
- 症状で探す
- 病院名で探す
- 診療科目で探す
- 地図で探す
- キーワードで探す
背中
自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
函館市・七飯町・北斗市
|
その他の道南地方
|
医科の診療科目 |
歯科の診療科目 |

前立腺がんText by 医療法人社団やまだクリニック 山田 裕一
今回は前立腺がんという男性特有のがんについて。男性のがんにかかる部位で多いのは、順に、胃、肺、大腸、前立腺で4位。亡くなるのは肺、胃、大腸、肝臓、膵臓に次ぐ6位です。かかる率、発見が多いのは食生活の変化もありますが、PSA検査の普及が大きいです。前立腺がんの発見率が向上し、死亡率が低下していることの一つの要因でもあります。PSAとは血液検査でわかる前立腺のがんの腫瘍マーカーで、数値が高いほどがんが疑われます。女性特有の子宮がん、乳がんについてはどこの自治体でも検診の項目として助成されていますが、男性の前立腺がんは簡単なスクリーニングがあるのにそうもいかないのが現状です。PSAは、どの病院でも検査(保険適用外)できますので、心配な方はかかりつけの医師にご相談ください。
|
目の現代病『加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)』Text by 藤原眼科 藤原 慎太郎
こんな風に見えてませんか?
加齢黄斑変性の症状は、視野の中央がよく見えない、歪む、暗く見えるなどです。 最初は片方の眼に起きて程度も軽いために、見過ごしていることも少なくありません。 しかし徐々に、病型によっては急速に視力が低下してしまいます。 通常、中心以外の視野は保たれ全く光を失ってしまうことはありませんが、見たいところが見えず読みたい文字が読めないというとても不便な状態になってしまいます。 欧米では中途失明原因のトップが加齢黄斑変性です。 日本でも高齢化や生活様式の変化などのためか、この病気が急増しています。 患者さんのほとんどは六十歳以上で喫煙者、男性に多いという特徴があります。網膜のなかで一番重要なのは黄斑 黄斑とは網膜の中央にある物を見るために一番重要な部分です。 ものの形、大きさ、色、立体性、距離などの光の情報の大半を識別しています。 どうすれば早期に発見できますか? 格子状の表を使い片目で見る習慣をつけるのが一番簡単な方法です。 字が読みにくい、見る中心が暗くなる、細かい線が歪んで見えるという症状に注意しましょう。 加齢黄斑変性の種類は?加齢黄斑変性には二つのタイプがあり、視力の経過や治療手段が異なります。1.萎縮(いしゅく)型 黄斑の組織が加齢とともに萎縮してくるもので、加齢黄斑変性の多くはこのタイプです。症状の進行はゆっくりです。2.滲出(しんしゅつ)型 黄斑を中心に出血と滲出物がみられます。萎縮型よりも進行が早く、異常な血管の成長とそこからの出血や滲出物により症状が悪化していきます。どのような治療法がありますか? 病気の進行度や重症度、また病型によって治療法はいくつかあります。 滲出型に対しては血管の異常な働きを抑える薬剤を注射する「薬物療法」、光に反応する薬剤を投与しレーザーを病変部に照射する「光線力学療法」などがあります。 詳しくは眼科医におたずねください。 |
Vビームによるレーザーフェイシャル なかなか治らない赤ら顔・ニキビの赤みや傷跡の赤みの治療Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
レーザーは単一波長の高いエネルギー密度を持った光の束です。この光の束を波長、照射時間、照射間隔、強さなど精密に疾患に対応するように加工したものがレーザー医療機器です。現在、たくさんのレーザーと光束を応用した医療機器はあります。ただ、魔法の方法ではないので色を消しゴムのようにすぐに消すことはできません。では、どのようなレーザーで、『なかなか治らない赤ら顔・ニキビの赤み・傷跡の赤みの治療』を行うのでしょうか。現在、皮膚領域で用いられているこれらの症状を治療するレーザー医療機器は、Vビーム(色素レーザー)でこのオレンジ色の光は血管の中の血液の赤い色素(酸化ヘモグロビン)に大変よく反応する波長のレーザーです。