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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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疣(いぼ)の治療方法となかなか治らない疣(いぼ)の治療Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
疣とは俗称で老人性疣贅(脂漏性角化症)、尋常性疣贅、偏平疣贅、伝染性軟属腫など4種類に分けられます。一般的治療としては液体窒素、ドライアイス、炭酸ガスレーザーなどが行われます。浅く小さい疣であれば、1ー2回の治療で治りますが、広範囲であったり、深いものでは長期間の治療が必要な時もあります。原因はそれぞれ異なり老人性疣贅は、皮膚の老化現象で遺伝的な要因と日光紫外線による光老化が要因です。人やほかの部位に広がることはありませんが、あとの尋常性疣贅、偏平疣贅、伝染性軟属腫3つはウィルスが原因なので、このウィルスが付着した指で掻いたり、タオルなどで拭いたりすることで、ほかの部位に広がったり、また、自分での不適切な治療は、感染部位を広めたり、ほかの方にうつすことになるので、皮膚科または形成外科で診断治療を受けてください。なかなか治らない疣(いぼ)に困っている方には、色素レーザー(Vbeam)による治療があります。この治療は疣(いぼ)本体にダメージを与えるのではなく、疣(いぼ)の養う血管にダメージを与えて疣が生育できなくする方法です。治療後の日常生活にも支障がなく、2~3回の治療で治療の有効性を感じることができます。とくに足底や爪の周囲の盛り上がり、切り取らないと完治できないような難治性疣(いぼ)に有効です。3mm程度の疣(いぼ)であれば、一個につき所要時間は5秒程度、料金は2,000~3000円(1照射:1000円)です。色素レーザー(Vbeam)による治療は保険治療ではありませんが有効な治療です。費用に関しては疣の症状によって異なりますので医師に相談してください。
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遠近両用コンタクトレンズと老眼Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
眼科の診療は、ほとんどが顕微鏡をのぞきながらの診察になりますが、涙目の検査をするときなど、肉眼で患者さんにすごく近づいて行うことがあります。50歳を超えると、そのように近づいて検査する時、患者さんの目を見るのが辛くなってきてしまいました。老眼の始まりです。近視用のコンタクトレンズをしている方で老眼になってくると面倒くさくなってきてやめてしまう方も多く見受けられます。しかし、最近では「遠近両用コンタクトレンズ(以下CL)」という物があり、遠くから近くまではっきり見ることができるようになってきました。はたして遠近両用CLの仕組みはどうなっているのでしょうか?遠近両用CLはあの小さいコンタクトレンズの中に、遠くが見える度数と近くが見える度数が同心円状に並んでいます。そして、遠くにピントの合う光と近くにピントの合う光の二つの光が常時目に入ってくるのですが、遠くを見ようと思った時・近くを見ようと思った時、それぞれに目的の光情報を頭の中でピックアップして、いらない光情報を半分カットしています。それ故、逆にピントの合っていない光情報も、常に目の中に入っているためちょっとにじんだように感じられてしまいます。ですからレンズの大きな普通の眼鏡に比べて全てがすっきりというわけにもいかないのが実情です。それでも数日するとその見え方にも慣れてきて違和感が次第に消えていきます。自分も初めて遠近両用CLに替えてみたときには、近くの文字がぐっと見やすくなり、診察の時も患者さんの目がよく見えるようになりました。最近はゴルフをするのにスコアカードが見えない、老眼鏡をかけるのはファッション的に格好悪いので遠近両用CLを希望しますというような、50歳になってCLを初めて使う方も増えています。
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妊娠期の口腔ケアText by 北斗歯科クリニック 土永 浩史
