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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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眼はカメラであり、時計でもある!!Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
人間の眼は「物を見る」というカメラの機能ともう一つ、光を使って「時を知る」という時計の機能があります。私達は、「朝起きて、食事をして、仕事(学業)をして夜寝る」というサイクルで生活をしており、その一日のリズムを持たせているのは体内時計なのです。その体内時計の針を動かすのは光です。光にはさまざまな波長光があり、その中でもブルーライトは、目の奥の網膜に到達しやすい波長の光です。夜明け前にはブルーライトが弱く、日中は強いことから、私達の体内時計は朝の光によって「朝だ!」と、認識し目覚めるのです。1990年代に発明されたブルーライトLEDは、現在では照明ばかりではなく、スマートフォンやパソコン、テレビの液晶画面に使用されています。夜までパソコンを使用している方やネット依存になっている方は、本来ならば朝に強いブルーライトに常にさらされているために、体内時計の針の動きが狂ってしまい、夜を認識できなくなり、その結果、睡眠障害になってしまいます。この体内時計の乱れが睡眠障害にとどまらず、うつ病、高血圧、糖尿病、肥満、ガンなどのリスクファクターになっていることがわかってきています。また、ブルーライトは網膜の機能を低下させ、疲れ目の原因にもなります。以上のことから、①昼間はなるべく外でブルーライトを思い切り浴びる。外で遊び、外を歩く。②パソコンやスマートフォンを使う場合は、ブルーライトをカットするPCメガネをかける。③夜間にはパソコンやスマートフォンをやらない。夜間にはなるべくブルーライトを眼に入れない。①~③を守り、眼のカメラ機能と時計機能を正常に働かせれば、体内時計は乱れることがなくなり睡眠障害にもならないですし、眼の疲れも軽減させることができます。
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新時代に入ったリウマチ治療Text by おぐらクリニック 小椋 庸隆
関節リウマチは、手足の関節が腫れて痛み、進行すると関節の機能障害をきたす原因不明の疾患です。
これまでは治療しても十分な改善が得られず、関節破壊を食い止められないこともしばしばでした。 しかし、ここ数年の間に治療効果の高い画期的な薬が次々と開発され、状況が一変しました。これらは「生物学的製剤」と呼ばれるもので、現在4種類の薬が使われています。 有効率は約80%と、従来の薬に比べてはるかに高く、日常生活に不自由がない程度まで改善することもあります。また、関節破壊を抑える効果も高いことがわかっています。 ただし、問題点がないわけではありません。 免疫を抑える働きが強いので感染症のリスクが高まること、非常に高価であることなどです。有効性・安全性・経済性を十分考えて上手に使用すれば、患者さんにとって大きな福音となるでしょう。 |
今日からあなたも正しいレンズケアをText by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
コンタクトレンズによる眼障害を防ぐための正しいレンズケアを、現在、最も普及している2週間交換タイプのレンズと、洗浄すすぎ、消毒、保存を一剤でできるMPS(マルチパーパスソリューション)をとりあげ、今一度再確認しましょう。微生物はどこにいるのか?レンズケアの最大の目的は、眼に微生物をいれないことにあります。微生物はあなたの手や指、レンズや保存ケース、ケア用品、水道水にひそんでいます。手指の洗浄レンズを着脱する前に必ず手を洗います。石鹸をよく泡立てて、手の平や甲だけでなく、指の間、指先、手首までしっかり洗いましょう。その後、ペーパータオルや清潔なタオルでふきとって下さい。こすり洗いはずしたレンズには汚れや微生物が付着しています。十分な量のMPSですすいだ後、レンズを約20回、やさしくこすり洗いして下さい。MPSの消毒効果はこすり洗いなしでは不十分です。すすぎこすり洗いしたレンズは、MPSですすいでからケースに保管します。MPSをたっぷり使うことが重要です。ケース管理レンズを取りだしたケースは流水(水道水)ですすぎ、さらにケース内を指でこすり洗いした後、自然乾燥させます。ケースは1.5ヶ月毎、理想的には1ヶ月毎に新しいものに替えるのが安全です。装用前のすすぎケースから取り出したレンズをそのまま装用してはいけません。レンズ装用直前にMPSでしっかりすすいで下さい。ケース内でレンズが汚染されていた場合、この装用直前のすすぎが重要になりますから、念入りにすすぐことが大事です。また、レンズの汚れで最も多いのは化粧品です。レンズの装用は化粧する前です!MPSの管理MPSは開封後徐々に消毒効果が低下していきます。MPS内から微生物が検出された報告がありますから、MPSは開封後長くても1.5ヶ月以内に使い切るように。つぎ足しでの使用は大変危険です。絶対にしてはいけません。定期検査トラブルを最小限に抑えるために、眼科での定期検査は必須です。コンタクトレンズを安全に使用するためには正しいレンズケアと3ヵ月毎の定期検査を受けましょう。
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痛みやシビレとの付き合い方についてText by 函館西部脳神経クリニック 院長 小保内 主税
この原稿を書いているとき、丁度、東京パラリンピックが閉会しました。日本での開催なので、時差がないため、色々な種目をテレビ観戦できて、大変感動しました。“失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。”これは、パラリンピックの創始者とされるグットマン博士の言葉ですが、今まで、この言葉は知りませんでしたが、神経の病気で機能を失った患者さん達を診てきた私も、同様の言葉を患者さん達に掛けてきました。さて、手足が麻痺して動かせないことだけでなく、痛みやシビレがあることも、機能の喪失と考えられます。つまり、患者さん達は「痛みやシビレのために、○○が出来ない」と訴えます。治療に関わる人間は、様々な方法で、その痛みやシビレを取ろうとしますが、残念ながら、完全に痛みやシビレを取り除けることは多くありません。先日、ある鎮痛薬のパンフレットの言葉に目が留まりました。「痛みがなくなることを治療の目標にせず、痛みはあるけれど、○○ができることを目標にしましょう」というものでした。患者さん達の痛みを無くして欲しいという気持ちはよく分かります。でも、完全に症状が無くなることを目標にすると、得てして不満だけが残り、病気が悪化しているような気になってきます。私は最近、患者さん達に、「痛みやシビレがある」今の状況から、「痛みやシビレはあるけど、○○が出来るようになる」ことを目標にするようにお勧めしています。これはまさしくグットマン博士の言葉と相通ずるものがあるでしょう。病気で出来なくなった状態を嘆き悲しんでばかりいるのではなく、病気の症状を抱えたままでも、出来ることを増やす努力をしていくことが、充実した生活を送るのに役立つと考えるのですが、どうでしょうか。
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顎関節症(がくかんせつしょう)?Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
最近、あごが痛くて口が開けられないという方が増えています。口が開けにくい、開けたり閉じたりすると耳の前が痛い、あごの関節が音をたてる。こんな症状を総称して顎関節症と言います。原因として、歯並びや噛(か)み合わせの悪さが考えられます。しかし、歯並びや噛み合わせは良くてもその使い方が悪くて顎関節症になってしまう事があるのです。例えば、食事の時にテレビを見ながら横を向いて食べたり、あまり噛まない早食いや、片噛みすることも原因の一つになってしまいます。悪い姿勢やストレスや緊張による首や肩の凝りが常に続くとそれが原因になる事があります。顎関節症を治すには原因を一つ一つ解消していくことが大切です。しかし、こんな症状のある方は、まずお口の中に原因が無いかどうか一度かかりつけの歯医者さんに相談してみて下さい。
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