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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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乳房の検査はどうしたらいいの?Text by 北美原クリニック 早川 善郎
今年から、函館市の対策型乳がん検診は、マンモグラフィーのみの検診が推奨となりました。視触診があるためにためらっていた人や忙しくて時間のなかった人には、気軽に受診することができるかもしれません。受診者の多くは、検診でほとんどの異常が分かると思って受けにきます。しかし、全ての人がマンモグラフィーだけで乳がんはわかるのでしょうか?マンモグラフィーは、乳がんの発見には非常に有用な検査法ですが、人によって利点・弱点があります。乳腺の密度が薄い・乳腺組織が少ない人は、マンモグラフィーだけで小さな乳がんもはっきり分かります。しかし、高濃度乳腺と言われる、乳腺の密度が濃い・乳腺が発達した乳房の人は、マンモグラフィーでは真っ白に写ってしまうため乳がん(しこり)があっても正常の乳腺との判別が難しくなる場合があります。特に日本人は、この高濃度乳腺の人が多く、50歳以下では、半数以上の人がこれに相当します。マンモグラフィーだけでは判断できない人がいることは、通常の検診では時々遭遇することです。乳がんの発見には、もう一つ検査法があります。それは、超音波検査(エコー検査)です。特に、高濃度乳腺でマンモグラフィーでは分かりにくい人には超音波検査が有効です。しかし、通常の対策型乳がん検診には超音波検査は入っていません。超音波が検診に必要であるというデータがまだ少ないことや、検査に手間がかかること、費用がかかることなどの理由のため、超音波検査はオプション検査になっています。自分の乳房がどのような状態なのか?マンモグラフィーだけで大丈夫なのか?自分には何が適した検査法なのかを知っておくことは重要です。高濃度乳腺の人は、自己負担にはなりますが、超音波検査も併用した方がより確実な検査法と言えます。
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舌下免疫療法 ~ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の方へ~Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
舌下免疫療法の対象としてダニによるアレルギー性鼻炎が追加になりました。免疫療法とは原因物質(アレルゲン)を投与していくことにより、アレルゲンに暴露された場合に起こる症状を緩和する治療法です。対象は12歳以上の方です。アレルゲン錠剤を舌下に1分間含み、その後服用するという方法で行います。初回は病院で、以後は毎日1日1回ご自身で行います。2週間かけて徐々に増量していき維持量になったら3年以上継続することが必要です。この治療法の注意点は①アナフィラキシーショック等の強いアレルギー反応が起こる危険性がある。②治療医は関連学会の講習を修了している者で副作用発症時に迅速に対応できる医療施設、あるいは対応できる医療施設と連携している医療施設でなければならないことです。興味がある方は耳鼻咽喉科にお尋ね下さい。
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視野の中心がゆがむ中高年の病気~黄斑円孔(おうはんえんこう)Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
網膜の中心部は視力がとても鋭敏な所で、「中心窩(ちゅうしんか)」と呼ばれています。その周囲直径1.5~2ミリメートルの範囲は、濃い黄色の部分があって「黄斑(おうはん)」と呼ばれます。目の中間部にある透明な「硝子体(しょうしたい)」が年齢とともに収縮してゆく「後部硝子体剥離(はくり)」が起きるとき、影響がこの黄斑部に及ぶと黄斑円孔が引き起こされます。黄斑円孔は中心窩の網膜に丸い穴(孔)があいてしまう病気です。穴自体は直径一ミリメートルに満たない、とても小さなものですが、最も視力が鋭敏な部分にできるため、大きな影響が現れます。完全な穴が形成されてしまうと、視力は矯正視力でも0.1前後になってしまいます。自覚症状として、初めは物が歪(ゆが)んで見え、進行すると視野の真ん中だけが見えなくなります。