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慢性腎臓病(CKD)をご存知ですか?Text by 北美原クリニック 秋濱 寿賀子
最近、慢性腎臓病(ChronicKidneyDisease:CKD)という新しい病気の概念が注目されています。この慢性腎臓病とは、様々な原因で(糖尿病・高血圧・腎炎など)腎臓の働きが健康な人の60%以下に低下するか、あるいはタンパク尿が出るといった腎臓の異常が3ヶ月以上慢性的に続く状態です。現在、日本には約1、330万人の慢性腎臓病患者さんがいるといわれていて、驚くべきことに成人の約8人に1人にあたる数です。この慢性腎臓病では①早期の段階から診断し治療を開始する②慢性腎臓病の患者さんは、心臓病や脳卒中といった心臓や脳の病気(心血管疾患)にもなりやすいことが分かってきています。そのため腎臓を守ることは、心臓や脳を守ることにつながります。この2点が重要です。CKD(慢性腎臓病)の初期には、ほとんど自覚症状がありません。貧血、疲労感、むくみなどの症状が現れたときには、病気がかなり進行している可能性があり、透析療法や腎移植といった治療が必要な末期腎不全に陥っていることもよくあります。このような自覚症状の乏しい慢性腎臓病(CKD)の早期発見に役立つのが、尿中のたんぱく質の濃度を調べる尿検査と、血液中のクレアチニンを調べる血液検査です。ぜひ積極的に定期的に尿検査と血液検査をうけてください。腎臓病の早期診断・治療は腎臓病に対する治療とともに、心臓や脳への治療にも繋がっています。
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コンピュータグラフィックスと矯正歯科Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
クオリティ・オブ・ライフ(QOL)は、一般的には生活の質とも訳され、患者の日常生活をどれだけ苦痛の少ないものにするかという意味で用いられております。医学、歯学の発達により、治療目標が向上し、ただ単に治すだけではなく、治療の手順、治療後の治り方まで考えておくことが当然となってきつつあります。開腹手術を行わないで、内視鏡手術が好まれるのも良い例と考えられますが、逆に、より高度な医療技術が要求されてしまいます。口唇顎口蓋裂(こうしんがくこうがいれつ)の治療、手術においても、30年前は、生まれた直後にぬいあわせて、矯正歯科治療も適用されていませんでしたが、現在では形成外科が担当し、形成外科医でもその得意分野としている医師のみが担当、矯正歯科治療も健康保険が適用され15年ほど経過してきました。また生まれた直後から、手術でよりよい結果を得るために、PNAMと呼ぶ、鼻の形や顎の形を矯正する目的の装置を入れるようになりました。その装置を作る際に用いられる模型もCT撮影を行い、その得られたデータから、立体模型をコンピュータグラフィックスにより構築します。さらに光造形法を用いて実体口腔(こうくう)内モデルを作製し、PNAM装置を作る方法を試み、一部実用化しております。今までは、歯科で使われる印象剤を用いて、生まれたばかりの赤ちゃんを、泣かせながら口の型をとる際に、危険性がありましたが、非常に安全なものとなりました。この方法は公立はこだて未来大学や、北海道立工業技術センターの指導により実現したもので、日本においても最先端医療方法です。函館には、医・歯学部を持つ総合大学がなく、組織同士の連携が取りづらいと思われがちですが、このように形成外科医、言語治療士、IT技術者、矯正歯科医など他分野の担当者同士が非常に密に連携を取り合うことで、考えたことがすぐに実現できる環境がここにはあります。また、北海道工業技術センターとの間で、このことに関して共同研究として取りあげていただいております。この方法を用いることにより、鼻の形態や、鼻中隔(びちゅうかく)の曲がり具合が良く分かるようになって、更なる治療法の可能性が考えられるようになり、患者さんや術者にとって、利益の多い、この分野では日本でも有数な治療を可能としております。
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緑内障は中途失明原因の第1位、早期発見を!!Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
