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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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聴診器と心雑音Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
病院で診察を受けるとき、まずは、聴診器を胸に当てられます。心臓の動く音を聴いたり、呼吸音を聞いたりします。心音で言うと、心臓の中を血液が通り抜けるときに、心臓の弁に狭い所があると、雑音が聞こえるようになります。川に水門があるとザーッと音がするのと同じです。弁の閉じが悪いと逆流する音が聞こえます。弁は、肺からきれいな血液が全身に流れていくように付いている心臓の水門のようなものです。年齢を重ねると動脈硬化のように弁も厚くなって開きが悪くなったり、閉じが悪くなったりします。小さい雑音や騒がしい場所では心雑音を聞き逃すことが多くなります。心エコー(魚群探知機の小型版)では、心臓の形や動き、弁の形を見ることができます。血液の流れに色を付けて見ることもできるので、聴診器で聴きにくい雑音も逃すことはありません。音波を当てるだけなので、体に害はありませんから繰り返し行え、動いているところを観察するので、心臓の働きが非常に良く解ります。このような方法で見つけられる心臓の弁に異常がある状態を弁膜症と呼びます。当初は自覚症状がありませんが、次第に、階段などで息切れがしやすくなったり、疲れやすくなったり、夜、おしっこに起きるようになります。不整脈も出やすくなります。心肥大が起これば心室性の不整脈が、他に、脳卒中の原因になる心房細動も出やすくなります。足がむくむ、座ると楽だが寝ると苦しい心不全になると入院が必要な場合もあります。薬で良くならないほど心不全が悪ければ、適切な時期に弁を取り替える手術が必要な種類の病気です。アメリカで心不全による死亡を防ぐ薬を試験しています。一年間で10%前後の死者がでましたが、同様の調査を日本で行うと、もとの病気の違いのためかもしれませんが、1%程度の死者で、かなり良く治療できていました。アメリカでは二~三カ月ごとに診察をしますが、日本では二~四週間ごとに診察をします。「注意深い観察と細やかな治療が心不全の治療には必要です」というお話でした。
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メマイはこわくないText by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
めまいは感覚的には怖い症状ですが発症パターンを理解して冷静に対処しましょう。まず、耳の病気によるめまいの代表的な発症パターンは次の3つです。頭を動かしたときのみグルグルしためまいが数秒から数分続くが頭を繰り返して動かす度にめまいは軽くなっていく。グルグルしためまいがして同時に聴力低下や耳鳴りが起こる。めまいがおさまると聴力低下や耳鳴りもおさまる。グルグルした激しいめまいが1日中続き、1週間おさまらない。1は良性発作性頭位めまい症2は有名なメニエール病3は前庭神経炎という病気です。この3つの病気は耳のめまいで最も多いものです。一般的に耳の病気によるめまいは眼振という眼が勝手に動く現象が起こりますのでグルグルした激しい回転性のめまいが起こり、嘔吐を伴ったりします。しかし意識は悪くなりません。従って激しいめまいや吐き気、嘔吐があっても受け答えの出来る方は脳に障害を起こしている可能性は低いですので慌てる必要はありません。めまいで受診される高齢者のエピソードとして多いものは「夜中にトイレに起きたら(あるいは起床時に)急にグルグルしためまいがして動けなくなったので救急病院に行って点滴を受けた。点滴が終わる頃にはめまいはおさまった。今、めまいはない」このパターンは一時的な脳血流不全のことが多く、内耳の血流は脳血流の一部ですから脳血流が低下すると内耳の血流も低下しますのでグルグルしためまいがします。高血圧や糖尿病など動脈硬化を進行させやすい疾患をお持ちの方に多いパターンです。脳の病気ではフワフワ、ふらふらした浮動性のめまいやグルグルした回転性のめまいに加えて眼前が真っ暗になる、意識が悪くなる、手足のしびれがある、呂律(ろれつ)がまわらないなどの症状を伴います。このようなめまいは脳神経外科の受診をお勧めします。判断がつかなければ近くの耳鼻咽喉科を受診してみてください。
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目の周りの美容法・・・眼科医の立場からText by 藤岡眼科 藤岡 聖子
