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コラムを読む

不正咬合と矯正治療

Text by 大内歯科医院 大内 英樹
日本人の2人に1人は歯並びが悪く、矯正治療が必要であるといわれています。矯正治療とは、出っ歯や受け口、八重歯などの悪い歯並びや咬(か)み合せを矯正装置を使って正しい歯並びにする治療を言います。入れ歯や差し歯で治すのではなく、矯正装置の力を用いて自分の歯を動かして治します。どうして矯正治療が必要なのでしょうか?健康、美容、精神面それぞれに必要があります。子どもの場合、悪い歯並びや咬み合せは、お子さんの顎(あご)の形や顔立ちに悪影響を及ぼします。歯垢(しこう)が溜(た)まりやすく、虫歯や、特に成人の場合、歯槽膿漏(のうろう)の原因になりがちです。また、悪い歯並びを学校でからかわれたり、大人になるにつれ、その事で消極的になる方もいらっしゃるようです。不正咬合は、症状によって治療の方法や期間が異なりますので、まずは掛かりつけの歯科医院でご相談ください。
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白内障とはどんなものなの?(2024年 函館メディカルガイド掲載)

Text by 藤岡眼科 理事長・院長 藤岡 達彦
一定の年齢(70歳ぐらい)になると、ほとんどの人に白内障が出現してきます。加齢によるものがほとんどですが、そのほか、糖尿病がある場合や近視が強い場合に白内障が強くなりやすい事があります。白内障とはカメラに例えるとレンズが汚れている状態です。レンズが汚れていれば、写真はきれいに撮れないのと同じで見え方に変化が出ます。白内障の症状は、日常の外来で訴えの多いもので①メガネを装用しても遠くが見づらい②夜の運転で対向車のライトがとてもまぶしい③物がダブって見える④新聞が読みづらい⑤メガネを新しくしてもすぐ合わなくなる、などがあります。治療法は、点眼薬がありますが、残念ながら白内障を改善させるものではありません。進行を少しでもゆっくりさせる目的で処方します。白内障を改善させるためには、手術しかありません。白内障手術は器械や道具それから眼内レンズの進歩により、かなり安全な手術になっています。昔の白内障手術と大きく変わったところは、切開創がかなり小さくなったことです(小切開手術)。これによって視力が回復するまでの時間が大変短くなり、短期間で社会復帰ができます。また、小切開手術で術後の感染の心配がかなり軽減されました。眼内レンズ(手術で取り除いた水晶体の代わりになるレンズ)は直径6㎜のレンズを2.5㎜の切開創から挿入できるよう柔らかい材質で特殊な器具で丸めて挿入します。また白内障手術のよいところは、強度の近視や遠視を軽減させることができるので、術後は強い眼鏡は必要なくなります。このように、かなり安全な手術になってきていますが、主治医の先生と相談して手術をした方が良いのかどうかを決めて下さい!
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夏に向けての美容形成

五稜郭大村美容形成クリニックって何をやっているのですか???
漠然とした質問ですが、一番大切かもしれません。治療の対象は小さい子供のあざやケガからご高齢のしみやしわ、たるみ等…そして抗加齢治療(肌の老化予防)です。治療はまず、ご本人のお話をお聞きしてから、治療方針のお話をして、保険治療・自費治療・年齢・仕事・生活形態によって治療の方針が異なります。
はじめての診察では約30分程度かかります。では、年齢別にどのような治療をしているかお話をしましょう。小さい子供は青あざ・赤わざなど、中学生から高校生になってくると、ニキビ・多汗症・ワキガ・二重まぶた。
成人・大学生は脱毛・ピアス・ニキビ・ニキビ跡・毛穴ケアー・多汗症・ワキガ・二重まぶた。
30〜40才代は脱毛・しみ・しわ・毛穴ケアー・多汗症・ワキガ。50才からはしみ・しわ・たるみなど最近話題になりつつあり、これから一般的になっていくアンチェイジング治療(抗加齢治療)が行われています。また、徐々に暑くなってくるこれからの季節は脱毛や多汗症・腋臭症の治療が多くなってきます。
脱毛は最近、フォトRFやレーザー脱毛が主体で、ワキなどは両側で10分程度で安全・迅速に行えます。
同時にフォトRFは肌の美白などスキンケアーにもなります。そして、ワキの多汗症・腋臭症に関して効果はほとんどですが、傷がなく、短時間で治療ができ、日常生活に支障をきたさない電気分解法や同様に短時間でできるBTXA(眼科で斜視、整形外科では斜頸などの治療に使用されるボツリヌスA型毒素)を使用した安全で無麻酔の多汗症の治療がよく行われるようになって来ました。
十分な効果を期待する方は、どうしても1〜2週間の安静固定が必要な治療方法になります。『しみ・しわの治療はレーザー治療、何でもレーザー治療』というのは過去のお話で、現在様々な医療機器を用いた治療や優秀な機能性化粧品を使用したスキンケアーが行われ、これからはアンチェイジングを中心に健康維持と老化予防を柱とした楽しみながら行う多角的な一環治療が行われていくでしょう。
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歯周病を進行させる喫煙、糖尿病

