■ご訪問者数:29948078
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

白目が真っ赤! 結膜下出血

Text by 江口眼科病院 髙橋 由衣
「目が赤いよ!」と、突然家族や友人に指摘された経験がある方はいらっしゃいますか?鏡を見ると白目が真っ赤になっておりびっくりされたことと思います。この白目がべったりと赤く染まることを「結膜下出血」と呼び、結膜(白目を覆う膜)の血管が破れて、結膜の下に出血が広がった状態です。小さな点状のものから、斑状のもの、時には眼球結膜全体を覆うような広範囲なものもあります。強い痛みやかゆみ、目やにといった症状は伴わず、誰かに指摘されて気が付くことも多いようです。出血量が多く、結膜に血腫を形成した場合は違和感、異物感を覚えることがあります。結膜下出血の原因はさまざまです。眼局所の要因(眼外傷、手術によるものや急性結膜炎によるもの)や、全身性疾患(動脈硬化、高血圧、糖尿病、出血性素因、腎炎、急性熱性疾患など)に伴うものもありますが、思い当たる誘因がなくても出血することがあります。発症後は1〜2週間程度で自然に出血が吸収され元の状態に戻ります。しかし、出血量が多いと吸収されるのに時間がかかる場合もありますが少しずつ吸収されていきますので心配はいりません。基本的には眼科受診が必須な状態ではありませんが、①眼外傷を受けた場合、②痛みやかゆみ、目やにを伴う場合、③頻繁に繰り返す場合、④熱を伴う場合。これらが当てはまる場合は結膜下出血ではない可能性、全身疾患に伴う結膜下出血の場合もあり、眼科精査・加療が必要なこともありますので眼科を受診してください。
続きを読む

糖尿病と診断されたら、すぐに眼科受診を!!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
食生活の欧米化により、日本では約950万人の糖尿病患者がいます。そのうち糖尿病網膜症を発症している人は、約140万人です。この網膜症は、大変恐ろしい合併症です。なぜならば、初期では全く自覚症状が無いために、かなりの眼底出血が起きて、視力低下してから初めて気付くからです。実はそうなるまで、眼科を受診しない方がほとんどです。視力低下してから受診して、治療方法がある方もいますが、「時すでに遅し!」と眼科医が思うほど悪化している方も多いのが現実です。そうなると、レーザー光凝固術や手術などで治療をしてみても、網膜症の悪化がすでに進行していて、治療のかいなく失明の一途をたどる方もいます。糖尿病網膜症は中途失明3大原因の一つです。糖尿病と診断されたら、すぐに眼科を受診して、一度眼底検査を受けて下さい!早期発見、早期治療は、あなたの目を救います!!
続きを読む

腋臭症(えきしゅうしょう)と腋窩多汗症(えきかたかんしょう)

腋臭症(えきしゅうしょう)というのは、いわゆるワキガのことです。腋窩多汗症(えきかたかんしょう)とはワキに多量の汗をかく事をいいます。これらは症状としては似ていますが、別のモノです。ワキにはアポクリン腺とエクリン腺という汗腺があります。アポクリン腺からの分泌が多いと、分泌物は皮脂と混ざりさらに皮膚表面の細菌によって分解されて、特有のニオイを発生します。これが腋臭症です。腋窩多汗症ではエクリン腺からの分泌が多く、多量の汗をかきます。外来に「ワキのニオイが気になる」と言って来院される方の中には腋臭症の方もいますが、腋窩多汗症の方も多くいらっしゃいます。本当のワキガではなくて、汗のニオイが気になっている方です。治療法は腋臭症も腋窩多汗症も似ています。1.外用剤―いわゆる制汗剤です。抗菌作用のある外用剤で皮膚表面の殺菌をしてニオイを抑える物です。もっとも手軽な方法ですが、効果も限られます。2.ワキの脱毛―女性の場合はワキの脱毛をすることによって、汗やニオイを軽減できることもあります。現在はレーザーなどによって手軽に脱毛ができます。しかし、これもやはり汗やニオイの強い方には満足できる効果は得られにくいようです。3.注射による方法―ボツリヌス菌の毒素を精製した薬品があります。これをワキに注射することによって汗の量を減らすことができます。この方法は腋窩多汗症にはかなり有効な方法です。ただし効果は数ヶ月で、効果を持続させるためには定期的に注射をしていかなくてはなりません。4.電気分解:皮膚の下に針を刺して電気を流し、アポクリン腺やエクリン腺を焼いてしまう方法です。この方法でも確実ではありません。また、一時的に汗やニオイが減っても数ヶ月で戻りがあることもあります。5.手術療法:アポクリン腺、エクリン腺を直接切除してしまう方法です。これがもっとも確実な方法ですが、術後の制約などもあり、落ち着くまでにはある程度の時間も必要になります。
続きを読む

