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お薬の管理について

Text by 北美原クリニック 秋濱 寿賀子
お薬の管理はどのようにしていますか?長期にわたり通院や複数の医療機関に通院している方は、お薬の種類も多くなりがちです。通院がなかなかできないから、とたくさん処方してもらって、たくさんのお薬が残っていませんか?お薬の中には湿度が高い状態を苦手にしているものもあります。自宅での長期間の保管はお薬の性状を変える可能性もあります。一度残っているお薬を確認してみてください。また、医療機関を受診する際は「お薬手帳」を必ず持参してください。お薬の重複やよくない飲み合わせを未然に防止でき、より安全にお薬を処方することができます。この「お薬手帳」にはドラッグストア等で購入した一般用医薬品や健康食品なども、自分で記載しておくと受診時に、よくないお薬の組み合わせや食べ合わせが思いがけず見つかることがあります。「お薬手帳」は、いつも携帯してください。旅行先で病気になった時や災害時に避難した時、また救急外来を受診した時などに飲んでいるお薬を正確に伝えられます。また飲んでいるすべてのお薬を「1冊に」記録することが大切です。病院ごと薬局ごとで別々に「お薬手帳」をもらっている方は、一冊にまとめましょう。お薬の管理が難しく、飲み忘れや、飲んだことを忘れて2回服用してしまうことはありませんか。また、きちんと内服できていても、毎日の管理が大変と感じている方もいらっしゃるかもしれません。お薬の管理が自分で困難な場合は、薬剤師がご自宅に訪問してお薬の設置支援を行うことも可能ですし、介護サービスをうまく利用して服薬介助を受けることも可能です。また処方日数や剤型等の変更が可能なことがありますので、まずは主治医に相談してみてださい。
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春の検診で視力の用紙をもらったら

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
新学期を迎え、われわれ眼科医も学校健診のため小・中学校を訪れます。視力検査を含め、目の病気が疑われれば専門医を受診するようにと、健診の結果用紙を子供たちは学校から頂いてきます。その中で特に注意しなければならないのが小学校1年生の視力検査の結果でしょう。小学校1年生にとって視力検査は初めての経験で、やり方も良く理解できないかもしれません。そのため検査結果が眼科で測る時より悪くなることもあります。しかしながらこの年齢で結果が悪い場合、遠視のお子さんも多く見受けられます。そして、遠視の場合、弱視(じゃくし)や斜視(しゃし)を伴っている場合があり、この1年生の時期を逃すと後でメガネをかけたとしても視力が回復できなくなってしまうこともある、目にとってラストチャンスの時期だとも言えます。簡単に言うと、近視は少なくとも近くを見ている時にはきちんとピントがあった画像が目に入るので弱視になることはありません。それに対し強い遠視の場合は近くも遠くもピントが合わず、常にぼやけてしまいます。いつもはっきりしない画像しか見えていないため視機能(ものを見る力)が発達することができなくなります。そのため放置するとメガネで矯正しても視力がでない弱視になってしまったり、また、斜視を来すこともあります。小学生の視力低下にまれに見られるのが心因性視力障害です。お友達がすてきな眼鏡をかけている。「自分もメガネが欲しいなぁ」というように強く思うだけで視力が出なくなってしまう場合もありますし、お友達とけんかをして「学校に行きたくないなぁ」、などという気持ちが視力に表れてしまうこともあります。そういう場合にはご両親はもちろん学校の先生ともよく話し合うことが必要なことがあります。健康診断で視力の結果が悪いときには放置せず、必ず専門医の精密検査を受けましょう。
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叢生[そうせい](凹凸歯並び)について

Text by 大内歯科医院 大内 英樹
今回は叢生(凸凹歯並び)についてお話しします。一般に八重歯などと呼ばれている叢生(凸凹歯並び)の原因は、「歯の大きさ」と「顎の骨の大きさ」のアンバランスが原因です。現代人は、よく調理された「軟食」等により「顎の骨」が小さくなる傾向にあります。逆に以前に比べ栄養状態は良くなった為、歯は大きくなる傾向にあり、この為、歯が配列しきれないのでは?と考えられています。お子さんが将来「叢生」になるかどうかの目安としては、乳歯の前歯を見てください。永久歯に生え代わる直前の5歳頃は乳歯前歯にすき間があるのが良い状態と言えます。この時期の前歯に「すき間」がない場合は要注意です。詳しくは、かかりつけの歯科医院に御相談ください。
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ほくろのレーザー治療

レーザー光線治療は形成外科・美容外科の場合、皮膚疾患を高密度の強力な光エネルギーを短時間に照射し、できるだけ周りの細胞や組織に損傷を与えずに治療する方法です。光の波長によって治療する疾患が異なり、ほくろの治療のレーザーとしみ・しわ・あざを治療するレーザーは異なります。また、照射後の治療経過も異なりますので専門医の説明をお聞きになることが大切です。ほくろの治療は小さいほくろの場合以前は電気メスで焼却したりしていましたが、最近は炭酸ガスレーザー治療が行われています。レーザー治療でも消しゴムで消すようなわけにはいきません。きれいに治すためには術後の毎日のスキンケアが必要で、治療部位をぬらすことは避けて頂きます。大きなホクロは切除摘出することが原則ですが、美容的に浅く切除する方法もあります。しかし、再発がありますのでお勧めできません。
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スマホに子守をさせないで

Text by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
「『スマホに子守をさせないで!』。日本小児科医会(松平隆光会長)は、乳幼児の心身の発達への影響が心配されるとして、来月から、スマートフォンの利用を控えるよう保護者に対し啓発活動を行う。(中略)内海裕美常任理事は、『乳幼児期は脳や体が発達する大切な時期。子供がぐずるとスマホを与えて静かにさせる親がよくいるが、乳幼児にスマホを見せていては、親が子供の反応を見ながらあやす心の交流が減ってしまう』と指摘する。また、画面をなぞるだけの仮想体験を重ねることが、手の機能や五感を育むことに影響を与えかねないと心配する」(読売新聞医療サイト「ヨミドクター」2013年11月16日より引用)。日本小児科医会ではこれ以前にも、①2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。②授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴はやめましょう。③すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日30分までを目安と考えます。④子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。⑤保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。と、家庭でのテレビ、ビデオ、ゲームなどの子供と電子メディアの接触をできるだけ制限するよう保護者に求めてきました。子供が育っていくためには、周囲の大人との心の交流が必要です。今までは子どもが極限状態でないと症状が出てこないといわれていた反応性愛着障害という状態が、ちょっとした交流の少なさでも出てきているといわれたり、発達障害等の症状もその結果として出てきていたりするとする研究者も少なくありません。スマホのアプリは子供をその場で静かにさせたり、気を紛らわせるためにはとても便利に感じるものです。でも、子供は大人を小さくしたものではなく、親が手塩にかけて育てていくものです。子供にかかる時間は人の一生の中ではほんの短い間です。機械に頼る子育てではなく、自分の感性を豊かに表現する子育てであってほしいものです。
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