緑内障は、眼圧が高いことにより、視神経が圧迫されて枯れていき、見える範囲が狭くなってしまう(視野が欠ける)病気です。緑内障は進行性なので、残念ながら、一度失ってしまった視野は元に戻すことができません。そんな大変な病気なのに、実は自分では、ほとんど気付きません。なぜならば、視野が欠け始めていても、もう片方の目が助けてくれているために、自覚症状が出るころには、かなり視野が狭くなっています。ですから、早期発見がとても大切なのです。緑内障にはいろいろなタイプのものがあり、正常な眼圧であっても、その人にとっては、視神経が圧迫を受け、視神経が枯れていくタイプもあります。これを「正常眼圧緑内障」と言います。眼圧が高いタイプと違い、眼痛やかすみ目などの症状を伴わないため、発見されていないことが多くあります。実は、日本人はこの「正常眼圧緑内障」が多いのです。40歳以上の20人に1人という高い割合です。緑内障の診断には「眼圧・視野検査・眼底検査」の三つが重要です。眼科医による総合的な判断で治療を開始します。緑内障と診断されても、眼圧を下げることによって、視野が欠けていくスピードを遅くすることができます。緑内障は、治療の効果を実感できない病気なのですが、緑内障と診断された方は、自己判断で治療を中断しないようにしましょう。放置すると確実に、徐々に視野は狭くなっていきます。定期的に医師の診察と検査を受け、自分の目の状態を知っておきましょう。一生涯、見える目で暮らすために、早期発見・早期治療が最も大事な病気です。痛い検査は一つもないので、早期発見のために、気軽に眼科を受診してください。
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屈折矯正手術よもやま話Text by 吉田眼科病院 岡田 佳典
「近視や乱視を治したい(遠視もですが・・・)!」そんな皆様のご希望を可能にしたのがレーシック(LASIK)であり、その発展型がウェーブフロント(wave-frontguidedLASIK)です。以前、当コラムに掲載させていただいた時には、まだ噂の手術・トピックスの域を脱していなかったこの術式も、今や市民権を得て、広く深く皆様に浸透されたのではないかと思います。ただし、LASIKは角膜を削る手術のため、角膜の厚さが薄い、または、強度の近視、などの理由から適応外となり、コンタクトレンズや眼鏡のみで対応せざるを得ない場合もあります。これらをカバーする手術は無いのでしょうか?答えは、「有ります(残念ながら、全ての方が適応となる訳ではないのですが・・・)」。近年登場した方法がこれにあたります。例えば、LASIKで行う角膜のフラップをより薄く作る事ができる(1)エピレーシック(epi-LASIK)という方法では、今まで不可能であった角膜厚の薄い症例も手術が可能となります。薬品を用いてフラップを作る(2)ラセック(LASEK)や、現行の(3)ピーアールケー(PRK)も同様な効果が得られます。また、(4)有水晶体眼内レンズ(PhakicIOL)という眼内に埋め込むレンズも登場しました。この方法は角膜を削る事がないため、極端に薄い角膜の方や強度の近視の方も手術を受ける事が可能になりました。医学の進歩は目を見張るものがあり、屈折矯正手術も同様です。これからも、より良い治療方法が登場する事でしょう。では、現時点で最も優れた手術方法はなんでしょうか?私見ですが、やはり「レーシック(LASIK)」と言えるでしょう。これに、「エピレーシック」や「有水晶体眼内レンズ」などの方法を個々の症例に合わせて行う事で、今まで以上の適応の拡大と安全性の向上が得られるのです。これから手術を希望される方は勿論のこと、今までに適応外とされた方や、二の足を踏んでいた方も、改めてご相談されてみてはいかがでしょうか。
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目に液体が入った時Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
洗剤や漂白剤、仕事で扱う薬品などが目に入ると、液体中の化学物質により目がやけどします。具体的には目の表面やまぶたの裏がただれ、炎症が起こります。化学物質のなかには、眼表面のバリアーを壊して深くまで浸透し、視力障害を残す物もあります。どの化学物質も、接触時間が長くなればなるほど傷害が強くなる点がポイントです。そのため、運悪く目に液体が入ったときは、すぐ病院に行くのではなく、できるだけ早く流水で目を洗いましょう。水道水でかまいません。できれば10分以上洗眼して下さい。目をつぶっていては意味がないですよ!実際に行うと10分は長く感じると思いますが、その後を左右しますのでがんばって下さい。洗眼を終えた後に、眼科を受診しましょう。目に液体を入れた本人は慌てていますから、周りにいる人がぜひアドバイスしてあげて下さい。
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