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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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ワキガ・多汗症の手術治療Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
夏、汗をかくことは自然現象で熱射病を防ぎ、体温調節を行う大切な体の機能です。汗を罪悪視する風潮は困ったものです。汗をイメージするとワキガ、多汗症のイメージに誘導する商業的イメージ戦略も問題だと思います。しかし、現実に脇のにおいに悩み、ワキガなのか多汗症なのか分からず、またはワキガだと思い込んでいる方も沢山いることも事実です。ワキガ、多汗症にお悩みの方はデオドラントを使用しながら、非常に気を使い、綿の下着を避け通気性の良い素材を注意しながら使用して生活しています。においが気になってしまうと日常生活に支障をきたしてしまう方も多いのです。ワキガ・多汗症の治療法は施術後生活に支障がきたさない電気分解法や主として多汗症の治療としての短期間効果(6ヵ月程度)のボトックス注射治療があります。電気分解法は麻酔が必要ですが、ボトックス注射では麻酔必要がありません。どちらも施術時間は30分以内です。外科的治療は長期間の高い効果を期待する方法として、保険診療で、切開法の皮弁法、皮膚有毛部切除法などがあります。このような方法は切開した傷跡も大きく、入院が必要です。自費治療による方法で、マイクロキューサー(超音波メス)、クアドラカッターによる吸引治療は手術後の傷跡が小さく、事務的仕事が可能な安静度です。入院する必要はありません。手術時間は両脇で2~3時間かかります。最近は、電磁波(マイクロ波)を使用する方法もありますが、まだはっきりとした実証は分かりません。治療方法は効果の程度、効果期間、安静度、傷跡の大きさ、施術時間が異なります。形成外科医、美容外科医など熟練した専門医のアドバイスを受けてから治療方法を決めて下さい。
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睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?Text by ききょう内科クリニック 蓮沼 晶子 院長
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)が繰り返される病気です。本人の自覚がなく周りの人から大きないびきや無呼吸を指摘され本人が気付くことが多いといわれています。多くの場合は空気の通り道である気道が部分的あるいは完全に閉塞してしまうことにより起こります。SASの代表的な症状はいびきです。また、良質な睡眠がとれず日中の眠気や物覚えが悪くなるなどの精神的な症状も出てきます。高血圧や心筋梗塞や脳卒中などを併発することもあります。SASの検査はご自宅にて行っていただくことが可能です。SASの治療法はいくつかあり、個々の患者さんにあった治療法を決定することになります。心当たりの症状がある方は是非医療機関を受診してください。
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かわりゆく糖尿病の食事療法についてText by はら内科クリニック 原 信彦
最近テレビなどのダイエット番組で取り上げられている「低糖質ダイエット」。それに近い考え方の糖尿病の食事指導があります。カーボカウントといいます。この考え方を紹介するときに有名な話があります。アメリカでインスリン治療中の患者が、バーベキューの後で低血糖となるという話です。え?あんなに肉の塊を食べたのに??患者さんも医師もびっくりです。低血糖となった患者は、肉を多く食べて、炭水化物~ライスやパンをほとんど食べていなかったそうです。つまり、食後の血糖の上昇を左右するのは、肉・油(タンパク質・脂質)ではなく、ご飯・イモ・パンなどの炭水化物(糖質)であるということです。このカーボカウントというのはカーボ(炭水化物=糖質+食物繊維)の量からどのくらい血糖値が上昇するかを考え食事に応用するものです。はじめは、インスリン依存型の糖尿病の方が、食前の血糖値から、食べる炭水化物の量を考え、食後の血糖値を予測して、基本的なインスリン量に追加インスリンを加え血糖コントロールを行うものでした。日本人に多い2型糖尿病は、一般的に1gの炭水化物で3mg血糖値が上がるといわれています。ご飯1膳150gには、55gの糖質が含まれています。2型糖尿病の人がご飯を食べると理論上は55×3=165mg血糖値が上がる計算になります(実際には、その人のインスリン分泌量によって上下します)。ところが焼肉(塩)200gでは炭水化物を含みませんのでほとんど血糖値は上昇しないのです(甘いたれは、糖質なので血糖値を上昇させます)。炭水化物を多く含む食品は、ごはん・パンなどの穀類、豆類、じゃがいも・かぼちゃなどの根菜類、果物、乳製品(乳糖)です。また炭水化物(カーボ)(g)を、主食の総重量から計算する方法もあり、米飯40%、パン50%、ゆで麺20%を総重量にかけると炭水化物量になるとしています。このように今後は食事の炭水化物の量を主に考え血糖値と付き合う時代になりつつあるのです。ただし糖尿病の方は主治医と相談しながら行って下さい。
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MR(麻疹・風疹[はしか・ふうしん])ワクチンText by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
来年の4月から、MRワクチンの2回接種が始まります。1回目は生後12~24ヵ月に。2回目は小学校に上がる前の1年間(年長さんに)に行うことになります。この変更には、1回目にMRワクチン接種をしていないお子さんは2回目は打てないという取り決めと、麻疹あるいは風疹のワクチンを打ってしまっているお子さんに対しては、来年の4月以降にそれらの単独接種ができなくなり、MRワクチンの追加接種も、公費ではできないという取り決めが追加されました。現在1歳を越えて、麻疹あるいは風疹の両方あるいは片方を打っていないお子さんは、早急にワクチンを受けてください。1歳の誕生日が来年の4月以前で近いお子さんは、主治医の先生とよく相談して、単独でするかMRワクチンでするかのどちらかを選択してください。詳しくは、各市町の予防接種担当係にお聞きください。
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糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)Text by 江口眼科病院 鈴木 裕太
近年、患者数の増加が著しい病気の一つに糖尿病があります。糖尿病の合併症の一つ、糖尿病網膜症は、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害受け、視力が低下する病気です。実際には糖尿病を放置している人が少なくなく、毎年多くの人が視力を失い、成人の失明原因として非常に大きな比率を占めています。ここで注意しなければならないのは、糖尿病網膜症は進行しても視力の低下などの自覚症状がほとんどないということです。放置していると、ある日突然、目の前が真っ暗になったとあわてて病院に駆け込み、糖尿病網膜症がかなり進行した段階で起きる硝子体出血や網膜剥離と診断され、失明に至ることもあります。糖尿病と診断されたら、定期的な眼科受診を忘れないでください。検査・治療を続けていれば、糖尿病が原因で失明することは、多くの場合防げるのですから。
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