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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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病院は怖い?Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
「普段は病院に行くなんて言わない子なんですけど、今日は病院に行くと自分から言うので」
「はぁ、よっぽど具合悪いんですね」。 (そんなに病院って、嫌かねぇ。僕は毎日来てるけどなぁ)。時々、外来である会話です。やっぱり、病院って緊張しますか?悪い知らせばかりあったり、叱られに来ているわけじゃないのですが。白衣高血圧っていう病名は、ご存知でしょうか? 病院の玄関を入るとドキドキしてきます。医者に上手く病状を説明できるかしらという不安感、昨日ラーメンのスープを全部飲み干して塩分を大量に摂ったという罪悪感、薬を飲まずに血圧が急上昇していそうな予感など、診察室には、つらい状況を作り出す地雷がたくさん埋まっていそうです。 こんな時に、緊張しやすい性格の人は、白衣を着た医者のせいで血圧が高くなるので、白衣高血圧といいます。同様のことが、日常でも、緊張を強いられる場面が起こります。 高血圧がある人では、頭の血管が切れちゃうんじゃないかと思うほど上がります。 一時的な血圧の上昇なのですが、繰り返していると平素の血圧も次第に高くなってくるため、心筋梗塞や脳梗塞などの発症率が高くなります。反対に、病院に来ると安心して血圧が正常になったり、起床時には高血圧なのに、日中、正常血圧になる人もいます。まれな病態ではありますが、診察時には正常血圧と思われて見過ごされてしまいます。 比較的、若年の人に起こりやすい現象ですが、これも、脳・心臓病の高い危険因子です。 仮面高血圧と呼びます。 いずれも、家庭血圧の測定を参考に適切な治療を行えば、高血圧から起こる心臓や脳の大病を予防することができるので、気楽に受診してみてください。 |
白内障Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
白内障は、目の中の「水晶体」が濁る病気です。おおまかに、加齢によるものとその他の白内障に分けられます。圧倒的に多いのが加齢性の白内障で、早ければ40歳代から始まり、70歳ではほぼ全員に白内障がみられます。「水晶体」はカメラのレンズに相当する器官のため、これが濁ることによりまぶしく感じる、明るいところで見づらい、逆に暗いところで見づらい、霧がかかったようにぼやける等の症状が現れます。ただ視力に関しては、濁り方の違いにより初期から視力が下がるタイプや、進行しても視力が良いタイプまでさまざまです。「白内障です」と言われたら、何もせず経過観察するか、点眼薬または手術による治療を選ぶことになります。点眼薬は進行を遅らせる効果は期待できますが、決して進行を止めるものではありません。各自の日常生活において不便を感じるようになったら手術を考える時期です。
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家族みんなでインフルエンザワクチンを!Text by はら内科クリニック 原 信彦
初雪も降り徐々に師走が近づいてきています。インフルエンザワクチン接種は、お済みですか?
インフルエンザは、毎年冬季に流行を繰り返し、人口の5~20%がかかるといわれています。 日本でインフルエンザに関連した死亡は、毎年数千から数万人の報告があるそうです。1960年代から30年間にわたり学童集団予防接種が行われていたため、1980年代まではインフルエンザ関連死亡数は低く抑えられていたのですが、集団接種中止以降、死亡数が増加しているそうです。 インフルエンザは、毎年流行するウイルスが変化します。 そのためワクチンは毎年WHO(世界保健機関)の会議で流行するウイルス株を予測し、それをもとに日本での流行状況を加味して独自に作られます。ワクチンの発病予防効果は、健康成人では70~90%といわれていますが、これはあくまでも流行したウイルスとワクチンの予測が一致した場合であって、インフルエンザウイルスは流行中に突然変異を起こすことがありますので50%程度に予防効果が下がることもあるのです。 ちなみに、乳幼児の予防効果は20~50十%、学童は成人とほぼ同様です。 インフルエンザのワクチンは乳幼児や高齢者などのハイリスクの人だけにワクチンを打つより、その方に接する可能性のある家族全員にワクチンを接種した方が効率的に予防できます。 イギリスでの報告は、老人施設内の入居者全員にワクチン接種した場合と、逆に老人施設に出入りする職員だけにワクチン接種をした場合、同等の効果があったそうです。これからもわかるように、インフルエンザは自然になるのではなく、周りの人からもらうものなので、その周りの人も一緒にワクチンを受けた方が良いようです。今年からは、家族みんなでワクチンを受けられてはいかがですか? |
