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赤くなっても大丈夫:結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)Text by 江口眼科病院 江口 秀一郎
「少しチクッとした後、鏡で見たら白目が真っ赤になっていましたが、見え方に変化はありませんでした」皆様こんな経験ありませんか?目やに等がなく「あかんべ」をしても下まぶたの裏側が充血していなければ、それは結膜下出血と言い、あまり心配いりません。結膜下出血が起こる原因は完全には解明されていませんが、結膜弛緩(しかん)症といって白目が加齢に伴って弛(ゆる)んできたり、内科で血液を固まり難くするお薬を使用していると出血を起こし易いと言われています。放置しても約1~2週間で出血は吸収され、重大な病気の前駆(ぜんく)症状であることは極めて稀(まれ)です。一つだけ注意が必要なのは白目の充血との区別です。充血とは血管の中の血液が滞(とどこお)って血管が太く腫れ上がった状態で、眼に炎症が起きている兆候です。この様な症状は眼科での精査が必要となります。
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空気が乾燥しています。ドライアイにご注意Text by 清水眼科クリニック 院長 清水信晶
冬になり空気が乾燥してくるとお肌もかさかさしてきますが、目もシブシブ・ショボショボして疲れやすくなってきます。これは目を潤している涙が奪い取られてしまうためです。このような状態をドライアイ(乾き目)といいます。症状がひどくなると表層角膜炎(ひょうそうかくまくえん)や結膜炎を起こして目の表面に傷をつけた状態にもなってしまいます。疲れ目を訴える人の約6割はドライアイが関係しているという調査もあります。「目が疲れやすい/目が乾いた感じがする/目がしょぼしょぼする/目がゴロゴロする/目が重い/目が痛い/なんとなく目に不快感がある/目ヤニが出る/目が赤い/まぶしい/目がかゆい/物が霞んで見える/涙が出る」このうち五つ以上あてはまれば、ドライアイかもしれません。ドライアイには次のような要因があげられます。○空気の乾燥(目の表面から涙液が蒸発しやすくなります)○瞬きが少ない(読書やパソコン操作に集中していると、瞬きの回数が減ります)○コンタクトレンズの装着(コンタクトレンズが水をはじくために、目が乾燥することがあります)○シェーグレン症候群(中年の女性に多い病気で、目や口、鼻などの粘膜が乾燥し、関節痛が起きることもあります)ドライアイの治療には、○点眼薬で目を潤す。(保水効果のあるヒアルロン酸や涙を増やすという薬を点眼する)○涙点とよばれる涙を鼻に排出する小さな穴に特殊なプラグを刺し込む手術をして塞いでしまえば、涙を眼球表面に長く留めることができます。○フード付き眼鏡の利用(眼鏡の脇から涙が蒸発するのを防ぎ、小さな加湿器タンクがついているドライアイ専用眼鏡カバーで涙の蒸発を防ぎます)、などがあります。
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新時代に入ったリウマチ治療Text by おぐらクリニック 小椋 庸隆
関節リウマチは、手足の関節が腫れて痛み、進行すると関節の機能障害をきたす原因不明の疾患です。
これまでは治療しても十分な改善が得られず、関節破壊を食い止められないこともしばしばでした。 しかし、ここ数年の間に治療効果の高い画期的な薬が次々と開発され、状況が一変しました。これらは「生物学的製剤」と呼ばれるもので、現在4種類の薬が使われています。 有効率は約80%と、従来の薬に比べてはるかに高く、日常生活に不自由がない程度まで改善することもあります。また、関節破壊を抑える効果も高いことがわかっています。 ただし、問題点がないわけではありません。 免疫を抑える働きが強いので感染症のリスクが高まること、非常に高価であることなどです。有効性・安全性・経済性を十分考えて上手に使用すれば、患者さんにとって大きな福音となるでしょう。 |
男性の性(5) W杯サッカーと日本人男子の精子Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
この原稿を書いている6月21日現在は、サッカーW杯真っ盛り、日本は初戦オーストラリアによもやの逆転負け、必勝を期した2戦目のクロアチアとは引き分け、3戦目のブラジル戦を2日後に控え、決勝トーナメント出場のためには絶体絶命の窮地に立たされているところです。
僕はサッカーのことはよく分かりませんが、日本の試合を見ていると他国の選手、特に欧米人(オーストラリア人も含む)と比べて、日本選手はおとなしく時には弱々しくさえ見えます。 欧米の選手の、獰猛ともいえるような荒々しさや闘争心が、日本選手には少ないように見えます。 これは同じアジア人種の韓国選手と比べてもそう見えます。 サッカーにかぎらずラグビー・バスケットボール・ハンドボール・アイスホッケーなど相手選手と身体を接触させて競い合う団体競技ではどうも日本は分が悪い。 野球・テニス・バレーボールのような相手選手とぶつかり合うことが少ないスポーツの方が向いているのでは?と思ってしまいます。フランス・スコットランド・デンマーク・フィンランドの各都市と横浜・川崎地区の、性的パートナーが妊娠している健常成人男子の精液検査を比較した報告では、日本人男子の精液量はヨーロッパの4か国と比べて最も少なく、逆に精子濃度は最も高く、精子運動率は5か国中最低だったそうです。 例えて言えば、日本人男子の精子は、狭い場所に密集してあまり動き回らず他の精子と競争しないようにのんびり仲良く暮らしていることになります。 まさに『和をもって尊しとなす』。 少年時代・幼年時代どころか精子時代まで遡ってみてもこれほど平和的な日本人が、何千年にもわたって戦争をし続けてきた狩猟肉食民族に対抗していくには相当の覚悟が必要なのでは?(つづく) |
増えゆく大腸がんText by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
平成23年の日本人の死因の第1位は悪性新生物(いわゆるがん)です。その内訳をみると、胃がんなどが減少傾向にある一方で大腸がんは増えており、男性で第3位、女性では第1位となっています。このままいけば男女総計では数年後に胃がんを抜くといわれています。また地域的にも函館市は北海道の中でも大腸がん死亡率の高い地域となっています。がんは発症臓器によって悪性度が異なるため、死亡率(単位人口あたりの死亡数)が高いがんが必ずしも罹患率(単位人口あたりの新たにかかる患者数)も高いとは限りません。しかし大腸がんの場合は死亡率だけでなく罹患率も大変高く増加傾向にあり、2020年には胃がん・肺がんを抜いて第1位になると予測されています。つまり大腸がんは今後ますます身近で一般的な疾患となっていくのです。大腸がんで死亡する方はかかる方の約3割といわれており、これは他のがんに比べて治りやすいがんであることを示しています。実際大腸がんは手術で完治する可能性が比較的高いがんであり、また手術のできない例や再発例でも近年の抗がん剤治療の進歩により長期生存が可能となっています。しかし100%確実な治療法が存在しない現状で大腸がんで命を落とさないようにするためにはどうすればよいでしょうか?大腸がんも他のがんと同様に現在でも発病の原因は分かっていませんが、食生活の欧米化による高脂肪食の摂取や食物繊維の不足、さらに運動不足との関係が指摘されています。まずは日頃の食生活・生活習慣の注意が必要です。それと同時に、がん検診を適切に受け早期発見・早期治療の機会を逃さないようにすることも大切です。大腸がん検診は、便潜血検査といって、肉眼ではわからない程度の血が便に混じっていないかどうかを検査します。この検査は大腸がんを100%発見できるわけではありませんが、1回のみではなく定期的に受けることで大腸がん死亡率を下げる効果が実証されており、毎年受けることが大切なのです。
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