よく患者さんから、①目の周りの皮膚がカサカサなので市販軟膏を塗っていますが、いいですか?②顔用の軟膏を塗っても目の周りが真っ赤になりますが、続けて使っていいですか?③疲れ目なので目の周りのツボを押していますが、いいですか?④目の周りがたるんできたので一生懸命アイクリームを塗ってマッサージしていますが、効果ありますか?⑤眼球をグルグル動かして疲れ目をとる体操をしていますが、いいですか?などの質問をされます。いずれの答えも「NO!」です。①②→目の周りの皮膚は身体中で1番薄い皮膚です。普通ならばゴシゴシ洗う必要のない部位なのですが、最近はアイメイクを落とすためにクレンジング剤を使用してコットンなどで強くふき取ってしまうので、細かな傷がつき、その傷から感染をおこし、皮膚炎になっていることが多いのです。まつ毛のエクステやつけまつ毛の接着剤による皮膚炎も増加してきています。このような時は、眼科の抗菌点眼や抗菌軟膏で治療すると治ってきます。③④⑤→目の皮膚の下には目の開閉を行う眼輪筋という薄い筋肉がありますが、「ツボ押し」や「マッサージ」などで強い力が加わると、筋肉が伸びてしまい、かえって瞼がたれ下がったり、皮膚の弾力繊維が壊されて目の周りのシワが増えたりすることになります。「マッサージ」をすればするほど、目の周りは垂れてくると思って下さい。むやみに「グルグル目を動かす体操」をすると、網膜に穴が開きやすい所があった人にとっては、穴が開くきっかけになることもあります。以上のように、目の周りをいつまでも美しく保ちたいならば「目の周りはそっと洗い、マッサージなどしない、自己判断の軟膏はつけない、むやみに眼球運動をしないこと!」です。もし、目の周りに何か起きた場合には、必ず眼科を受診して下さい。
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さまざまな皮膚トラブルの解消に努める 土・日、午後7時30分までの夜間診療を実施Text by すどうスキンクリニック
市電「五稜郭公園前」から徒歩約5分に位置する「すどうスキンクリニック」は、2006年7月に開設。形成外科、美容外科、皮膚科、脱毛を中心に皮膚全般のトラブルに関する治療を行っている。「お肌のトラブルやコンプレックスに対して、患者さんがいつまでも若々しく、自信回復につながるなど、さまざまな要望に応えられるよう取り組んでいますので気軽にご相談ください」と、須藤聡院長は話されていました。形成外科領域は外傷や皮膚の腫瘍(できもの)、先天性奇形など、その対象は頭の先から足の先まで及ぶ。粉瘤(ふんりゅう)や眼瞼下垂症、陥入爪(巻き爪)などのほか、二重まぶたの手術(重瞼術)やシミ、シワ、たるみ、腋臭症(わきが)、イボ、ホクロ、白癬症(水虫)、湿疹など、美容外科・皮膚疾患全般に対応している。細かいシワや毛穴、ニキビ跡、傷跡などに効果を発揮するフラクショナルレーザーをはじめ、脱毛、シミに対するレーザー治療、ラジオ波治療などを導入し、最大限の効果が得られる治療を実施している。また須藤院長は、寝たきりの高齢者に多い湿疹や褥瘡(じょくそう・床ずれ)などに対する訪問診療(往診)も積極的に行っている。手術日があるため診察は予約制で、土・日、夜間診療も行っている。
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口臭ケアをされている方へText by 北斗歯科クリニック土永 浩史
人とのコミュニケーションを取る方法には様々なものがあります。欧州の国には挨拶代わりにキスを交わすほど、人との距離感が近い国がある一方、日本人はコミュニケーションの際にそれより一定の距離を維持する傾向があります。そのためでしょうか、そういった距離感が近い文化がある国の人は、口臭ケアに敏感であるという話を耳にします。そうはいっても、近年我々日本人もやはり口臭ケアをされている方は多くなっています。口臭対策として市販の洗口液(例:コンクールF、リステリン®、モンダミン等)を使用されるケースが多いようです。洗口液に含まれることがある塩化亜鉛や二酸化塩素、カテキンは、口臭の主成分である揮発性硫黄化合物に作用し、口臭の減少が期待されます。また、同じく洗口液に含まれることがあるグルコン酸クロルヘキシジン(CHG)やセチルビリジニウム塩化物(CPC)は、口臭の主成分を産生する口腔細菌への殺菌作用のため、口臭の元を断つ効果が期待されます。しかし、洗口液を使っても効果が実感できなく、やめてしまった方もいらっしゃると思います。前回のコラムで掲載しましたが、口臭を根本的に減らすには歯科医院で原因を診断し、それが歯周病や虫歯等であれば治療し、口腔清掃が不良である場合は歯に付いた汚れを歯ブラシ等で除去し、舌の上にある舌苔を舌ブラシ等で除去する必要があります。洗口液の効果が期待できるのは、プラークコントロールができている状態で使うことです。一番効果的なのは歯科医院で専門的口腔清掃を行った後に、洗口液を使い続けることです。口臭対策を希望する方のほか、虫歯になりやすい方や歯周病対策が必要な方、お口が渇きやすいという感覚をお持ちの方など、様々なケースがございます。洗口液をお使いいただく場合、歯科医院でご自身にどの洗口液が合っているかをご相談されるのもよろしいかと思われます。
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