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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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ドライアイのあたらしい治療Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
10秒以上まばたきをしないで目を開けていられますか?開けていられない人は、ドライアイの可能性があります。ドライアイは目が乾くことによって疲れやすい、なんとなく見づらい、不快感があるなどのさまざまな症状が現れる病気です。目が乾く原因には、涙の量が少ないため量は充分あるにもかかわらず涙の質が悪いための2つのタイプがあります。健康な目の表面(角膜)は涙の層できれいに覆われていますが、涙の質が悪いドライアイでは短時間で涙の層がくずれて角膜が露出してしまいます。今までは涙の量を補ったり傷を治す治療が中心でしたが、最近ムチン(涙の水分を角膜上に保持するのに大きな役割を果たしている物質)の分泌を増やす点眼薬が処方できるようになり、新たな効果が期待されます。
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ユマニチュードText by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
最近、注目されている、認知症患者さんのお世話の仕方に「ユマニチュード」というのがあります。テレビでも紹介されましたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。基本的には、看護や介護を仕事とする方たちのための「技術」ですが、考え方の基本は、誰にでも役に立つと思います。柱となるのは、「見る」「触れる」「話す」「立つ」の四つですが、紙面の関係で「見る」「触れる」についてお話します。まず、「見る」とは、互いの視線を合わせて、存在を認め合うということです。世話をする人が患者さんの存在を認めているというメッセージを送ることです。具体的には、患者さんの正面に回ることが基本です。こちらを向いていないときには、声を掛けて振り向かせたり、壁を向いて寝ている人にはベッドを動かしたり、座っている人にはひざまずいて目線の高さを合わせるなどして、とにかく視線を合わせます。お世話を始める最初の段階です。次に患者さんに「触れる」ときは、赤ちゃんに触れるように、広い面積で、ゆっくり、優しく触れます。いきなり顔や手に触れないように、上腕や背中といった鈍感な所から始めます。「つかまない」ように、親指を閉じて手のひらで触れます。使う力は、せいぜい小学校低学年の子供程度です。このユマニチュードの方法論から、馬の世話の話を思い出しました。馬の世話をする時には、必ず声を掛けて、こちらに気付かせてから近づき、体に触る時、最初からデリケートな場所には触れず、離れたところから、徐々に目的の部位を触れます。さもないと蹴飛ばされるそうです。馬は臆病なので、安心させるためにこういう注意が必要だといいます。認知症患者さんも、不安の中、警戒心が強くなっています。スムーズなお世話には安心、信頼が大切です。動物と人を一緒に語ることに批判的な方もいるでしょうが、近年、動物と人間には共通点が多いことから、動物と人間の病気を一緒に見るという考え方があります。これについては別の機会にお話しましょう。
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ステイホームでスマホ老眼が急増!!Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
人間の目の構造は、カメラに似ています。水晶体は、カメラのレンズにあたり、遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなるように調節しています。老眼とは、この調節力が衰えてくる状態で40歳前後から始まります。しかし、最近は、近くが見づらい・かすんで見える・夕方になると物が見づらい・頭痛・肩こりなどの老眼の症状が、小学生から30代までの若い方にも出てきているのです。去年からのコロナ禍によりステイホーム時間が増え、スマホに触れる時間が増えているようで、若い人の10人に1人は、15時間以上もスマホを見ているとのことです。こんなに長時間スマホを見ていると、調節力が衰えて老眼と同じ症状が出る、いわゆる「スマホ老眼」になってしまいます。また、下向き姿勢で頬やあごもたるみ、老け顔になるとも言われています。ぜひ眼科で正確な視力検査を受けてみましょう。
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ロタウイルス胃腸炎に対するワクチンが接種できるようになりましたText by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
皆さんは赤ちゃんへのワクチンをどのように考えていますか?感染したほうが免疫がしっかりつくのでお金がかかるものはしないとお考えですか?それとも積極的に何でもワクチンで予防できるものは予防しようと思っていますか?今年の11月から、ロタウイルス胃腸炎を防止する口から飲むワクチンが使えるようになりました。ロタウイルス胃腸炎は別名乳幼児白色下痢症とも呼ばれ、4カ月ころから2歳くらいまでの乳幼児が多くかかります。2日ないし3日の潜伏期間の後、嘔吐や酸っぱい臭いのする白色の下痢、発熱などを特徴とする病気です。多くは軽症で脱水を来さなければ数日の経過でよくなりますが、中には重症になり、入院を余儀なくされることや、脳炎や膵炎を起こして死に至ることもあります。このロタウイルスに対するワクチンは生後6週から24週の間に4週以上の間隔を開けて2度飲んでもらうワクチンです。通常は生後2カ月から始まるヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンなどと一緒に始めるといいでしょう。B型肝炎のワクチンも一緒に始める場合には2カ月では4つ、3カ月では5つのワクチンを同時に接種しなければなりませんが、同時接種に関しては広く国内外で安全と考えられており、ロタウイルスワクチンも同様に考えていいでしょう。任意接種ですので、接種料金は各医療機関で異なりますが、多くは1回1万5千円前後になるものと思われます。生後24週を超えると接種はできませんので、ワクチンをしたいけれども1回しかできそうにない場合にはかかりつけ医とご相談ください。24週以降は腸重積という病気が起きやすくなり、ロタウイルスワクチンでも腸重積が起こることがあるため、24週までに接種を行うこととなっています。24週以降の場合は希望されても接種することはできません。高価なワクチンですが、病気が重症化することを考えると、ぜひともワクチンで予防できる病気がひとつ増えたと考え、積極的に接種されることを望みます。
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顔の腫瘤(しゅりゅう)と黒子(ほくろ)Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
顔の腫瘤としてよく見られるものに粉瘤があります。米粒大のものから大きいものは半球状に隆起します。少し圧迫すると悪臭のある粥状の内容物が出てきます。炎症を起こすと周囲が赤くなり、痛みを起こし、切開排膿治療を行わなければならないため約2〜3週間かかりますが、炎症を起こさない小さいうちに摘出すると約1週間で治療ができて傷跡も小さくて済みます。また、黄色腫という30歳代から瞼の周囲に出現してくる乳白色の平坦な腫瘤があります。高脂血症によって生じるといわれていますが、痛みも痒みもないため、放置してしまうことがほとんどですが、徐々に増大するため、小さいうちにレーザー治療などで摘出することをお勧めします。黒子は多くは色素性母斑といわれるもので、黒色の斑で点状のものから小豆大のもの、また平らなものから隆起しているものまであります。とくに摘出する必要のない黒子もありますが、短期間に大きくなってきたり、また、頻繁に出血するようであれば、診察を受けてる必要があります。年齢が高くなると今まであった黒子が徐々に大きくなったりしますが、特に問題のある症状ではありません。しかし、頻繁に痒みが起こり始め、血がでやすくなったりするようであれば、形成外科、皮膚科の専門医の診断を受けてください。またー黒子なのかシミなのかわからない色のむらや凸凹、部分的に乾燥したように皮膚が度々剥けてくるようなとき黒子やシミが治ってはまた生じ、赤みやかゆみを起こすとき黒子やシミの下にしこりがあるとき鼻、口の周囲の黒子で、以前からあるけれども最近大きくなって小豆大になってきた方このような症状のある時は専門医の診断を受け、保険治療を受けることをお勧めいたします。
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