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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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ウオノメについてText by みなとまち皮膚科 菊地医院 菊地 誠一
足の裏に痛みを感じることはありませんか?今回はウオノメのお話です。皮膚は強い力で圧迫が繰り返されると硬くなる性質を持っています。例えば鉄棒の練習をしたり、重いカバンを長く持っているとその部分が硬くなってマメができます。あるいは、書き物が多い方ですと中指の皮膚が厚くなり、いわゆるペンダコができます。足の裏側は常に体重がかかるため、どこかに重みが集中するとその部分が硬くなってきます。この時点では痛みはないのですが、圧迫が繰り返されているうちに硬い皮膚が押されて、奥深くに入り込んでいきます。そして神経に触る厚さにまで成長すると、痛み始めてしまいます。丸く見えるためウオノメ(魚の目)という名前がついています。一旦、ウオノメができてしまうと、歩行の度に押されてさらに奥に入り込み、進行することはあっても自然には治りにくいものです。治療方法はウオノメを柔らかくする絆創膏が市販されていますが、すでに厚みがあって奥にはまり込んだ部分が取れにくい場合には、専用の器具で取り除きます。痛そうなイメージがあるかもしれませんが、ウオノメには神経がきていませんので治療に苦痛は伴いません。ご自分でハサミやナイフで切ってみたという方もいらっしゃいますが、足の裏は意外と手も目も届きづらく、かえって怪我をしてしまう場合があります。また足の裏にはウイルス性のイボや粉瘤などウオノメと別なものが発生することがあり、これらは治療法も異なります。ウオノメの原因は立ち方、歩き方などで1カ所に重みが集中することですので、治療しても長年の習慣を変えることは困難であるため繰り返しやすいものです。しかし放置していると痛みは増しますし、痛い部分をかばって体重のかけ方を変えて生活していると、今度は体が歪んでしまい、腰まで痛くなってしまう場合もあります。
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身体も冬を迎える準備をしましょうText by 望ヶ丘医院 藤崎 志保子
今年ももうすぐ雪の季節になります。これからの数ヵ月間は、病気の世界も冬模様に変わります。その代表格がインフルエンザです。インフルエンザは、せき、鼻水、高熱、頭痛、関節痛などの症状が出ますが、肺炎、中耳炎、熱性けいれんなどを合併し、重症化する危険性が高く、死亡する場合もあります。小児のインフルエンザで問題となっている脳症などは発熱後数時間で発症することがあり、ひとたびなってしまうと高率で後遺症を残したり、亡くなったりします。また、流行がはじまると短期間で多くの人が巻き込まれるのもインフルエンザの特徴です。予防の基本は、インフルエンザワクチンを接種することです。最近の10年間で流行したウイルス株は予測とほぼ一致しており、効果は十分に期待できます。ワクチンを接種することで重症化を防ぐ効果もあります。ワクチンを受けないでインフルエンザにかかった70%から80%の人は、ワクチンを受けていればインフルエンザにかからずにすむか、かかっても症状が軽くてすむということは証明されています。特に高齢者や乳幼児、慢性疾患の方などインフルエンザにかかると重症化する人は、積極的に主治医の先生と相談をして流行が始まる前にワクチンを受けて下さい。また、その人たちと接触する機会の多い人たちも積極的にワクチンを受けることをお勧めします。ワクチンが効果を有効に持続する期間は約五ヵ月間ですので、毎年受けることをお勧めします。アレルギーのある人や妊婦さんでも受けられる場合がありますので、主治医の先生に相談してください。今年はSARS(重症急性呼吸器症候群)がインフルエンザと同時に流行する可能性もあり、WHOも積極的にインフルエンザワクチンの接種を受けることを勧めています。遅くても12月中旬までに接種をすませましょう。
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皮膚腫瘍外科Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
