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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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急にわきばらやしたっぱらが痛くなったらText by 医療法人社団やまだクリニック 山田 裕一
今回お話するのは、この痛みがからだの中心よりも左右どちらかに寄った場合です。転げまわるような、死ぬかと思うような激しい痛みが急にやってきたら…尿管結石も考えなくてはいけない病気のひとつです。いわゆる七転八倒の苦しみですが、慌てて救急車を呼んで病院にいくものの、着いたらけろっと治まってしまい、ばつの悪い思いを経験したかたもいるかもしれませせん。このように痛みがあっても、30分以内にすっかり治まることも特徴のひとつです。痛みが長時間に及んだり、高熱を伴うことも稀にありますが、ほとんどの結石は、正しい診断と鎮痛処置などをおこなっていけば大事には至らず、治療できます。このような痛みの際は、泌尿器科もお忘れなく。
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涙道内視鏡(るいどうないしきょう)を用いた新しい治療Text by 江口眼科病院 昌原 英隆
冬になると涙が多いと気付かれている方も多いと思いますが、涙の分泌は冷たい刺激でより出やすくなっているからです。涙目の原因はいろいろあり、調べても原因がはっきりしない症候性流涙症も多いです。しかし一方で、涙が目から鼻へ流れる道である涙道が詰まった「涙道閉塞症」の治療に「涙道内視鏡」が登場し、従来の治療に比べて、安全で成功率が高い治療が可能となってきています。以前は、ブジーという針金で手探りで詰まった箇所を開通させていましたが、いまでは「涙道内視鏡」により、モニターを見ながら治療することもできるようになりました。また最近では、「鼻内視鏡」という鼻から涙道の開口部を見ることのできる内視鏡と組み合わせて治療することもでき、治療法は従来と比べて進歩しました。気になる症状がありましたらお近くの眼科医に相談してみて下さい。
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ピロリ菌をやっつけろ!Text by はら内科クリニック 原 信彦
胃潰瘍(かいよう)・十二指腸潰瘍の原因として、ヘリコバクター・ピロリ菌が発見され、二〇〇〇年十一月より、ピロリ菌の除菌治療が行われてきました。多くの患者さんが、この治療の恩恵を受け、潰瘍の再発・再燃から解放されました。しかし、残念なことに二〇%前後の患者さんには効果はありませんでした。原因は、ピロリ菌を除去する抗生物質が効かない、いわゆる耐性菌の出現でした。日本ヘリコバクター学会では「ヘリコバクター・ピロリ感染が胃癌(がん)を含む様々な疾患の発症に深く関与していることが明らかになってきており、本邦においてヘリコバクター・ピロリ除菌療法の徹底を図り、ヘリコバクター・ピロリ感染を撲滅していくことは、胃癌をはじめとする消化管難治性疾患の発症予防に極めて重要かつ重大なことである」と位置づけ、ピロリ菌を撲滅させる研究がなされていました。その結果、新たな治療が今年の八月に承認され、現在加療できるようになりました。これを「二次除菌治療」と呼んでいます。以前の治療(一次除菌)が不成功だった方に、この二次除菌を行い、八十五~九十%前後の方々が除菌に成功しています。治療は、一次除菌薬剤のクラリスロマイシンを、メトロニダゾールという薬剤に一種類変更しただけです。ただし、この二次除菌を行う方は、新たな耐性菌の出現を避けるために一次除菌が不成功だった方のみ限定となります。主な副作用は、一次除菌のときとほぼ同様で下痢・軟便です。また、気をつけなければいけないのは、二次除菌の薬は酒と相性が悪く、除菌治療期間の一週間は禁酒が必要になります。これからの季節は、忘年会・新年会があると思いますので、二次除菌治療を希望の方は、急がず正月が明けてからじっくりと治療に取り組んではいかがでしょうか?
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胃アニサキス症に注意しましょうText by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
魚の生食にまぎれて人間の口から入り込み、主に胃で悪さをするアニサキスという名前の寄生虫がいます。胃アニサキス症の症状は食品を摂取して数時間後の激烈な胃痛が典型的ですが、吐き気やじんましんを伴うこともあります。これらの症状はアニサキス症に特異的なものではありませんが、食事内容の問診と典型的な症状から疑う病気の一つになります。そして緊急で胃カメラを行うと、白くて細長い2cmほどの虫体が頭を胃の壁に突っ込んでにょろにょろもがいているのを観察できます。確認されたら引き続き内視鏡を通じて鉗子(かんし)と呼ばれる器具を挿入し、つまんで除去します。その後速やかに痛みは引けていき治療は完了です。アニサキスはもともとクジラやイルカが宿主(寄生する先の生き物)であり、人間は宿主ではありません。クジラやイルカに食べられる前のイカやサバなどの魚の体内で幼虫の状態になっており、人間に悪さをするのは実はこの幼虫なのです。ですから人間の口からうまい具合に入り込んだものの、人間の胃はアニサキスにとって好適な環境ではなく、成虫にもなれずに迷走の末、胃の壁から出ようとしているのかもしれません。もがいているうちに数日で自然に死んでしまい、吸収されたり便とともに排せつされたりして排除されます。アニサキスは食品の70℃以上の加熱か、マイナス20℃以下で24時間の冷凍で死滅します。なので確実な予防策としては加熱か冷凍を、ということになりますが、新鮮な刺身のおいしさは日本人にとって何物にも代え難いものであり悩ましいところです。他の予防策として、食物に付着した虫体が肉眼で見える場合は除去したり、アニサキスは虫体が損傷すると動かなくなるため、よくかんで食べることで発症を防げる場合もあるだろうと想定されています。新鮮な魚はアニサキスの寄生に注意しながら食べましょう。
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矯正歯科とサルText by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
サルは人間に似ており、サルのような人間は、外見面や心理面から考えて見ると少なくないかも知れません。人間とオラウータン、ゴリラ、ニホンザルの歯の数は同じです。単雄群である、つまり一夫多妻制のゴリラはオスの犬歯が異常に大きい形をしておりますが、数は同じです。ニホンザルは、大きさや形のオスメスの差がわずかで、人間に近いのかもしれません。外見についてみれば、サルは目より唇が前にあり、脳の発達している人間は口元が下がっています。欧米系の顔は下あごが大きく口の位置が後ろにあり、日本人やモンゴル系の顔では下あごが小さく口元が出ているように見えます。欧米人は、どちらかといえば口元が出ている顔を嫌い、下あごが出ている反対咬合(こうごう)はあまり気にしません。逆に日本人は、反対咬合を嫌います。日本における美しさの感覚は変化しており、現在の矯正歯科治療の多くは前歯を後ろの方に下げ口元を引っ込めることが目標の一つになってきております。
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