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コラムを読む

いつもどのようにして目薬をさしていますか?

Text by くどう眼科クリニック 七尾 奈津子
まず目薬をさす前にしっかり手を洗いましょう。汚れた手や指で容器の先に触れてしまうと、目薬の汚染の原因になります。そして目薬をさす時は下まぶたを引いて目薬を目の中に入れましょう。目やまつ毛に容器の先が触れるのも汚染の原因になります。1回に入れる量は1~2滴でも大丈夫です。その後はしばらく目を閉じるか、目頭を押さえましょう。目薬が目にとどまる効果があります。目からあふれた目薬は清潔なガーゼやティッシュで拭き取りましょう。その他にも目薬を貸し借りしない、2種類以上さすときは5分以上間隔をあける、開封後の使用期限はほとんど1カ月なので気をつけるなど注意事項はいろいろとあります。今後目薬を使う際に参考にしていただき、目の健康のお役にたてればと思います。
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ビタミンC摂取はしみ・しわに本当に効果があるのか

寒い日々が続いていますが、これから夏に向けて、紫外線が強くなってくる季節です。
女性にとって、美肌の大敵は紫外線です。紫外線は肌のメラニン色素を産生させ、これを消去するシステムを低下させるシミの原因で、また、コラーゲン繊維を酸化し変性させたりするしわの原因でもあります。
紫外線予防として、一般にはUVカットの化粧品やクリームを使用しますが、サプリメントとして、ビタミンCを摂取することは紫外線によって出現するしみ・しわ(光老化)の予防・治療として極めて有効です。しかし、日本人の42%の方がビタミンCの摂取が100mg以下で、日常の食生活のみでしみ・しわ(光老化)の予防・治療の摂取することは難しく、少なくてもサプリメントとして300〜1000mgのビタミンCを2〜3回/日に分けて持続的な摂取をすることが必要です。また、ビタミンCはからだの細胞・細胞膜・DNAの酸化を防ぐビタミンで、代表的抗酸化物質ビタミンEやコエンザイムQ10と相乗作用を発揮します。
また、毎日持続的に大量摂取(1000〜2000mg)しても安全なビタミンです。私たちの体も鉄が錆(酸化)びてくるのと同様に老化という形をとり錆(酸化)びてきます。
老化予防のサプリメントとして、美肌対策として、ビタミンCそして代表的抗酸化物質ビタミンEやコエンザイムQ10を摂取してみませんか。
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私、大動脈瘤(りゅう)が心配で…

