
- 症状で探す
- 病院名で探す
- 診療科目で探す
- 地図で探す
- キーワードで探す
背中
自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
函館市・七飯町・北斗市
|
その他の道南地方
|
医科の診療科目 |
歯科の診療科目 |

メディカルスキンケアText by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
美容外科・形成外科では、二重まぶた・眼瞼(がんけん)下垂・フェイスリフト・粉瘤(ふんりゅう)などはもとより、シミシワ・ニキビ・ニキビ痕などの治療においても、IPL,レーザー、レーザーピーリング、そしてRF(高周波)による治療が行われています。このような治療は数週間から数カ月経過を診ていかなければなりません。その間の日常のスキンケア、治療が終了してからのスキンケアは質の高い一貫性を持ったケアが必要になります。また、医学的スキンケアトレーニングを受けた医療関係者の下、医学的な理論のもとに質の高い一貫性を持った化粧品(老化予防化粧品・美白の化粧品)を提供します。そしてレーザー、IPLなどの後治療や単独の治療としてメディカルスキンケアが充実している医療機関で相談されることをおすすめします。
|
ピロリ菌は万病の元?Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
「かぜは万病の元」。ささいな病気でも軽く考えず早目に治さなければ、より重大な病気をひきおこすと警鐘を鳴らした言葉です。
胃潰瘍の原因菌として一躍有名になったピロリ菌(正式にはヘリコバクター・ピロリ菌)は1983年にヒトの胃から発見されました。 胃液中の酸はその殺菌作用によって細菌感染に対する防御機構として機能すると考えられており、「胃の中に細菌は存在しない」という当時の医学常識を覆す画期的な発見でした。 日本人は人口の約50%が感染しており、除菌療法が2000年に胃潰瘍と十二指腸潰瘍に、その後胃MALTリンパ腫、早期胃がんの粘膜切除術後の胃などにも保険適用となりました。 消化器系疾患では他にも胃がん、胃ポリープ、萎縮性胃炎などとの関連性が判明しています。一方、最近の研究でピロリ菌は、意外な疾患にも関係することが分かってきました。 特発性血小板減少性紫斑病という血液の病気でピロリ菌陽性例に除菌治療を行うと半数以上で病状が改善するため、現在は治療の第一選択となり保険適用にもなりました。 また原因不明の慢性じんま疹はピロリ菌を除菌すると30%前後の例で症状が改善するとされています。 その他にも、心筋梗塞などの虚血性心疾患、パーキンソン病・アルツハイマー病などの神経疾患、肺がんなどの呼吸器疾患、鉄欠乏性貧血、糖尿病、自己免疫疾患、眼科疾患、婦人科疾患など、当初の想定を超えた広範囲な疾患でピロリ菌感染との関連性を示唆する報告があります。 これらの関連性は現時点ではまだ確定的ではないものもあり、保険適用もない疾患が多いですが、今後の研究が期待されるところです。ピロリ菌の除菌療法は一週間の内服ですが、最近は耐性菌の増加により成功率が70%前後に低下しています。 しかし一回目で不成功の場合も二次除菌として有効な治療薬が保険適用となっており、最終的には90%以上の方で除菌は可能です。 除菌を希望する場合は専門医とよく相談するのが良いでしょう。 |
今年の感染症の振り返り(2024年12月ハコラク掲載)Text by たからまち総合診療クリニック 院長 玉置 耕平
新型コロナ5類感染症移行して約1年半。函館市内の観光名所には活気が戻ってきました。大型客船入港や円安の影響もあってか訪日観光客も見かけます。普段の生活でマスク着用する方も少なくなり、新型コロナ流行前の「いつもの日常」が戻ってきた、そんな感じがします。2024年も年末に差し掛かりました。今年の函館の感染症流行を振り返ると大人は新型コロナの流行が主体でした。小児は溶連菌性咽頭炎、咽頭結膜熱、新型コロナなど多数みられましたが、特に手足口病の流行が印象に残っています。手足口病は3〜5日間の潜伏期間を経て口の粘膜・手のひら・足の甲または裏などに2〜3㎜の水疱性の発疹が現れます。発熱は約3分の1にみられ、一般的には軽症で経過し、発疹も3〜7日程で痂皮(かさぶた)を残さずに消失します。感染予防には手洗い、咳エチケットが有効です。発疹が消えた後も3〜4週間は便にウイルスが排泄されるため、特に手洗いは重要です。函館では8月〜9月頃に一度流行がみられましたが、函館保健所の報告では10月時点でも警報継続となっています。2回かかってしまったという方もいらっしゃるので、一度かかったとしても注意が必要です。また、各医療機関でインフルエンザワクチン接種も開始となっています。今年の特徴として鼻にスプレーするタイプのワクチンが国内でも正式に接種できるようになりました。適応は2歳以上19歳未満となっています。函館では接種可能な医療機関が少なく、ワクチンの種類や費用など従来のワクチンと異なる部分があります。接種を考えている方は一度かかりつけ医療機関にご相談ください。これからインフルエンザ流行時期に入っていきます。23年度の冬は2種類のインフルエンザに加え新型コロナも流行しました。中にはその3つ全てにかかってしまい苦労された方もいらっしゃると思います。今年度の冬がどのようになるかまだまだ予想がつかない状態ですが、手洗い・咳エチケット・必要であればマスク着用など十分な感染対策を行っていきましょう。