皮膚腫瘍外科は皮膚や軟部組織の腫瘍(しこり)を外科的に治療します。この治療を行うのは形成外科、皮膚科、整形外科で、皮膚の広範囲または筋肉などの深部にある腫瘍以外は日帰り手術が可能です。対象になる皮膚軟部の腫瘍は母斑、血管腫、粉瘤、脂漏性角化症、脂肪腫、眼瞼黄色腫、眼瞼汗管腫、石灰化上皮腫、血管拡張性肉芽種などがあり、手術件数の多い皮膚軟部腫瘍は母斑、脂漏性角化症、粉瘤などです。母斑は一般的にほくろと言われ、色調は茶色から黒色、平坦なものや盛り上がっているものなど形態は多様です。脂漏性角化症は加齢とともに日光がよく当たる顔面や頚部に生じる茶色から黒色のいぼ状の盛り上がった形態です。粉瘤は皮下にしこりとして現れ、感染を起こすと赤く腫れ上がります。感染が生じる前に切除すると傷痕も小さく、再発の可能性が少なくなります。皮膚腫瘍外科では頻度は少ないですが、皮膚がん(基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫など)との鑑別が重要です。一般的に日帰り手術の流れは初診で診察、診断、血液検査、手術の説明をして、手術日を決めますが、色素疾患である母斑や脂漏性角化症などでは、腫瘍の出現時期、自覚症状、色素の濃淡など視診し必要であればダーモスコープという拡大鏡で診断して切除方法を決めます。このため母斑など色素性疾患の皮膚腫瘍でレーザーによる切除を希望する方がいらっしゃいますが、レーザーで母斑を蒸散させると、病理診断ができない問題があるため、母斑などの治療では皮膚がんとの鑑別を兼ねた切除することを勧めます。皮膚や軟部組織腫瘍の手術はほとんどが良性の腫瘍ですが、腫瘍が急激に増大したり、出血やかゆみを繰り返したり、色調に濃淡があり均一でない場合は自己判断せずに受診しましょう。
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メタボリックシンドローム・・・あなたのウエストは何センチですか?Text by ごとう内科胃腸科 後藤 琢
日本人の三大死因として、がん・心疾患・脳血管疾患という三つの疾患が挙げられます。これらの疾患は、毎日の食事や睡眠、運動不足などの生活習慣の積み重ねによって起こります。なかでも心疾患と脳血管疾患は、全体の三分の一を占め動脈硬化が原因といっても過言ではありません。メタボリックシンドローム(以下Mets)とは、内臓脂肪肥満(りんご型肥満)を背景にして、複数の生活習慣病(糖尿病、高脂血症、高血圧などの動脈硬化危険因子)が合併している状態を言い、動脈硬化や日本でも急増している糖尿病と深く関係しています。ウエストが男性で85cm、女性で90cm以上であることに加え、次の三項目のうち二つ以上が該当する場合がMetsとされます。収縮期血圧が130mmHg以上か拡張期血圧が85mmHg以上空腹時の血糖値が110mg/dl以上中性脂肪が150mg/dl以上かHDLコレステロール(善玉コレステロール)が、40mg/dl未満(糖尿病、高血圧、高脂血症などで治療薬を服用しているときは、それぞれ一項目に該当)―このようにMetsでは一つ一つの症状は深刻でなくとも重複して持つと動脈硬化性疾患のリスクを有している事になり、3~4個重なれば心血管の病気の発症頻度が30倍にもなるという報告もあります。メジャーを用意しウエストを測ってみてください。次に血圧を計りましょう。最後に最近お受けになった健康診断や病院からもらった血液検査の結果を見直してみましょう。いかがですか?あなたはMetsの範疇に入りますか?Metsに該当する場合は、まずは生活習慣の見直しをかけて、ウエスト周囲径を一cmでも減らす事が重要です。まずは過食や運動不足などの悪い生活習慣を改め、肥満を解消しましょう食事は健康の要。適切な摂取エネルギーの範囲内でバランスよく栄養をとり、一日三食、規則正しく食べることが基本です。またタバコはやめましょう有酸素運動は体力の維持増進のほか、肥満防止、内臓機能の活性化、ストレス解消にも効果大です。病気になってから治すのではなく、病気にならないよう生活習慣に気をつけましょう。
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不正咬合と矯正治療Text by 大内歯科医院 大内 英樹
日本人の2人に1人は歯並びが悪く、矯正治療が必要であるといわれています。矯正治療とは、出っ歯や受け口、八重歯などの悪い歯並びや咬(か)み合せを矯正装置を使って正しい歯並びにする治療を言います。入れ歯や差し歯で治すのではなく、矯正装置の力を用いて自分の歯を動かして治します。どうして矯正治療が必要なのでしょうか?健康、美容、精神面それぞれに必要があります。子どもの場合、悪い歯並びや咬み合せは、お子さんの顎(あご)の形や顔立ちに悪影響を及ぼします。歯垢(しこう)が溜(た)まりやすく、虫歯や、特に成人の場合、歯槽膿漏(のうろう)の原因になりがちです。また、悪い歯並びを学校でからかわれたり、大人になるにつれ、その事で消極的になる方もいらっしゃるようです。不正咬合は、症状によって治療の方法や期間が異なりますので、まずは掛かりつけの歯科医院でご相談ください。
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