このレーザーは肌に当てると肌を通り抜けて血管を流れる血にあたり熱を持ち、その熱を利用して血管をふさいでいきます。一回ではすべての血管をふさぐことはできませんので期間をあけて繰り返しレーザーをあてることで血管がだんだん目立たなくなります。一般にレーザーと言われているものと大きな違いは、医療用レーザー・光治療機器は強力なエネルギー密度を制御する非常に緻密構造の医療治療機器であるということです。老化は最初に血管から始まると言われています。Vビームによるレーザーフェイシャルは『目の周囲の小しわ、手のしみ・しわ』にも効果があり、従来のしみしわの若返り医療機器とは違い、肌にレーザーを照射して血管の内壁の内皮細胞に働きかけサイトカインを産生させ周辺の細胞に刺激を与え組織の若返りを図るものです。施術後すぐに化粧ができ、表面麻酔を行うので痛みも少なく、施術時間も顔の場合は5〜10分と短時間です。今までのレーザー、RFなどのしみしわの若返り医療機器は、メラニンやコラーゲンに『喝』でしたが、Vビームによるレーザーフェイシャルは、血管に『喝』ということです。
|
舌下免疫療法 〜新たなアレルギー性鼻炎の治療法〜Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
アレルギー性鼻炎の新しい治療法として舌下免疫療法が保険適用になりました。これは、原因物質を投与していくことにより、アレルゲンに暴露された場合に起こる症状を緩和する治療法で、対象はスギ花粉症の12歳以上の方です。アレルゲン抽出液を舌下に滴下するという方法で行い、初回は病院で、以後は毎日1日1回ご自身で行います。2週間かけて徐々に増量していき維持量になったら3年以上継続することが必要です。この治療法の注意点は、①治療の開始時期は花粉非飛散期に限られる。②アナフィラキシーショックなどの強いアレルギー反応が起こる危険性がある。③治療医は関連学会の講習を修了している者で副作用発症時に迅速に対応できる医療施設、あるいは対応できる医療施設と連携している医療施設でなければならない。などです。興味がある方は耳鼻咽喉科にお尋ねください。
|
C型肝炎の治療は新時代へText by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
肝臓病の原因は数多くありますが、B型肝炎・C型肝炎に代表されるウイルス性の慢性肝炎は特に気を付けなければならない病気です。これらは主に輸血など血液を介して感染しますが、感染ルートが不明の場合も少なくありません。この病気の怖いところは、感染後長年症状のないまま肝硬変や肝臓がんになっていくことです。今から30年ほど前までは有効な治療法がなく、肝機能をできるだけ維持する治療を行うのが精一杯の時代が続きました。1980年代にウイルスの排除(追い出すこと)を目的とするインターフェロン治療が始まりました。しかしインターフェロンは長期間頻回の注射を必要とする上に副作用も多く、その上ウイルス排除の成功率も低かったため満足できる状況とは言えませんでした。B型肝炎については2000年頃よりウイルスの増殖を抑える内服治療が登場し現在も多く使われていますが、C型肝炎の方はインターフェロンを必要とする時代が長く続きました。しかし昨年その状況に風穴があくことになりました。C型肝炎に対して副作用も少なくウイルス排除の成功率が85%から100%という内服治療薬が登場したのです。インターフェロン時代の苦労を考えるとまさに夢のような数字といえます。C型肝炎ウイルスにはいくつかの型があり、発売当初は日本人に最も多い1型に対する薬でしたが、今年に入って2型に対する治療薬も登場し日本のC型肝炎のウイルス型をほぼ網羅できるようになりました。さらに治療期間も当初の6カ月間から3カ月間に短縮されつつあるなど、次々に新薬が登場しています。C型肝炎はまさに治る時代に入ったといえるでしょう。医療の進歩というよりメーカーの開発競争の成果としての側面も大きいわけですが、結果として多くの患者さんがその恩恵をうけ健康を取り戻せるようになります。治療には国や道の医療費助成を受けることができますので、消化器病・肝臓病の専門医によく相談しましょう。
|








