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形成外科・美容外科の目の疲れ、頭痛、肩こりに対する目瞼下垂手術によるアプローチ

頭痛、肩こりなどで悩んでいる方の中には、脳外科、耳鼻科、整形外科、循環器科など各科の検査をお受けになって、大きな異常が認められず、原因不明の頭痛と診断される場合もあります。
目の疲労など自分で気が付かないうちに慢性のストレス・疲労が重なり、頭を支える首の筋肉が硬くなり、血行のバランスに異常が生じて慢性の頭痛を生じることがあります。特に、中高年で目や額の違和感がある頭痛や肩こりを感じている方の中には、老化を含めたいろいろな原因による眼瞼下垂による頭痛、肩こりも起こります。30歳から目にストレス・疲れを感じたら整容的、機能的にも『瞼のケア』が大切になってきます。
目が非常に疲れた時には目の周囲を冷却して、普段の場合でも短時間でもよいので目の周囲を緩めてあげましょう。「瞼が重く感じたり、アイラインが描きにくくなっていませんか?」頭痛、肩こりなどで悩んでいる方で、瞼のたるみ・眼瞼下垂の症状が認められる場合は、形成外科、美容外科の診察を受けることをお勧めします。上瞼の皮膚の状態や眼瞼挙筋(瞼を上げる筋肉)の状態の検査を行った上で治療方針を決めます。
上瞼を挙上させる機能的な外科治療を行う場合は形成外科による保険治療です。
これに加えて二重瞼の幅を調節したり、瞼の厚みを調節するような目の美的な外観をお望みの方は美容外科的自費治療となります。
入院の必要なく、手術後すぐに帰宅できます。
治療の方法はいりいろあり、また、治療後の経過についての詳細は専門医に相談して治療を受けて下さい。
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大腸カプセル内視鏡

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
年輩の方なら1966年公開のSF映画「ミクロの決死圏」をご存知の方も多いと思います。医療チームを乗せた潜航艇を縮小して体内に注入し、脳の内部から治療を行うという当時大変話題となった米国の傑作映画です。しかし今、実際に人間は乗っていないなどの大きな違いこそあるものの、当時は夢物語であった技術が現実のものとなりつつあります。カプセル内視鏡といって、薬のような形をした小型のカプセルを飲み、便と共に排泄されるまでの間に胃腸の中をくまなく撮影し、体表に装着した装置に送信するものです。送信された画像をモニターで確認して診断します。小腸用には2007年に実用化され保険認可もされていましたが、今年1月に大腸でも保険適用となりました。適用症例に条件がついているためすべての方に使えるわけではありませんが、小腸と比べると大腸は疾患人口が大変多いため、日常の大腸診療は大きく変貌すると思われます。これまでの肛門からの大腸内視鏡検査は痛みを伴うこともあり、また恥ずかしいなどの理由で進んで受けたいと思う方が少ないのが現状でしたが、カプセル内視鏡の場合はそのような問題を克服できることになり、大腸がん死亡率の低下を目指して検診への応用なども期待されています。もちろんまだ開発されて日の浅い検査法なので、洗浄機能がないので下剤の量が多く必要となる、国内の治験では6%ほどの見落としがある、カプセルは使い捨てなので検査費用が高くなる、などの問題点もあります。また何か病変が発見された場合はまだ映画のように治療はできませんので、ポリープの切除などは、これまで通り肛門から内視鏡を挿入して治療する必要があります。SF映画もいつの日かは現実のものとなるという見本のような技術といえますが、今後はさらに診断も治療も可能な超小型医療ロボットへ進化していくことでしょう。医療は日進月歩で患者さんの体の負担の少ない方向へと進んでいるのです。
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春、学校健診の季節ですが

