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コラムを読む

涙道(るいどう)内視鏡を用いた新しい治療

Text by 江口眼科病院 昌原 英隆
最近では、涙目の原因である涙道閉塞(へいそく)症の治療に涙道内視鏡が登場し、従来の治療に比べて、安全で成功率が高い治療が可能となってきています。涙が目から鼻へ流れる道がつまる病気を涙道閉塞症といい、涙が自然とあふれ出てきたり眼やにが出たりします。たかが涙目・眼やにですが意外と不快感があり、患者さんは『いつもハンカチで涙を拭かなければいけない』などと訴えて来院されます。以前は、ブジーという針金で盲目的につまった部分を突き破っていましたが、正常な涙道以外に穴を開けることもあり、治療成績は良くはありませんでした。最近では涙道内視鏡というとても小さいカメラを使用してつまった部分を直接見ながら治療することができるようになり冒頭で記したように安全性・治療成績ともに高くなってきています。気になる症状がありましたらお近くの眼科医に相談してみて下さい。
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眼瞼下垂(がんけんかすい)を治して明るい視界を!!

Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
眼瞼下垂とは、上まぶたが下がり視界が狭くなり、物が見づらくなる状態をいいます。先天性と後天性があり、後天性では神経・筋肉・腱膜の異常で起こります。アトピー・逆さまつげ・花粉症・長時間のパソコン使用・女性の化粧などで目をこする人に早く現れます。症状が悪化すると、おでこの筋肉を使ってまぶたを上げようとするため、首から肩にかけての筋肉も緊張し、頭痛・肩こり・吐き気・めまいなども起きてきます。下がり具合がひどい場合は手術が必要となることがあります。最近では、炭酸ガスレーザーで手術を行う施設もあり、メスでの切開に比べ、出血や術後の腫れも少なく傷の治りも早くなっています。手術後1週間で傷も落ち着き、まぶたが自然に上がるようになり、視界が明るくなります。目をつぶり、両人さし指で両方の眉毛の上を強く押さえて、まぶたがうまく開かなければ、眼瞼下垂の可能性があります。眼科を受診し、相談をしてみて下さい。
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ノドの違和感~逆流性食道炎

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
ノドの違和感はアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、咽頭喉頭炎、感冒などの鼻、ノドの炎症性疾患、咽頭がん、喉頭がんなどの腫瘍性疾患、バセドー病や橋本病などの甲状腺疾患など様々な疾患で起こりますが、具体的な疾患が見当たらず症状のみがある患者さんもいらっしゃって耳鼻咽喉科医泣かせの症状でもあります。そんな中、最近注目されているのが逆流性食道炎です。胸焼けや食道病変を伴うのが普通ですがそれらの症状、病変を伴わない例もあります。咽頭、喉頭などの粘膜は酸に弱く炎症を起こしやすいと言われておりノドの違和感を訴える患者さんに逆流性食道炎が認められ、咽頭や喉頭粘膜に炎症性変化が確認されたことで注目されるようになりました。鼻やノドに疾患が見当たらずノドの違和感がある場合は逆流性食道炎を疑ってみることも必要と思います。
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最近のワンランク上の美白・しわ治療の複合治療レーザートーニング、皮膚再生治療(セルリバイブ・ジータ)と点滴療法、トラネキサム酸ビタミン導入

ワンランク上の『しみ・しわ・たるみ・くすみ』などの治療は『セルリバイブ・ジータ、マイセル・プラス』などの皮膚再生若返り治療や、フォトフェイシャル『フォトRFオーロラやフォトRFリファーム』などのIPL(光エネルギー)・赤外線レーザーやRF(高周波)によって、メラニン色素を消去したり、線維芽細胞を刺激して、コラーゲン線維の産生を促し、『しみ・しわ』を改善させるいくつかのコース治療方法と『美白点滴治療』を、同時にまた、複合的(施術・点滴時間30~40分)に行って、個々のお肌のトラブル、悩み、ニーズにお応えします。『美白点滴治療』は、ビタミンC/ビタミンB群/ミネラル/プラセンタ(人胎盤エキス)を症状に合わせて点滴することで、血管を経由して直接細胞にビタミン等を送り、ストレスを抱えた肌のトラブルの解消が実感できる治療方法です。『セルリバイブ・ジータ、マイセル・プラス』などの皮膚再生若返り治療は単独でも効果はありますし、フォトフェイシャルと美白点滴治療の複合治療を2~3週間毎に繰り返すことで自己の皮膚のコラーゲンが再構築され、長時間のお肌のタイトニン効果が期待できます。また、最近注目されている美白治療は、今まで薄くすることが難しかった『肝斑』も『レーザートレーニングやレーザーピーリング』を使用しながらトラネキサム酸ビタミン導入を行う治療で有効です。痛みが少なく、安全、かつ、お化粧がすぐできます。今では、しみしわの治療は治療法を専門医の説明の上で、御本人によって選択することができます。長年のゴルフやテニスなどの屋外スポーツや仕事、車の運転で片側の顔や手の甲にしみやくすみが目立ち、急に気になってきた方。目の下のしわ、ほうれい線、鼻の周囲の毛穴やニキビ跡が気になっていて、自分で色々とスキンケアをしたが諦めてしまっている方。毎日の仕事が忙しくまとまった時間がとれない方。専門医に相談してみて下さい。
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肝臓が悪いと言われたら

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
健診の結果で「肝臓が悪い」と言われたことのある方もいらっしゃると思います。同時に「精密検査を受けてください」とも言われると思いますが、それにはれっきとした理由があります。肝臓が悪くなる原因は数多くあります。脂肪肝、アルコール、薬剤などが代表的な原因ですが、最も問題となるのはB型肝炎・C型肝炎などの肝炎ウイルスが原因の場合です。わが国ではB型肝炎ウイルスに130万人、C型肝炎ウイルスに180万人が感染しているといわれています。これらのウイルスが感染して慢性化すると長年にわたって肝臓を痛めつけ、肝炎から肝硬変へと進行した末に肝臓がんが発生します。肝硬変は肝臓全体ががん発生の予備状態になっているため、がんは1個ではなく複数個できる場合もあります。したがって、感染していることをできる限り早期に発見して、その一連の進行を食い止めることが極めて重要なのです。これらのウイルスは主に血液を介して感染します。母親からの出産時の感染、輸血、入れ墨、薬物乱用、性行為などさまざまな経路がありますが、実際にはいつどこから感染したのか経路がはっきりしない場合も少なくありません。感染は一過性で終わる場合もありますが、慢性的な感染状態になっても厄介なことに数十年にわたって症状を現わさないため、採血での肝臓の数値異常から偶然発見される場合も多いのです。精密検査を勧められながら「肝臓が悪いのはお酒のせい」などと自己判断で放置すると、重大な結果を招くことになりかねません。精密検査は採血で肝臓のより詳しい状態と肝炎ウイルスの有無を確認し、さらにエコー・CT検査で肝臓の形の異常や腫瘍の有無などを評価して総合的に診断します。万一肝炎ウイルス陽性だった場合はウイルスの種類や肝障害の程度、患者さんの年齢などを勘案して抗ウイルス療法を検討することになります。精密検査を勧められた時は決して放置せず、必ず消化器内科専門医を受診しましょう。
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