Text by 関口内科 関口 洋平
「先生、何となく胸と背中が痛いような気がするので、私も大動脈の検査を受けなくてもいいでしょうか?」とAさんは心配そうに聞いてきました。どうやら最近のニュースで有名人が解離性大動脈瘤のため緊急入院し、とても危険な病気であると報道されたので、自分は大丈夫かと不安になったとのことでした。解離性大動脈瘤とは正しくは大動脈解離といい、大動脈の血管壁が二層に裂ける(=解離する)ことで起こります。喫煙歴のある高齢者、低蛋(たん)白血症の状態、寒い冬場や朝の血圧が高い時間帯などに起こりやすく、急性期には激烈な痛みが胸、背中、腹などに出現し、その痛みは解離の進行とともに移動する事がしばしばあります。その他に胸部や腹部の大動脈壁がふくらんでこぶのようになる胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤という病気もあります。高齢者や高血圧の方、また腹部大動脈瘤では喫煙歴のある方に起こりやすく、無症状のまま慢性に経過した場合は発見が遅れる事もあります。これらの病気の診断にはCTやMRIや超音波検査などが行われます。治療法は解離や瘤のある場所、その大きさ、進行の速度、痛みの有無などによって、手術(人工血管置換術)か内科的治療(降圧、安静、鎮痛)かが選択されます。また近年はステントグラフトによる治療も選択肢の一つとなり、手術より身体に負担の少ない治療法として期待されています。大動脈の解離や瘤は、一部には遺伝により発症するものもありますが、多くは動脈硬化が原因であり、生活の欧米化や高齢化社会の到来により近年は増加の一途にあります。しかし突然の解離や瘤の破裂による致死率は高いものの、その発生件数は心筋梗塞などと比較すると多くはありません。Aさんのように必要以上に心配するのではなく、それよりもまずは毎日の動脈硬化予防、とりわけ高血圧やスモーカーである方は食事の塩分を減らすことと禁煙に努めていくことこそが大切です。
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目元を清潔に若々しく!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
マスクをするようになって、アイメイクに力を入れるようになった方は多いかもしれません。しかし、目元は、大変デリケートな部分なので行き過ぎたアイメイクやお手入れは禁物です。①目の下の皮膚は、厚さ0.5㍉位と極めて薄く、ゆで卵の薄皮程度しかないのでくまができやすいです。睡眠不足・日焼け・クレンジングによる摩擦・マッサージや加齢によるたるみなどがくまの原因となります。もしくまができると、見た目年齢が上がってしまいます。加齢によるたるみは仕方ないとしても、若い頃から濃いメイクを落とすために、クレンジングでこすったり、目の周りをマッサージするのは、どんどんくまを作る行為です。できてしまったくまは、市販化粧品よりは有効成分の濃度がずっと濃い医療機関専売の薬用化粧品などでたるみや色素沈着が目立たなくなる場合もあります。②まつげにのりで付けるエクステは、洗うと取れるので、まつげを洗わなくなり、とても不衛生です。また、濃いアイメイクやマスカラをきれいに洗えていない方もとても多いです。こういう方の目元には「まつげダニ」が、発生することもあり、眼科の診察で見つけることができます。アイシャドーやマスカラは、使い捨てではなく、長期間使うので雑菌が繁殖しやすく、目元の炎症(マイボーム腺炎・麦粒腫)を引き起こす場合があります。眼科を受診し、アイシャンプーなどで清潔に保つ方法を指導してもらいましょう。《美しい目元になるために》アイメイクは控える→目の周りの皮膚をきれいに保つ→エクステや濃いマスカラはやめて、自分のまつげが艶やかに健康的に生えるようにする→泡洗顔だけで清潔にする→摩擦が減り、目元の皮膚のたるみ・色素沈着が防げる→近くで見られても人工的ではない自然で清潔感がある目元こそが若々しさの秘訣です。
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大腸がんを予防しよう

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
2012年の北海道の男性大腸がん死亡率(人口10万人あたりの死亡者数)は全国平均より高く、さらに道南は北海道の中でも死亡率がひときわ高い地域です。女性も函館市を含む南渡島では全国・全道平均より高くなっています。では、大腸がんで命を落とさないようにするにはどうすればよいでしょうか?がんの予防は、がんにならないよう食事や環境を整える1次予防と、がんになっても早期に発見して治す2次予防に分けられます。まず1次予防ですが、大腸がんのリスクを高めるといわれているものには、加工肉(ソーセージなど)、脂質(油物)、過度の飲酒、喫煙、肥満、が挙げられています。反対に、食物線維、野菜、果物、牛乳を適切に摂取すること、適度に運動すること、これらはリスクを減らすといわれています。一般に食事の欧米化が進むと大腸がんが増加しますが、食事の内容から特定の食物や成分を評価することは困難な場合も多く、必ずしも全ての研究で同じ結果が得られているわけではありません。しかし可能性を考えて日頃これらに気をつけることが大切です。次に2次予防、つまりがんになっても治せる段階のうちに発見するには検診を受けることです。大腸がんの発見には肛門からカメラを入れる大腸内視鏡検査が最も優れていますが、前処置(下剤をかけるなどの検査の準備)が大変だったり、検査中の苦痛の度合いが大きい場合もあり積極的に受けたいと思う方が少ないのが難点です。そのため大腸がんの検診としては便に血が混じっていないかを調べる便潜血反応検査が第一段階の検査として全国的に採用されています。検査で陽性の場合は内視鏡検査に進むことになります。便潜血反応検査は毎年受けることにより大腸がん死亡を60%以上減らすことが証明されています。函館市の場合は年1回40歳以上の方は低額の自己負担で、70歳以上の高齢者の方等は無料で受けることができますので積極的に活用しましょう。
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