■ご訪問者数:29921174
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

新多汗症・ワキガ治療事情

美容形成外科では近年、治療を受けるニーズとして、できるだけ短時間で、傷跡が残らず、創部の固定がなく、日常生活に支障がない治療方法で行われるようになってきました。治療効果がほどほどで、多汗症や軽度のワキガの方に用いられる方法として、メスを使用しない絶縁針による電気分解法があり、翌日からシャワーも可能で、日常生活に支障をきたしません。また、最近では注射だけですむ有効期間が6カ月程度の治療方法として、BOTOXなどボツリヌス毒素(ボツリヌス毒素は眼科では斜視の治療に使用され、整形外科では斜頚の治療に使用されている薬剤です)による治療法も行われています。さらにワキガの強い方や充分な効果をお望みの方は、クアドラカッターを使い数ミリの切開で汗腺を強力に吸引しながら切除する方法が行われています。この治療では10日間程度の患部の固定が必要になりますが、術後の傷が目立ちません。多汗症とワキガで悩んでいる方は、自分で考えているよりも軽度な症状であることがあります。充分な診察を受けて適切な治療方法を選択することが大切です。
続きを読む

男性の性(1)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
はじめまして。今回から4ヶ月に1回のペースで、このコーナーを担当することになった岡本です。医者になって21年目、開業して3年目、専門は泌尿器科です。よろしくお願いします。“泌尿器科”というとあまり聞き慣れない科かもしれません。また聞いたことのあるヒトでも、“性病科”のようなものと考えておられる方も多いようです。泌尿器科ではおもに、腎臓〜尿管〜膀胱〜(前立腺)〜尿道といった、尿が体の中で造られてから体の外に排出されるまでの臓器に生じた病気と、睾丸(精巣)〜副睾丸(精巣上体)〜(前立腺)〜陰茎といったいわゆる“性器(生殖器)”に生じた病気を診療しています。尿に関係している臓器の病気や障害は男女とも泌尿器科で診療しますが、性器・生殖器の病気や障害は普通、男性は泌尿器科で、女性は婦人科で診療しています。このコーナーは他に二人の産婦人科の先生が担当されておられるので、私はもっぱら男性器について、さらに男性の”性”についての話をしていきたいと思います。ヒトは意に反して裸になってしまった時、または温泉など大勢のヒトのいる所で裸になる時、オトコは性器を隠しますが、オンナは乳房を隠します。また、オトコにとっての性器は“急所”などとも呼ばれ、あたかも命にかかわるようなイメージがありますが、実際はそんな事はありません(打撃を受けると相当痛いのはたしかですが)。またほとんど全ての格闘技では、性器を攻撃する事は反則とされています。攻撃を受けて痛い場所は他にもたくさんあるし、打ちどころが悪ければ命にかかわるような場所が反則になっていない格闘技でも、性器だけは反則とされています。どうも、オトコにとっての性器は、肉体的に(つまり生命維持に)重要な器官である以上に、精神的に重要な器官と考えられているようです。オトコが自分をオトコだと意識する証し、といってもいいかもしれません。それでは、オトコはいつ頃からそういう意識を持つ様になったのでしょうか?(つづく)
続きを読む

