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緑内障について

Text by 江口眼科病院 高木 誠二
緑内障とは徐々に視野欠損の進行が見られる病気です。近年の中途失明の代表的な原因ですが、早期に治療を開始すれば重症になることを防げる可能性のある病気でもあります。初期には自覚症状がほとんどなく、診断のためには眼科にて検査をうける必要があります。緑内障の検査は眼底検査、眼圧検査、視野検査などが代表的なものでしたが、最近はこれに加えて光干渉断層計という眼底画像解析装置が導入されています。2000年ころから臨床にて使用が開始され、早期診断に非常に有用と、これまでも多く報告されています。また、緑内障の有病率は40歳以上では5%とも報告されていますが、そのうちの20%程度しか治療がされていないとも報告され、多くの緑内障患者が適切な治療を受けていないと考えられています。ぜひ一度、緑内障の色々な検査をうけてみましょう。
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プラネタリウムと歯科矯正

まったく関係のない2つの言葉ですが両方とも子供たちのために歯科医となってから興味を持ち勉強し始めたことです。
歯科矯正学は、一般になじみがあまりないと思いますが、唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)の子どもたちを医科大学がない地方都市の函館でも高度な優れた治療を受けることができるように歯科大学を卒業後、口腔外科と矯正歯科の医局での9年、米国・カナダでの口蓋裂治療現場を回り、経験。
その後、函館に戻ってきたわけです。また、プラネタリウムは上映施設のない函館でも子どもたちに自分の技術で見ることができる環境を作ろうと考えて8年前より続けていることです。
両方とも子どもたちに喜ばれている分野ですが、プラネタリウムのほうは、見た子どもから直接、「楽しかった」と言われることが多い分野です。
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美容外科・形成外科

美容外科は顔や体の外観をレーザー治療や外科手術によってきれいにする外科です。
形成外科は病気や事故で顔や体に生じた外観の異常や醜形をできるだけ正常な形にもどす外科です。
よくテレビで美容整形という言葉が使われますが、整形外科は骨・関節・筋肉の病気や機能障害を扱う外科なので、俗語としては使われますが正式名ではありません。
美容外科は女性にとって興味はありますが、遠いクリニックです。
最近では意識に変化がありますが、他の国とは違い、日本人には服装でも化粧でも周りの人に対し、意識的に自慢することを好まず、控えめをよしとする文化が無意識のうちにしみこんでいるからでしょうか。
ですから、美容外科を受診するのにじゃエネルギーが必要なようです。でも、美容外科・形成外科はなぜ必要なのでしょう。
私たちは感情を抑える理性という高度な頭脳を持っていますが、一方で、動物と同様に“きらびやかなものや鮮やかな色”に引き寄せられていく遺伝子的な習性(行動)を持っています。
私たち人間は理性をもって動物的な“美しさに引き寄せられる”この習性をコントロールすることはもちろん可能ですが、油断をするとやはり美しさに引き寄せられます。
“美しさの必然性”をなかなか否定することはできないのです。現実に、自分の外見上の悩みを解消すると呪縛から解放され、自分に自信が出てきて生活が楽しくなったり、性格が明るくなったりします。今、美容外科においては手術による治療からレーザー治療に変化し、最近では光治療(IPL)や高周波治療(RF)により傷をつけない、ガーゼや絆創膏をつけずに化粧ができて普段の生活ができるような治療に徐々に変化しています。老化がいまや社会問題になり女性はしみ・しわが問題になっていますが、美しさや清潔感など品位を感じる感性は老化しないといわれています。
年をとっても“美に対する追求”は続くのです。
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歯を白く保つために気をつけること

①ステイン沈着予防、除去効果のある歯磨剤(しまざい)を使用する。②炭酸飲料や酸性の食品の過剰な摂取は注意。③着色しやすい飲食物(コーヒー、紅茶、お茶、カレー、トマトソース、チョコレート、赤ワイン、合成着色料を使用した食品、キムチ、色の濃い果物)の摂取後は早めにブラッシングする。④洗口剤に含まれるポピドンヨードやグルコン酸クロルヘキシジンは沈着しやすいので表記をみるようにしてから購入する。⑤口腔(こうくう)内の乾燥は色が沈着しやすいので、唾液が出づらい方は歯科医師に相談する。⑥歯科医院にて定期的に歯のクリーニングを行う。上記の注意点を行っても、歯の黄ばみや色が気になる方は、ホワイトニングを行える歯科医院に相談してみて下さい。
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あなたはドライマウスではありませんか?

Text by 北美原クリニック 遠藤 明太
当院の外来では、口の渇きや、食べ物が飲み込みにくいという訴えで来院されるかたが意外と多くみられます。
ほとんどの方が糖尿病や食道の病気を心配されるようですが、実はその多くが口腔乾燥症が原因であることをご存知でしょうか。口腔乾燥症はドライマウスともいわれており、口が渇く、のどがかわく、パンやクッキーが食べにくい、味がおかしい、飲み込みにくい、など多様な症状を呈します。
原因はいろいろありますが、大きく分けると唾液の出方が少なくなるものと少なくならないものに分けられます。唾液は出ているが乾燥を感じるものの原因には、鼻がつまることで口呼吸が多くなるための過蒸発や、夜間に口をあけて寝ることなどがあげられます。問題は唾液の出方が少なくなるためにおこるドライマウスです。
主なものとして放射線治療後におこる唾液腺の分泌障害や手術、脳血管障害などに伴う神経障害によるもの、さらにある種の薬剤によってもおこりますし、一番多いのはやはりストレスに伴うもののようです。ドライマウスの状態を示す病気で見落としてはいけないものにシェーグレン症候群があげられます。
この病気は関節リウマチの親戚に当たる関節の痛みをともなう膠原病の一種ですが、女性に多くみられるのが特徴のひとつです。
口の中の症状としては虫歯が急に悪くなったり、義歯をつけたときの違和感なども起こります。
通常は目の乾燥も伴うため、目の異物感やかゆみ、さらにコンタクトレンズをすると痛くなるなどの症状も現れることがあります。
診断には耳鼻科、歯科口腔外科、眼科などの専門医の受診が必要になります。
また関節症状については整形外科や膠原病科の受診も必要となるでしょう。治療としては、唾液分泌を促す、うがい薬や飲み薬を使うことになります。
またストレスが原因の場合はそれを軽減する薬を使うこともしばしばあります。シェーグレン症候群は他の膠原病(全身性エリトマチートスなど)と同時に出てくることもあり、ドライマウスがきっかけで膠原病が見つかることも少なくありません。
ドライマウスが気になる方は一度医療機関を訪ねてみてはいかがでしょうか。
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