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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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頚部の多発する小腫瘍:アクロコルドンText by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
皮膚の老化として頚部(首)や脇などに30歳ごろから細かい米粒状の小さい皮膚腫瘍が生じ、加齢とともに増加して、ときには褐色から黒色のいぼ状になることもあるアクロコルドンという皮膚腫瘍があります。一般には自覚症状はありませんが、時々掻痒感(かゆみ)があることで気づくことがあります。多くは小さい老人性疣贅の始まりとも言われ、良性の小さな皮膚腫瘍ですのでそのままになり首全体に増加して、悩んでおられる方や肌の老化現象だと思いあきらめている方もいらっしゃります。治療方法はレーザー治療や冷凍凝固治療で保険診療によって行います。具体的にはひとつひとつをCO2レーザーか液体窒素にて除去します。痛みについて心配される方もいらっしゃりますが、除痛の方法もいろいろありますので医師と相談の上、お選びください。施術後の経過は数日間の発赤と7~10日程度のかさぶたが生じます。その後の炎症性色素沈着予防と紫外線予防のためのスキンケア行うことで、頚部の皮膚の色調や質感が改善します。治療後の日常生活治は治療部位が小さい場合、外観上問題はありませんが、頚部全周にある場合、頚部をカバーする必要が生じますので、治療日程を医師と相談の上きめてください。
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アレルギー性鼻炎 〜正しくつきあいましょう。Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
アレルギー性鼻炎は発作的に繰り返すくしゃみ、鼻水、鼻づまりを主な症状とする鼻炎です。しかし、残念ながら風邪と考えている方や風邪と診断されて治療されている方がおり残念に思っています。アレルギー性鼻炎は大きく通年性アレルギー性鼻炎(以下通年性)と季節性アレルギー性鼻炎(以下季節性)に分かれますが通年性の原因はダニ、ハウスダスト、カビ、季節性の原因のほとんどは花粉でいわゆる花粉症です。ダニ、ハウスダスト、カビは布団に多く存在しますので通年で夜寝てから朝方にかけて症状があれば通年性を疑います。また,花粉は春先、秋口に多く飛びますのでその時期に症状があれば花粉症の疑いがあります。確定診断には鼻汁中の好酸球の存在を確認し、血液検査で血清IgE検査を調べ原因に対する反応を確認します。治療には①原因の回避、除去②減感作療法③薬物療法など代表的な治療法です。原因の回避、除去は当然として基本となる治療はやはり内服薬、点鼻薬による薬物療法です。花粉症の治療で花粉が飛び始める2週間前から薬物療法を始めると症状が出てから始めるより症状が軽くすみます。通年性は原因が消えることがありませんから原則的には薬物療法を続けることが必要になります。残念ながらアレルギーは治癒する病気ではありませんので上手に薬を使用して症状を緩和することが重要です。鼻は空気中のゴミを取り除き加湿加温して肺に空気を送るという重要な役割がありますのでアレルギー性鼻炎を放置するとその重要な機能が失われてしまいますので風邪を引きやすくなったり蓄膿症(=副鼻腔炎)や中耳炎、嗅覚障害を誘発したり鼻血が出やすくなる、喘息発作が起こりやすくなるなど様々な病気の引き金となります。アレルギー性鼻炎をお持ちの方は基礎的な病気として安定させることは重要と言えます。特に小児では特に蓄膿症、中耳炎の予防し治療するためには押さえておくべき病気です。
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腸内細菌のお話Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
ヒトの腸の中には、100兆個の細菌が生きています。重さでいうと1㎏あります。いろいろな菌がいるのですが、野原によって生えている草花が違うように、ヒトによって腸内の細菌は種類が違います。「どんな菌が多いか」で、くさむらの特徴が決まるため、腸内細菌叢(ソウ=くさむら)と呼びます。便の中には、多くの種類の菌がいますが、乳酸菌、大腸菌、ビフィズス菌は、腸にいる有名な菌です。腸内細菌は、人間に寄生しているだけではなく、人体が作れない必須アミノ酸(タンパク質のもと)やビタミンを作って、栄養を与えてくれています。また、糖尿病・メタボリックシンドロームにおいても、腸内細菌が重要な役割を果たしていることがわかってきました。炎症やがんの発症に関係している菌もいます。狭心症の人では、バクテロイデス菌が減っているという報告があります。