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コラムを読む

黒目に白目がかぶさる? 翼状片(よくじょうへん)

Text by 江口眼科病院 小島 正裕
翼状片とは球結膜(白目)が三角状に伸び、角膜(黒目)の上にかぶるようになる病気です。原因ははっきり分かっていませんが、紫外線やホコリなどによる慢性的な刺激といわれています。自覚症状は、初期にはごろごろとした異物感や充血を伴う程度ですが、少し進行してくると角膜がゆがみ、乱視が出てきます。さらに進行してくると視力の低下を認めます。初めのうちは経過を観察しますが、進行してくると手術が必要となります。手術は角膜にかぶった翼状片の切除を行い、さらに再発予防のため、結膜移植や細胞増殖を抑える薬剤の使用、または放射線治療を併せて行います。自覚症状がある、鏡を見て白目がかぶって見える、人によく白目が赤いといわれるなど気になることがありましたら、眼科で相談してみてはいかがでしょうか。
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メタボリックシンドローム・・・あなたのウエストは何センチですか?

Text by ごとう内科胃腸科 後藤 琢
日本人の三大死因として、がん・心疾患・脳血管疾患という三つの疾患が挙げられます。これらの疾患は、毎日の食事や睡眠、運動不足などの生活習慣の積み重ねによって起こります。なかでも心疾患と脳血管疾患は、全体の三分の一を占め動脈硬化が原因といっても過言ではありません。メタボリックシンドローム(以下Mets)とは、内臓脂肪肥満(りんご型肥満)を背景にして、複数の生活習慣病(糖尿病、高脂血症、高血圧などの動脈硬化危険因子)が合併している状態を言い、動脈硬化や日本でも急増している糖尿病と深く関係しています。ウエストが男性で85cm、女性で90cm以上であることに加え、次の三項目のうち二つ以上が該当する場合がMetsとされます。収縮期血圧が130mmHg以上か拡張期血圧が85mmHg以上空腹時の血糖値が110mg/dl以上中性脂肪が150mg/dl以上かHDLコレステロール(善玉コレステロール)が、40mg/dl未満(糖尿病、高血圧、高脂血症などで治療薬を服用しているときは、それぞれ一項目に該当)―このようにMetsでは一つ一つの症状は深刻でなくとも重複して持つと動脈硬化性疾患のリスクを有している事になり、3~4個重なれば心血管の病気の発症頻度が30倍にもなるという報告もあります。メジャーを用意しウエストを測ってみてください。次に血圧を計りましょう。最後に最近お受けになった健康診断や病院からもらった血液検査の結果を見直してみましょう。いかがですか?あなたはMetsの範疇に入りますか?Metsに該当する場合は、まずは生活習慣の見直しをかけて、ウエスト周囲径を一cmでも減らす事が重要です。まずは過食や運動不足などの悪い生活習慣を改め、肥満を解消しましょう食事は健康の要。適切な摂取エネルギーの範囲内でバランスよく栄養をとり、一日三食、規則正しく食べることが基本です。またタバコはやめましょう有酸素運動は体力の維持増進のほか、肥満防止、内臓機能の活性化、ストレス解消にも効果大です。病気になってから治すのではなく、病気にならないよう生活習慣に気をつけましょう。
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その症状、白内障かも!!

Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
人間の目はカメラに似ていて、レンズにあたるのが水晶体です。水晶体は加齢とともに濁ってきて、それが『老人性白内障』です。50歳を過ぎると5人に1人くらい、80歳ではほぼ全員が白内障になります。以下のいずれかの症状がある時は、白内障の可能性があります。①遠くも近くも、かすんで見える②明るい所でギラギラしたり、物が見づらい③今まで老眼鏡が必要だったのに、急に近くが見やすくなる④物がだぶって見える最近はアトピー性皮膚炎や糖尿病との合併による50歳以下の若い年齢での白内障も増えてきています。白内障は、進行を遅くする点眼薬がありますが、この点眼で水晶体の濁りをなくすことはできません。あくまでも進行を少しゆっくりするだけなので、いずれは手術で濁った水晶体を取り除き、かわりに人工水晶体を入れることになります。濁っている部分や程度は個人差があります。ひとりひとり手術するべき時期は違うので、眼科医とよく相談して治療方法のアドバイスを受けて下さい。
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白と緑と黒

Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
名前が似ている眼の病気に、白内障、緑内障、黒内障があります。白内障は、眼球の中にある水晶体(カメラのレンズに相当)が濁る病気で、徐々に視力低下を来たします。進行を完全に止める薬剤はまだ開発されていませんが、手術をすることで、低下した視力を取り戻すことが可能です。緑内障は視野が欠ける病気で、末期になると視力も低下します。40才以上では20人に1人の割合で罹患(りかん)していると報告されています。失った視野を回復させる治療法はありませんが、適切な点眼加療で進行を止めることが可能ですので、できるだけ早期に治療を始めることが大切です。一過性黒内障とは、急に片目が見えなくなる、または視野が欠け、数分から数十分で回復する病気です。首や頭の血管に原因があることが多く、神経内科的、脳神経外科的な検査が必要です。
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メタボ健診がやってきます!

Text by はら内科クリニック 原 信彦
函館市では、6月より特定健診~いわゆるメタボ健診が始まります。「メタボ」とは?
最近よく耳にしますね!
ここでおさらいをしましょう。メタボとは~メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を略したもので、名前の通り、内臓に脂肪が付いて、高血圧症・糖尿病・高脂血症などの動脈硬化を悪化させる病気を引き起こす状態です。メタボリックシンドローム(以下メタボ)の定義は、肥満について内臓脂肪の蓄積を空腹時の臍(へそ)の周りの長さで規定しています。男性、85センチメートル、女性、90センチメートル以上がチェックされます。この内臓肥満があることが必須条件です。そして次にあげる3項目のうち2個以上に該当するとメタボと診断されます。血圧について~収縮期血圧が130以上、または拡張期血圧が85以上空腹時の血糖値が110以上血清脂質について~HDL―コレステロール(善玉コレステロール)が40未満、または中性脂肪が150以上みなさんどうですか?上記がメタボの定義なのですが、今回の特定健診では、肥満については、臍周囲径以外にBMIが25以上あれば肥満として同様にチェックされます(BMIとは、身長と体重の関係から算出した肥満度を表す数値です。18以上25未満が正常で、25以上は肥満です)。また、空腹時血糖は100以上で引っかかりますし、空腹時血糖が採血できなければHbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)5.2%以上を糖尿病予備軍としてチェックされるようになっています。そのため、今回の健診ではいわゆるメタボより軽症の方もチェックが入りますので、気を付けてください。メタボ健診をよい機会として、動脈硬化や、糖尿病、高血圧などの生活習慣病になるまえに、ご自身の健康に目を向けることもいいのではないでしょうか?
内臓脂肪は、皮下脂肪よりも減りやすいようですから、メタボ予備軍のうちにしっかりと保健指導を受けて、悪い生活習慣を正して健康を手に入れましょう!
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