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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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季節性アレルギー性結膜炎ってなに?Text by 江口眼科病院 外山 琢
季節性アレルギー性結膜炎(SAC)の人には毎年決まった季節に目のかゆみ、涙などの症状が出現します。SACの大部分は花粉性であり約70%に鼻炎症状が見られます。
治療で重要な事は原因物質(アレルゲン)に近づかないことです。 外出時にマスクや眼鏡を装用したり帰宅時に衣服についたアレルゲンをよく落とすことも大切です。治療は、抗アレルギー薬の処方が主体ですが、症状が強い場合にはステロイド点眼薬を使用することもあります。 ステロイド点眼薬は副作用もあり眼科医の指導の下に使用する事が必要です。 SAC症状が現れる2週間前から点眼治療を開始する治療法(初期療法)で、症状の発生率が抑えられる事が知られており現在は、この治療法が普及してきています。毎年、同じ時期に同じ悩みを抱える方は一度、眼科で相談してみてはいかがでしょうか? |
顔の腫瘤(しゅりゅう)と黒子(ほくろ)Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
顔の腫瘤としてよく見られるものに粉瘤があります。米粒大のものから大きいものは半球状に隆起します。少し圧迫すると悪臭のある粥状の内容物が出てきます。炎症を起こすと周囲が赤くなり、痛みを起こし、切開排膿治療を行わなければならないため約2〜3週間かかりますが、炎症を起こさない小さいうちに摘出すると約1週間で治療ができて傷跡も小さくて済みます。また、黄色腫という30歳代から瞼の周囲に出現してくる乳白色の平坦な腫瘤があります。高脂血症によって生じるといわれていますが、痛みも痒みもないため、放置してしまうことがほとんどですが、徐々に増大するため、小さいうちにレーザー治療などで摘出することをお勧めします。黒子は多くは色素性母斑といわれるもので、黒色の斑で点状のものから小豆大のもの、また平らなものから隆起しているものまであります。とくに摘出する必要のない黒子もありますが、短期間に大きくなってきたり、また、頻繁に出血するようであれば、診察を受けてる必要があります。年齢が高くなると今まであった黒子が徐々に大きくなったりしますが、特に問題のある症状ではありません。しかし、頻繁に痒みが起こり始め、血がでやすくなったりするようであれば、形成外科、皮膚科の専門医の診断を受けてください。またー黒子なのかシミなのかわからない色のむらや凸凹、部分的に乾燥したように皮膚が度々剥けてくるようなとき黒子やシミが治ってはまた生じ、赤みやかゆみを起こすとき黒子やシミの下にしこりがあるとき鼻、口の周囲の黒子で、以前からあるけれども最近大きくなって小豆大になってきた方このような症状のある時は専門医の診断を受け、保険治療を受けることをお勧めいたします。
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『肌育とは?』正しい肌育の意味(2025年12月 ハコラク掲載)Text by 藤岡眼科 副院長 藤岡 聖子
最近は「肌育」という言葉をレーザー治療とは別物の治療法として宣伝している施設が多いようで、注入治療(機械や針付きのローラーによる美容成分の注射・手打ちによるヒアルロン酸などの注射)などの宣伝をしています。しかし本来の肌育治療とは、お顔の形を変えるのではなく、肌そのものを良くする・肌質を良くすることであり、いろいろなお悩みに対応する治療法全般のことを意味します。肌の不調を感じる、肌の老化を感じる、毛穴の開きやクレーターが気になる、弾力、ハリ・ツヤがほしい、レーザー治療の効果をより高めたい・長持ちさせたい、自然な変化を好む、今後の加齢現象に備えたいという方にお薦めです。なぜ「肌育治療」が必要か?加齢が進むにつれ、肌はさまざまなダメージを受け、しみ・シワ・たるみなどの変化が出てきます。従来の美容医療では、しみ取り・ボトックス注射・ヒアルロン酸注射といった一時的に改善させる方法が中心でした。