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なかなか治らないニキビ ピーリング&レーザーピーリング

ニキビ治療では抗菌剤含有のローション、ジェル、クリーム、時には少量のステロイド含有の軟膏を皮膚に塗り、抗菌剤、ビタミン剤を内服することが一般的に行われています。20歳以上の方のなかなか治らないニキビ、特に顎や首に局所的に発生するニキビの多くは、ダイエット時の偏食などによる貧血や女性ホルモン異常、ストレスに原因があります。ピーリング治療は、一般的治療でなかなか治らない方やニキビ治療時から美白を考えている方への治療で、できるだけニキビ跡が生じないようにするのに有効です。また、レーザーピーリングやメソローラーによる治療は、ニキビによって黒ずんだり陥没してしまった部分を軟化させて、黒ずみや陥没を改善し、化粧のむらを解消させるのに効果的な美白治療です。ニキビ治療には保険治療から自費治療までいろいろあります。カウンセリングの時に、治療後の経過のことや注意事項をお聞きになった上で、生活様式に合った治療方法をお選びください。
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皮膚の悪性腫瘍

Text by すどうスキンクリニック 須藤 聡
皮膚の悪性腫瘍(皮膚のガンです)として代表的なものには次の3つがあります。基底細胞癌(きていさいぼうがん):多くは光沢のある青黒い腫瘍です。潰瘍状にジクジクすることもあります。顔に多く特に目や鼻の周囲に多く見られます。皮膚癌の中で最も多く見られますが、悪性度は低く、転移はほとんど見られません。有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん):比較的多く見られます。紫外線、慢性の刺激や炎症、放射線などが原因となったり、ヤケドの跡や傷跡から発生してくることもあります。潰瘍を作ってジクジクしたりします。悪性度は中等度で、転移することもあります。悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ):黒い色をしている皮膚の癌で、ホクロとの区別が難しい事もあります。頻度としては少ないのですが、悪性度は高く、進行が早くて転移することも多く致命的になることも多い癌です。ホクロなどが悪性化してくるとき、その変化の指標となるのは、①形がイビツで左右対称でないこと。②境界が不規則であること。③色が均一でないこと。(濃い部分や薄い部分がある)④短期間のうちに大きくなってくること。などです。その他に多いものとして日光角化症があります。これは正確には悪性腫瘍ではありませんが、有棘細胞癌の前駆症状(そのままにするとガンになる可能性のあるもの)です。日光によってできるため、顔、耳、手、腕によく見られます。ほとんどが中高年の方で、日焼けをすると赤くなる人に多いといわれます。赤や褐色の斑で表面がざらざらして少し硬くなっています。角のように伸びてくることもあります。これは焼いて取ったり、軟膏で治療したりできます。
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遠近両用コンタクトレンズと老眼

Text by 清水信晶院長
眼科の診療は、ほとんどが顕微鏡を覗きながらの診察になりますが、涙目の検査をする時など、肉眼で患者さんにすごく近づいて行うことがあります。50歳を超えると、そのように近づいて検査する時、患者さんの目を見るのが辛くなってきてしまいました。老眼のはじまりです。近視用のコンタクトをしている方で老眼になってくると面倒くさくなってきてやめてしまう方も多く見受けられます。しかし、最近では「遠近両用コンタクトレンズ(以下CL)」という物があり、遠くから近くまではっきり見ることが出来るようになってきました。はたして遠近両用CLの仕組みはどうなっているのでしょうか?遠近両用CLはあの小さいコンタクレンズの中に、遠くが見える度数と近くが見える度数が同心円状に並んでいます。そして、遠くにピントのあう光と近くにピントのあう光の二つの光が常時目に入ってくるのですが、遠くを見ようと思った時・近くを見ようと思った時、それぞれに目的の光情報を頭の中でピックアップして、いらない光情報を半分カットしています。それ故逆にピントの合っていない光情報も、常に目の中に入っているためちょっとにじんだ様に感じられてしまいます。ですからレンズの大きな普通の眼鏡に比べて全てがすっきりというわけにも行かないのが実情です。それでも数日するとその見え方にも慣れてきて違和感が次第に消えていきます。自分も初めて遠近両用CLに替えてみたときには、近くの文字がぐっと見やすくなり、診察の時も患者さんの目がよく見えるようになりました。最近は「ゴルフをするのにスコアカードが見えない」、「老眼鏡をかけるのはファッション的にかっこわるい」ので遠近両用CLを希望しますというような、50歳になってCLを初めて使う方も増えてきます。
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コレステロールについて

