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月経痛には昔からの知恵を

Text by 湯の川女性クリニック 小葉松 洋子
男性にはわからない若い女性の悩みに月経痛があります。20代以上の女性で月経痛がひどい場合には子宮内膜症や子宮筋腫を疑わなければなりませんが、10代の女の子の月経痛には生活習慣が原因と考えられる患者さんが増えています。悪い生活習慣の一番手は「寒い季節のなま足」です。下半身を冷やすことが月経痛をつらくしていることに気づかず、堂々となま足で受診し私から説教される女の子は後を絶ちません。昔から「女性は身体を冷やすとよくない」と言われていますが月経が近づいたら、冷たい食べ物、飲み物を避け、暖かい食事、暖まる食材(ネギやショウガなど)を取るだけでも月経痛が軽くなる可能性があります。意外と知られていませんが、喫煙や受動喫煙も月経痛悪化の原因になります。お父さんのたばこで娘が月経痛なんてかわいそうですね。
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若返り・美肌・健康維持のためのサプリメント外来とは?

サプリメント外来は、今まで自己診断していたあなたの栄養状態を血液検査に基づき科学的に解析して、あなたに必要な栄養素(高濃度高吸収率で信頼度の高いドクターズメイドサプリメント)を提供し、栄養面から健康を数ヶ月サポートするシステムです。たとえば、栄養素であるたんぱく質に注目すると、私たちの体はほとんどがたんぱく質によって作られています。ほとんどの細胞は目には見えないけれども、『数週間の期間で新しい細胞に入れ替わっている』ことをほとんどの方は知りません。若返りのためのコラーゲンが鉄とアミノ酸とビタミンCで造られていることを知りません。新しい細胞を造るためには口から原料となるたんぱく質(アミノ酸)を摂らなければなりませんが、『本当に体内に吸収されているか』を検査するのが栄養解析検査です。「原料がなければどんな薬を投与しても私たちの細胞やその細胞が働くためのホルモンや酵素を造ることができない」という考え方から、アメリカ合衆国の二人のノーベル賞を受けた精神学者が考案した生理学的に納得できる信頼の高い高濃度で吸収率の高いプロテインやアミノ酸、ビタミンB群などを提供する予防治療方法です。『自分では十分に摂っている』と思っていても、体内の消化酵素(たんぱく質不足で不足している可能性がある)で分解されずに、体に吸収されていないことが十分考えられます。そのためにも血液栄養解析は必要です。薬だけではなく、たんぱく質(肉、魚)、脂質(魚、オリーブ油)、ビタミン・ミネラル(野菜)などに目を向けて、健康維持、美肌・肌の若返りをしてみませんか。
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糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)

Text by 江口眼科病院 森 文彦
糖尿病の患者さんはその予備軍を加えると1500万人に及ぶといわれ、日本人のほぼ10人に1人ということになります。その合併症の一つである糖尿病網膜症の有病率は約30%です。糖尿病になると、眼の神経の膜である網膜に酸素や栄養を送っている血管の一部に瘤(こぶ)ができ、脂肪やタンパクがにじみでたり、瘤が破れて出血したりします。さらに進行すると血行が悪くなって、網膜への酸素や栄養がとだえ、網膜のあちこちに病的な新生血管ができます。この血管はもろく、出血しやすく硝子体出血や網膜剥離(もうまくはくり)を引き起こし、失明に至ることがあります。糖尿病網膜症の治療は、内科医による血糖コントロールと、眼科医による網膜光凝固や硝子体手術ということになります。糖尿病患者さんは、診断がついたらすぐに眼科医による定期的な眼底(がんてい)検査が必要です。
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花粉症 ~正しい治療をしましょう

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
春先になりますとテレビや新聞などでスギ花粉症が話題となり、飛散予報や対処法が紹介されたりします。北海道ではスギ花粉症はあまりなじみがないかもしれませんが、道南地域にはスギがありますので花粉症に悩まされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。スギ花粉は函館周辺では例年3月下旬から飛び始め、4月上旬から中旬にピークとなり4月いっぱいで終わります。花粉症治療でのポイントは帰宅時に花粉を払い屋内に持ち込まないこと、薬物療法をしっかりと行うことです。花粉症の治療では症状が出る前から服薬などで治療を始める方が、症状が軽くすむことがわかっていますので、シーズン前に治療を始められることをおすすめします。5月からはイネ科花粉(カモガヤ、オオアワガエリ)が飛び始めます。しっかりと備えましょう。
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矯正治療の目的

Text by 大内歯科医院 大内 英樹
新学期を迎え、お子さんの歯列矯正治療を考えているご家族も多いと思います。「悪い歯並びは病気でしょうか?治療しなければいけないでしょうか?」と相談されることがあります。
もちろん、重症例は病気と考えられますが、軽症例はどうでしょう?教科書によれば、「歯列矯正治療の目的は虫歯・歯槽膿漏(しそうのうろう)や顎関節症の予防をする」とあります。
日本人の9割が、歯並びに何らかの問題を抱えていると言われていますが、皆さんが健康を害しているわけではありません。
では審美性のみが目的でしょうか?私たち歯科矯正医は歯列矯正治療を「より良い人生を送るための健康増進手段」と考えています。
よく噛める機能的な咬み合わせと整った歯並びによる美しい笑顔は、お子さんの将来はもちろん、高齢化社会においては成人にも大きな財産になると考えています。
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