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緑内障について

Text by 江口眼科病院 高木 誠二
緑内障とは徐々に視野欠損の進行が見られる病気です。近年の中途失明の代表的な原因ですが、早期に治療を開始すれば重症になることを防げる可能性のある病気でもあります。初期には自覚症状がほとんどなく、診断のためには眼科にて検査をうける必要があります。緑内障の検査は眼底検査、眼圧検査、視野検査などが代表的なものでしたが、最近はこれに加えて光干渉断層計という眼底画像解析装置が導入されています。2000年ころから臨床にて使用が開始され、早期診断に非常に有用と、これまでも多く報告されています。また、緑内障の有病率は40歳以上では5%とも報告されていますが、そのうちの20%程度しか治療がされていないとも報告され、多くの緑内障患者が適切な治療を受けていないと考えられています。ぜひ一度、緑内障の色々な検査をうけてみましょう。
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男性の性(22)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
昔は、高貴な家に生まれた子供は跡継ぎを早く確保するため早婚が一般的でしたが、日本の江戸時代の大奥のような性技指導システムがないところでは、男側がまだ性に目覚めていない時期の早婚が、重大問題に発展することも珍しくありませんでした。フランス革命で処刑された悲劇の王妃マリー・アントワネットとその夫(ルイ16世)は、14歳と15歳で結婚していますが、結婚後11年間子供が生まれませんでした。原因としては二人の趣味性格の不一致・不仲説が一般的ですが、実は結婚当初、ルイ16世は性的なことに全く興味を示さず(性に目覚めていなかった?)、狩猟や当時の精密機械である錠前づくりに熱中して、妻のマリー・アントワネットを放任していたそうです。夫に相手にされないアントワネットは舞踏会や賭博に興じ高価な衣装や装飾品に莫大な浪費を重ねたり、お気に入りの男達を宮廷内で寵愛したため、民衆からの人気は凋落するばかりでした。その後、やや遅れたとはいえルイ16世もちゃんと性に目覚めたようですが、包茎(おそらく真性)だったせいで、気恥ずかしさからもう存分に女としての魅力を振りまくアントワネットに接することが出来なかった、というのが11年間子供が出来なかった真相のようです。包茎手術の歴史は古く、ユダヤ教徒の割礼や古代エジプトのパピルスにも当時の手術の模様が描かれています。当然、ルイ16世の時代でも包茎は外科手術によって治るものでしたが、恐怖心から手術を受けることをためらい国を揺るがす事態にまで発展してしまったのでした。その後、見るに見かねたアントワネットの兄がオーストリアからフランスを訪れ、手術を受けるようルイ16世を説得し、ルイ16世も手術を受け入れたので、普通の夫婦生活が得られ4人の子供に恵まれましたが、その頃にはフランス革命のまっただ中。二人はロベスピエールによりギロチン台の夜露と消えてしまったのでした。4人の子供のうち3人は早死にし、残された一人の王女はオーストリアに逃れました。歴史の運命は皮肉なものです。(つづく)
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学校での歯科健康診断について

Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
歯科健康診断はなぜ行うのでしょう?それは病気を気にせず、勉強やスポーツなど学校生活を明るく元気に過ごせるように健康状態をチェックするために行います。もちろん、もっとより良い健康な生活を送れるようにするためにはどうすれば良いかも、併せて診断します。まず、歯を見ることから始まります。虫歯になっていないかどうか、前に治療した歯がちゃんとしているかどうか、歯が欠けている所がないかをチェックします。欠けていた場合は、該当箇所に人工的に歯を入れるべきかどうかを判断します。次に、虫歯に進みやすい状態にある歯かどうか、歯と歯の間の見づらい部分についても虫歯かどうかをチェックします。その後、顎の関節の状態に異常がないかどうか、歯並びや噛み合わせに問題がないかどうかをチェックします。最後に、歯を支えている歯の周りの肉や骨に病気がないかどうか、また、歯の汚れについてもチェックします。歯科健診の結果において何らかの異常を指摘されたなら、歯科医院を受診することをお勧めします。平成13年12月に昭和タウンプラザA館2階に開院して12年が過ぎました。この度5月12日(月)、昭和2丁目27番24号(桐花通り沿い、函館商業高校向い)に新築開院する運びとなりました。新しいクリニックは、現クリニックより徒歩3分の距離です。つきましては、5月10日(土)に新しいクリニックの内覧会を開催いたします。設備や内装をご覧頂くだけではなく、歯に関するご質問などもお気軽にご相談ください。今まで通り、子供の咬合(かみ合わせ)誘導、審美歯科(ホワイトニング)、インプラントなどにも力を入れており、咬合治療、予防治療、歯周病治療、口臭治療などの診断及び治療を通じて、トータルヘルスケアの確立を目指しておりますので、これからも宜しくお願い致します。
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美容外科・形成外科

