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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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歯やインプラントを長持ちさせるためにText by 北斗歯科クリニック 土永 浩史
歯が無くなった場合、従来では入れ歯、ブリッジが一般的でしたが、それに加えて3つめの方法として、インプラント治療があります。これは、チタン製の人工歯根を、顎の骨に埋めることによりインプラントと骨が化学的に付着し、歯の代わりとなる画期的な治療法です。入れ歯が動く、よく外れて噛めない、という悩みをお持ちの方であればインプラント義歯という方法があります。顎の骨に埋入したインプラントに入れ歯をひっかけ、インプラントを入れ歯の支えにすることで、入れ歯がより噛めるようになります。また、骨の条件が良ければ着脱式の入れ歯ではなく、固定式の被せ物をインプラントに装着することも可能です。またブリッジではなくインプラント治療を選択することで、ブリッジの土台となる歯を削る必要が無くなり、歯の寿命を延ばすことにつながります。しかし、長期的にインプラントをお使いいただいたときにインプラントの周囲の骨を徐々に失っていく「インプラント周囲炎」という症状があります。これはいわば「インプラント版の歯周病」です。通常の天然歯の歯周病は、①歯周病菌、②患者様の感染防御機構や免疫防御の問題、③喫煙、ストレスなどの3つの原因が複雑に絡み合っていると言われています。そのうち、インプラント周囲炎にも1番目の歯周病菌が関わっている可能性が高いことが、我々の臨床研究(※1)などでわかってきました。つまり、インプラント治療後も歯科クリニックでの定期的なケアが有用であることがわかります。患者様の口腔ケアだけでなく、歯科クリニックを上手に活用して残っている歯やインプラントを長持ちさせましょう。1=土永浩史ほか:インプラント周囲炎と歯周病原細菌の関連性についての臨床的検討(日本口腔インプラント学会21,488-489,2008)
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目薬の正しい使い方Text by くどう眼科クリニック 院長 工藤 勝利
このような時期です、手洗いをいつもより念入りに行っていることと思いますが、点眼する前にも手をよく洗い、手指についている雑菌を除去します。上を向き、指で下まぶたをひき開けて点眼します。薬の汚染を防ぐため、点眼容器の先がまつげやまぶた、目に触れないように注意しましょう。点眼後約1分間、静かに目を閉じ目頭を軽く押さえます。この時、薬をいきわたらせるためと眼球を動かす必要はありません。2種類点眼する場合は、5分以上間隔を空けましょう。まぶたがただれるのを防ぐため、周りにこぼれた点眼液はティッシュペーパー等で取り除きます最後にキャップをしっかり閉め、付属の保存袋に保管します。容器に記載されている使用期限はあくまで未開封の状態を指しています。開封後は約1カ月を使用期限と考えるとよいでしょう。
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メタボリックシンドロームと目Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
食欲の秋、ついつい食べ過ぎてしまう季節になってしまいました。ところで、最近メタボリックシンドロームという言葉をよく聞くようになりました。太っている人を見ると「メタボだね」と略して言うこともありますが、では、メタボって何でしょうか?肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが肥満―特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満といいます)ーが原因であることが分かってきました。このように、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』といい、何でも横文字にするのは日本人の悪い癖ですが、簡単に訳すと、メタボリック:新陳代謝、シンドローム:症候群(=病気の集まり)という意味です。これらの病体は目にもいろいろな病気を引き起こします。特に眼底に出血を来して、目がかすんで視力が低下してしまうことが多いのです。例えば、高血圧では眼底に出血や白斑(白斑=白いしみ)、視神経の浮腫(腫れ)を起こす高血圧網膜症を来たします。高脂血症は眼底の動脈硬化を来すため隣を走っている静脈を圧迫して血がしみ出してしまう病気:網膜静脈閉塞症(へいそくしょう)を起こすこともあります。この病気になると、ある日突然視力が低下して、目の前の半分くらいが暗くぼやけるようになってしまいます。一番怖いのは糖尿病でしょう。糖尿病でもやはり出血や白斑を来しますが、目の中間部に出血する硝子体出血を起こして突然見えなくなったり、網膜の上にクモの巣みたいな膜が張って来ると網膜はく離を起こしたりして放っておくと失明することもある状態にまでなることがあります。これらの病気は、眼科だけではなく、内科の先生と連携を取って治療していく必要があります。
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コンピュータグラフィックスと矯正歯科Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
クオリティ・オブ・ライフ(QOL)は、一般的には生活の質とも訳され、患者の日常生活をどれだけ苦痛の少ないものにするかという意味で用いられております。医学、歯学の発達により、治療目標が向上し、ただ単に治すだけではなく、治療の手順、治療後の治り方まで考えておくことが当然となってきつつあります。開腹手術を行わないで、内視鏡手術が好まれるのも良い例と考えられますが、逆に、より高度な医療技術が要求されてしまいます。口唇顎口蓋裂(こうしんがくこうがいれつ)の治療、手術においても、30年前は、生まれた直後にぬいあわせて、矯正歯科治療も適用されていませんでしたが、現在では形成外科が担当し、形成外科医でもその得意分野としている医師のみが担当、矯正歯科治療も健康保険が適用され15年ほど経過してきました。また生まれた直後から、手術でよりよい結果を得るために、PNAMと呼ぶ、鼻の形や顎の形を矯正する目的の装置を入れるようになりました。その装置を作る際に用いられる模型もCT撮影を行い、その得られたデータから、立体模型をコンピュータグラフィックスにより構築します。さらに光造形法を用いて実体口腔(こうくう)内モデルを作製し、PNAM装置を作る方法を試み、一部実用化しております。今までは、歯科で使われる印象剤を用いて、生まれたばかりの赤ちゃんを、泣かせながら口の型をとる際に、危険性がありましたが、非常に安全なものとなりました。この方法は公立はこだて未来大学や、北海道立工業技術センターの指導により実現したもので、日本においても最先端医療方法です。函館には、医・歯学部を持つ総合大学がなく、組織同士の連携が取りづらいと思われがちですが、このように形成外科医、言語治療士、IT技術者、矯正歯科医など他分野の担当者同士が非常に密に連携を取り合うことで、考えたことがすぐに実現できる環境がここにはあります。また、北海道工業技術センターとの間で、このことに関して共同研究として取りあげていただいております。この方法を用いることにより、鼻の形態や、鼻中隔(びちゅうかく)の曲がり具合が良く分かるようになって、更なる治療法の可能性が考えられるようになり、患者さんや術者にとって、利益の多い、この分野では日本でも有数な治療を可能としております。
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糖尿病と診断されたら、すぐに眼科受診を!!Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
食生活の欧米化により、日本では約950万人の糖尿病患者がいます。そのうち糖尿病網膜症を発症している人は、約140万人です。この網膜症は、大変恐ろしい合併症です。なぜならば、初期では全く自覚症状が無いために、かなりの眼底出血が起きて、視力低下してから初めて気付くからです。実はそうなるまで、眼科を受診しない方がほとんどです。視力低下してから受診して、治療方法がある方もいますが、「時すでに遅し!」と眼科医が思うほど悪化している方も多いのが現実です。そうなると、レーザー光凝固術や手術などで治療をしてみても、網膜症の悪化がすでに進行していて、治療のかいなく失明の一途をたどる方もいます。糖尿病網膜症は中途失明3大原因の一つです。糖尿病と診断されたら、すぐに眼科を受診して、一度眼底検査を受けて下さい!早期発見、早期治療は、あなたの目を救います!!
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