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コラムを読む

メタボリック症候群

おなかの出た小太りの人は、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞になりやすいといわれています。メタボリック症候群と呼ばれる状態です。肥満に加えて、軽症の高血圧、糖尿病、高コレステロール血症の3つがそろうと、動脈硬化が強くなって、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。腹囲(ウエスト)が、男性85cm以上、女性90cm以上で内臓脂肪型肥満があると考えられます。過食と運動不足が原因なので、生活習慣を改善して、毎日20分間程度は早足で歩く、食事は8分目に我慢するのが肝心です。腹囲でメタボリック症候群が疑われるときは、空腹時の血糖と血中インスリン濃度を測ることで、より正確に診断できます。高血圧が進行する恐れがある場合、軽症でも、血糖に良い影響を与える薬を選択して、治療を要する場合もあるのです。
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コンタクトレンズ、痛い目にあわないための10ポイント!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
日本のコンタクトレンズ(CL)装用者は1500万人を超え、国民の10人に1人はCLを装用し、また、そのCL装用者の10人に1人には眼障害が起きているのも現実です。①装用感がよいソフトCLの方がハードCLより、眼に傷ができても気付きにくいために重症になってしまうことが多くあります。②寝ている間は涙の分泌が減っているため、CLを入れっぱなしにするのは傷ができやすく大変危険です。ですから1週間の連続装用の使い捨てCLが一番眼障害の発生率が多くなっています。③その次は2週間交換タイプのClです。使用期限を守らず、ケア方法が間違っていることが原因です。④外した時が一番汚れているのに、洗わずにそのままケースに入れると細菌が繁殖し、感染の原因になります。外したときは必ずこすり洗いをしてClをよくすすぎ、保存ケースも毎回洗い、新たに保存液を注いでからCLを保存して下さい。⑤2週間という期限も必ず守りましょう。CLには酸素を取り込めるように沢山の穴が開いています。2週間タイプのClは特に汚れが付きやすいCLなので、その穴には2週間経ったら汚れがついてしまい酸素を通しづらくなります。そのために、汚れと酸素不足で角膜に傷がつきやすくなるのです。よってワンデーの使い捨てが一番安全です。⑥また、長時間と長年のCL装用の積み重ね時間により、眼は酸素不足を起こし、CLをのせている角膜の内側の内皮(ないひ)細胞が死滅していきます。この内皮細胞は、一度死滅すると二度と戻らない細胞です。その数が減り過ぎると失明することもあるのです。眼科で内皮細胞のチェックをしてもらと安心です。⑦最近流行のカラーCLは、酸素を通す部分の透明な面積が少ないので、最も酸素を通さないソフトClとなっており、障害が多くなっています。また、ネット通販のカラーCLでは色素が出てきて角膜を溶かす障害も多く起きています。⑧取り換えない保存液・汚れたCLケース、水道水の使用などからアカントアメーバに感染し、角膜が真っ白に溶けてしまうこともあります。ずさんなCLの使い方や保存方法の代償は大きいのです。保存ケースも2~3ケ月で新品に取り換えましょう。⑨CLは眼鏡とは違い、直接眼の中に入れる高度管理医療機器です。心臓に埋め込むペースメーカーと同じ危険度です。⑩自分の涙を吸い取ってしまうソフトCLは、ドライアイの原因にもなり得ます。角膜保護点眼などを眼科で処方してもらうのがよいでしょう。以上の10ポイントを忘れずに、痛い目にあわないCLライフを送りましょう!
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いよいよピロリ菌の撲滅へ

