■ご訪問者数:29766388
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

『めまい』を考える

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
「めまい」は医者泣かせの症状です。他覚的には、「眼振」という特徴的な目の動きやふらつく姿も見られず、自覚症状だけのこともあり、原因がわからないこともしばしばです。今回は、この厄介な「めまい」を考えます。「めまい」とは、体のバランスをとる働きの不調と表現できるでしょう。
体の傾きや動きを感じるには、「視覚(物を見る)」「平衡感覚(耳の奥にある三半規管などによる)」「深部感覚(筋肉や、関節からの感覚)」、これらの感覚を脳に伝える「神経経路」、そして最終的に全ての情報を統合する「脳」が関わっています。このどこに障害が起きても「めまい」が生じます。しかし、「深部感覚」や「神経経路」の障害による「めまい」は、注目されることが少ないような気がします。
医師からでさえ、「首や腰、膝や足の病気でめまいなど起きない」と言われることが多いのですが、耳や脳を検査して「異常なし」とされた「めまい」の患者さんの中には、頸椎や腰椎に原因が疑われる方がいらっしゃいます。偉い先生の書いた「めまい」についての分厚い本にも、背骨を支えている筋肉の感覚異常から「めまい」が生じることが書かれています。
体の重心を支えている関節や筋肉に異常があれば、ふらつくのは当然です。頸椎や腰椎に病気があれば、その両脇の筋肉に負担がかかることも納得できます。
さらに、糖尿病でも末梢神経障害が生じることがありますが、このとき「平らなところを歩いていても、砂利の上を歩いているみたい」と表現されることがあります。
こんなときも「めまい」という自覚症状となることがあります。「めまい」は強い恐怖を感じるものです。実際、脳卒中の場合は命の危険もあります。
頸椎、腰椎の病気や末梢神経障害の場合、比較的「めまい」が軽い印象がありますが、不快なことに変わりません。
耳や脳に異常が見つからないとき、頸椎・腰椎などの脊椎や末梢神経の障害を疑うことも必要でしょう。
続きを読む

風に当たると涙が出てきます

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
空気が冷たくなる冬場や風が強くなる春先になると、外出時に涙が増えるという方が多くなります。涙は涙腺(るいせん)から出てきて目を潤すと、目頭にある涙点(るいてん)から鼻涙管(びるいかん)を通って鼻の穴に捨てられます。そのどこかが狭くなると涙目になってしまいます。また、白目の表面の結膜(けつまく)がたるんでくると涙点を抑えて涙目になったり涙がくっつくので不快感が出てきます。治療法としてはまず涙の量を減らす点眼薬を使ったり、風が目に当たらないようなカバーの付いた保護眼鏡をかけてみます。涙点や鼻涙管が狭い場合には切って広げたり、シリコンチューブを入れて狭くなっているところを広げる手術をします。白内障の方は目がぼやけるのを涙のせいに感じる場合もあります。
続きを読む

家庭血圧を測りましょう

Text by 関口内科 関口 洋平
「えっ、血圧160もありますか?家を出る前に測った時は、120だったんです。私、先生の前ではいつも高いんです・・・」そう言ってAさんが提示した家庭血圧帳には、綺麗な折れ線グラフが描かれ、自宅で朝と夜に自己測定した血圧(これを家庭血圧といいます)はいつも正常であることを示していました。このAさんのように診察した時の血圧は高いが家庭血圧は正常であるという場合は、ほとんど問題になることはありません。それは診察のときに測る血圧よりも夜間や早朝の血圧のほうが、将来起こす疾病に関係するということが解っているからです。病院で緊張した時などに血圧が高くなる事を白衣現象または白衣高血圧と言い、その頻度はけして少なくはありません。家庭血圧を知ることによって、降圧薬を不必要に増量されることがなくなり、患者さんも医師も安心して治療を続けることができるようになります。現在日本の家庭には、実に3000万台以上の家庭血圧計があり、高血圧の患者さんの8割弱の人が所有していると言われています。しかし、これだけ普及した家庭血圧計ですが、ある調査では家庭血圧の高血圧基準値を正しく知っている患者さんは、2.4%しかいなかったとの報告があります。来年の一月には、高血圧治療の基準となるガイドラインの5年ぶりの改訂(JSH2009)が日本高血圧学会より発表されます。その中では家庭血圧の重要性が強調され、初めて家庭血圧による降圧目標値が暫定的に設定される予定です。降圧目標値は①若年・中年者125/80mmHg未満②高齢者135/85mmHg未満③糖尿病、腎臓病、心筋梗塞後患者125/75mmHg未満④脳血管障害患者135/85mmHg未満になると思われます。家庭血圧は、朝と夜に1回ずつ連日長時間測定し、その平均を評価していくものですので、その都度の測定値に一喜一憂せず、記録した血圧手帳を主治医にきちんと見せることがとても大切です。
続きを読む

