■ご訪問者数:29462659
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

MRI検査の安全性

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
先日、ある患者さんから「MRIやCTは、放射線を浴びるから、何度も受けちゃ駄目だと友達に言われた」という話を聞きました。
MRI検査が導入されて20年を過ぎた今でもこんな風に思われているのかと少し驚きましたが、医療機関で検査を受けるときに不安になるのは当たり前でしょう。そこで今回は、MRI検査の安全性について、簡単にご説明します。レントゲン撮影やCT検査で使われるX線も、MRI検査で使われるラジオ波も、電磁波の一種です。
この電磁波のエネルギーは、その周波数にプランク定数という数字を掛け合わせたものになります。
現在、多くの病院で使われている超伝導のMRI装置で使われるラジオ波の周波数は60数MHz(メガヘルツ)です。
これはラジオのFM放送と同じ位です。一方、X線の周波数はその1千億倍にもなります。
つまり、MRI装置の電磁波エネルギーは、X線の1千億分の1ほどで、検査による健康被害の心配はないと考えられています。MRIは、日本語で「磁気共鳴イメージング」といい、字の通り磁気(磁石)を使います。そのため、金属には要注意です。例えば、鉄製のものは検査装置に人間の力では取れないほど強力にくっついてしまいます。
また、金属の種類によっては検査中に熱を発する可能性もあります。
このため、検査前に体内に金属がないかどうか、あるのならどんな種類のものかを確かめます。
入れ墨やアイライナーなどの化粧品にも金属が含まれているため注意が必要です。稀に「熱い」と感じることがあるようです(ヤケドの心配はないと思いますが)。
さらに、強力な磁気のため、クレジットカードなどの磁気カードを検査室に持ち込むとそのカードのデータは壊れてしまいます。
携帯電話もいけません。最後に、妊娠初期の胎児はデリケートな上に胎児への影響は不明なため、妊娠中の検査は慎重にと勧められています。このように物理学的影響は色々ありますが、注意点を守っていれば、極めて安全な検査ですのでご安心ください。
続きを読む

つらいですね!ドライアイ!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
ドライアイとは、涙の量が減り、涙の質が変化して、目が乾いた結果、さまざまな症状が起きる病気のことです。日本のビジネスマンやOLの4分の3が潜在的ドライアイ患者で1600万人以上と考えられています。特に最近は、スマートフォンのゲームの流行により、子供から老人まで、眼精疲労と共に目の渇きを訴える方が増えています。①本当のドライアイとは「目の乾き」を俗にドライアイと言いますが、診断名としての「ドライアイ」は、医師がいろいろな検査をしてから診断するものです。逆に実際ドライアイの人でも「目の乾き」の自覚症状が全くない人もいるのです。②ドライアイ簡単チェック10秒間まばたきをせずに目を開けていられますか?開けていられなくて、「目の乾き」「目の疲れ」「かすみ」の症状があれば、ドライアイを疑います。③眼精疲労と共通の症状「かすみ」「まぶしさ」「充血」など眼精疲労と症状がたいへん似ています。④ドライアイ特有の症状「ゴロゴロする」「目の乾き」は眼精疲労にはなく、ドライアイの症状です。⑤ドライアイの原因いろいろありますが・・・バッチリのアイラインが涙の成分の油の分泌腺をふさいでしまい、蒸発しやすい涙になってしまうことも大きな原因と言われています。またソフトコンタクトレンズは、自分の涙を吸ってしまうので、「シリコンハイドロゲル」や「ハイパージェル」素材のレンズがおすすめです。その他、まばたきに影響する眼瞼痙攣(がんけんけいれん)や結膜弛緩症・加齢・ストレス・内服薬の副作用も原因になることがあります。⑥こんなあなたも要注意コンピューター作業が多い人(4時間以上)、車の運転が長い人、ゲームや携帯を長くする人、冷暖房のきき過ぎた部屋にいる人などもドライアイになりやすいのです。⑦まとめドライアイは、その人の状態に合った点眼を使わないと症状が悪化する場合がありますので、必ず眼科医の処方した点眼薬で治療しましょう。
続きを読む

