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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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怖い充血Text by 江口眼科病院 甘利 達明
朝起きて、鏡を見たら目が真っ赤に充血していた…誰しも一度は経験があると思います。前の日の夜更かし、目がかゆくてこすっていた、昨日の屋外作業など心あたりがあることも多いでしょう。充血は目の血管が拡張することによって起こりますが、白目の内側、外側、深い部分といった充血の場所ごとに原因が異なり、また白目の細い血管が破裂しての出血も家庭で見る際には強い充血に見えるでしょう(結膜下出血といいます)。充血の主な原因として細菌・ウイルスによる結膜炎やドライアイ、アレルギーが多いです。しかし中には、ぶどう膜炎といって目の中に強い炎症を生じ、視力が低下する病気もあります。ぶどう膜炎は全身の病気が原因となることもあり、眼科に限らず内科でも詳しく調べてもらう必要があります。多くの病気で出てくる充血は目の不調のサインであり、中には緊急に治療が必要な病気もあるため、おかしいな、と思ったら一度眼科の受診をお勧めします。
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糖尿病の兆しがありませんか? ~糖負荷試験のすすめText by はら内科クリニック 原 信彦
春の健康診断の時期ですね!お花見・ジンギスカン・ゴールデンウイークの旅行など忙しかったあなた!健康診断は、いかがでしたか?特に糖尿病の血糖値やHbA1cにチェックのついている方はいませんか?糖尿病の兆しがあると曖昧にせず、この際、はっきり白黒つけた方が、今後の心構えや対処に役立ちます。糖尿病・予備軍の方と、正常な方では、高血圧やコレステロールの治療の基準値が異なってきます。また、糖尿病の場合使いにくいお薬もあります。そんな方におすすめなのは、ブドウ糖負荷試験です。この検査で糖尿病なのか境界型糖尿病(予備軍)なのか、正常なのかを確認してみましょう。検査は、内科であればどこでもできる簡単な検査です。早朝空腹で採血・尿検査を行い、その後75gのブドウ糖の入った甘い水を飲みます。飲んでから、30分、1時間、2時間後にそれぞれ採血を行います。正常な方は、飲んで30分すると血糖値が上がってくるのですが、30分~1時間をピークに、2時間たつと血糖値は、140mg/㎗以下に低下してきます。糖尿病初期の方は、空腹の時の血糖値は、正常なことが多いのですが、血糖値を下げるインスリンというホルモンが不足したり、その働きが悪くなっているため血糖値は下がりにくくなります。そのため、30分・1時間と、血糖値が上がり続け、2時間後には200mg/㎗を超えてしまいます。予備軍の方はその中間で、一度上がった血糖値が、上がり続けないものの、下がりきれない状態になります。このように、糖分を負荷した血糖値の反応をみて①糖尿病②予備軍③正常だけど糖尿病になりそうな状態④正常者―を判定します。特に家族に糖尿病がいる方、血圧やコレステロールの高い方で、血糖値やHbA1cが基準値を超えたときは、確認してみてはいかがですか?
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コンタクトレンズ使用にあたって…2008年版Text by 吉田眼科病院 岡田 佳典
7月11日付の新聞各紙に、コンタクトレンズ規制の記事が載っていたのを御存知ですか?現在は「雑貨」として扱われているカラーコンタクトレンズ(カラコン)を「医療機器」として薬事法で規制するというものです。コンタクトレンズは、材質別ではハードレンズ・ソフトレンズがあり、昨今では使い捨てタイプのレンズの需要が高いようです。また遠近両用型や瞳の色が違って見えるカラーレンズなど用途別にも様々なバリエーションがあります。特に若い女性の間では、ただファッション用として装用している方も増えており、主に度の入っていないカラーコンタクトレンズが用いられるケースが多いようです。確かに瞳の色や雰囲気が変わる訳ですから使いたいと思う方もいるのでしょうが…???コンタクトレンズがメガネと大きく違う点は、目に接触するレンズであるという事だと思います。これによってメガネでは補いきれない強度近視や乱視の矯正ができたり、治療の一環として使用する事で症状を緩和させたりする事ができる訳ですが、反面使い方によっては角膜を傷つけたり、アレルギー性結膜炎の原因となったり、それらを長引かせたりするケースもあります。従って眼科で診察の上、処方される必要があり、また定期的な検査も重要視されるのです。しかし、量販店もしくはインターネットを通じて購入された場合、個々の眼に合ったレンズか否か判断する事ができません。結果、重篤(じゅうとく)な角膜・もしくは眼球全体の障害を起こし失明に至るケースも見受けられます。残念ながらこの様な悲しいケースをゼロにする事が難しいのが現状です。従って、法の規制もさることながら、使用している個人個人がコンタクトレンズ=医療機器という自覚をもってお使い頂きたいと願うばかりです。この記事をみて一人でも多くの方が眼科受診の重要性を理解して頂ければ幸いです。