深いシワやタルミ

上唇の深いたてじわ、目の下にできるタルミやシワ、鼻から口にかけて頬に出るほうれい線は歳とともに深くはっきりできます。人を老けてみせるこれらのシワやタルミが気になるときには、今までは美容形成による外科手術が速く確実に治療する方法でした。しかし、メスを使わないシワ・タルミの最新治療方法として、皮膚再生治療法『セルリバイブ・ジータ』と『ハッピーリフト、』があります。『セルリバイブ・ジータ』は自分の血液中の血小板の活性因子を採取して注入する安全な注入治療で、施術後2時間ですぐに化粧ができて、従来の治療方法と比較して三次元でボリュームアップして、タルミやシワの改善がはっきり認められ、自己のコラーゲンが増加して、2~3年長期のお肌のタイトニング効果も期待できます。また、『頬から顎のラインのたるみなど』気になる部分にメスを使わず、特殊な糸を使用し、30分~1時間の短時間で引き上げ、フェイスラインをシャープにする方法として『ハッピーリフト』があります。施術後の日常生活にも支障をきたさないことが特徴です。老化したものは治らないと思われている方がいらっしゃりますが、これからは遅らせたり、改善できる時代なのです。
続きを読む

目薬でも改善しない目の不快感は?

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
目の乾き、かすみ、涙目、ゴロゴロする、しょぼしょぼする、などの不快感は、60歳以上になるとほとんどの方が感じているようです。実は、これは涙と深い関係があります。健康な目は、下まぶたにたまった涙が、まばたきによって持ち上げられ、眼球の表面を覆います。歳を取ると、涙の量が少なくなったり、涙の質が悪くなったりするために、充分に眼球表面を潤すことができなくなるのが「ドライアイ」です。目の乾きがあると、こすれる原因になり、先に述べたような不快感が出るので、眼球表面を保護、または抗炎症の点眼をつけなくてはなりません。「ドライアイ」は、目をつぶっていると症状が軽く感じるのがポイントです。それに比べて、目をつぶってもずっと不快感がとれない病気に「結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)」というものがあります。人は一日に1~2万回もまばたきをしているので、歳を取るにつれ、結膜(白目の表面の薄い膜)のたるみができてしまうのです。この結膜のたるみができてしまうと、このたるみが邪魔して、下まぶたに涙がたまることができなくなり、涙があふれたり、涙が正常に眼球表面を覆えなくなり、乾き目になったりします。この「結膜弛緩症」は、軽い症状の場合は、ドライアイと同じような点眼治療でも効果がありますが、不快感が続いている場合には、たるんだ結膜を縮める手術が効果的です。表面麻酔をして痛みを感じなくしてから、たるんだ結膜の部分に熱を加えて縮ませることができます。これは、切開して縫い縮める方法よりも術後の痛みも少なく、外来で10分前後で終了する手術方法です。下まぶたのすぐ内側に透明な膜のような物がたるんで見える方・目の不快感が取れない方は、結膜弛緩症かもしれませんので、一度眼科を受診してみて下さい。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科
医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科