妊娠すると体の変化が起こりますが、そのうちの1つに酸っぱいものが欲しくなるなど、嗜好に偏りが生じることがあります。これはホルモンバランスや唾液の量の変化が影響を及ぼしているといわれています。また、つわりはほとんど症状の無い方から、吐くことが多くて脱水症状になり、点滴を受ける方まで個人差があるようです。つわりがひどければ、歯ブラシを口の中に入れるのが大変困難になります。妊婦さんの歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)からは、増加するエストロゲン(卵胞ホルモン)を好む歯周病原細菌が多く検出されます。また、プロゲステロン(黄体ホルモン)も増加することで炎症が起こりやすくなります。これらは歯肉炎を起こし、妊娠性歯肉炎といわれています。このような歯肉炎を防ぐために、歯科医院でのメンテナンスを行っていきたいところですが、つわりがひどい場合はなかなか歯科医院まで来院されるのが困難です。その場合はご自身でのセルフケアが必要になりますが、まずは安静にして体調が良い時間帯に歯磨きをするのがいいでしょう。歯ブラシは小さめの物を選んで小さく動かし、歯ブラシが舌に当たるのを避け、嘔吐感を少なくします。歯磨き粉は臭いと味の刺激の少ないものを使い、顔を下に向けて歯磨きし、歯磨きの後はぶくぶくうがいをします。メンテナンスが十分でなければ、歯肉炎だけでなく虫歯も悪化しがちです。妊娠していない方に通常処方される痛み止めのお薬は、妊娠中の服用は避ける必要がある場合があります。痛みが生じて痛み止めのお薬が必要な場合は、歯科医院でご相談の上、処方していただいた方がいいでしょう。
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涙道(るいどう)内視鏡を用いた新しい治療Text by 江口眼科病院 昌原 英隆
最近では、涙目の原因である涙道閉塞(へいそく)症の治療に涙道内視鏡が登場し、従来の治療に比べて、安全で成功率が高い治療が可能となってきています。涙が目から鼻へ流れる道がつまる病気を涙道閉塞症といい、涙が自然とあふれ出てきたり眼やにが出たりします。たかが涙目・眼やにですが意外と不快感があり、患者さんは『いつもハンカチで涙を拭かなければいけない』などと訴えて来院されます。以前は、ブジーという針金で盲目的につまった部分を突き破っていましたが、正常な涙道以外に穴を開けることもあり、治療成績は良くはありませんでした。最近では涙道内視鏡というとても小さいカメラを使用してつまった部分を直接見ながら治療することができるようになり冒頭で記したように安全性・治療成績ともに高くなってきています。気になる症状がありましたらお近くの眼科医に相談してみて下さい。
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脳を鍛えるText by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
入試が終わり、新たな学生生活に希望を膨らませている方、再度挑戦しようという方、さまざまな決意の方々がいらっしゃるでしょう。さて、学生でなくても、最近は衰えがちな「脳力」を何とか維持しようと、大勢の方が「脳を鍛える」ことに関心を抱いておられます。
はたして「脳を鍛える」とはどういうことでしょうか?リハビリテーション(以下、リハビリと言います)の観点から脳を鍛えるということを考えてみます。事故や病気の後遺症で、手足の運動機能などには問題がなくても、記憶力が低下したため仕事ができないとか、感情の抑制が出来なくて他人とうまく付き合えない方たちがいます。このような状態(高次脳機能障害といいます)に対する記憶のリハビリの要点を紹介します。環境を整える:記憶には高い集中力が必要で、多くの人には静かな環境が大切です。一部の人では、音楽などが聞こえたほうが集中できることもあります。いろいろな方法を使う:記憶を助けるためには、言って聞かせるだけではなく、書いたものを持たせる、本人に復唱させる、自分でメモを書き取らせる、あるいはレコーダーなどで声による指示が聞けるようにします。繰り返し伝える:このような色々な方法を使った上に、それらを繰り返すことが重要です。簡単なものから始める:初めから難しいことに挑戦せず、簡単なことをできるように努力します。複雑な仕事も、手順を分けて一つずつ進める:一連の仕事を一気にさせるのではなく、段階を一つずつ踏んでいきます。これらをご覧になって何か気がつきませんか? 当たり前のことだと思われたでしょうか?これらは勉強や楽器の練習、スポーツのトレーニングなどと全く同じだということに気がついたでしょうか?勉強もスポーツも、環境を整え、簡単な課題から難しい課題へと進み、色々な方法を用いながら、繰り返すことで身についていきます。結局、現代までの人類の歴史の中で当たり前と思われる、これらの方法以外に「脳を鍛える」方法は見出されなかったのです。 |









