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コラムを読む

赤あざ

赤あざ(単純血管腫、イチゴ状血管腫、毛細血管拡張症)の治療にはVビームという色素レーザーを使用します。このレーザーは冷却システムがあり肌を守りながら治療するのでレーザー照射時の痛みは輪ゴムで弾かれた程度です。赤あざへのVビーム治療には保険が適用されます。単純血管腫は赤あざの一種で肌の表面の毛細血管が広がった病気です。子供のころから現れ、大人になっても小さくなりません。イチゴ状血管腫は生まれた時はないのですが、生後1カ月ぐらいから出てきて肌が赤く盛り上がりイチゴのように見える血管の病気で7歳頃までに75%の人で小さくなってくるといわれています。ただ、色は薄くなりますが、肌質の問題から最近では早いうちからのレーザー治療を開始することをお勧めします。毛細血管拡張症は赤ら顔ともいわれ肌の表面に細い血管が拡がっている症状でいろいろな原因があります。Vビームレーザー治療は1回の治療で終了するのではなく期間をあけて治療を繰り返すことで目立たなくなってきます。
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赤ちゃんの哺乳について

Text by 北斗歯科クリニック土永 浩史
10カ月にも及ぶ長い妊娠期が終わって出産を無事に終えた後は、生まれてきた赤ちゃんが健康であることがお母さんの何よりの願いです。オギャーと泣いて元気な子であることが分かるとお母さんの気持ちはホッとします。そして、元気にお母さんの乳首を吸っている我が子の姿を見ると、大変だった妊娠期間を忘れさせてくれることと思います。生まれたての赤ちゃんは健康であれば、お母さんのおっぱいを吸うことができます。しかしこの当たり前に思える動作ですが、いつどこで覚えたのでしょうか?おっぱいを吸う動作は思った以上に複雑なものです。赤ちゃんは頬や口唇のあたりを刺激すると、刺激を受けた方向に口唇を向けて乳首を探し、口唇と舌を使ってお口の中に乳首を引っ張ってきます。これらの動作は反射的に行っており、探索反射および口唇反射といわれております。赤ちゃんの頬をお母さんの指で触ると、指をパクッとくわえることがあるかと思います。この頃の赤ちゃんの上顎の口蓋は真ん中がくぼんでいて、乳首をとらえて吸うために適した形となっております。舌を前後に動かし、乳首をしごいて乳汁を吸います。これを吸啜(きゅうてつ)といいます。その後、乳汁を喉の奥(咽頭部)まで送って飲み込みます。これを嚥下(えんげ)といいます。これらもまた反射により行われます。これらの動作は、実はお母さんのお腹の中にいるときからみられるものです。胎生8週頃には口の周りを触れる刺激を与えると、頭や体を刺激した方へ向ける動作を始め、胎生12週頃には嚥下運動、胎生24週頃には吸啜運動を行い始め、この後には自分の指を吸ったり、羊水を吸引していると考えられています。赤ちゃんはお母さんのお腹にいるときから、おっぱいを吸う準備をして、頑張っています。そう考えるとおっぱいを吸う赤ちゃんの姿は違う形で見えてくるかもしれません。
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脳の健康度チェック

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
要介護状態の最も大きな原因は脳血管障害や認知症であり、脳の健康は極めて重要です。定期的な脳の健康度チェックが望まれますが、脳ドックは健康保険が利かない自費診療で、学会の指針に従った検査を全て行うと高価になります。また、病気の保険診療でも医療費削減が叫ばれる昨今、むやみにMRI検査などを行うことには批判があります。では、どんな人が検査を受けたら良いのでしょうか?ときに「隠れ脳梗塞(こうそく)」と呼ばれたりする小さな脳梗塞(ラクナ梗塞といいます)の発症・増悪には高血圧が強く影響すると考えられていますが、このラクナ梗塞が認知機能低下の危険を高くすると言われています。実際、高齢男性で血圧正常の人に比べて、高血圧が十分コントロールされていない人では認知機能の低下が確認されています。他に糖尿病と認知機能の低下の相関も示唆されており、このような生活習慣病を持った人たちには脳の健康度チェックが必要でしょう。また、色々な病気に遺伝が関与していますが、脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)も家族性のある病気のひとつです。血縁者にある種の病気があることを「家族歴がある」といいますが、脳動脈瘤の家族歴が二人以上ある場合、家族歴がない人と比べると脳動脈瘤を持っている可能性は五倍になるという報告があります。ごく最近の『国際脳卒中会議二〇〇七』で、脳動脈瘤を持っている人の一〇%に、同じく動脈瘤を持っている一親等の親族がおり、脳動脈瘤を遺伝により受け継ぐと前の世代よりも破裂が早くに見られるという発表がありました。例えば、親の世代でクモ膜下出血が五十歳で生じた場合、子の世代では三十五歳頃からクモ膜下出血が見られたといいます。このことから家族歴がある場合、若い世代から脳動脈瘤の有無を検査するよう勧められています。全ての人が定期的に検査するのが理想的かもしれませんが、社会全体としての効率を考えるとリスクのある人を優先するべきでしょう。ここに挙げたようなことに思い当たる人は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
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新型コロナウイルス対策=眼科医の立場から

Text by 藤岡眼科 副院長 藤岡 聖子
世界中で感染が広がっている新型コロナウイルスですが、拡大防止には各自が感染しない・感染を広めないという意識をもって行動することが大変重要です。ウイルスは目に見えないので本当に怖いです。誰が感染者か見えません。マスクをしていても感染者と会話をすれば数分で感染すると言われています。私達も知らぬ間に感染していても症状が出ていないだけかもしれません。ですから、マスクをする意味はうつらないためではなく、むしろ自分の身体に入り込んでしまったかもしれないウイルスを他者にうつさないためなのです。ウイルスは、涙や鼻・口の粘膜から感染する場合もあります。指先は大変汚れているので、目や鼻は、手で触らないで下さい。結膜炎+風邪症状が強い場合は、眼科受診をされても、流行り目との区別もつかないのが現状ですから外出を控えて下さい。頻回の手洗いが感染予防に効果的です。食事をする会合や大人数の集会では、感染のリスクが大変高いです。不要不急の外出は控え、他者にうつさないためのマスク装用という意識も持って、行動しましょう。
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マイボーム腺機能不全

Text by 江口眼科病院 大橋 和広
よくならない異物感、目の周囲のかゆみ、ドライアイ、その症状「マイボーム腺機能不全」かもしれません。マイボーム腺は、まぶたの縁にある油の工場で、涙の成分に油を加えて、涙の蒸発を防いでいます。ですので、この機能が落ちると涙が蒸発しやすくなり、ドライアイになります。また、油の出口が詰まると、ばい菌がついたり、ただれがおきて目の不快な症状を引き起こす可能性があります。このようなことを防ぐためには、マイボーム腺を日頃からケアする必要があります。簡単な方法として、やけどしない程度に電子レンジなどで1分ほど温めた蒸しタオルをまぶたの上から数分間あてる方法があります。この際に軽くまぶたをマッサージするとなお効果的です。眼の健康のために、お肌だけでなくマイボーム腺のケアもしてみませんか。
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