物がつぶれて見える、テレビを見ると人の顔だけが見えない、などがよく聞かれる訴えです。この病気は硝子体の収縮が関係して起きるので、60代を中心に起こります。黄斑円孔は10年ほど前までは有効な治療法がありませんでした。しかし今では手術によって視力を取り戻せるようになっています。手術はまず硝子体を切除します。その後特殊なガスを目の中に注入して、術後はうつ伏せの姿勢を2週間ばかり取ります。そうすると、グリア細胞という周囲の細胞をつなぎ合わせる働きをする細胞が現れ、円孔が小さくなっていき、円孔をふさいでくれます。中心窩の組織が修復されるとともに、術後の視力はゆっくりと回復していきます。1回の手術で8~9割の人は、不自由なく暮せるレベルの視力に戻ります。手術の合併症として多いのが白内障ですが、高齢者の場合すでに白内障を持っている場合も多いので、黄斑円孔の手術と同時に白内障の手術もしてしまいます。片目ずつ目をふさいでみて、物を見る中心に歪みやぼやけを感じる方は一度眼底検査を受けてみて下さい。
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不整脈が原因の脳卒中Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
脈が乱れる不整脈の中でも、発作性心房細動という不整脈では、心臓から血の塊(血栓)が飛んで脳動脈に詰まり、脳卒中を引き起こします。長嶋監督が、これで脳梗塞になり、リハビリをしていますが、比較的多い病気です。正常な心臓は、時計のように規則正しく、トクトク打ちます。安静にしている時、一分間に五十から百回、規則正しく打つのが整脈の状態です。これ以外でリズムが狂うのは不整脈で、そのうち最も多いのが、心房細動です。心房は細かくふるえて動いて、脈をとると、モールス信号のように不規則に脈が触れます。こうなると、心房の中で血液が固まりやすい状態になります。固まった血が心房の壁から全身に向かって心臓を飛び出すと、五十%は脳動脈に詰まって脳梗塞を発症します。発作性心房細動は、時々心房細動になり、短期間で正常の脈に戻る不整脈です。慢性的な心房細動と同じように、心房の中に血栓を作りますが、それには二日かかります。早くに普通の脈に戻れば大丈夫ですが、二日以上心房細動が続くと、正常の脈に戻るとき、心房の壁にハタキをかけたように、血栓が飛ぶことになります。心房細動の人は、千人中に六から九人いると言われています。ところが、六十歳以上の人では急に増えて、二十人に一人が心房細動になります。心房細動の原因には、弁膜症、高血圧・糖尿病から来る心肥大、心筋梗塞などの心臓病がありますが、特に原因無く細動になることが多いようです。疲れて帰った夜、風呂に入って「フーッ」とため息をついたら、急にドキドキしてきた――今のところ、不整脈の薬を飲むのがいいのか、脳梗塞にならないように血をサラサラにするだけの治療がいいのか、結論は出ていません。不整脈の薬よりは、脳梗塞の予防をしたほうが良い、と言う報告も出ています。脈が速い心房細動では、心臓の働きが悪くなり心不全になる人もいるので、不自由なく安全に暮らせるようになるような治療は、一人一人を良く診て、決めることのようです。
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ブルーライトは、何が悪い??Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
最近、ブルーライトカット眼鏡が売り出されていますが、ブルーライトとは、LEDをバックライトに使う液晶モニターから多く発せられている光です。モニターは明るいほうが見やすいと思われがちですが、明るいとブルーライトがいっぱい入っているので、「眼精疲労」を引き起こします。また、肌にとっても紫外線同様に悪影響を及ぼし、くすみやクマができると言われています。20年前に比べると、LEDディスプレイの普及により、あらゆるデジタル機器からブルーライトを知らぬ間にたくさん見ているので、「①網膜へのダメージ②目の疲れ③目の痛み」などを引き起こします。以上のことから「パソコン作業はなるべく長時間しないように控える。ディスプレイの輝度を調整する。ブルーライトカットのフィルターやメガネを使用する」などして、健康的な生活を送れるように心掛けましょう!!
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