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ステイホームでスマホ老眼が急増!!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
人間の目の構造は、カメラに似ています。水晶体は、カメラのレンズにあたり、遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなるように調節しています。老眼とは、この調節力が衰えてくる状態で40歳前後から始まります。しかし、最近は、近くが見づらい・かすんで見える・夕方になると物が見づらい・頭痛・肩こりなどの老眼の症状が、小学生から30代までの若い方にも出てきているのです。去年からのコロナ禍によりステイホーム時間が増え、スマホに触れる時間が増えているようで、若い人の10人に1人は、15時間以上もスマホを見ているとのことです。こんなに長時間スマホを見ていると、調節力が衰えて老眼と同じ症状が出る、いわゆる「スマホ老眼」になってしまいます。また、下向き姿勢で頬やあごもたるみ、老け顔になるとも言われています。ぜひ眼科で正確な視力検査を受けてみましょう。
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季節性アレルギーと喘息の話

Text by ききょう内科クリニック 蓮沼 晶子
ここ数年積雪量が多くなってきた函館ですがようやく雪解けの季節を迎え、春が近づいてきているのを実感します。しかしながらこの時期から徐々に花粉症(鼻炎や結膜炎)に悩まされる方が増えてきます。また、喘息をお持ちの方も季節の変わり目になると症状がひどくなる方が多く認められます。春・秋の季節の変わり目や、気候の不安定な時期に喘息発作が出やすいことは古くからよく知られています(季節の変わり目に喘息が悪化する原因は、気温、湿度、気圧などの物理的要因と、気候・気象の変化に伴うダニ、カビ、花粉などのアレルゲン、および大気汚染物質を始めとする大気成分の量的・質的変化などが考えられています)。この季節の道南地区のアレルギー症状はスギ・ハンノキ・シラカバなどの花粉によっておこされることが多いです(道南地区は北海道内で唯一スギが自生しています)。以前スギ花粉症はアレルギー性鼻炎や結膜炎の原因にはなっても、喘息を起こすことはあまり多くないと言われていましたが必ずしもそうとは言い切れないことがわかってきています。実は喘息の方でアレルギー性鼻炎を合併している頻度が約50~70%と非常に高率です。アレルギー性鼻炎の方から見ても、喘息を合併している頻度が約10~20%あるといわれています。従って、スギ花粉症の患者が喘息になるのはもともと喘息体質があって、気管支が過敏な人がスギ花紛やそれ以外のアレルゲン(ダニ、ペット、カビ)に対して喘息になると考えられます(喘息の主たる原因はダニとハウスダウトといわれています)。春が過ぎ夏になるとカモガヤ、秋にはブタクサ・ヨモギの花粉が飛散します。季節性アレルギーをお持ちの患者さんはその時期に合わせて適切な治療を受けることが必要です。
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遠近両用コンタクトレンズと老眼

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
眼科の診療は、ほとんどが顕微鏡をのぞきながらの診察になりますが、涙目の検査をするときなど、肉眼で患者さんにすごく近づいて行うことがあります。50歳を超えると、そのように近づいて検査する時、患者さんの目を見るのが辛くなってきてしまいました。老眼の始まりです。近視用のコンタクトレンズをしている方で老眼になってくると面倒くさくなってきてやめてしまう方も多く見受けられます。しかし、最近では「遠近両用コンタクトレンズ(以下CL)」という物があり、遠くから近くまではっきり見ることができるようになってきました。はたして遠近両用CLの仕組みはどうなっているのでしょうか?遠近両用CLはあの小さいコンタクトレンズの中に、遠くが見える度数と近くが見える度数が同心円状に並んでいます。そして、遠くにピントの合う光と近くにピントの合う光の二つの光が常時目に入ってくるのですが、遠くを見ようと思った時・近くを見ようと思った時、それぞれに目的の光情報を頭の中でピックアップして、いらない光情報を半分カットしています。それ故、逆にピントの合っていない光情報も、常に目の中に入っているためちょっとにじんだように感じられてしまいます。ですからレンズの大きな普通の眼鏡に比べて全てがすっきりというわけにもいかないのが実情です。それでも数日するとその見え方にも慣れてきて違和感が次第に消えていきます。自分も初めて遠近両用CLに替えてみたときには、近くの文字がぐっと見やすくなり、診察の時も患者さんの目がよく見えるようになりました。最近はゴルフをするのにスコアカードが見えない、老眼鏡をかけるのはファッション的に格好悪いので遠近両用CLを希望しますというような、50歳になってCLを初めて使う方も増えています。
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サプリメント外来/美と健康について

