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コラムを読む

眼科医は何を診るか

Text by 江口眼科病院 栗山 卓也
眼科へ受診すると必ず、台に顎を乗せ、光を浴び目を診察を受けます。その診察中に眼科医が何を診ているかについてお話しします。目は前眼部と後眼部に大きく分かれます。簡単にいうと目の表面と奥です。前眼部の診察は眼瞼(まぶた)、結膜(白目)、角膜(黒目)、虹彩(黒目の中にある茶目)を診ていきます。「目が痛い」「目やにが出る」「充血する」「かゆい」「ゴロゴロ」などの原因はこの前眼部にあることがほとんどです。次に後眼部の診察では、水晶体、硝子体、網膜、視神経を診ていきます。それぞれ説明すると水晶体は年齢を重ねることでご存知の白内障を引き起こす部位です。また硝子体は目の中のゼリーのようなものです。そして網膜はカメラでいうフィルムにあたり物を見る部位で、最後に視神経は網膜で見た映像を脳に伝えます。「見えにくい」「かすむ」「視野が欠ける」「何かが飛んで見える」などの症状はこの後眼部に原因があることも多いです。前眼部は遮るものがないのでいつでも診察が可能ですが、後眼部に関してはそうはいきません。虹彩という茶目が遮り、後眼部は通常だと一部しか観察できません。そのため後眼部の詳細な観察が必要と判断した場合は、茶目を一時的に開かせる目薬をし、後眼部の観察を詳しく行います。ここで注意すべきことは、茶目が開いた状態だと目に入ってくる光の量が増し、元に戻るまでまぶしさを感じます。おおよそ5時間ほどで茶目は元通りに戻りますが、その間は少し見えにくくなるので車を運転することは危険です。後眼部の症状がある方は車以外で受診するか、時間を空けて帰宅することをお勧めします。今回は診察台での話をしましたが、眼科では他にも素晴らしい最新の検査機器も多々あるので、それらと共に皆さまの目をわれわれの目で診ていきます。
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クリニックのシミシワ治療 美肌クリニック

一夜にしてシミシワがなくなるとはあなたは思っていないでしょう。しかし、心ではそうなってほしいと願っています。クリニックの美肌治療の目標はできるだけ速く、人目に付かないように、きれいな肌・美肌・若返りになるよう努めることです。美肌・若返りにするためには『フォトフェイシャル(光治療)』、『レーザーピーリングなど(ピーリング)』、『セルリバイブ・ジータ(皮膚再生療法)』、直接細胞にビタミンやミネラルを細胞に供給する『点滴療法』、毎日の『メディカルスキンケア(ドクターズメイド化粧品)』、そしてあなたの血液検査結果に基づきアミノ酸・ビタミン・ヘム鉄などあなたに必要な栄養素を信頼のある最適な形のサプリメントで提案する『サプリメント外来』を行い、短い期間に信頼のある濃厚な美肌治療を行うことです。美肌・若返り治療の(1):フォトフェイシャル(フォトRF・フォトST)は高出力の光束にて、2~3週間の間隔で1クール5回の治療を行うシミ・シワ・クスミの治療機器で痛みが少なく、すぐに化粧もできる治療法です。美肌・若返り治療の(2):レーザーピーリングは従来のケミカルピーリングより強くニキビにはもちろん、ニキビ跡、毛穴治療に最適な治療です。従来のケミカルピーリングと同様1クール5回程度の治療を行います。美肌・若返り治療の(3):セルリバイブ・ジータ(皮膚再生療法)は自分の血液を採取してその血液の中の細胞成長因子を皮膚に注入して目の下のクマやたるみ、そして口周囲のしわやたるみを迅速に改善させます。今までの注入物と異なり、長時間(2~3年)持続し、自分の血液なので安全です。美肌・若返り治療の(4):毎日のメディカルスキンケア(ドクターズメイド化粧品)はマイルドなAHAピーリングを利用してビタミンAビタミンCの肌からの吸収率を高め、細胞分裂を活発にさせ、肌自体の血行代謝を高めて、シミシワの改善美白治療に働きます。美肌・若返り治療の(5):定期的に高濃度のビタミンB群、ビタミンC、ミネラルを直接細胞に供給することで、同時に行うフォトフェイシャル、レーザーピーリングの効果をより実感できます。美肌・若返り治療の(6):サプリ外来は今まで自己診断していた栄養状態を血液検査結果に基づき科学的に解析して、あなたに必要な栄養素(高濃度高吸収率で信頼度の高いクターズメイドサプリメント)を提供し、栄養面から健康をサポートするアンチエイジング治療です。また、このような濃厚なシミシワタルミの美肌若返り治療を選択することで手術でしかできなかった目の下のクマの改善や輪郭の改善が可能になってきました。治療内容、経過説明等の説明は責任のある医師から納得のできる説明を受けた上で治療をお受け下さい。
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私の血管は何歳?…