Text by 北斗歯科クリニック 土永浩史
歯周病は無自覚のまま進行し、「歯がグラグラしてきた」「歯茎が腫れて、臭いがする」といった症状が出るまで放置しがちです。気付いた時には抜歯となり、これからはしっかり歯を磨かなければと思った方も多いと思います。歯を歯周病から守るために歯周病の原因である歯垢を除去する必要がありますが、他にも歯周病を悪化させるものがあります。今回はその原因として喫煙と糖尿病を取り上げたいと思います。歯周病を進行させる原因で、後天的なものは喫煙、糖尿病、骨粗鬆症などがあげられていますが、とりわけ科学的に因果関係が深いデータが多いのは喫煙と糖尿病になると思います。喫煙者の歯茎は見た目に歯周病の進行が分かりにくいことが多いのですが、ニコチンが好中球、単球、リンパ球といった体を守る細胞に影響を与え、歯周病を進行させます。また、一部の歯周病菌をも増加させるともいわれています。糖尿病の方も喫煙と同じく、好中球、単球などに作用し歯周病を悪化させますが、一方で糖尿病により血管が変性することで歯周病から守るシステムが妨げられます。逆に、歯周病が糖尿病を悪化させることも分かってきました。糖尿病を増悪させるメカニズムの一つに、肥大した脂肪細胞から産生されるTNF-α(腫瘍壊死因子α)がインスリン抵抗性を起こすことがあります。歯周ポケット内で歯周病菌から出される内毒素に反応した体内の免疫細胞からもこのTNF-αが産生されることが分かっており、歯周病が糖尿病悪化に加担しているといわれています。喫煙による害は歯周病悪化だけでなく肺がん、動脈硬化、心筋梗塞などの原因であり、禁煙が求められ、また糖尿病はリスクを避ける意味で早期にしっかりした歯周病治療が必要です。
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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)について

Text by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
「掌蹠膿疱症」という病気をご存知でしょうか?最近、ある芸能人がこの病気にかかったという話が、テレビや雑誌で取り上げられていましたので、この病名を耳にされた方も多いのではないでしょうか?さてその症状は、手のひらと足の裏に、菌の関与がない、膿をもったブツブツ(無菌性膿疱=むきんせいのうほう)が出て、皮膚が赤くなったり(紅斑=こうはん)、皮が剥けたり(鱗屑・落屑=りんせつ・らくせつ)するというものです。そしてこれらの症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返し、慢性的な経過をたどります。手のひらを「手掌(しゅしょう)」、足の裏を「足蹠(そくせき)」と呼ぶことからこの病名がついています。この病気の原因は、はっきりとわかっていません。再発を繰り返す扁桃炎(へんとうえん)や虫歯・歯周炎、副鼻腔炎(ふくびくうえん)などの細菌感染との関連や金属アレルギーとの関連が指摘されていますが、現段階では確実とは言えません。しかし、扁桃腺の摘出や歯科金属の除去・変換といった歯科治療などで、症状が改善する方がいらっしゃるのも事実です。一般的な治療は、外用療法になります。ステロイド外用薬やビタミンD3外用薬を使用します。時として内服治療を行う場合もあります。エトレチナートやシクロスポリンという薬を使用したり、ミノサイクリンという抗菌薬を服用したりすることもありますが、副作用の心配があり、その使用にあたっては慎重に検討する必要があります。ビチオンというビタミン剤や漢方薬の内服が有効な場合もあります。また病変部に紫外線のA波を照射する治療方法(PUVA=プーバ)もあり、良好な治療成績を挙げています。「掌蹠膿疱症」は、水虫や手荒れと間違えられることがあります。治りづらい症状がある場合、一度皮膚科を受診してみてはかがでしょうか。
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