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顎関節と矯正歯科Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
歯は、あごの骨のなかに生えており、その骨には筋肉や血管、神経が、全身といろいろな形で強く関連しております。歯科も医学の一分野ですので、したがいまして歯科だけの知識で、取り組むことは不可能です。矯正歯科治療においても例外ではありません。上あごと下あごは、耳の穴の前にある顎関節でつながっています。そして口を閉めた状態から口をおおきく開けると、下あごの関節は、回転しながら、前のほうへ動きます。このとき、耳の前の部分は下あごの関節が前に移動するため引っ込んだようになります。耳の穴に指を入れて、口を大きく開けると、動いている様子が良く分かります。そして、口を閉じるときには、上あごと下あごの間にある咀嚼筋と呼ばれる大きな筋肉の力で、かみ締めます。できるだけ全部の歯に当たるように噛んだ場合、理想的には、上あごの犬歯が、下あごの犬歯とその後ろの歯(第1小臼歯)とぶつかり、かみ合います。口を閉じて噛んだ時には、理想的には、すべての上あごの歯、1本1本が、下あごの歯の2本の間に入り込み、かみ合うことで、安定します。このとき下あごの顎関節は、上あごの関節の窪みの、ほぼ真ん中にあります。矯正歯科治療は、下あごと上あごの歯を、このような、噛み合わせを作り、安定させることが、主な目標の一つです。従いまして、ほとんどの場合、上あごと下あごの歯、両方とも矯正装置を装着することが良い噛み合わせを作るためには必要となります。首から背中にある筋肉などの異常により、噛み合わせが変化したり、就寝時の強い歯軋りなどは、安定した噛み合わせを壊すことがあります。腰痛と心理的な関係がよく言われておりますが、顎関節症も心理的な関連性について考慮しておく必要があります。歯も体の一部ですので、歯槽膿漏などの歯科疾患、経年的変化や老化其の他により、変化します。矯正歯科治療によりえられた安定した噛み合わせを保つためには、患者さんと我われの協力的、継続的な努力が不可欠です。
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大腸がんを予防しようText by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
2012年の北海道の男性大腸がん死亡率(人口10万人あたりの死亡者数)は全国平均より高く、さらに道南は北海道の中でも死亡率がひときわ高い地域です。女性も函館市を含む南渡島では全国・全道平均より高くなっています。では、大腸がんで命を落とさないようにするにはどうすればよいでしょうか?がんの予防は、がんにならないよう食事や環境を整える1次予防と、がんになっても早期に発見して治す2次予防に分けられます。まず1次予防ですが、大腸がんのリスクを高めるといわれているものには、加工肉(ソーセージなど)、脂質(油物)、過度の飲酒、喫煙、肥満、が挙げられています。反対に、食物線維、野菜、果物、牛乳を適切に摂取すること、適度に運動すること、これらはリスクを減らすといわれています。一般に食事の欧米化が進むと大腸がんが増加しますが、食事の内容から特定の食物や成分を評価することは困難な場合も多く、必ずしも全ての研究で同じ結果が得られているわけではありません。しかし可能性を考えて日頃これらに気をつけることが大切です。次に2次予防、つまりがんになっても治せる段階のうちに発見するには検診を受けることです。大腸がんの発見には肛門からカメラを入れる大腸内視鏡検査が最も優れていますが、前処置(下剤をかけるなどの検査の準備)が大変だったり、検査中の苦痛の度合いが大きい場合もあり積極的に受けたいと思う方が少ないのが難点です。そのため大腸がんの検診としては便に血が混じっていないかを調べる便潜血反応検査が第一段階の検査として全国的に採用されています。検査で陽性の場合は内視鏡検査に進むことになります。便潜血反応検査は毎年受けることにより大腸がん死亡を60%以上減らすことが証明されています。函館市の場合は年1回40歳以上の方は低額の自己負担で、70歳以上の高齢者の方等は無料で受けることができますので積極的に活用しましょう。
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