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コラムを読む

マイボーム腺

Text by 江口眼科病院 大山 泰司
こんにちは。今日は“マイボーム腺”についてお話をさせていただきます。マイボーム腺という名称はあまり聞き慣れないかもしれませんが、ドライアイを引き起こす原因の一つとして考えられています。上下のまつ毛の内側にあり、涙成分のうち脂質を出しています。しかし、加齢等の影響により機能異常を起こした場合にドライアイを引き起こす原因になる事があります。出口付近で脂質が固まり蓋(ふた)を作ってしまうと、マイボーム腺梗塞という状態で眼の不快感の原因にもなります。しかし肉眼では分かりにくいため、眼科での診断が必要です。治療はホットアイマスク等により1日2回程度温める事で脂質を溶かす方法が有効ですが、やり方次第で逆効果になる事もあるため注意が必要です。眼の不快感やドライアイ等気になる方は、まずお近くの眼科へ一度ご相談下さい。
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なかなか治らないニキビ「ピーリング&レーザーピーリング」

ニキビ治療は抗菌剤含有のローション、ジェル、クリーム、時には少量のステロイド含有の軟膏を皮膚に塗り、抗菌剤、ビタミン剤を内服することが一般的に行われている治療です。
20歳以降のなかなか治らないニキビ、特に顎や首に局所的に発生したニキビの多くは、ダイエットによる偏食などによる貧血や女性ホルモン異常、ストレスなどに原因があります。美容皮膚科的ニキビ治療は、ニキビ自体を治すだけでなく、ニキビ治療の後、黒くデコボコの肌にならないようにする治療です。
このようなニキビ跡(黒くデコボコの肌)が起こらないようにすることで、できるだけくすみのなく、早く化粧のりの良い肌に近づけます。ピーリング治療は、一般的に治療ではなかなか治らない方やニキビ治療時から美白を考えている方への治療で、また、ニキビ治療後にできるだけニキビ跡が生じないようにする治療です。そして、レーザーピーリングやメソローラーによる治療は、ニキビ後に生じてしまった黒ずみや陥没した肌を軟化させて改善し、化粧のムラを解消させる美白治療です。ニキビ治療は保険治療から自費治療までいろいろあります。
また、ピーリングやレーザーピーリング治療でも数回の施術が必要になります。
カウンセリングをお受けになってから、治療後の経過、注意事項をお聞きになった上で、生活様式に合った治療法をお選びください。
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ドライアイ

Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
まばたきをしないで10秒間、目をあけていられますか?できなければドライアイかもしれません。目の表面はいつも涙でおおわれていなければなりません。なぜなら涙はただの水ではなく、目に必要な栄養や、外界の雑菌をやっつける成分を含んでいて、目にとって大変重要な役割を果たしているからです。ドライアイとは、この大切な涙の産生が不足して、または、涙に含まれる成分が変化することにより眼表面での分布が不安定になり、どんどん蒸発した結果、目の表面がただれている状態のことをいいます。【ドライアイの原因】年齢を重ねると涙を作りだす涙腺の機能が低下し、分泌量が減少することがあります。また、涙の成分構成が変化して蒸発が速まる場合があります。現代はドライアイになりやすい環境がそろっています。集中してPCやゲーム機のモニターを見ることでまばたきの頻度が低下します。今年は例年に無い残暑でしたが、職場や車のなかではエアコンが効いていて、体は快適でも目には過酷な環境となっています。血圧を下げる薬や、精神疾患薬のなかには涙の分泌を減少させるものがあります。目薬にも目の表面をただれさせるものがあり、特に緑内障の薬を使用している場合は定期的な観察が必要です。膠原病や関節リウマチなどの全身疾患ではドライアイを併発することがあります。【ドライアイの治療】人工涙液とよばれる涙の成分に近い点眼薬や、目の表面を保護するヒアルロン酸ナトリウム点眼薬がよく使われます。また最近、眼表面での涙液の安定性を高める点眼薬も使われ始めました。涙点プラグ挿入術は、涙が鼻の奥に流れ出ていかないよう、涙の排水口にふたをする治療法です。少ない涙液分泌量でも貯留量を増やすことができ、ドライアイの状態を改善させることができます。点眼薬は作用が強い弱いではなく、どれが最も効果的かということが一番重要です。我々眼科医は、一度の処方ですぐに決めるのではなく、眼所見の変化をみながら薬を取捨選択し、決定していきます。
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メタボリックシンドロームと目

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
最近メタボリックシンドロームという言葉をよく聞くようになりました。太っている人のことを「メタボだね」と略する言い方が定着していますが、では、メタボって何でしょうか?肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満―特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満といいます)―が原因であることがわかってきました。
このように、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』といい、何でも横文字にするのは日本人の悪い癖ですが、簡単に訳すとメタボリック【新陳代謝】、シンドローム【症候群(=病気の集まり)】という意味です。これらの病体は目にも色々な病気を引き起こします。特に眼底に出血を来して、目がかすんで視力が低下してしまうことが多いのです。
例えば、高血圧では眼底に出血や白斑(はくはん=白いしみ)、視神経の浮腫(ふしゅ=腫れ)を起こす高血圧網膜症(こうけつあつもうまくしょう)を来します。
高脂血症は眼底の動脈硬化を来すため、隣りを走っている静脈を圧迫して血がしみ出してしまう病気、網膜静脈閉塞症(もうまくじょうみゃくへいそくしょう)を起こすこともあります。
この病気になると、ある日突然視力が低下して、目の前の半分くらいが暗くぼやけるようになってしまいます。
一番怖いのは糖尿病でしょう。
糖尿病でもやはり出血や白斑を来しますが、目の中間部に出血する硝子体出血(しょうしたいしゅっけつ)を起こして突然見えなくなったり、網膜の上にクモの巣のような膜が張ってくると網膜剥離(もうまくはくり)を起こしたりして放っておくと失明することもある状態にまでなることがあります。内科の先生の所に行く前に、目がかすむと最初に眼科にお見えになる例も多々あります。
そういう場合、すぐに内科と連携を取って治療しなければなりません。
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歯を白く保つために気をつけること

①ステイン沈着予防、除去効果のある歯磨剤(しまざい)を使用する。②炭酸飲料や酸性の食品の過剰な摂取は注意。③着色しやすい飲食物(コーヒー、紅茶、お茶、カレー、トマトソース、チョコレート、赤ワイン、合成着色料を使用した食品、キムチ、色の濃い果物)の摂取後は早めにブラッシングする。④洗口剤に含まれるポピドンヨードやグルコン酸クロルヘキシジンは沈着しやすいので表記をみるようにしてから購入する。⑤口腔(こうくう)内の乾燥は色が沈着しやすいので、唾液が出づらい方は歯科医師に相談する。⑥歯科医院にて定期的に歯のクリーニングを行う。上記の注意点を行っても、歯の黄ばみや色が気になる方は、ホワイトニングを行える歯科医院に相談してみて下さい。
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