドロゲル”製のものが多く登場しています。従来の製品よりも角膜に多くの酸素を供給することができ、長時間の装用でも目への負担は軽減されます。さらに、乾燥感の低下、タンパク汚れがレンズに付着しにくいなどの特徴があります。紫外線対応(UVカット)している製品もあり、悪影響のある波長をコンタクトレンズで吸収し目に届かないようにします。紫外線は白内障や翼状片(よくじょうへん)などの疾患に関連があると言われています。ただ、どんなに優れたコンタクトレンズでも正しいレンズケアと眼科専門医の定期的な診察は必要です。コンタクトレンズを作るときは眼科専門医に相談し、自分の目に合うものを処方してもらいましょう。
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アトピー性皮膚炎

Text by 江口眼科病院 佐々木 功
眼科の診察では眼とその周囲を重点的に観察しますが、そこでアトピー性皮膚炎に関連した所見がみつかったり、関連がありそうな症状の訴えを聞くことは多々あります。代表的なものとして、まぶたの皮膚の乾燥や赤み、結膜炎による慢性的なかゆみ、擦過や眼瞼内反症に伴う角膜のキズや微生物の感染などが挙げられます。皮膚に慢性的な炎症があると、それに引き続いて眼にもトラブルが波及する場合があるのです。では眼科ではどうするか。まず、まぶたの表側(つまり皮膚)のトラブルは、アトピー性皮膚炎の管理の基本に則ってまず清潔と保湿を意識することを勧めます。それでも不十分ならば副腎皮質ステロイド(いわゆるステロイド)入りの軟膏を使用します。そしてまぶたの内側(結膜)のトラブルには抗ヒスタミン薬やステロイド入りの点眼液を主に使用します(程度によってはさらなる治療が必要な場合もあります)。このように眼科でもまぶたの治療は行うものの、先述のとおりアトピー性皮膚炎においては眼の状態は皮膚のコンディションに大きく影響されますので皮膚科の受診も要検討です。過去に色々とアトピー性皮膚炎の治療を試したが奏功せず諦めたという方も少なくないと思いますが、「アトピー性皮膚炎は大人になってからでは治療できない」という誤った認識を捨て、現代の標準的な治療アプローチでもう一度治療に取りかかることも一案です。また、治療のキープレイヤーとなる点眼液や軟膏などの局所投与用ステロイドはその使い方のルールを守り、定期的な監視を怠らなければ有効かつ安全に使用できますので、やみくもに忌避することは有益ではありません。眼の健康を保つためにも、信頼できる皮膚科医をみつけ、地道なケアを根気強く継続することが肝腎と言えます。
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眼からわかる全身疾患

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
眼球は直径24mmほどの小さな器官ですが、私たちが得る情報の約90%が視覚からであり、それが障害されると日常生活に支障をきたします。また、眼の症状から他の病気を発見するきっかけになることもあります。①散瞳剤をつけて眼底検査をすると、眼科医は動脈と静脈を直接見ることができます。眼底は体の中で血管を直接見ることができる唯一の部分です。血管の走行状態や出血から、糖尿病・高血圧症・癌の転移・白血病・SLEなどの膠原病などがみつかることがあります。特に糖尿病は現代病であり、失明原因の第2位にもなっています。眼底出血で発見され、血糖値を測定したら異常高値で即、内科に紹介ということも珍しくないことです。②急な複視(物がずれて見える)や、片側の眼瞼下垂(まぶたが下がる)などの症状の時は、脳梗塞・脳腫瘍・脳動脈瘤による頭蓋内の神経の圧迫・甲状腺の異常・重症筋無力症などの筋肉の病気がみつかることがあります。特に危険な脳動脈瘤は、くも膜下出血の前ぶれであり、放置すると命にかかわることもあるので、神経の麻痺と判断した場合は、即脳外科に紹介となります。③目の周りのできものは良性のものがほとんどですが、まつ毛の際で増大していくものの中には基底細胞腫・有棘細胞癌・悪性黒色腫などの悪性の腫瘍もあります。切除して病理組織診断して初めてわかることも稀にあります。④目の周りの皮膚は全身の中で一番薄いので、すぐに荒れてしまいやすく、早めに治さないと感染症や色素沈着が長引くので、的確な治療が必要です。以上のように、眼に関わる何らかの症状がある時は、放置せずに眼科を受診して下さい。特に、症状の出ないうちに進行してしまう「緑内障」は失明原因第1位の病気です。視野検査を受ければ見つけることができます。眼科の検査は痛い検査はひとつもありません。気軽に「目の検診」を受けて、いつまでも見える目でいられるように、早期発見・早期治療につとめましょう。
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顔の輪郭の若返り/新しいたるみ治療のアプローチ/自分の血液で治療する皮膚再生治療/セルリバイブジータとフォトRF

