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コラムを読む

ワクチンのシーズンがやってきました

Text by はら内科クリニック 原 信彦
いよいよ、師走も近づいてきました。インフルエンザワクチン接種は、お済みですか?「去年打ったから今年は大丈夫!」と思っている方はいませんか?インフルエンザは、毎年はやるウイルスのタイプが異なるため、毎年接種すべきワクチンです。函館市民で六十五歳以上の方は、市の助成があるため千円で接種できます(収入に応じて無料になる手続きもあります)。まだ未接種の方は、十二月初旬までには済ませることをお勧めします。また、最近では肺炎球菌(はいえんきゅうきん)ワクチンを接種する方も増えています。「肺炎球菌って?」聞き慣れないと思います。健康な方でも風邪をこじらせ肺炎になることがあります。また、高齢になればなるほど、その死亡率も高くなります。この肺炎の原因の約三十%を占めるのが、肺炎球菌なのです。また、この肺炎球菌が最近では薬の効きにくい耐性菌に変わってきているそうです。肺炎球菌による肺炎を予防するのが肺炎球菌ワクチンです。どういう方に勧めるのか?―やはり高齢で、慢性の心臓病・呼吸器疾患〔肺気腫・喘息(ぜんそく)など〕・腎疾患・肝疾患・糖尿病の方にお勧めします。肺炎球菌ワクチンは、通常、一回の接種で約五年間ほど有効であり、約八十%の肺炎球菌感染症に効果が期待できます。インフルエンザワクチン接種後一週間以上経過すればいつでも打つことができます。ただし二歳以上で脾臓(ひぞう)を摘出した方のみ保険適応となっており、ほとんどの方は実費で接種することになります。詳しくは、かかりつけ医にご相談ください。また、インフルエンザワクチンは、インフルエンザにしか効きませんし、肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌による感染症にしか効きません。ワクチンは万能薬ではありませんので、これからのシーズンは、ワクチンを接種しても、風邪の予防(人込みを避ける、外出後はうがい・手洗いを励行する)等は続けてくださいね。
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なかなか治らないニキビ「ピーリング&レーザーピーリング」

ニキビ治療は抗菌剤含有のローション、ジェル、クリーム、時には少量のステロイド含有の軟膏を皮膚に塗り、抗菌剤、ビタミン剤を内服することが一般的に行われている治療です。
20歳以降のなかなか治らないニキビ、特に顎や首に局所的に発生したニキビの多くは、ダイエットによる偏食などによる貧血や女性ホルモン異常、ストレスなどに原因があります。美容皮膚科的ニキビ治療は、ニキビ自体を治すだけでなく、ニキビ治療の後、黒くデコボコの肌にならないようにする治療です。
このようなニキビ跡(黒くデコボコの肌)が起こらないようにすることで、できるだけくすみのなく、早く化粧のりの良い肌に近づけます。ピーリング治療は、一般的に治療ではなかなか治らない方やニキビ治療時から美白を考えている方への治療で、また、ニキビ治療後にできるだけニキビ跡が生じないようにする治療です。そして、レーザーピーリングやメソローラーによる治療は、ニキビ後に生じてしまった黒ずみや陥没した肌を軟化させて改善し、化粧のムラを解消させる美白治療です。ニキビ治療は保険治療から自費治療までいろいろあります。
また、ピーリングやレーザーピーリング治療でも数回の施術が必要になります。
カウンセリングをお受けになってから、治療後の経過、注意事項をお聞きになった上で、生活様式に合った治療法をお選びください。
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耳鼻いんこう科で診てもらえるの?