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
新学期を迎え、我々眼科医も学校健診のため小・中学校を訪れます。視力検査を含め、目の病気が疑われれば専門医を受診するようにと、健診の結果用紙を子供達は学校から頂いてきます。その中で特に注意しなければならないのが小学校一年生の視力検査の結果でしょう。小学校一年生にとって視力という検査は初めての経験で、やり方もよく理解出来ないかも知れません。大勢のお友達の中で検査に集中出来ないこともあるでしょう。そのため検査結果が実際より悪くなりA(1.0以上)にならないと言うこともあります。しかしながらこの年齢では結果が悪い場合、遠視の場合が多く見受けられます。そして、遠視の場合、弱視(じゃくし)や斜視(しゃし)を伴っている場合があり、この1年生の時期を逃すと後でメガネをかけたとしても視力が回復出来なくなってしまうこともある、目にとってラストチャンスの時期だとも言えます。簡単に言うと、近視は近くは見えて遠くがピントがぼやけてしまう状態です。少なくとも近くを見ている時にはきちんとピントがあった画像が目に入るので弱視になることはありません。それに対し遠視の場合、もし度数が強ければ近くも遠くもはピントが常にぼやけてしまいます。いつもはっきりしない画像しか見えていないため、視機能(ものを見る力)が発達することができなくなります。そのため放置するとメガネで矯正しても1.0が出ない弱視になってしまうことがあります。また、斜視を来すこともあるのです。子供の視力は生まれたときは0.01しか有りませんが、次第に発達して4~5歳で1.0となり、視力が完成すると言われています。ですから6歳になっている小学校1年生は視力にとって非常に大事な時期といえるのです。視力の結果が悪いとき、斜視の疑いがある場合には必ず専門医の精密検査を受けましょう。
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妊娠すると虫歯になりやすい?

Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
妊娠すると歯が悪くなるという話があります。胎児が母親の栄養(カルシウム)を取り入れることが原因といわれていますが、本当でしょうか?実際は何の因果関係も無いのが事実です。では本当の原因は――つわりなどにより歯磨きなどの衛生管理が不十分になることホルモンのバランスが崩れて母体が虚弱化してしまうこれらこそが虫歯や歯周病を発症させる原因なのです。歯科疾患はいったん発症すると自覚症状が出るまで一定期間かかるため、多くは出産後に気づき錯覚するのでしょう。これを防ぐためには日ごろから定期的に歯科医院を訪れることです。まめに定期健診を受けていれば治療が必要となった場合でも期間は短くて済みます。妊娠中の歯科疾患は胎児に影響を及ぼす場合もありますので、かかりつけの歯医者さんに相談してみて下さい。
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インフルエンザ菌b型による髄膜炎を予防するワクチンが始まります

Text by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
皆さん、細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん)という病気をご存知ですか?これは何らかの原因で細菌が脳を覆っている髄膜という部分に感染して起こる病気で、発熱や頭痛、嘔吐、乳児の場合は不機嫌などの症状や状態の後、進行すると痙攣や意識がなくなるという強い症状をあらわします。
その多くは6カ月から1歳くらいまでのお子さんで、細菌性髄膜炎に罹った5%は亡くなり、20%に麻痺や知能障害などの後遺症が残るといわれています。
日本では年間におよそ600人のお子さんがこの病気に罹り、苦しんでいるものと推測されています。細菌性髄膜炎の原因で多いのはインフルエンザ菌b型、肺炎球菌、髄膜炎菌などで、現在世界中で使われているインフルエンザ菌b型に対するワクチンが日本でもようやく12月から使用できるようになります(あくまでも現段階では予定です)。インフルエンザ菌は皆さんがよく知っているインフルエンザワクチンでは防げません。
紛らわしい名前ですが、インフルエンザワクチンで防げるのはインフルエンザ・ウイルスによる症状で、インフルエンザ菌b型(細菌ですのでウイルスとは違います)には、専用のワクチンが必要なのです。間違えのないように関係者はHib(ヒブ)ワクチンと呼んでいます。このワクチンは、生後3カ月から使い始める事ができるワクチンで、3種混合ワクチンと同じ日に行うことが可能です。
6カ月までに始める事ができたお子さんは初回4週間毎に3回と、概ね1年後に1回の計4回。
7カ月以降、1歳までに始める場合は初回2回と概ね1年後に1回。
1歳以降に始める場合は1回接種することになっており、5歳までが対象とされています。
ワクチンに伴う大きな副作用はありません。このワクチンはまだ任意接種で行うワクチンとされておりますので、接種料金などは実施する各医療機関にお問い合わせください。
お金のかかるワクチンですが、ぜひ将来のあるあなたの大切なお子さんのために積極的にワクチンを接種してください。
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