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
今年の4月から函館市内の中学生を対象にしたピロリ菌検診が始まっています。全国的にはすでに多くの自治体で実施されていましたが、いよいよ函館でも開始となりました。ピロリ菌は胃の中に住んでいる細菌で、粘膜に炎症や萎縮などの変化を引き起こして最終的には胃がんの原因となることが分かってきました。そのため日本では2013年から胃カメラで慢性胃炎などの異常が確認された場合に健康保険でピロリ菌の検査や除菌が可能となっています。ピロリ菌は衛生環境との関連が深く、上下水道などの衛生設備が未整備な時代に生活歴のある高齢者では感染率が高くなっています。例えば1970年代における60歳のピロリ菌感染率は80%以上でした。衛生環境の改善と共に陽性率は低下してきており、現在の10歳代の感染率は5%前後とされています。もしピロリ菌に感染している場合は胃粘膜が発がんの準備状態に入る前、つまり若年のうちに除菌するのが望ましいということで学校でのピロリ菌検診が実現することになりました。具体的にはまず学校で行う一次検査(尿の抗体検査)で感染の可能性のある人を見つけ、医療機関で二次検査(尿素呼気試験などの精密検査)を受け、陽性が確実であれば除菌治療を検討するという内容です。除菌治療については成人に比較して若年者では薬が効きづらいとされており、1回目の除菌成功率が50%程度にとどまるという問題点が残っています。しかし2回目の除菌治療を行えば最終的にはほとんどの方が除菌に成功するので、将来的には胃がん発生率の大きな低下が期待されます。日本の胃がん対策はこれまではバリウム検診のようにできてしまったがんの早期発見・早期治療が重視されてきましたが、これからは最初から胃がんを発症させない予防策に大きく舵(かじ)をきっていくことになります。さらに除菌治療が今後進歩していけば、ピロリ菌の撲滅も視野に入って来ることでしょう。
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乳房の検査はどうしたらいいの?

Text by 北美原クリニック 早川 善郎
今年から、函館市の対策型乳がん検診は、マンモグラフィーのみの検診が推奨となりました。視触診があるためにためらっていた人や忙しくて時間のなかった人には、気軽に受診することができるかもしれません。受診者の多くは、検診でほとんどの異常が分かると思って受けにきます。しかし、全ての人がマンモグラフィーだけで乳がんはわかるのでしょうか?マンモグラフィーは、乳がんの発見には非常に有用な検査法ですが、人によって利点・弱点があります。乳腺の密度が薄い・乳腺組織が少ない人は、マンモグラフィーだけで小さな乳がんもはっきり分かります。しかし、高濃度乳腺と言われる、乳腺の密度が濃い・乳腺が発達した乳房の人は、マンモグラフィーでは真っ白に写ってしまうため乳がん(しこり)があっても正常の乳腺との判別が難しくなる場合があります。特に日本人は、この高濃度乳腺の人が多く、50歳以下では、半数以上の人がこれに相当します。マンモグラフィーだけでは判断できない人がいることは、通常の検診では時々遭遇することです。乳がんの発見には、もう一つ検査法があります。それは、超音波検査(エコー検査)です。特に、高濃度乳腺でマンモグラフィーでは分かりにくい人には超音波検査が有効です。しかし、通常の対策型乳がん検診には超音波検査は入っていません。超音波が検診に必要であるというデータがまだ少ないことや、検査に手間がかかること、費用がかかることなどの理由のため、超音波検査はオプション検査になっています。自分の乳房がどのような状態なのか?マンモグラフィーだけで大丈夫なのか?自分には何が適した検査法なのかを知っておくことは重要です。高濃度乳腺の人は、自己負担にはなりますが、超音波検査も併用した方がより確実な検査法と言えます。
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ほくろのレーザー治療

レーザー光線治療は形成外科・美容外科の場合、皮膚疾患を高密度の強力な光エネルギーを短時間に照射し、できるだけ周りの細胞や組織に損傷を与えずに治療する方法です。光の波長によって治療する疾患が異なり、ほくろの治療のレーザーと、しみ・しわ・あざを治療するレーザーは異なります。また、照射後の治療経過も異なりますので専門医の説明をお聞きになることが大切です。ほくろの治療は小さいほくろの場合、以前は電気メスで焼却したりしていましたが、最近は炭酸ガスレーザー治療が行われています。レーザー治療でも消しゴムで消すようなわけにはいきません。きれいに治すためには術後の毎日のスキンケアが必要で、治療部位をぬらすことは避けて頂きます。大きなほくろは切除摘出することが原則ですが、美容的に浅く切除する方法もあります。しかし、再発がありますのでお勧めできません。
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