
- 症状で探す
- 病院名で探す
- 診療科目で探す
- 地図で探す
- キーワードで探す
背中
自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
函館市・七飯町・北斗市
|
その他の道南地方
|
医科の診療科目 |
歯科の診療科目 |

よくある良性皮膚腫瘍 ~石灰化上皮腫(せっかいかじょうひしゅ)と眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)Text by すどうスキンクリニック 須藤 聡
■石灰化上皮腫皮膚の下に石灰のような硬いものができる良性の皮下腫瘍です。毛母腫ともいわれ毛根から発生してくる腫瘍です。比較的若い人に多く、小児の眼の周囲、腕、頚などによく見られます。通常は特に症状はなく、皮膚の下にコリコリとした硬いものが触れるだけです。時に炎症を起こすこともあり、そうなると痛みが出てきます。この腫瘍は良性で、ゆっくりと大きくなってきますが、自然に治ることはありません。また、軟膏や内服薬で治ることもありません。細菌が入って化膿すれば腫れてきます。治療法は、手術による切除が普通です。年齢と腫瘍の大きさによりますが、小学生低学年以下では全身麻酔が必要なこともあります。それ以上でしたら局所麻酔でも可能です。■眼瞼黄色腫まぶたにできる黄色い皮膚腫瘍です。上のまぶたの内側に出ることが多く、中年以降の年齢に多く見られます。高脂血症、抗コレステロール血症の方に出やすいといわれています。炎症を起こしたりすることもないので、痛みなどの症状は特にありませんが、徐々に腫瘍が大きくなってきます。この腫瘍も良性ですが、薬での治療はできません。治療は手術による切除です。まぶたという場所ですのであまりに大きいものはそのまま縫合できなくなり、植皮などが必要になることもあります。また、良性ですが、再発の多い腫瘍ではあります。
|
高齢者の『てんかん』その2Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
前回、高齢発症の「てんかん」患者さんが、認知症として治療されることがあるということを書きました。今回は、最近、老年医学や認知症診療の専門家の間で話題になっている、もっと分かりづらい、本人はもちろん、そばで見ている家族にも分からない「発作」について書きます。「一過性てんかん性健忘」と呼ばれているものです。主に初老期以降に発症し、短時間から数日にわたって、繰り返し記憶の抜け落ちを示す病気です。この記憶が途切れている期間、患者さんは正常な行動をします。例えば、友人と普通にゴルフをしたのに、後日、その記憶が抜けていることに気付くというものです。しばしば「今日は何曜日?」というような質問を繰り返します。発作が持続する(非けいれん性発作重積と言います)と、記憶のない期間は数日に及ぶこともあります。正常な時と、発作の時とのギャップや、目覚めの頃に発作を起こすことが多いことから、睡眠時に行動異常を起こすことがあるレビー小体型認知症に間違われる恐れがありますが、MRIなどの画像検査や、通常の認知機能検査(記憶力の検査など)では、異常が見られません。そのため、認知症の前段階(MCIと呼んだりします)とされることもあります。脳波検査で側頭葉に異常な波を見つけることが診断の決定打になります。治療は、他の高齢者の「てんかん」と同じように、抗てんかん薬が有効とされています。途切れた記憶が戻ることはありませんが、発作が抑えられれば、記憶が抜けてしまうことは避けられます。ちょっと変わった「てんかん」について書きましたが、アルツハイマー病などの認知症に、「てんかん」が合併することもあります。認知症を疑ったら、認知機能検査やMRIなどの画像検査だけでなく、脳波検査も必要です。
|
男性の性(18)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
大手のコンドームメーカーが昨年行った世界41カ国30万人以上の成人性交回数調査によると、日本人は年平均45回(月平均3.75回)で41か国中最下位、40位のシンガポール年平均72回や、41カ国平均の年平均102回にも大差で、1位のギリシャ年平均138回(月平均11.5回)、前回1位で今回5位のフランス年平均120回(月平均10回)の3分の1程度しか性交していないという驚きの結果(日本人にしてみれば他国の性交回数が多すぎるのが驚き)が出ました。全体としては肉食中心の欧米の回数が多く、穀物食中心のアジアで回数が低い結果でした。この結果を素直に見ると、前回、