ところが肌育治療では、加齢によって減ってしまった肌の土台となる成分のヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンを増やすような治療をして本来の健康的で若々しい肌質に整えるのが目的の治療となります。肌育治療の種類は、注射治療→薬剤を直接肌に注入し細胞を活性化させる方法。針先が入る深さにより、しこりや皮下出血が残る場合もあり、医師の熟練度にかかっている。高周波治療→熱刺激で肌の深部まで熱くして細胞を活性化させる方法だが、痛みがあり効果が出るのに長い日数がかかる。ダーマペンなどの針治療→細い針で肌に穴を開けて肌を再生させる方法。かなりの痛みがあり針穴の出血部がかえってシミになってしまう場合もあり、傷が残りやすい方は慎重に選択を。レーザー治療→レーザー光線の照射〝当て方〞次第で、肌のかなり深部に刺激を与えられコラーゲン・エラスチンを増やすことができる。痛みも少なく、出血も無いので手軽で安全な美肌治療。当院でもこのレーザー治療での肌育をお勧めしております。肌がきれいで清潔感があるだけで、人は美しく見えるものです。無理のない肌育治療で、良い肌質を維持しましょう
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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)についてText by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
「掌蹠膿疱症」という病気をご存知でしょうか?最近、ある芸能人がこの病気にかかったという話が、テレビや雑誌で取り上げられていましたので、この病名を耳にされた方も多いのではないでしょうか?さてその症状は、手のひらと足の裏に、菌の関与がない、膿をもったブツブツ(無菌性膿疱=むきんせいのうほう)が出て、皮膚が赤くなったり(紅斑=こうはん)、皮が剥けたり(鱗屑・落屑=りんせつ・らくせつ)するというものです。そしてこれらの症状は、良くなったり悪くなったりを繰り返し、慢性的な経過をたどります。手のひらを「手掌(しゅしょう)」、足の裏を「足蹠(そくせき)」と呼ぶことからこの病名がついています。この病気の原因は、はっきりとわかっていません。再発を繰り返す扁桃炎(へんとうえん)や虫歯・歯周炎、副鼻腔炎(ふくびくうえん)などの細菌感染との関連や金属アレルギーとの関連が指摘されていますが、現段階では確実とは言えません。しかし、扁桃腺の摘出や歯科金属の除去・変換といった歯科治療などで、症状が改善する方がいらっしゃるのも事実です。一般的な治療は、外用療法になります。ステロイド外用薬やビタミンD3外用薬を使用します。時として内服治療を行う場合もあります。エトレチナートやシクロスポリンという薬を使用したり、ミノサイクリンという抗菌薬を服用したりすることもありますが、副作用の心配があり、その使用にあたっては慎重に検討する必要があります。ビチオンというビタミン剤や漢方薬の内服が有効な場合もあります。また病変部に紫外線のA波を照射する治療方法(PUVA=プーバ)もあり、良好な治療成績を挙げています。「掌蹠膿疱症」は、水虫や手荒れと間違えられることがあります。治りづらい症状がある場合、一度皮膚科を受診してみてはかがでしょうか。
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高度近視と視力検査Text by くどう眼科クリニック 釜石 清隆
「私、目が悪いから視力は測りたくない」という患者さんが時々いらっしゃいます。そういう患者さんの多くは「高度近視」の方です。高度近視は強い度の近視のことで、確かに裸眼視力は良くありません(例えば0.04、0.05など)。しかし、裸眼視力が悪くても矯正視力がしっかり出れば視力に関して“目が悪い”ということにはなりません。矯正視力はその人の物を見る最良視力値であり、矯正視力=視力という考え方が眼科では一般的です。但し、高度近視の人は眼球の作りが大きく、そのため、目の奥の膜が萎縮していたり、薄かったりと正常な目の大きさの人に比べ病気になるリスクが高くなります。矯正視力の低下は何かの病気のサインかもしれません。眼科でしっかり視力検査をうけ、自分の矯正視力を知っておくことも、目を守る大切なことなのです。
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