なかなか治らないニキビ ピーリング&レーザーピーリング

ニキビ治療では抗菌剤含有のローション、ジェル、クリーム、時には少量のステロイド含有の軟膏を皮膚に塗り、抗菌剤、ビタミン剤を内服することが一般的に行われています。20歳以上の方のなかなか治らないニキビ、特に顎や首に局所的に発生するニキビの多くは、ダイエット時の偏食などによる貧血や女性ホルモン異常、ストレスに原因があります。ピーリング治療は、一般的治療でなかなか治らない方やニキビ治療時から美白を考えている方への治療で、できるだけニキビ跡が生じないようにするのに有効です。また、レーザーピーリングやメソローラーによる治療は、ニキビによって黒ずんだり陥没してしまった部分を軟化させて、黒ずみや陥没を改善し、化粧のむらを解消させるのに効果的な美白治療です。ニキビ治療には保険治療から自費治療までいろいろあります。カウンセリングの時に、治療後の経過のことや注意事項をお聞きになった上で、生活様式に合った治療方法をお選びください。
続きを読む

感染性胃腸炎に注意しましょう

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
感染性胃腸炎はウイルスや細菌などの微生物が原因となって起こる感染症で、発熱、腹痛、嘔吐、下痢が主な症状です。食物が原因の場合は「食中毒」とか「食あたり」などともよばれますが、嘔吐で空気中に飛散したり人の手への付着を介して微生物が口から入って起こる場合もあります。原因微生物としては黄色ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、ウエルシュ菌、ロタウイルスなど多くの種類がありますが、中でも感染力の強いノロウイルスはウイルスの数が10~100個という少数でも感染が成立するとされておりしばしば食中毒の集団発生の原因となります。最近では新型コロナウイルスも原因の一つにあげられます。報告により差がありますが概ね新型コロナウイルス感染者の5%程度が胃腸炎症状を呈すると考えられ注意が必要です。どの微生物が原因であるかは、食べた物の内容や摂取から発症までの時間などの情報からある程度推定できる場合もありますが、確定するには便から微生物を検出する必要があります。しかしほとんどの感染性胃腸炎は自然に治る傾向が強く数日で治癒する場合が多いので、特に成人の場合多くは実際には検査は行われていません。治療は整腸剤の内服や水分補給・点滴など対症治療が基本となります。胃腸炎における嘔吐や下痢は生体の防御反応でもあるので、無理にそれらを止める治療は行わない方が良いとされています。抗菌薬が有効な細菌が原因の場合でも全例で投与するわけではなく、小児や高齢者のような悪化しやすい方や重症例で必要に応じて投与を検討することになります。なおウイルスに有効な薬剤は今の所ありません。夏は感染性胃腸炎が多い季節です。予防のために手洗いは石鹸でこまめに行い、食品の衛生管理には十分気をつけましょう。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

あ
医科 歯科  
か
医科 歯科  
さ
医科 歯科  
た
医科
な
医科 歯科  
は
医科 歯科  
ま
医科 歯科  
や
医科