睡眠が及ぼす歯への影響

Text by 北斗歯科クリニック土永 浩史
健康を保つために、良好な睡眠の確保は欠かせないものです。スマホやパソコンのブルーライトが睡眠に悪影響を与えると言われており、寝る前のスマホ操作を控えておられている方もいらっしゃると思います。また、睡眠不足が溜まっていくことを「睡眠負債」と言われており、免疫機能の低下や認知症、癌など深刻な疾病につながる可能性が指摘されています。睡眠の質を高めることは大切で、睡眠が浅いと歯ぎしりが起こりやすくなります。歯ぎしりはいわゆる就寝中にギリギリと歯をこすり、その大きな音のため周囲の人の睡眠もさまたげるものです。この時の咬合力は強く、歯が擦り減ったり、欠けたり、割れたり、詰め物が取れたり、知覚過敏を起こしやすくなり、虫歯になりやすく、歯質そのものに大変なダメージを与えます。また、歯質だけではなく周囲の歯周組織にも悪影響を与えて歯周病が悪化したり、さらに顎関節にも負担が及び、顎関節症が生じることがあります。睡眠が浅くなる要因のひとつに、いびきや睡眠時無呼吸症候群があります。睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が止まることで睡眠が浅くなると言われており、自動車運転時に強い眠気が生じ、事故の原因となり大変危険です。その他の要因にストレス、寝酒、喫煙(ニコチンの覚醒作用)、逆流性食道炎があげられます。歯ぎしりに対してはこのような要因を改善すると効果があります。また、歯や顎そのものを守るためには、ナイトガードと言われる就寝中に装着するマウスガードも効果的です。ナイトガードの装着は歯ぎしりによる強い咬合力を分散させ、さらにナイトガードは歯よりもやわらかい素材で作られるのが一般的ですので、歯ぎしりが起きたとしても歯に対する外傷的負担は減らすことができます。歯ぎしりでお悩みの方は歯科医院でご相談されることをお勧めいたします。
続きを読む

おたふくかぜによる難聴にご用心

Text by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
今年に入って函館市内近郊では、おたふくかぜの大流行が見られ、その数は、過去5年間の平均の5倍以上です。手元に資料が残っている過去20年の統計を見てみますと、今年は大流行した平成9年についで2番目の多さになっています。平成15年、16年にも小流行がありましたが、その後はほとんど流行もなく過ぎています。今年の流行では、小学校高学年のお子さんがおたふくかぜにかかる例が多くみられます。おたふくかぜというと、みなさんはどんな病気と思われるでしょう。耳の後ろの耳下腺やあごのところにある顎下(がくか)腺というところが腫れたり、大人になっておたふくにかかると重症になったり、睾丸(こうがん)炎になって不妊の原因になるというところでしょうか?おたふくかぜになって一番心配なのは、「おたふく難聴」という、片方の耳が全く聞こえなくなるという合併症です。頻度はおたふくになった人の1万人に1人という報告から、数百人に1人という報告までまちまちですが、おたふくの中で最も注意しなければならないものなのです。残念ながら、おたふく難聴の存在はあまり知られていません。難聴を早期に見つけたとしても、治療によって元の聴力に回復することはあまりありませんが、早期に発見して悪くなる可能性を少しでも減らす治療がなされます。耳鼻科の先生にお話を聞くと、函館地域でもおたふく難聴で苦しんでいるお子さんは確実にいますとのことです。おたふくかぜの予防にはなんといっても予防接種が有効です。ワクチンで防げる病気の多くは接種することでほとんどかからなくなるものですが、おたふくかぜワクチンだけは抗体の出来る人が約80%とあまり高くはありません。それでもワクチンをすることにより、難聴になる危険性をできるだけ少なくすることは現在でも可能と考えられています。任意接種でお金がかかりますが、ぜひ接種して欲しいワクチンだと考えています。新入園、新入学の時、まだおたふくに罹っていないお子さんは、これを機会に予防接種をして難聴の危険性を少しでも下げるようにしてください。
続きを読む

腎臓の働き

前回は腎臓の働きを長持ちさせるには?という話題でしたが、今回は腎臓の働きそのものについて重要なことを説明します。腎臓には心臓が送り出す血液の20%という大量の血液が流れ込み、からだに必要な物質を捨てず、不要な水分および老廃物を捨てるという、ろ過をします。そのため、腎臓機能が悪くなると水分がたまってむくみがでたり、老廃物がたまって吐き気や疲れやすさ、全身倦怠(けんたい)感などの症状がでます。また、腎臓は赤血球を作るために必要なエリスロポエチンというホルモンや、骨を守るために必要なビタミンDを作ります。そのため、腎機能が悪くなると、貧血が進んだり、骨がもろくなったりという症状がでます。単におしっこをつくるというだけでなく、多くの大事な働きがある腎臓ですが、機能が悪くなっても初期には、ほとんど症状がでないものです。健康診断など定期検診が重要ですから、忘れずにお願いいたします。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

あ
医科 歯科  
か
医科 歯科  
さ
医科 歯科  
た
医科
な
医科 歯科  
は
医科 歯科  
ま
医科 歯科  
や
医科