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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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大腸がんを予防しようText by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
2012年の北海道の男性大腸がん死亡率(人口10万人あたりの死亡者数)は全国平均より高く、さらに道南は北海道の中でも死亡率がひときわ高い地域です。女性も函館市を含む南渡島では全国・全道平均より高くなっています。では、大腸がんで命を落とさないようにするにはどうすればよいでしょうか?がんの予防は、がんにならないよう食事や環境を整える1次予防と、がんになっても早期に発見して治す2次予防に分けられます。まず1次予防ですが、大腸がんのリスクを高めるといわれているものには、加工肉(ソーセージなど)、脂質(油物)、過度の飲酒、喫煙、肥満、が挙げられています。反対に、食物線維、野菜、果物、牛乳を適切に摂取すること、適度に運動すること、これらはリスクを減らすといわれています。一般に食事の欧米化が進むと大腸がんが増加しますが、食事の内容から特定の食物や成分を評価することは困難な場合も多く、必ずしも全ての研究で同じ結果が得られているわけではありません。しかし可能性を考えて日頃これらに気をつけることが大切です。次に2次予防、つまりがんになっても治せる段階のうちに発見するには検診を受けることです。大腸がんの発見には肛門からカメラを入れる大腸内視鏡検査が最も優れていますが、前処置(下剤をかけるなどの検査の準備)が大変だったり、検査中の苦痛の度合いが大きい場合もあり積極的に受けたいと思う方が少ないのが難点です。そのため大腸がんの検診としては便に血が混じっていないかを調べる便潜血反応検査が第一段階の検査として全国的に採用されています。検査で陽性の場合は内視鏡検査に進むことになります。便潜血反応検査は毎年受けることにより大腸がん死亡を60%以上減らすことが証明されています。函館市の場合は年1回40歳以上の方は低額の自己負担で、70歳以上の高齢者の方等は無料で受けることができますので積極的に活用しましょう。
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眼科にも行っておいで ~眼に出る全身の病気~Text by 江口眼科病院 松浦 恭祐
眼科は文字通り「眼を診る」所ですが、「全身の病気の一部として」眼を診ることも多いです。糖尿病や高血圧などの生活習慣病により網膜(カメラのフィルム)の血管が詰まると、出血や浮腫(むくみ)などのせいで視力が下がります。脳腫瘍や脳梗塞など脳の病気のせいで物が二重に見えたり、視野が暗く欠ける方々がおられます。アトピー性皮膚炎に伴う結膜炎や白内障、緑内障はあまり知られていないようですが、青少年の未来に大きく関わることがあります。膠原病(リウマチなど)の方は眼が乾燥してつらい思いをしがちですが、ご年齢のせいと思って我慢していたという話はよく聞きます。かかりつけのお医者さんに相談したら、きっと「眼科にも行っておいで」と言ってもらえると思いますよ。
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男性の性(9)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
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現在、競輪は男子のみで女子のレースはないが、スピードスケートの夏期トレーニングとして始めた自転車でオリンピックにまで出場した女子選手も居る事だし、是非、競輪に女子部を創設して欲しいと思う。 競馬や競艇では既に女性の参加が認められているし、また8月号のこのコーナーで述べたとおり何といっても身体上・健康上も自転車は男子よりも女子に適しているので、競輪では女子のみのレースにするか、男子選手とのレースの時はハンデをつければギャンブルとしても成り立つと思う。 競輪人気低迷はいろいろ原因があると思うが、まず競輪場に行って思うことは、華やかさ・明るさに乏しい、女性客が少ない、ということである。 女子競輪の創設はこの点を改善するのに最も効果的で人気上昇間違いなしだと思う。 中野浩一氏は引退後しばらくして禿頭であることをカミングアウトしてカツラのCMに出ていたが、老壮年になったら、排尿状態なども全国のファンにぜひ告白して貰いたいと思う。ファンとしても泌尿器科医としても、とても興味がある。 と同時に、女子競輪の創設と老壮男性はママチャリに乗るようアピールして貰えれば、競輪人気の再興と老壮男性の排尿状態改善に寄与したことで、長く人々の記憶に残るのではないか、さらに、女子の自転車競技が盛んになれば女性の頻尿・尿失禁の防止にも役立つかも知れず、前人未到の10年連続世界一という偉業と合わせれば国民栄誉賞にも値するのではないか、と思う(自転車競技は海外、特に欧州ではサッカーに匹敵するメジャースポーツで、中野浩一氏は欧州では『ムッシュー』という敬称付きで呼ばれる数少ない日本人だそうである)。競輪場近くの啄木小公園ではあごに手を当て胡坐で考え込んでいる啄木像があるが、サドルの硬い自転車とともに、老壮男性にとってよくないのは、まさしく啄木がとっているポーズ、長時間の座位、特に胡坐がよくないとされている。前立腺や尿道の循環障害が起こると推定されているが、長時間胡坐で麻雀したり飲酒したりは排尿状態に悪影響があることは体験的にも実感している人も多いのではないか、と思う。 |