緑内障について

Text by 江口眼科病院 杉浦 彩
先週の11日、12日に五稜郭タワーが緑にライトアップされているのをご覧になりましたか?世界緑内障週間の一環としてライトアップinグリーン運動が行われ、日本全国でランドマークや病院が緑にライトアップされました。これは緑内障にとって、早期発見・継続治療がとても大切であることを広く知って欲しいという思いが込められています。緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝える視神経が傷んでしまい、見える範囲が狭まってしまう病気です。進行はゆっくりですが自分では気付きにくく、気付いた頃にはかなり進んでいることが多い病気で、治療せず放置しておけば失明する危険もあります。40歳以上では20人に1人が緑内障を発症すると言われています。緑内障の早期発見のためにも、40歳を過ぎたら定期的な目の検診をお勧めします。
続きを読む

ピロリ菌は万病の元?

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
「かぜは万病の元」。ささいな病気でも軽く考えず早目に治さなければ、より重大な病気をひきおこすと警鐘を鳴らした言葉です。
胃潰瘍の原因菌として一躍有名になったピロリ菌(正式にはヘリコバクター・ピロリ菌)は1983年にヒトの胃から発見されました。
胃液中の酸はその殺菌作用によって細菌感染に対する防御機構として機能すると考えられており、「胃の中に細菌は存在しない」という当時の医学常識を覆す画期的な発見でした。
日本人は人口の約50%が感染しており、除菌療法が2000年に胃潰瘍と十二指腸潰瘍に、その後胃MALTリンパ腫、早期胃がんの粘膜切除術後の胃などにも保険適用となりました。
消化器系疾患では他にも胃がん、胃ポリープ、萎縮性胃炎などとの関連性が判明しています。一方、最近の研究でピロリ菌は、意外な疾患にも関係することが分かってきました。
特発性血小板減少性紫斑病という血液の病気でピロリ菌陽性例に除菌治療を行うと半数以上で病状が改善するため、現在は治療の第一選択となり保険適用にもなりました。
また原因不明の慢性じんま疹はピロリ菌を除菌すると30%前後の例で症状が改善するとされています。
その他にも、心筋梗塞などの虚血性心疾患、パーキンソン病・アルツハイマー病などの神経疾患、肺がんなどの呼吸器疾患、鉄欠乏性貧血、糖尿病、自己免疫疾患、眼科疾患、婦人科疾患など、当初の想定を超えた広範囲な疾患でピロリ菌感染との関連性を示唆する報告があります。
これらの関連性は現時点ではまだ確定的ではないものもあり、保険適用もない疾患が多いですが、今後の研究が期待されるところです。ピロリ菌の除菌療法は一週間の内服ですが、最近は耐性菌の増加により成功率が70%前後に低下しています。
しかし一回目で不成功の場合も二次除菌として有効な治療薬が保険適用となっており、最終的には90%以上の方で除菌は可能です。
除菌を希望する場合は専門医とよく相談するのが良いでしょう。
続きを読む

耳垢(じこう、みみあか)のはなし

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
耳垢には乾性耳垢と湿性耳垢の2種類があり日本人の約80%が乾性耳垢です。遺伝的には湿性耳垢が優性ですので両親のどちらかが湿性だとお子さんも湿性となります。耳垢には虫などの侵入や細菌感染から外耳道の皮膚を守る働きがあります。正常な外耳道であれば耳垢は新陳代謝に伴い自然に外へ向かって押し出されて排出されるので、耳掃除をするのであれば2週間に一度程度、見える範囲で除去すれば十分です。耳掃除がお好きな方は多いですが習慣的な耳掃除は外耳道炎の引き金になり痒み、痛みやかえって耳垢が多くなる原因となりますので控えめにした方がいいと思います。小児は新陳代謝が早く、外耳道が狭いので成人に比べ耳垢がたまりやすい傾向があります。安全に耳掃除が出来ないと思われたら遠慮なく耳鼻咽喉科を受診してもかまいません。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科
医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科