■ご訪問者数:29540299
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

目の周りの美容法・・・眼科医の立場から

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
よく患者さんから、①目の周りの皮膚がカサカサなので市販軟膏を塗っていますが、いいですか?②顔用の軟膏を塗っても目の周りが真っ赤になりますが、続けて使っていいですか?③疲れ目なので目の周りのツボを押していますが、いいですか?④目の周りがたるんできたので一生懸命アイクリームを塗ってマッサージしていますが、効果ありますか?⑤眼球をグルグル動かして疲れ目をとる体操をしていますが、いいですか?などの質問をされます。いずれの答えも「NO!」です。①②→目の周りの皮膚は身体中で1番薄い皮膚です。普通ならばゴシゴシ洗う必要のない部位なのですが、最近はアイメイクを落とすためにクレンジング剤を使用してコットンなどで強くふき取ってしまうので、細かな傷がつき、その傷から感染をおこし、皮膚炎になっていることが多いのです。まつ毛のエクステやつけまつ毛の接着剤による皮膚炎も増加してきています。このような時は、眼科の抗菌点眼や抗菌軟膏で治療すると治ってきます。③④⑤→目の皮膚の下には目の開閉を行う眼輪筋という薄い筋肉がありますが、「ツボ押し」や「マッサージ」などで強い力が加わると、筋肉が伸びてしまい、かえって瞼がたれ下がったり、皮膚の弾力繊維が壊されて目の周りのシワが増えたりすることになります。「マッサージ」をすればするほど、目の周りは垂れてくると思って下さい。むやみに「グルグル目を動かす体操」をすると、網膜に穴が開きやすい所があった人にとっては、穴が開くきっかけになることもあります。以上のように、目の周りをいつまでも美しく保ちたいならば「目の周りはそっと洗い、マッサージなどしない、自己判断の軟膏はつけない、むやみに眼球運動をしないこと!」です。もし、目の周りに何か起きた場合には、必ず眼科を受診して下さい。
続きを読む

日本脳炎ワクチン B型肝炎ワクチン

Text by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
6月に入って函館近郊は暖かい日差しに包まれ、子どもたちにとって楽しい夏がもうすぐです。楽しいことばかりであればいいのですが、水ぼうそうやおたふくかぜが久しぶりに流行していて、ワクチン接種をしていないお子さんを中心につらい時間があるのは、ちょっと切ないですね。2年ほど前から市民の皆様にいろいろとお願いしていた日本脳炎ワクチンがこの4月から公費接種として開始になりました。3歳から20歳未満の全てのお子さんが対象です。7歳半から9歳までのお子さんは予防接種法の規定により接種は9歳以降となっています。20歳ぎりぎりの人は、公費接種が4回すべてできないということがありますが、残りを有償でも接種するようにしてください。4回行うことで有効な免疫を獲得することができるからです。すでに任意接種で接種したお子さんは残りの回数を公費で行います。かかりつけの先生とよく相談して進めていきましょう。特別な事情のあるお子さんは6カ月から接種も可能ですので、これもかかりつけの先生と相談してください。10月になるとB型肝炎ウイルスに対するワクチンも今年の4月以降に生まれたお子さんを対象に公費接種になります。2カ月から1歳未満で3回の接種が必要です。このワクチンは将来のB型肝炎ウイルスによる肝硬変や肝臓がんを予防するのが主たる目的です。2カ月のヒブや肺炎球菌ワクチンと同時に始め、3カ月時に2回目、1回目の20~24週後を目安として3回目を行うというものです。10月から始まりますので4月に生まれたお子さんは、タイトなスケジュールになっています。10月になってすぐ始めないと、最後の1回が1歳を超え有料となる場合がありますので、注意してください。ワクチンで予防できる病気はワクチンで予防するというのが、子どもにとって大切なことです。あなたの大切なお子さんをワクチンで守ってあげてください。小児科医からのお願いです。
続きを読む

あなたの目の症状、ドライアイかもしれません

Text by 藤原眼科 藤原 慎太郎
「眼が疲れる」、「眼が乾いた感じがする」という症状を感じたことはありませんか?
その症状、もしかするとドライアイかもしれません。ドライアイは目を守る役割をする涙の量が足りなくなったり涙の性質のバランスが崩れたりすることによって、目の表面に障害(傷)が生じる病気です。パソコンやTVゲーム、細かい作業によって目が乾いていると感じる時は、まばたきの回数が減少して涙の量が減っている場合があります。乾燥した目は目の表面に傷がつきやすくなり、そのままにしておくと目の表面だけでなく、角膜や結膜の健康が損なわれる可能性があります。重症のドライアイは、中年女性を中心に多く見られる「シェーグレン症候群」を伴っている場合があります。
以下の方は要注意です!パソコンを長時間使う方コンタクトレンズを使用している方半年以内に屈折矯正手術を受けた方エアコンを長時間使う方夜更かしする方旅行や出張の多い方花粉症の方車の運転をよくする方ご高齢の方ドライアイの症状は、目の乾きだけでなく疲れ目、痛み、光がまぶしい、視力が落ちてきた、目が重い、涙が止まらないなど様々です。それが一過性の不調なのか、眼球の表面に障害が起きているためなのかは、眼科でのきちんとした検査なしに判断することはできません。放置しておくと知らないうちに症状が悪化し、合併症を引き起こすことがあります。ドライアイには、専門的な治療が効果的です。おもな治療には点眼薬によるものと涙の排泄口である涙点を閉鎖する方法があります。ドライアイは生活習慣や他の病気などにより涙の量だけでなく質が変わってしまうことで起こる病気ですから市販の目薬で水分を補うだけでは症状が改善しない場合もあります。また市販の目薬や水道水による洗眼はかえって病状を悪化させてしまうこともあります。
少しでも気になったら眼科医に相談してみましょう。
続きを読む

