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コラムを読む

ドライアイの患者さんは増えています

Text by 江口眼科病院 昌原 英隆
暖房を使用するこの時期になると目の不快を感じる方は『ドライアイ』の可能性があります。ドライアイとは様々な原因によって涙や目の表面に慢性的な異常が生じ、目の不快感を引き起こします。
「目が乾く」と感じる人は意外に少なく、なんとなく目に違和感がある、目が疲れるというような漠然とした症状の方が多いです。
冬場の暖房使用時は湿度が下がるため、特に目の表面が乾燥しやすくなります。また、睡眠中は涙がほとんど分泌されないため「朝起きた時に目があけにくい」という症状や、涙の量が午前中は多く午後から徐々に少なくなるため「夕方になると目の調子が悪く、つむりたくなる」などの症状も典型的です。市販の点眼薬や洗浄液の乱用は、かえって症状を悪化させることもありますので、気になる症状がありましたらお近くの眼科医に相談してみて下さい。
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慢性腎臓病について

ゆっくりと腎臓の働きが悪くなっていく状態やゆっくりと経過する腎臓の病気を全て慢性腎臓病といいます。日本の成人8人に1人と多くの患者さんがいて、病気の概念が広まってきて10年以上たちますが、あまり知られていないのが現状だと思います。進行すると最後には人工透析や腎移植が必要な状態になります。日本の透析患者さんの生存率は世界で最も良好ですが、このような状態にならないように日常の努力が重要です。慢性腎臓病になる危険因子として、高齢、家族に慢性腎臓病の人がいること、健診で尿異常があること、脂質異常症、高尿酸血症、鎮痛薬の常用、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙などがあります。こういう危険因子を持つ方は、高血圧や糖尿病の治療をきちんと受け、生活習慣の改善に努めましょう。悪くなった腎臓は正常に戻りません。よほど悪くならないと自覚症状も出ないので、健診を受けたり、かかりつけの医師にたずねてみるといいでしょう。
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歯周病と全身の病気

歯周病菌は、肺炎、心臓病、糖尿病など、さまざまな病気と深く関わっていることがわかっています。また、喫煙と糖尿病は歯周病の二大リスクともいわれ、禁煙が歯周病予防に役立ち、歯周病ケアが血糖値を下げやすくすることも明らかになっています。たかが、「歯周病」と思わず、手遅れになる前に検診で歯周病予防のアドバイスを受けましょう。そして、歯周病で歯を失うことのないよう定期健診を継続して、きれいなお口と健康な身体を維持しましょう。
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耳鳴りへの対処の仕方

Text by 函館西部脳神経クリニック 院長 小保内 主税
耳鳴りは患者さんにとって、大変つらい症状ですが、医者泣かせの症状でもあります。いろいろ検査しても、原因を特定することはできず、治療薬も全くないと言ってもいいでしょう。何件も医療機関を受診したけど、何処へ行っても原因は分からず、処方された薬を飲んでも、さっぱり改善しないという声をよく聞きます。最近、テレビ番組でも取り上げられていましたが、耳鳴りへの対処方法は、耳鳴りを忘れることに尽きます。耳鳴りのある方は、そのために眠れないと訴えますが、耳鳴りがうるさくて眠れないのではなく、「何か悪い病気ではないか」という不安のために眠れないのです。MRI検査を受けたことのある方は御存じでしょうが、MRIの装置はかなり大きな音を出します。初めての方はびっくりしますが、慣れるとその騒音の中でも寝入ってしまう方が多いです。実は、人間は完全な静けさの方が苦手で、寝付けないものです。静かすぎると神経が研ぎ澄まされて敏感になり、眠れないのです。一方、耳鳴りに悩まされている方は、耳鳴りの音に気持ちが集中してしまい、気になって仕方がないのですが、そういう方でも、多くの場合、日中、何かに集中している時には耳鳴りを忘れています。世間には色んな音が溢れていますが、それらの音全てに気を使ってはいません。人は、自分が聞きたい音に集中することができます。或いは何かに気を取られると周囲の音は忘れていたりします。これが究極の耳鳴りに対する治療です。つまり、寝るときには耳鳴り以外の音を聴くようにして、耳鳴りから注意を逸らすのです。もしくは、音でなくても、何か別なことに注意を向けて、耳鳴りを忘れることです。ただし、此の対処方法は、耳鳴りの原因になる明らかな病気がないことを確認した後の話です。例えば、音を聴く神経に腫瘍があると、耳鳴りを伴うことがあります。そういった病気がないと診断されてからの対応だということを付け加えておきます。
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最先端近視治療《イントラレーシック》

Text by 吉田眼科病院 佐藤 浩介
イントラレーシックは新しい屈折矯正手術として、世界的に非常に評価の高い術式です。■レーシックとはマイクロケラトームというステンレスのブレードを使用して角膜に切り込みを入れ、フタ状のフラップと呼ばれる部分を作成し、エキシマレーザーで角膜を削り近視を治します。■レーシックとイントラレーシックの違い角膜を削ってフラップを作る際に、高精度な医療用レーザー(イントラレーザー)を使用します。マイクロケラトームよりもフラップを薄く作成できるため、レーシックで対応できなかった重い近視の方に対しても手術ができるようになりました。■イントラレーシックの利点イントラレーザーを使用しフラップを作成するため直接角膜に触れませんので、感染症の心配はほとんどありません。イントラレーザーは一定の深さにエネルギーが放出され、角膜の円弧に沿った、精密で厚さが一定な滑らかなフラップを作ることができます。フラップの作成の精度が上がった事で、術後の裸眼視力の回復を早めてくれました。また、イントラレーシックで作成したフラップ面はレーザー照射による蒸散の影響により接着するまでにレーシックよりも多少時間がかかります。しかしフラップのエッジ部分が垂直になっているため、フラップをはめこむような形でしっかりと元に戻せるので、ずれたりシワになったりする心配はほとんどありません。以上のような点からイントラレーシックは安全性の高い、よりクオリティーの高い屈折矯正手術といえます。従来のレーシックでも十分な成果を上げてきましたが、より安全で効果が高い方法に進化していったわけです。安心して安全にそして確実な成果を得られるように、患者様のニーズを織りまぜながら、医師と相談して納得いただける方法を選択してください。そして手術後は眼鏡のない生活をエンジョイしてください。
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