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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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40歳を過ぎたら、眼底検査を!!Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
「目を見ればその人が分かる」と言いますが、これは本当で、眼底は体の中で血管を直接観察できる唯一の場所です。体がメタボならば、目にも高血圧・高脂血症・糖尿病による合併症が出現する可能性があるのです。イギリスの若者対象の調査によれば、肺がんや脳卒中よりも失明が一番恐怖という結果が出たそうです。瞳孔を広げる点眼薬をつけて眼底検査を行えば、目の重要な病気を早めに見つけることができます。また、40歳以上の日本人の5%は緑内障で、疑いのある人を含めると、さらに多くの方が緑内障と気付かずにいると言われています。緑内障は進行性で日本の失明原因1位の病気ですが、早めに発見し眼圧を下げる治療を行えば、進行を遅らせることができ、老後も身の回りのことができる視野を保てる可能性があります。緑内障も眼底検査と視野検査・眼圧測定で見つけることができます。早期発見のために気軽に眼科を受診しましょう。
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糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
事実、年間約3,000人が糖尿病が原因で視覚障害の認定を受けています。また、厚労省によると「糖尿病が強く疑われる人」は890万人、「糖尿病の可能性を否定できない人」は全国に1320万人いると推測されています。糖尿病による眼の合併症は糖尿病網膜症ですが、急に悪くなるのではなく、初期の単純網膜症から、中期の増殖前網膜症を経て、末期の増殖網膜症に段階的に進んでいきます。ただ、自覚症状は増殖網膜症まで進行しないと現れ難いので注意が必要です。単純網膜症とは、高血糖により目の中の細い血管が障害された病期です。壁が膨らんでコブ状になった血管や、小出血が眼底検査で発見されます。この段階では、血糖を良好に維持することで網膜症を悪化させないことが可能ですから、眼科で定期的に眼底検査を受けながら、内科治療を継続してください。血管の損傷がさらに進み血流が途絶え、網膜内に酸素不足の場所ができると、増殖前網膜症です。まだ自覚症状に乏しい時期ですが、この酸素不足状態を放置すると末期の増殖網膜症に確実に進行します。至急、レーザー光線による網膜光凝固術を行い網膜の酸素不足を解消する必要があります。最終段階の増殖網膜症は、正常眼では存在しない新生血管が発生した網膜症です。この新生血管は壁がもろいため容易に破綻し、眼のなかで出血、視力低下や飛蚊症をひき起こします。また、網膜がひっぱられ、網膜剥離を起こすこともあります。失明をまぬがれるためには多くの場合、手術が必要です。糖尿病網膜症を生涯にわたって悪化させないことは、特に働いている世代にとって容易なことではありませんが、網膜症による視覚障害は日常生活を大きく制限します。医師のアドバイスに耳を傾け内科の治療をしっかり行い、定期的に精密な眼底検査を受けることが大切です。眼底検査の間隔は個人個人により異なります。眼科で受け取る『糖尿病眼手帳』に次回来院日が記載されていますので、是非参考にしてください。
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身近な多汗・ワキガ症の治療法Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
スキンケアで多汗やワキの臭いに悩んでいる方が多くいらっしゃいますが、ご本人が多汗症とワキガ症を混同しているケースがあるため、診断内容の説明を充分に受けてから治療を受けることが大切です。最近よく用いられている多汗症・軽度なワキガ症の治療は、電気凝固法とボツリヌスA毒素による方法です。日常生活にまったく支障をきたさず、翌日から入浴ができて、誰にも治療したことが分からない、短時間(10~30分)で治療可能な方法です。
よく言われているプチ手術的方法なので、改善度や効果期間が限定されます。多汗症・ワキガ症の治療にはいろいろな方法があるので、症状の程度を診断を受けた上で、日常生活に支障のない方法を選択するか、手術的方法を選択するか、充分な説明を受け医師と相談して決めましょう。 |
血尿についてText by 医療法人社団やまだクリニック 山田 裕一
今回も身近な話題について書いてみたいと思います。血尿には、ご自分で見てはっきりと赤いことが分かる肉眼的血尿と、見た目は正常ですが検診や病院の検査でたまたま指摘される顕微鏡的血尿の2種類があります。肉眼的血尿の色調は、出血の場所や程度により様々です。鮮やかな赤、赤ワインのような赤、どす黒い赤、茶色など。高熱時や水分摂取の少ない時の濃い黄色尿や薬剤による着色尿は血尿ではありません。いずれの血尿も何らかの病気が潜んでいるサインを示していることがあります。一番注意が必要なのは、痛みや頻尿などの自覚症状がない肉眼的血尿です。膀胱などの腫瘍によることが多く、いったん血尿が出ても自然に止まるため、病気が治ったと思い、そのまま放置する方もいます。その間に病気は進行するので、難しい手術や治療が必要になってしまいます。たまたま尿検査をした時に、潜血反応が陽性で、2次検査を受けるように勧められることもあります。慢性腎臓病、腎炎などの内科的疾患や膀胱や腎臓の腫瘍の初期症状のこともありますので、どんな血尿の場合でも、ご自分の判断だけでなく、一度はお近くの専門医の受診をお勧めします。
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コロナウイルスワクチン接種についてText by はら内科クリニック 院長 原 信彦
いよいよ65歳以上の方のワクチン接種がはじまりました。ここで、現在使用されているワクチンについておさらいしましょう。まず、接種間隔は、3週間が基本です。2回目を打ちそびれた場合はできるだけ早く打ちましょう。1回目の接種と2回目の接種では、副反応の発生頻度に差があります。先行接種の全年齢集計では①37.5度以上の発熱について、1回目3.3%2回目38.4%(中には38度以上の方もいます)と高率でした。発熱する場合は、翌日が一番多く3日目にはほぼ解熱しています。②接種部位の痛みについて、1回目2回目ともに90%程度と高率です。これも接種翌日が、最も多く3日目には改善してきます。③疲労感・倦怠感については、2回目で全体で7割。④頭痛は、2回目で5割の頻度となります。若年・女性に頻度が多くみられました。65歳以上の2回目接種時は、副反応は発熱9%・頭痛20%・全身倦怠感38%となりました。これらの副反応はワクチンが免疫をつけるための反応といわれています。発熱については、当日から翌日にかけて上がり通常数日以内で治ります。一人暮らしで心配な方は、発熱・疼痛に備えてかかりつけの先生や薬局で熱冷ましや痛み止めを処方・購入し、食欲低下等に備えレトルトパックの食材やスポーツ飲料等をあらかじめ購入しておき脱水を予防しましょう。医療機関もがんばっています。通常外来・発熱外来・ワクチン接種は、院内で15分待機・病院内を混まないよう等努力していますので、接種予定がまだの方も今しばらくお待ちいただくようお願いします。原稿を書いている5月15日現在、最新の話題は、横浜市立大学医学部の発表で、このワクチンは、現時点での変異ウイルス英国型・南アフリカ型・ブラジル型・インド型に対しても中和抗体ができるそうです。期待して待ちましょう。
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