最近は、顔の若返り治療(顔のしわ・たるみ治療)のセルリバイブ・ジータ(皮膚再生治療)に並行して、頬やあごのたるみにフォトRF(光高周波治療)を行うことでフェイスリフトなどの手術でしかできなかった『顔の輪郭の若返り』が可能になってきました。セルリバイブ・ジータ(皮膚再生治療)は自分の血液を採って注入まで40分程度で行え、効果持続時間が2~3年と今までのアヒルロン酸やコラーゲン注射(6ヶ月程度)と比べ数倍持続することが特徴で、現在一番よくおこなわれている方法です。この方法の特徴は2日程度の軽度の赤みはありますが、化粧は施術後2時間後よりできて、日常生活に影響が少なく、腫れも軽く、効果の徐々に現われ、急激な変化による不自然さがなく、自分の血液を使用するため安全性が高い方法です。セルリバイブ・ジータの中には各種の血小板内の成長因子が存在して、肌のたるみや色つやを改善する作用があるので、化粧をするときに気になる眼の下のくまや頬のたるみの若返り治療に最適です。またその後にフォトRF(光高周波治療)を行うことで、より一層の頬やあごのたるみ改善『顔の輪郭の若返り』になります。治療の流れは、まず、施術前に施術後の経過説明を受けて頂き、その後、採血をして頂きます。そして、施術部位に麻酔ジェルを塗り、15分程度お待ちして頂き、その間に血小板濃縮処置を行います。麻酔ジェルを拭き取って最後に気になる部位に注入します。痛みは麻酔ジェルを使用しているため軽度です。注入時間は範囲によって異なりますが3~10分程度です。治療と治療行程、経過、効果、今後の予防についてアンチエイジングの立場から説明させて頂きます。また、フォトRF(光高周波治療)はシミ、シワに有効な『オーロラ』とシワ、タルミに有効な『リファーム』があり、治療を選択することができます。これらの治療は日常生活に影響がなく安全に受けられる若返り治療です。治療をお受けになる場合は十分に治療計画をお聞きになり、ご納得した上でお決めください。
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妊娠期での歯周病の影響

Text by 北斗歯科クリニック 土永 浩史
近年の歯科疾患実態調査では、国民の口腔の健康を目標にしてすすめていた8020運動など歯科業界の取り組みが奏功し、過去に比べ虫歯が減少しているのが示されています。しかし、虫歯が減った代わりに歯周病で歯を失うケースが多くなり、その原因の1つに歯が痛くならないと、歯科医院へ来院されない傾向が依然としてあるためであると思われます。歯が痛くて咬めない、歯がグラグラするなどの自覚症状が起きた時には、歯周病がかなり進行している重度のケースが多いだけに、軽度、中等度の歯周病にかかっている患者さんは歯科医院で実際に歯周病検査を行ってもらわなければ、その病態を把握するのは難しいと思われます。前回にも書かせていただきましたが、妊娠すると妊婦さんの歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)からは、増加するエストロゲン(卵胞ホルモン)を好む歯周病原細菌が多く検出され、さらにプロゲステロン(黄体ホルモン)も増加することで歯肉に炎症が起こりやすくなります。もともと歯周病が進行していた患者さんはさらに悪化しやすくなります。また、つわりがひどくなれば歯ブラシを口の中に入れるのも容易ではありませんから、妊娠期は歯周病が悪化しやすいのです。歯周病の影響は母体のみならず、胎児に対しての影響を指摘する論文が散見されます。早産(22~36週での出産)および低体重児出産(2500g未満での出産)に対して、近年歯周病の影響が報告されています。早産の原因には感染や体質によることが多いと言われています(日本産科婦人学会による)が、最近の報告ではリスク因子の1つとして、歯周病の治療を行うことでこれらのリスクを軽減する可能性が示唆されています。そのため、妊娠の可能性のある患者さんや既に妊娠中の患者さんにはご自身のお口の健康だけではなく、生まれてくる赤ちゃんのためにもさらなる歯周病のケアをお勧めいたします。
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