新型コロナ感染症が5類になりましたText by はら内科クリニック 院長 原 信彦
5月8日より、新型コロナウイルス感染症が5類になり、これからは医療もウィズコロナの時代となります。5類になって、感染者の自宅療養についての法的拘束力はなくなり、自己判断となります。発症日を0日として5日間、かつ、風邪症状が消失して24時間経過していることが目安となります。感染力の強いウイルスなので、5日間たったから大丈夫ということではなく、症状が改善しているかを考慮しましょう。この間の、公共の交通機関の利用や買い物などは規制されません。ただし、感染を広げないように、移動・買い物は短時間で済ますこと。ウイルスの排出の少ない不織布のマスクを着用しましょう。感染後10日間は、マスク着用が推奨され、この間はリスクの高い高齢者との接触は避けましょう。コロナ感染症は、セルフチェックができます。現在、コロナウイルス感染の抗原検査キットが販売されています。検査キットは、厚生労働省の認可済みのキットを使用してください。ケースに研究用と書かれているものは不可。厚生労働省の認可済みのものは、体外診断用医薬品(第1類医薬品)と表示されています。認可済みのものは、われわれ医師の使っているキットと同じ精度です。また抗原検査キットの使用についてはこつがあります。熱が出たので心配で…すぐ検査。という気持ちは分かりますが、しっかりと判定するためには、24時間程度時間が経過してからの方が正診率が上がります。発症直後には、ウイルス量が少なく、反応しないことがあるので要注意です。熱冷ましや風邪薬を使用しても検査には影響がありませんので、熱が出たらまずは仕事を休む。その後検査キットを使用して確認する。キットが陰性でも風邪の症状があるうちはできる限り人と接触しない。会うのはマスクを着用して短時間で。ウイルスは何も変わっていません。恐れ過ぎず、賢く付き合いましょう。
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アトピー性皮膚炎とステロイドについてText by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
アトピー性皮膚炎を代表とする、皮膚疾患の治療において、切っても切り離せない薬に「ステロイド」があります。ステロイドは悪の代名詞のように言われ、その治療を拒否する方も少なくありません。ステロイドは副腎皮質ホルモンと呼ばれる物質の一種で、血液によって常に体内を循環し、さまざまな臓器や細胞に働きかけ、身体にいろいろなストレスが加わった時に体調を整える重要なホルモンです。このステロイドには炎症や免疫を抑える強い働きがあります。1952年にステロイドが皮膚疾患にも効果のあることが明らかになり、アメリカで外用剤が開発されました。アトピー性皮膚炎におけるステロイド外用療法の位置づけは、専門医がきちんと治療すれば副作用を最小限に抑えて最大の効果を発揮できる治療と言えます。しかし根本治療ではなく、あくまでも炎症を抑える対症療法です。ステロイド外用剤に対する患者さんの最大の不安はその副作用でしょう。ステロイドの内服や注射を全身に長期にわたり大量に使用すると、副腎機能が低下する、糖尿病を悪化させる、骨がもろくなる、風邪などの感染症にかかりやすくなるといった副作用が生じることがあります。このステロイドの内服や注射による全身的な副作用と外用剤による局所的副作用が混同されているようです。ステロイド外用剤による皮膚における副作用は大きく分けて2つに分かれます。1つはホルモンとして直接皮膚に影響する副作用で、もう1つは炎症や免疫を抑えるために起こる感染症の副作用です。例を挙げると、(1)毛が増えて多毛になる。
(2)皮膚が赤くなる。 (3)毛細血管が拡張する。 (4)皮膚が萎縮して薄くなる。 (5)ニキビが発生する。 (6)ヘルペスウィルス感染症、水イボが発生する。 (7)水虫やすでにある細菌感染症が悪化する。 などがあります。但し、これらの局所的副作用はステロイド外用剤を塗ると必ず起こるわけではありません。大量に長期間使用した際に起こる事があるものです。ではなぜ「ステロイドは怖い」のでしょうか?以前「ステロイドの何が怖いのか?」という趣旨のアンケートが行われました。その回答はリバウンド、病状が悪化する、効果がなくなる、皮膚の色が黒くなる、ステロイドなしではいられなくなる、子供がアトピーになる、副腎機能が低下する、体に蓄積される、奇形児が生まれる、ムーンフェイスになる、白内障になるなどでした。しかしこれらの回答は患者さんの誤った思い込みなのです。治療目標を達成するためにステロイド外用剤のもつ意義は小さくありません。しかしステロイドはアトピー性皮膚炎を治す特効薬ではありません。あくまでも皮膚の炎症を抑える薬です。うまく薬を使用しながら、症状をコントロールしていく必要があるのです。 |