美容外科は顔や体の外観をレーザー治療や外科手術によってきれいにする外科です。
形成外科は病気や事故で顔や体に生じた外観の異常や醜形をできるだけ正常な形にもどす外科です。
よくテレビで美容整形という言葉が使われますが、整形外科は骨・関節・筋肉の病気や機能障害を扱う外科なので、俗語としては使われますが正式名ではありません。
美容外科は女性にとって興味はありますが、遠いクリニックです。
最近では意識に変化がありますが、他の国とは違い、日本人には服装でも化粧でも周りの人に対し、意識的に自慢することを好まず、控えめをよしとする文化が無意識のうちにしみこんでいるからでしょうか。
ですから、美容外科を受診するのにじゃエネルギーが必要なようです。でも、美容外科・形成外科はなぜ必要なのでしょう。
私たちは感情を抑える理性という高度な頭脳を持っていますが、一方で、動物と同様に“きらびやかなものや鮮やかな色”に引き寄せられていく遺伝子的な習性(行動)を持っています。
私たち人間は理性をもって動物的な“美しさに引き寄せられる”この習性をコントロールすることはもちろん可能ですが、油断をするとやはり美しさに引き寄せられます。
“美しさの必然性”をなかなか否定することはできないのです。現実に、自分の外見上の悩みを解消すると呪縛から解放され、自分に自信が出てきて生活が楽しくなったり、性格が明るくなったりします。今、美容外科においては手術による治療からレーザー治療に変化し、最近では光治療(IPL)や高周波治療(RF)により傷をつけない、ガーゼや絆創膏をつけずに化粧ができて普段の生活ができるような治療に徐々に変化しています。老化がいまや社会問題になり女性はしみ・しわが問題になっていますが、美しさや清潔感など品位を感じる感性は老化しないといわれています。
年をとっても“美に対する追求”は続くのです。
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どういう人が乳がんに注意する必要があるか?

乳がんの発症に関係する環境要因としては、肥満やアルコール、出産の有無など、因果関係が指摘されているものもありますが、あまりにも漠然としすぎており、切実感がないかもしれません。以前から、家族の中で乳がんになった人が多くいる場合は注意した方がよいことは聞いたことがあると思います。遺伝が関係する乳がんもあることはご存じでしょうか?最近、種々の遺伝子の異常によって乳がんが家族性に発症しやすいことがわかってきています。乳がん全体の約5~10%がこれらに関係があると言われています。BRCA1、BRCA2という遺伝子に異常がある人は、生涯、乳がんにかかる可能性が50~80%ほどあると言われ、一般の人の約10~20倍もの危険があります。また、卵巣がんにかかる可能性も高くなってきます。海外に比べ、乳がんの罹患(りかん)率が低い日本では、これらに対する認知度が低いのが現状です。しかし、私たちは、家族に乳がんの人がいたからといって、すぐに、遺伝子に異常があるかないかを調べることは一般的ではありません。では、どうしたらいいのでしょうか?まずは、心配な場合は、専門医に相談してみること、それと同時に、乳がんは身近な病気であることを少し気に留めていただき、面倒がらずに、検査を受けてみることです。検査には、マンモグラフィーが有効ですが、日本人は、高濃度乳房と言って、乳腺濃度が高いために実際のしこりを見つけにくいことが多く、そのような人は、超音波(エコー)検査などを併用するのもよいかと思われます。乳がんにかかる人の数は、増加しており、すべての女性は気をつけた方がよいのですが、特に、自分の母親や祖母、叔母など近親者に乳がんや卵巣がんになった人が多くいる場合は、若いうちから、十分注意していただきたいと思います。
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