男性の性(7)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
私は現在、北斗市(旧上磯町飯生)で開業5年目になりますが、上磯町出身の歌手に三橋美智也がいます。年配の方はご存知だと思いますが、1950〜60年代には伸びやかな高音が魅力の超人気歌手で、ミリオンセラー18枚(民謡1曲を含めると19枚)、生涯売り上げレコード枚数1億600万枚(2005年現在この日本記録はまだ破られていないそうです)、民謡や三味線の師匠としても知られ、弟子に細川たかしがいます。
当時のレコード市場規模は現在の10分の1程度だったそうなので、このレコード売り上げ記録は驚異的・超弩級といえます。1970年代後半には、ラジオのディスクジョッキーが人気を呼んで『ミッチーブーム』が起き、“それにつけてもお菓子はカール”のCMソングを歌い、40歳代後半に第2の人気のピークを迎えました。
私生活でも再婚して子宝に恵まれ幸福な時期だったようですが、晩年は妻からの家庭内暴力に耐えかねて家出し大阪のマネージャー宅に居候していたそうですから、国民的大歌手の最晩年はあまり幸せではなかったかもしれません。1996年、65歳で没。4ヶ月前のこの欄で、『女性の閉経に相当するような生殖・ホルモン的転換点は男性にはないのだろうか?』と書きましたが、最近男性でも加齢性腺機能低下症候群という概念が提唱され臨床的にも重要となっています。加齢とともに生じる、性欲・勃起能の低下、内臓脂肪の増加、骨粗しょう症などの身体症状や、抑うつ・疲労感・短気、不眠、知的活動力・認知力低下などの精神症状の何割かが男性ホルモンの低下と関連している、という考えです。
血中の男性ホルモン(テストステロン)は加齢とともに徐々に低下しますが、以前は測定方法が統一されておらず、また日本人での大規模調査で加齢による血中総テストステロン濃度の低下が認められなかったため、他の先進国に比べ日本人男性は“老いてますます盛ん”という風説が流れたこともありました。
しかし最近、総テストステロンではなく、生体内で活性のある遊離型テストステロンが測定可能になると、日本人男性も加齢ととも徐々に男性ホルモンが低下していることが明らかになってきました。晩年の三橋美智也が妻から受けた家庭内暴力の原因あるいは誘因が、この加齢性腺機能低下症候群だったとすれば、適切な治療を受けることによって、もっと幸せな夫婦生活・家庭生活が送れたのでは?と思います。(つづく)
続きを読む

手足のゆびの色調異常

血管には動脈と静脈があり、動脈は赤く静脈は青く描かれることがありますが、流れている血液の色が違うわけではありません。しかし手や足のゆびの色が変わることがあります。主な色は白、赤、紫です。この色は局所の血の巡り(循環状態)を表しています。白色は動脈に血液が流れなくなった状態で「血の気がない」「虚血」と言い、赤色は動脈に急激に血液が流れ込んだ状態で「紅潮」、そして紫色は静脈に血液が滞っている状態で「チアノーゼ」です。時間と共に複数の色に変化することをレイノー現象と言います。レイノー現象は寒冷刺激や精神的なストレスによって微細な血管がけいれんすることで起こりますが、その原因については不明のものが多く一次性レイノー現象、「レイノー病」と名付けています。一方二次性レイノー現象は病気のひとつの症状として色調異常を来すもので「レイノー症候群」と言います。例えば動脈硬化によって血管が細くなり血流が乏しくなる閉塞性動脈硬化症、免疫の異常によって起こる膠原病(こうげんびょう)、肩口の血管が圧迫される胸郭(きょうかく)出口症候群などがあります。いずれも安静にすることで自然に軽快したり、マッサージをしたり温めたり、手や足の高さを変えると元の色に戻ります。何故ならば血流障害が改善されるからです。このような色の変化が繰り返し起こる場合や元の色にもどらなくなった場合は医療機関で相談されることをお勧めします。専門科はリウマチ科、心臓血管外科、循環器内科などです。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科
医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科