Text by 関口内科 関口 洋平
「先生、血管年齢って何ですか?私の血管は何歳ですか?」と、Aさんは聞いてきました。どうやら、健診を受けた夫の血管年齢が実際の年齢より10歳も高かったので、とても心配になったとのことでした。ウィリアム・オスラーの「ヒトは血管とともに老いる」という名言があるように、人の血管は年齢を重ねるごとに老化していきます。その老化現象はいわゆる動脈硬化と言われ、自分では気づかないうちに静かに進行し、血管の壁が硬くなり弾力性も失い、内腔は狭くなり詰まることもあります。老化=動脈硬化の進展度を評価診断するには、いくつかの方法があります。血管造影による狭窄(きょうさく)度評価、血管内視鏡や血管内超音波による血管壁の質的評価、頚(けい)動脈超音波法による頚動脈硬化の量的、質的評価などです。また造影CTにより、冠動脈の狭窄を簡便に検出することも可能です。Aさんの夫が受けたのは脈波検査といわれるもので、動脈の波動が心臓から動脈の末梢へ伝導する速度を検出することで、動脈硬化の度合いを血管年齢としても評価できます。これは仰向けになって5分間ほどで測定できるとても簡便な検査で、下肢動脈の狭窄も同時に評価できます。非侵襲的な検査ですので年1回の測定による経年変化の観察が可能で、これにより老化の速度を評価することができます。日本人の死亡原因の三分の一は脳卒中や心疾患などの動脈硬化と強く関連する疾患です。その動脈硬化の原因には遺伝の要素もありますが、他の大きな要因には喫煙、肥満、運動不足、睡眠不足、ストレス、高血圧、糖尿病、脂質異常症(LDL=コレステロールや中性脂肪が高値)などの生活習慣病があります。これらの要素を複数併せ持っている人は、何も持っていない人の数倍も心血管病(脳卒中や心筋梗塞)を発症しやすいと言われています。Aさんのように自らの血管年齢を知ろうとすることは、日常の食習慣や運動習慣の是正に心がけるようになることにつながるので、とても良いことだと思います。
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男性の性(19)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
「日本人は元々、草食系男子が多かったのでは?」ということは、以前(2006年)このコラムで、W杯サッカー日本チームが予選リーグでオーストラリアに負けた試合を観て『精子時代まで遡っても勝てないのではないか?』などという珍説を披露しましたが(この説は今年のW杯日本チームの活躍で一部覆されました)、原始時代から食生活が穀物中心で他人との争いごとや収奪を嫌う草食系が日本人には多いということならば、仕方ないかな、と思います。ところで、草食系にも良いこともあって、例えば前立腺癌は欧米人に多くアジア系では少なく、10万人あたりの前立腺癌の患者数は日本、中国(北京、香港)、台湾と欧米を比べると5〜20倍欧米で多く、人種的には同じ日本人のハワイ在住日系人でも日本人とハワイ在住白人の中間の患者数で約5倍でした。(CancerIncidenceinFiveContinentsVol.IIIより)米国では男性癌患者数の1位、死亡者数は肺癌に次いで2位が前立腺癌ですが、日本では近年患者数が増加しているものの、それでも米国のほぼ10分の1です。また、世界癌研究機関・米国癌研究協会より発表された栄養と癌に関するレビューによると、前立腺癌の危険因子として可能性のあるものとして、総脂肪・動物性脂肪・肉類・牛乳・乳製品が挙げられています。生活習慣(特に食生活、性生活)や人種、近親者に前立腺癌に罹った人がいるかどうかは前立腺癌の発生率と関連が深いといわれていますが、草食系男子はこの点で有利といえます。ただ高度成長期〜バブル期を経てこれから高齢者になろうとしている年齢層の、日本人には稀有な肉食系男子(筆者の年代がそれに当たります)が今後どうなるか、自分自身も含め注意深く見て行きたいと思っています。(続く)
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片頭痛

Text by 函館西部脳神経クリニック 院長 小保内 主税
「働き方改革」が叫ばれるこの頃ですが、昔程ではないまでも「頭痛で仕事を休むなんて」というような社会的空気に負けて、頭痛を我慢している方が、まだまだ多いかもしれません。最近は頭痛に限らず、痛みは積極的に治療する傾向にあります。痛みのメカニズムが解明されてきて、我慢した結果、痛みに敏感になることが分かってきたからです。たかが頭痛と思わずに、ぜひ、医療機関に相談して下さい。典型的な片頭痛では、脈拍に一致した拍動性の激しい痛みと強い吐き気で、体の動きに伴って痛みが増強するという特徴があり、しばしば仕事や学校を休まざるを得なくなります。しかし、持続は長くても3日、多くの場合は一晩寝れば落ち着いてしまうため、一人で我慢していらっしゃるのではないでしょうか。非常に特徴的に聞こえる症状ですが、頭痛と吐き気という組み合わせは、くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍などの生命に危険を及ぼす病気と似ています。したがって、確定診断には検査で器質的疾患のないことの確認が必要とされています。治療には幾つもの有効な薬があります。但し、それらで片頭痛の痛みが完全に取れる訳ではありません。そこで、痛みが消えない患者さんに「痛いけど、寝込まずに仕事はできる」のような「痛みのためにできなかったことができるようになること」を治療目標にするよう勧めています。国際疼痛学会による「痛み」の定義には、体の感覚だけでなく、心が関わるということが書かれています。「痛み」は、体に危険が迫っていることを知らせるサインと考えられますが、その原因や、迫っている危険が分からないことによる不安が「痛み」を強くします。逆に、不安が減れば、「痛み」が軽くなることもあります。片頭痛の本当の原因、メカニズムには未解決のところがたくさんあります。診断がついても、問題解決とはいきませんが、頭痛で困っている方は、一人で悩まずに医療機関に相談することで不安が減るのではないでしょうか。
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