寒くなると涙目? 乾き目?Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
冬場は空気が乾燥してきますが、それに加え暖房を入れるとなおさら室内の空気が乾燥してきます。そうすると目が乾く、ショボショボするという患者さんが急に増えてきます。乾き目=ドライアイの患者さんには2種類あります。涙が根本的に少ないタイプと涙は普通の量なのに乾き目になってしまうタイプです。前者はシェーグレン症候群と呼ばれ、涙の他に唾液も少なくなって口も渇く病気です。治療は、ヒアルロン酸や人口涙液といった点眼液をさして水分を補充して、目頭にある涙の下水の入り口=涙点(るいてん)にプラグという詰め物をして少しでも涙が目にたまるようにしてあげます。後者は結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)と言って、白目の表面の皮=結膜がだぶついてくることによって涙が目の表面で安定しなくなり蒸発しやすくなってしまうという病気です。治療は、だぶついた結膜を引っ張って伸ばして縫い付ける手術をします。「EYESCURE(アイズキュアー)」というドライアイ用のメガネも有効です。スキーのゴーグルのようにレンズ・フレームと顔の隙間を埋めるパッドがあり涙の蒸発を防いでくれます。また、加湿器の役目をする水タンクが付いて目を潤してくれます。逆に冬場は涙目になるという患者さんも増えてきます。先に挙げた涙点が小さくなってしまう病気~涙点狭窄症(るいてんきょうさくしょう)の患者さんは、冷たい風に当たると涙が増え、それが目の外に捨てられなくなるので涙があふれてしまうのです。また、涙点だけではなく、目頭から鼻にかけて通っている涙の下水管=鼻涙管(びるいかん)自体がつまってしまっている病気もあります。~鼻涙管閉鎖症(びるいかんへさしょう)。これらの場合、まず涙を減らす目薬を使ってみますが、効き目が少ないようならば、涙点切開術や涙道チューブ挿入術などの涙目の手術をする必要があります。
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iLASIKって聞いたことありますか?Text by 吉田眼科病院 吉田 紳一郎 副院長 長池 陽子 医師
【長池】私は、眼科医として数々の手術(レーシック)を行い診察してきました。自分自身も近視で小学生の頃から眼鏡をかけ始め、高校生位にはコンタクトレンズになり数年前まで装用しておりました。しかし長時間の装用、アレルギー性結膜炎やドライアイの症状が酷くなり装用するのが辛くなってきたことからレーシックを受ける決意をしました。実際に手術を受けて感じた事は、手術時の麻酔は点眼のみですが、普段説明している通り痛くありませんでした。時間も思っていた以上に短時間で終わったという感想です。ただ、終わって数時間は違和感があり涙が出て、目を開けているのが少し辛く感じますが夜になる頃には、徐々に視力も上がり違和感もなくなってきました。翌朝、起きてみると眼鏡なしで時計の針や数字がハッキリ見え、ぼんやりしていたいつもの世界から抜け出せた喜びで、とても感動したのを覚えております。その他には夜の電灯や車のライトは数ヶ月間、滲(にじ)んで見えていましたが、気が付くとその症状もおさまっており、現在はくっきり見えております。私の視力は、0.09から1.5に上がり、4年経った今もキープしております。当然、個人差もあり全ての人が同じ経過になる訳ではありませんが、私の視力の改善はもちろん、自身の体験により患者様の目線で治療についての相談を出来る様になった事が私にとって貴重な経験であり、やって良かったと満足しております。【吉田】さて、ここまでは長池陽子医師の体験談をご紹介いたしましたが、実施したのは4年前になります。したがって従来のレーシックを行った訳ですが、最近さらにレーシックが進化してきており現在主流になっているイントラレーシックという方法をご紹介します。従来のレーシックはマイクロケラトームというブレードのカミソリでフラップを作成しますがイントラレーシックでは、コンピューター制御のレーザーを用いてフラップを作るという方法になります。これは、イントラレーシックの方がフラップをより薄く、正確に作成することが可能になり、従来のレーシックでは出来なかった強度近視の矯正適応範囲が広がったという点や今までは術中に起こる可能性のあった問題も改善され『より安全性と精度の高まった屈折矯正手術』と言えます。当院で導入機種であるVISIX社では、イントラレーシックを行う際にウェブスキャンという機械を使って本人だけのカスタマイズされたレーザー照射する方法を『iLASIK』と呼んでいます。きっと『iLASIK』で今まで以上の満足感を得られると思います。
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