この菌は、肥満や認知症の人で減少しているとも言われています。病気を良くするタイプの菌を植え付けたり、善玉菌が産生する良い物質を薬のように作ったりすることは、将来、可能になるかもしれません。それまで、今できる体に良いことは、善玉菌を増やすように努力することです。腸内細菌叢の2割が善玉菌、1割が悪玉菌、7割が日和見(ひよりみ)菌と言われています。日和見菌が悪玉になったりして、善悪のバランスが変化します。なるべく善玉菌が多くなるように増やしたいものです。善玉菌を増やす食品は、食物繊維、植物性タンパク質、野菜果物、母乳などです。赤ちゃんが3歳になるまでの間に、母乳、兄弟の有無、住んでいる地域などの影響を受けながら、安定した腸内細菌叢のタイプが出来上がります。そうした中で、できるだけ、日和見菌を善玉に変身させたいので、納豆や根菜などを食べるとよいようです。反対に、悪玉菌を増やすのは、高脂肪食、動物性タンパク質、糖分、塩分、ストレスなどです。参考にしていただけると幸いです。
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遠近両用コンタクトレンズと老眼Text by 清水信晶院長
眼科の診療は、ほとんどが顕微鏡を覗きながらの診察になりますが、涙目の検査をする時など、肉眼で患者さんにすごく近づいて行うことがあります。50歳を超えると、そのように近づいて検査する時、患者さんの目を見るのが辛くなってきてしまいました。老眼のはじまりです。近視用のコンタクトをしている方で老眼になってくると面倒くさくなってきてやめてしまう方も多く見受けられます。しかし、最近では「遠近両用コンタクトレンズ(以下CL)」という物があり、遠くから近くまではっきり見ることが出来るようになってきました。はたして遠近両用CLの仕組みはどうなっているのでしょうか?遠近両用CLはあの小さいコンタクレンズの中に、遠くが見える度数と近くが見える度数が同心円状に並んでいます。そして、遠くにピントのあう光と近くにピントのあう光の二つの光が常時目に入ってくるのですが、遠くを見ようと思った時・近くを見ようと思った時、それぞれに目的の光情報を頭の中でピックアップして、いらない光情報を半分カットしています。それ故逆にピントの合っていない光情報も、常に目の中に入っているためちょっとにじんだ様に感じられてしまいます。ですからレンズの大きな普通の眼鏡に比べて全てがすっきりというわけにも行かないのが実情です。それでも数日するとその見え方にも慣れてきて違和感が次第に消えていきます。自分も初めて遠近両用CLに替えてみたときには、近くの文字がぐっと見やすくなり、診察の時も患者さんの目がよく見えるようになりました。最近は「ゴルフをするのにスコアカードが見えない」、「老眼鏡をかけるのはファッション的にかっこわるい」ので遠近両用CLを希望しますというような、50歳になってCLを初めて使う方も増えてきます。
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心地よい見え方をしていますか?Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
スマホやノート型パソコンの普及により、いつでもどこでも労働時間を超えて目を酷使する機会が増えています。そのせいで、目の疲れを訴えて受診する患者さんは多く、眼精疲労(疲れ目)は国民病の1つになりつつあります。疲れ目が原因で、肩こり、頭痛、吐き気、眼痛、イライラや不安感、ひどい場合は抑うつ状態になることもありますし、夜寝る前にスマホを見すぎると、不眠症になることもあります。メガネやコンタクトレンズを装用している場合、「よく見える」と「装用して疲れない」ことは別の問題です。「よく見えるメガネ」は、過矯正(強すぎ)なことがあります。眼鏡店に行く前に、眼科で他の病気がないかどうか確認のうえ、「疲れないメガネ」を処方してもらいましょう。また、日本で約2000万人といわれているドライアイの患者さんの70%以上が疲れ目を訴えており、疲れ目とドライアイは密接な関係があります。通常まばたきは、1分間に約20回ですが、読書で半分、VDT作業やゲームでは4分の1まで減少するのです。まばたきが減ると目の表面が乾き、目の痛みが出てくることもあります。パソコンのディスプレイを真正面ではなく、少し下の方に置くことで、目の表面の露出が減り、乾燥感が減ります。ヒアルロン酸の点眼液も乾燥予防に有効です。また、目の周りがかゆい時、顔につけるステロイド軟膏では強すぎて、かえって赤みが増すことが多いので、目に入っても大丈夫な眼軟膏を眼科で処方してもらいましょう。「疲れない・痛くない・かゆくない」というような心地よい見え方こそが快適な生活につながりますので、お気軽に眼科で相談して下さい。
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