|
こどもの皮膚病Text by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
皮膚は外部の刺激から身を守る防御壁の役割を担ったり、汗を分泌して体温調節を行ったり、内臓で起こっている異常を映し出す鏡の役割を果たしたりと、様々な機能を持った生命にとって欠かすことの出来ない重要な臓器の一つです。そして年齢によりその特徴には違いがあります。今回は子供の皮膚の特徴についてお話します。皮膚には、一面に穴があります。汗が出る穴(汗孔:カンコウ)と毛の生えてくる穴(毛孔:モウコウ)です。この穴の数は生まれてから一生変わることがなく、ずっと同じで、成長とともに皮膚の面積は増えても穴の数は変わりません。ということは、子供の皮膚には汗孔や毛孔が過密に存在していることになります。このことは、毛孔や汗孔が関わる皮膚のトラブルが子供には起こりやすいことを示しています。一方、皮膚の厚さは子供の頃の方が薄く、成長とともに厚くなっていきます。低年齢の時ほど皮膚が薄いため、皮膚疾患も多いのです。また皮膚の表面は毛孔から分泌される皮脂(ヒシ)で覆われていますが、この量を大人と比較すると、子供はとても少ないのです。生後2~3ヵ月頃までは、母体からのホルモンの影響などで皮脂を作る脂腺機能は活発ですが、それ以降の幼少時期になると機能は低下します。そのため子供の皮膚はカサカサと乾燥しやすいことになります。つまり子供の皮膚はかなりデリケートなものと言えるでしょう。例えば脂漏性湿疹(シロウセイシッシン)という病気がありますが、これは、乳児期前半に好発します。頭頂部に始まることが多く、顔にも見られ、黄色っぽい色をした厚い鱗屑(リンセツ:かさぶた)と紅斑(コウハン:赤み)、痒みがその症状です。先ほど述べました皮脂腺と関連があります。その一方でもう少し成長した子供に多いのが、乾燥性の湿疹です。これからの季節は気温や湿度が低下し、皮膚の血管は収縮します。更に汗や皮脂も少なくなり、皮膚の表面はカサカサになりがちです。そのため乾燥から皮膚を守る対策が必要です。皮膚を清潔に保つことは必須ですが、保湿のためのケアも行うとなおいいでしょう。
|
男性の性(7)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
私は現在、北斗市(旧上磯町飯生)で開業5年目になりますが、上磯町出身の歌手に三橋美智也がいます。年配の方はご存知だと思いますが、1950〜60年代には伸びやかな高音が魅力の超人気歌手で、ミリオンセラー18枚(民謡1曲を含めると19枚)、生涯売り上げレコード枚数1億600万枚(2005年現在この日本記録はまだ破られていないそうです)、民謡や三味線の師匠としても知られ、弟子に細川たかしがいます。
当時のレコード市場規模は現在の10分の1程度だったそうなので、このレコード売り上げ記録は驚異的・超弩級といえます。1970年代後半には、ラジオのディスクジョッキーが人気を呼んで『ミッチーブーム』が起き、“それにつけてもお菓子はカール”のCMソングを歌い、40歳代後半に第2の人気のピークを迎えました。 私生活でも再婚して子宝に恵まれ幸福な時期だったようですが、晩年は妻からの家庭内暴力に耐えかねて家出し大阪のマネージャー宅に居候していたそうですから、国民的大歌手の最晩年はあまり幸せではなかったかもしれません。1996年、65歳で没。4ヶ月前のこの欄で、『女性の閉経に相当するような生殖・ホルモン的転換点は男性にはないのだろうか?』と書きましたが、最近男性でも加齢性腺機能低下症候群という概念が提唱され臨床的にも重要となっています。加齢とともに生じる、性欲・勃起能の低下、内臓脂肪の増加、骨粗しょう症などの身体症状や、抑うつ・疲労感・短気、不眠、知的活動力・認知力低下などの精神症状の何割かが男性ホルモンの低下と関連している、という考えです。 血中の男性ホルモン(テストステロン)は加齢とともに徐々に低下しますが、以前は測定方法が統一されておらず、また日本人での大規模調査で加齢による血中総テストステロン濃度の低下が認められなかったため、他の先進国に比べ日本人男性は“老いてますます盛ん”という風説が流れたこともありました。 しかし最近、総テストステロンではなく、生体内で活性のある遊離型テストステロンが測定可能になると、日本人男性も加齢ととも徐々に男性ホルモンが低下していることが明らかになってきました。晩年の三橋美智也が妻から受けた家庭内暴力の原因あるいは誘因が、この加齢性腺機能低下症候群だったとすれば、適切な治療を受けることによって、もっと幸せな夫婦生活・家庭生活が送れたのでは?と思います。(つづく) |








