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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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40歳を過ぎたら、眼底検査を!!Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
「目を見ればその人がわかる」と言いますが、医学的にみてもこれは本当のことで、目は体の中で血管を直接観察できる唯一の臓器です。
身体がメタボならば、目にも高血圧・高脂血症・糖尿病による合併症が出現する可能性があります。イギリスの若者対象の調査によれば、「肺ガンや脳卒中よりも失明が一番恐怖である」という結果が出たそうです。 瞳孔を広げる点眼薬をつけて眼底検査を行えば、目の重要な病気を早めにみつけることができます。40歳以上の日本人の5%は緑内障で、疑いのある人を含めると8人中1人はいることがわかっており、日本の失明原因1位の病気です。 緑内障は進行性の病気ですが早めに発見し眼圧を下げる治療を行えば、進行を遅くすることができ、老後も身の回りのことができる視野を保つことができます。 緑内障も眼底検査と視野検査・眼圧測定でみつけることができます。早期発見のために定期的に眼科を受診しましょう。 |
眉間から瞼(まぶた)のたるみ ~眉下切開(まゆしたせっかい)方法~Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
40才頃の眉間の表情皺(シワ)などの小シワの治療方法は、短時間で行えるボトックスビスタ注射治療(5~8万円程度)を行います。また、その時期から上瞼が下がり気味になってきますが、上瞼のたるみが気になってきたときの治療には埋没法ですが、昔の目の感じに戻したい方には、最近は、眉下切開(30万円程度)を行います。この治療は眉の下や眉の中で切開する治療法で、女性は眉毛のラインを自分でデザインするので傷跡を目立たなくすることもでき、従来の瞼のたるみ治療の方法をするより、若い時の目のような自然な感じに近くなります。6カ月程度の効果を期待する方は、各種フェイスリフトなどがあります。治療方法の選択は専門医と充分相談してお決めください。各種治療方法は自費診療となります。
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緊急避妊をご存知ですか?Text by 湯の川女性クリニック 小葉松 洋子
「避妊」とは妊娠を望まない性交渉の時に妊娠を避ける手段です。日本で最も広く使われている方法はコンドームです。コンドームのよい点は、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど身近で安価に入手可能で、性感染症の予防にもある程度有効なのですが(コンドームをきちんと使用していてもうつる病気はあります)、反面、使い方が正しくなければ破れたり、はずれたりで失敗し、妊娠してしまう例は後を断ちません。女性が行う避妊法のうち、経口避妊薬は、飲み忘れさえ気をつければ失敗も少なく、月経も軽くなり、卵巣腫瘍や卵巣癌、子宮体癌などが減るという副効用も多く、持病のない若い女性にはお勧めなのですが、産婦人科を受診して処方してもらう必要があるためか、敷居が高く、日本ではまだあまり普及していないのが残念なところです。また、避妊をしなかった、避妊に失敗した、性犯罪の被害にあった場合に使うのが「緊急避妊」で、緊急避妊専用の薬がノルレボ錠です。使い方は非常にシンプルで、妊娠を望まない性交渉後72時間以内に1回内服するだけです。黄体ホルモン剤で受精卵の着床を阻害する作用です。妊娠阻止率は81~84%と言われており、海外でも標準的に使われている薬です。日本ではノルレボ錠が認可される前は、中等量ピルを高用量で使用し、緊急避妊薬として代用していましたが、吐き気、嘔吐、頭痛などの副作用が多いことが問題でした。ノルレボ錠認可後は、ノルレボ錠の使用で以前のような副作用は格段に減っています。しかし緊急避妊に健康保険は使えないため、診察料と薬代合計で最低15,000円程度はかかります。このような急な出費を避けるには、妊娠を望まない方は、女性が自分で自分の身を守るために、日常から経口避妊薬や子宮内避妊具を使用する方が結果的には安心安価なのです。避妊に失敗して妊娠するのは女性だけですからね。
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高齢者って、何歳?Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
世界保健機構WHOの定義では、65歳以上を高齢者と呼びます。近年、日本の高齢における心身の健康調査からは、20年前と比較して、加齢による衰えが、5~10年遅くなった「若返り」現象がみられました。世論調査でも、70歳以上を高齢者と考えると言う意見が多かったそうです。そうは言っても、寄る年波には勝てませんから、身体が次第に弱っていくのは避けようがありません。「要介護」状態に陥る原因としては、第一位が「認知症」、「脳卒中」、「高齢による衰弱」、「転倒・骨折」、「関節疾患」と続きます。脳卒中のように、突然、健康寿命が終わってしまう場合もありますが、「いくつかの病気が重なって、次第に不調がつのり、だんだん要介護になっていく」という場合が多いと思います。「要介護」の前段階と言える心身の弱った状態をフレイル(脆弱・もろい)と言います。フレイルには、三つのタイプがあります。①加齢と運動不足で、筋力が衰えて転倒しやすくなる「身体的フレイル」。②うつ病や認知症による「精神・心理的フレイル」。そして、③社会的問題等で、引きこもり、ストレスに弱くなった「社会的フレイル」です。身体的フレイルのチェックは、体力テストです。世界17ヶ国15万人を4年間追跡調査した結果では、握力の弱い人で死亡リスクが大きくなるそうです。握力が5㎏低下する毎に死亡リスクが16%上昇すると言うことです。握力計がなければ、簡単にできるのは、開眼片足立ち検査でしょう。目を開けて、片方の足で立ちます。挙げた足を着いたり、ケンケンしたりすると終了です。2回やって、良い方が自分の記録です。65歳の平均は、50秒です。足の筋力とバランスを同時にテストできます。握力も片足立ちの時間も、トレーニングで変えられます。自分の未来や寿命を変えられるのかもしれないのです。まずは、けがをしないように、周りを片付けて、片足立ちしてみてください。
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老衰の躍進Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
厚生労働省が今年6月に発表した2018年の人口動態統計の結果、死因の1位、2位はこれまで同様がんと心疾患でしたが、老衰が脳血管疾患を抜いて初の3位となりました。死亡診断書上の死因として老衰は、ここ10年ほど右肩上がりで上昇し続けています。この上昇については、近年策定された肺炎診療ガイドラインの影響で、加齢による衰弱状態で誤嚥性肺炎などをおこして死亡した場合の死因を肺炎ではなく老衰とする医師が増加していることも一因とみられています。とはいえ、特別な病気で死亡するのではなく生物学的な寿命ともいえる老衰で人生を終える方が増えているのは間違いないでしょう。「天寿を全うする」とか「大往生」などと例えられることが多い老衰死は、生の終わり方としては望ましい形と言えます。意外なことに、時代をさかのぼると戦前の方がむしろ老衰による死亡率は高かったようです。これは平均寿命が短かかったからに他ならず、がんや心疾患などを発症して直接死因として亡くなる前に老衰で亡くなってしまう人が多かったということです。寿命の延長とともに今度は高齢者に多く発症する致死的な病気が増加してきたわけですが、今後の医療の進歩とともに病死が減っていけば老衰死の比率はより一層高まっていくことになります。今や世界に冠たる長寿大国である日本ですが、明治時代の平均寿命は男性42.8歳、女性は44.3歳でした。内閣府公表の高齢社会白書「平均寿命の将来推計」によると平均寿命は今後も延びると予想され、2060年には男性は84.19歳に、女性は90.93歳になるとされています。また昨年の集計では100歳以上の高齢者の方は国内に約7万人もいらっしゃいます。人間は一体何歳まで生きれるようになるのか?タイムマシンがあるなら遠い未来まで確かめに行きたいところです。
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