|
三種混合ワクチン同士の接種間隔に注意Text by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
厚生労働省は昨年「三種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)ワクチン同士の接種間隔が八週を超えるものは定期接種として法の認めた接種ではないので任意接種扱いにしなさい、今年の四月からは厳密に運用する」と、小児科医とこどもたちには悩ましい通達を出しました。三種混合ワクチンによって免疫が与えられる百日せきという病気は、このワクチンがしっかり打たれることで、ほとんどみられない病気となりました。しかし、過去には三種混合ワクチンが副作用のために一時的に中止に至ったために、百日せきがこどもの命をたくさん奪うということがありました。それは昭和49年のことです。昔の三種混合ワクチンは副作用が強く、それが社会問題化してしまいました。5年後には百日せきが全国でみられることになり、1年間で1万5千人のこどもが百日せきに罹患(りかん)し、41名の尊い命がワクチンができないがために奪われてしまいました。ワクチンは国が法律で定め、地方自治体が実施主体となり行われます。この通達に関して、全国でも対応が分かれており、国の通達に従って三種混合同士の接種間隔が八週を超えるものを一律に任意接種扱いとし、任意接種に対しては自費を徴収するところ、任意接種とはなるものの、自治体が接種料金を負担し、公費接種と同じ状態を保とうとするところがあります。皆さんが住んでいる市や町はどうですか?この問題を回避する一番の方法は、三種混合ワクチンの接種を3ヵ月になったらすぐに始め、一期初回の3回が終わるまで他のワクチンをしないで三種混合をやり終えることです。ポリオワクチンは3月から6月にかけて行われることが多いですが、日本では昭和55年を最後にポリオの発生はありませんので、このワクチンを急いでする必要があるのはインド周辺にこどもを連れて行かなければならない方に限られます。BCGは接種が6ヵ月までとなっていますので、いつも診ている先生と相談して行うようにしてください。
|
乳房再建についてText by 北美原クリニック 早川 善郎
現在の乳がんの手術は、乳房温存術(乳房部分切除)が第一選択ですが、大きい乳がんや広範囲に拡がった乳がんでは乳房切除が行われています。乳房を全摘出した方の中には、やはり、どうしても左右のバランス、乳房の喪失に伴う見た目の問題で悩んでいる人も少なくありません。温泉などの公共の場から足が遠のいてしまうこともあると思います。『乳房再建』という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。乳がんで失われた乳房を再び取り戻す手術を乳房再建と言います。再建する方法には、人工乳房を用いる方法(インプラント)と自家組織を用いる方法があります。以前は、人工乳房を用いる方法は保険適用外であり、乳房再建を希望する人は自費で行っておりましたが、2013年7月から、人工乳房を用いた乳房再建手術が保険適用となり、乳房再建を希望される方がさらに増えることが予想されます。保険適用ではなかった時期は、約80~100万円程度の自費負担でありましたが、現在は、保険適用と高額療養制度を用いると、10万円ほどで乳房再建が可能になってきております。実際、乳がんの手術自体も以前に行われていたような無理な温存手術が減り、安全に乳房全摘出した後に乳房再建を行うという選択肢が増えてきています。実際の再建までの流れを、乳がんで乳房切除を行っている人を例にとってみます。まずは、人工乳房を入れる部分に、皮膚拡張器(ティッシュエキスパンダー:簡単に言うと水の袋)を挿入し、数カ月かけて徐々に水を増やしながら皮膚を拡張させていきます。その後、永久的な人工乳房(インプラント)に入れ替えを行います。乳房再建は主に形成外科医が中心になって行いますが、乳腺専門医との協力が非常に重要です。それぞれの資格を持った病院・医師にご相談してください。しかし、これらの乳房再建は、美容の目的や予防のための乳房切除(遺伝性乳がんなど)には、保険適用がありません。今後、乳房再建手術は、乳房切除をされた方の生活の質の向上に役立つ一つの選択肢になってくると思われます。
|