食生活が豊かになり、コレステロール値の高いことを心配する人が増えています。
高コレステロール血症が心筋梗塞や脳卒中の危険因子であることは、すでに確立された事実です。
肥満や運動不足から血中コレステロール値が高くなると、動脈硬化が引き起こされ、心臓(冠動脈)や脳(脳動脈)の血管が詰まることになります。
日本人の死亡原因の2、3位は、これらの疾患ですから、何か特別に不摂生な生活をしている人にだけ起こる、自分とは無縁な病気と考えるわけにはゆきません。
コレステロール値や中性脂肪の増加が比較的若い人たちにも見られるようになり、動脈があちらこちらで細くなってる人が増加しているのですから。コレステロールの正常値は220mg/dl以下とされていますが、低ければ低いほど冠動脈疾患の危険度は低くなるとわかってきました。
血液に含まれるコレステロールの20%は食べ物由来で、80%は肝臓で合成されたものです。
コレステロールが高い場合には、まず、食事療法(卵、バターを減らし、野菜を多く食べる)と運動療法(朝夕に20分程度速く歩く)を行いますが、動脈硬化の危険因子の多い人は、コレステロールがあまり高くないうちに薬で治療を開始することが必要です。
家族性高コレステロール血症の場合には、遺伝子の持ち方で、300mg/dl以上の高コレステロール血症になる場合もあり、食べ物のせいばかりでコレステロールが高くなるとは限りません。最近、コレステロールや中性脂肪を下げる薬には、これらを下げる作用だけではなく、血管壁に直接働く抗酸化作用や抗炎症作用があって、動脈硬化の進行を止める働きもあることがわかってきました。
薬を飲むことに抵抗を感じるのは自然ですが、250mg/dl以上で、食事に気をつけても低くならず、ストレスに感じる時には、薬物療法も利点が多いので勧めています。
血管に張り付いた脂肪がやわらかいうちなら、はがれてきれいになることもあるので、健康診断などで異常を指摘されたら、放っておかないようにしてください。
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肺炎に気をつけましょう

Text by 北美原クリニック 遠藤 明太
今ちまたでは新型インフルエンザが問題になっていますね。
日本国内でも発病した人が多数報告されていますが、皆さんが快方に向かってくれることを願っています。
またメキシコではかなりの死者が出たとのことですが、その理由は何だったのでしょうか。
記事を見ると、多くの人が重症肺炎にかかっていたとのこと、さらに免疫力の低下した人も相当含まれていたそうです。
これらのことから新型インフルエンザに感染した後、重い肺炎になってしまったことが死亡の原因だったのかもしれません。二十世紀初頭に『スペインかぜ』が流行し、日本でも約五十万人が亡くなったと言われています。
亡くなった方の多くが細菌性肺炎を併発していたとの報告もあるようです。
つまりインフルエンザウィルスで弱ったところに細菌が入り込んで肺炎を引き起こすことが問題ということです。日本人の病気による死因の第一位は「がん」ですが、肺炎も高位を占めており、油断できない病気です。
慢性の呼吸器疾患を持っている方は肺炎にかかりやすく、さらに重症化もしやすいと言われています。
また高齢者では嚥下(えんげ)機能(ものを飲み込む機能)が低下しており、食物が食道ではなく、気管支に入り込むことによっておこる、嚥下性肺炎にも注意が必要です。
肺炎を予防するためには肺炎ワクチンをうつことも有効といわれています。
ただし肺炎の原因菌すべてに効くわけではないので注意が必要です。さらに嚥下性肺炎を予防するコツは、食事をとるときの姿勢です。
背もたれに寄りかからずに座り、あごを引いた状態で飲み込むようにします。
また、のどにつまりやすいものは避けましょう。
トロミがあると飲み込みやすいので、片栗粉やトロミ剤を使うのもひとつの方法でしょう。
また食後すぐに口の中をキレイにしましょう。食後すぐ横にならないことも重要です。以上を実行すると嚥下性肺炎もかなりの確率で予防できるようになるでしょう。
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