美容形成で『美しさ』そして『健康』を語るとき脳の働きと『心』は非常に大切です。そして脳の働きと『心』を話すときたんぱく質やビタミンを摂っていることが大切であることもわかります。サプリメント外来は今まで自己診断していたあなたの栄養状態を血液検査に基づき科学的に解析してあなたに必要な栄養素(高濃度高吸収率で信頼度の高いクターズメイドサプリメント)を提供し、栄養面から健康を数カ月間サポートするシステムです。たとえば、栄養素であるたんぱく質に注目すると、肌がたんぱく質からできていることはもとより、私たちの体はほとんどがたんぱく質によって作られています。その細胞のたんぱく質は常に入れ替わり、また、ほとんどの細胞も目には見えないけれども数週間の期間で新しい細胞に入れ替わっていることを多くの方は知りません。新しい細胞を作るためには口から原料となるたんぱく質を摂らなければなりませんが、『果たして取っているかどうか』を検査するのが栄養解析検査です。『原料がなければどんな薬を投与しても私たちの細胞やその細胞が働くためのホルモンや酵素を作ることができない。』という考え方から、アメリカ合衆国の二人のノーベル賞を受けた精神学者が考案した生理学的に納得できる信頼の高い高濃度で吸収率の高いプロテインやアミノ酸を提供する予防治療方法です。自分では十分に取っていると思っていても消化酵素で分解されて体に吸収されていないことが十分考えられます。そのためにも血液栄養解析は必要です。美は短時間に合理的にあなたを判断する一つの大きな基準です。そして時間をかけて内面の本質を判定していきます。美は色や形その調和(バランス)です。生物的には美は健康と関連があります。どうして美を求めるのでしょう。どうして無意識に美に目を奪われるのでしょう。美と健康は次の世代を築くためのパートナー選びに必要な判断基準の一つであるからです。あなたの脳の中の遺伝子的記憶(先天的)には良きパートナーを選ぶ遺伝的行動・判断がす刷り込まれています。あなたは無意識に美に一瞬目を奪われます。そして次に理性が素早く取り巻く状況を判断して行動に修正を加えます。周りの人には気がつかない速さで美は遺伝子的な共通の判断基準なので、あなたは自然と美を手に入れようと努めます。美しい肌、健康な肌は健康な体に宿ります。健康を害すると肌は美しさを失います。健康な体はそれぞれの臓器をコントロールする脳の働きによってバランスよく調節されています。ですから、健康そして美を語るとき脳の働きと『心』は非常に大切です。
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高齢者の熱中症と水分摂取

Text by 関口内科 関口 洋平
「先生、これから暑くなると熱中症が心配なのですが、心臓が悪い私はどれくらいの水を飲んでもよいのですか?」と、心不全で入院したことがあるAさんが聞いてきました。どうやら、これからの夏を節電のためにエアコンの使用を控えようと考えているとのことでした。熱中症は毎年梅雨明けから増え始め近年の患者数は増加しています。平成22年度の統計調査によると、特に高齢者の熱中症では重症化する例が多く、熱中症全死亡者数の約8割が65才以上、死亡者数のピークは75才から89才の後期高齢者でした。若い人の熱中症はスポーツや労働中に屋外で発症することが多く、独居または配偶者との2人暮らし、家にエアコンがないなどの特徴がありました。高齢者特有の原因としては、不快な高温多湿環境に気づくのが遅れる、発汗機能が低下しているため体温調節が鈍化していることなどがあります。熱中症の予防には、室温湿度の管理と水分補給が重要です。節電に協力もしたいところですがエアコンや扇風機を適切に使用し、湿度計付き温度計を居室に置いて、室温28度以下、湿度60%以下に明確に定めて管理しましょう。飲水は、口渇に気づいた時はかなり脱水が進行している場合が多いため、一日の食事以外の水分量をあらかじめ決めておき、定期的に飲むようにすることが大切です。夜に緑茶やコーヒーを飲むと就寝後のトイレが増えますので、カフェインを含まないお茶や水の補給が良いでしょう。高齢者ではAさんのように心臓病のために医者から水分摂取量を制限されている人もいます。飲水増量が過度となり浮腫や心不全を発症させないようにすることが重要です。まずは飲水量を100ml増量して体重や浮腫が増えないことを数日間確認し、大丈夫であればさらに100mlずつ慎重に増量していきます。さらに重要な点は、夏が終わる頃には発汗量が減少しているので飲水量も元に戻すことを忘れないことです。
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