■ご訪問者数:29859357
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

男性の性(21)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
『性に目覚める頃』というと「ふるさとは遠きにありて思ふものそして悲しくうたふもの」の詩人・室生犀星の小説を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、思春期「春を思う時期」の[春」を「性」に置き換えれば、『性に目覚める頃』というのは『思春期』とほぼ同じ意味と考えてよさそうです。ところで、その思春期の始まり、つまり『性に目覚めた時』はいつか?というと、女子では『初潮』というはっきりした徴候があり、昔は(今でも?)家で赤飯を炊いてお祝いしたりして非常に開放的であり、初潮以後は生理用品を携帯したり、その頃から乳房や臀部が発達して、見た目にも、「おそらくそうだろう」と世間的にも認知されるわけですが、男子の場合は、女子の初潮に当たる精通現象(最初の射精)が夢精にせよ自慰にせよ秘密裏に(つまりコッソリと)処理されることが多く、またその発来時期も、初潮のように熟柿が枝から落ちる如き自然な発来とはやや趣を異にしていて、最初の射精が思春期の始まりと一致しない場合が多々あります。陰茎・陰のう・精巣(睾丸)・陰毛の発達も衣服に覆われているため外見上は判断しにくく、背が伸び喉仏が出てきて声が低くなりヒゲがうっすらと(文字通り産毛に毛の生えた程度)生えてくると、「おそらくそうだろう」と判断されますが、精通現象については推測するしかないわけです。つまり、女子では『性に目覚めている』かどうかは、外見や行動から比較的容易に判断できるのに対し、男子では外見ではそう見えても、実際はまだ最初の射精がなく、まだ性に目覚めていない場合もあるということです。昔、花街や花柳界に生まれた男の子は、周りにその道のプロの女性が大勢いるため、筆下ろし(初体験)が極めて早く、初めての性交で初めて射精、ということが珍しくなかったそうです(羨ましい)。また江戸時代の大奥のように、将軍とその正室が年少の場合、正室にきちんと性技指導をする役職があったそうですから、男側がまだ性に目覚めていなくても、それなりに何とかなっていたようです。(つづく)
続きを読む

再生医療とリハビリテーション

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
京都大学山中教授のノーベル賞受賞以来、iPS細胞による再生医療に対する期待が高まっています。一部の病気で臨床試験が間もなく開始されるという報道もあり、いよいよ現実味が出て来ました。こうした状況を受けて、患者さんの中には「もうすぐ再生医療が実用化されて、自分の脳卒中後遺症は細胞を移植すれば治る。だから、リハビリなんか止める」という人が出て来ました。果たして、iPS細胞から作った神経細胞(正しくは神経幹細胞)を移植すれば、脳の病気は何でも治るのでしょうか?リハビリは不要になるのでしょうか?答えは「ノー」です。脳は、よくコンピューターに例えられます。脳卒中で脳が大きく壊れた時、これに再生医療技術を用いるのは、いわば、パソコンを「リカバリー」して、買ってきた時の状態に戻すことに似ています。実際には、買ってきたパソコンは色々なプログラムが入って、初めて使えるようになります。例えば、脳梗塞で脳の一部が障害された状況を思い浮かべます。病気の範囲が小さくて、パソコンでいえば「回路の一部が切れた」程度ならば、細胞移植だけで回復する可能性は大きいでしょう。しかし、病気に侵された範囲が広い場合、事は簡単ではありません。神経回路が回復しても、それまでの人生で身に付けたこと(プログラム)は、もう一度脳に覚えさせなければなりません。別の例えで言えば、体が自動車で、脳がドライバーだとします。ドライバーが病気になったなら、ドライバーを交代させれば良いはずですが、交代ドライバーとして移植された細胞は、まだ運転の仕方を知らない子供のようなものです。手足は自在に動かせますが、運転操作は練習で身につけなければなりません。この練習こそ、リハビリテーションです。残念ながら、再生医療が実現しても、何の努力もなしに元通りになるということは期待しない方がいいでしょう。むしろ、リハビリは益々重要になってくると思われます。
続きを読む

白内障手術をいつするべきか?

Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
近年TVなどで、日帰り白内障手術が取り上げられ、白内障手術は、誰にとっても楽な手術と思う方も多いと思います。しかし、手術をする側の眼科医にとっては、手術前後はしっかり感染予防をするなど気をつけることはたくさんあります。ある程度までの白内障ならば、現在主流の超音波乳化吸引術で行えますが、白内障が進むと、とても硬くなることがあり、超音波乳化吸引術が困難になり、傷を大きく広げる手術に変更しなければならなくなります。以前言われていたように、「白内障はかなり進んでからじゃないと手術はできない」というのは間違いで、ご自分が不便を感じた時が手術の時期と考えてよいと思います。白内障は加齢性の変化であり、失明するような病気ではないので、見えづらいと感じたら手術をすればよいのですが、硬くなりすぎる前の方が低リスクで手術を行えます。あまりに硬く、濃い茶色に濁るまで放置すると手術の危険性が増してしまいます。見えづらさを感じたら、眼科を受診して、白内障手術が必要かどうかをご相談下さい。
続きを読む

寒くなってきたので

階段を上がる時や荷物を持って歩く時に、胸が締め付けられるように苦しくなる、
「狭心症(きょうしんしょう)」と言う病気があります。冬の寒い朝、出かける時になって初めて、胸が苦しくなるのが、最初の症状としては多いようです。普通、運動をする前には準備運動をするように、心臓も朝はウオーミングアップが必要です。部屋が寒い時には、フトンの中で3~4回寝返りを打ってから起きるとか、寝坊をしてバタバタと出かけなければならない時も、少しだけ時間をとって、体が温まってから出かける方が、心筋梗塞などの心事故を予防できて、安全な暮らし方です。症状が軽い時は、5~10分で胸痛が鎮まりますが、それは「そのまま放って置かずに専門医にかかってネ」と言う心臓からのメッセージです。耳を傾けて、専門医に相談されることをお勧めします。
続きを読む

真ん中がぼやける病気

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
視線の真ん中がぼやけてくる病気にはどんな病気があるのでしょうか。働き盛りでストレスの多い中年男性に多いと言われるのが中心性漿液性網脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいもうみゃくらくまくしょう)です。視力低下は軽度で近くを見た時に特に文字が内側にゆがんで見えるのが特徴です。網膜の中心部である黄斑部(おうはんぶ)が薄くなってくるというのが黄斑円孔(おうはんえんこう)と言う病気で、中心部がゆがんだり暗く感じます。高齢者に多いのが、加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)です。中心部が強くゆがんできて視力も著しく低下してしまいます。最近レーザーを使った治療が出来るようになりましたが、早期発見が重要です。家庭では片目ずつ窓などの桟(さん)を見てゆがみがあるかを調べてみると簡単に検査が出来ます。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

あ
医科 歯科  
か
医科 歯科  
さ
医科 歯科  
た
医科
な
医科 歯科  
は
医科 歯科  
ま
医科 歯科  
や
医科