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
風邪も耳鼻いんこう科で診てもらえるのですか?と患者さんに言われることがよくあります。風邪で耳鼻いんこう科を受診するというイメージがないことは残念です。そもそも風邪とは、鼻やのどから侵入したウイルスや細菌により鼻やのどが炎症を起こした急性上気道炎の総称ですので、鼻やのどを診る耳鼻いんこう科が最も得意とする病気と言えます。鼻、のど、気管の状態を詳しく直接観察して風邪の状態を的確に把握し、必要な処置(鼻処置、咽頭処置、吸入など)や最も有効な投薬を行いますので、効率的な治療が可能です。もちろん熱が出ている場合も対応できます。特に小児の場合は風邪の初期診療を誤ると中耳炎や副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)になることがありますので、風邪の治療は重要と言えます。風邪かなと思ったら耳鼻いんこう科の受診も考えてみてはいかがですか?
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アレルギー性結膜炎の原因(アレルゲン)を調べてみませんか?

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
アレルギーは、通年性と季節性のものがあります。通常、通年性アレルギーはハウスダストなど年間を通じて空気中にある物質により起こり、鼻炎症状が強く、目の症状は軽いことが多いです。一方、季節性のアレルギーは一定の時期に出現する花粉などが原因で起こるアレルギーであり、皮膚のかゆみ・鼻水・くしゃみ・涙目・目の充血など、目にも症状が強く出ることがあります。季節性アレルギーはいわゆる花粉症ですが、地方によって植物の種類や、花粉の飛ぶ時期が違います。北海道地方ではスギ花粉の飛散がきわめて少なく、シラカンバやテンサイが花粉症の原因物質(アレルゲン)として見られます。しかし、ここ道南地方は唯一スギ花粉の飛散が見られる土地で、すでにスギ花粉の飛散が始まっています。花粉症のアレルゲンとして4〜6月はスギ・シラカンバ・ハンノキ・ヒノキ・イネ、7〜9月はイネ・ヨモギ・ブタクサ・テンサイなどの花粉の飛散が多いとされています。しかし、温暖化により今までは東北地方の花粉アレルゲンだったアカマツ・りんごなどが道南地方では4〜6月に飛散するようになってきています。また、口腔アレルギー症候群といって、(左下の)花粉症がある方が、(右下の)果物、野菜などを食べた時に、花粉症と同じ症状になるのに加え、口腔内にピリピリ感が発症することがあります。口に入った途端にのどの腫れや痒みで気づくのですが、蕁麻疹や喘息など重症化しやすいので注意が必要です。よって、重症化を回避するためにもアレルギー性結膜炎になったことのある方は、1度自分のアレルギーの原因をちゃんと血液検査で調べておくことをおすすめいたします。シラカンバ→りんご・もも・さくらんぼイネ科→トマト・メロン・スイカ・オレンジよもぎ・ブタクサ→メロン・スイカ・りんご・セロリ
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歯ぎしりにご注意

(歯が折れたり歯周病顎関節症の恐れがあります)問:歯ぎしりにはどのような種類がありますか。大きく分けて三つ。ギリギリと歯を横にこすり合わせるグライディング、ぐーっとかみしめるクレンチング、カチカチと打ちつけるタッピングです。グライディングが最も多く一般的には夜の睡眠中に起きますが、最近は日中にクレンチングする人が増えています。問:歯ぎしりをしていることを認識していない人が多いのでは。寝ている間しかしない人は周囲に指摘されない限り分からないことがあります。歯ぎしりの判定には自覚の有無、歯のすり減り、起床時のあごの筋肉の疲労など調べます。問:どのような問題を起こしますか。歯が削れる、折れる、割れる、歯のかぶせ物が外れるといったことが起こります。歯肉に接する歯の根元がえぐれたように減ることもあります。歯に無理な力が加わると歯周病が進行します。また、あごの関節や筋肉が痛む顎関節症になり食事や会話に支障が出ることがあります。問:原因は何でしょうか。明確な原因は分かっていませんが、睡眠の質の悪さや精神的なストレス、さらには他の病気があるといわれています。また、かみ合わせの正常な人でも起きることがあります。問:治療法はありますか。歯ぎしりを完全に止める療法は、今のところありませんが、歯の形に合わせて作るマウスピースで歯やあごへのダメージを防ぐことができます。
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