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気になるにおい…わきと足のスキンケアと治療

わきや足などにおいの気になるにおいのスキンケアは、まず、汗に対するスキンケアです。汗はエックリン腺トアポクリン腺から分泌されますが、アポクリン腺からたんぱく質や脂質がたくさん含まれた汗が出ます。その汗の成分が肌の表面で肌に居る細菌に分解されて独特の臭いにおいを発生させます。最近は、わきや足に適量のデオドラントクリーム塗ったりスプレーするだけで長時間効果があるスキンケアが行われています。しかし、においが強く気になる方や根本的な治療をお望みの方には多汗症や腋臭症の治療があります。形成外科・美容外科で行なわれている多汗症と腋臭症の治療方法には絶縁針を使用した電気凝固法(自費適用)ボツリヌスA毒素による治療方法(自費適用)クアドラカッターによる吸引法(自費適用)剪刀法(保険適用)があります。(1)電気分解法と(2)ボツリヌスA毒素による治療方法は日常生活に支障なく、誰にも治療したことが分からない、短時間(10~30分)で治療可能な方法です。よく言われているプチ手術的方法なので、改善度や効果期間が限定されます。(3)クアドラカッターによる吸引法、(4)剪刀法は手術後の創固定期間がありますが、長期間治療効果が安定していることがメリットです。(3)のクアドラカッターによる吸引法はわきに7mm程度の非常に短い切開を入れ、高速回転するカッターが装着された吸引管にて、汗腺を切除吸引する方法です。手術的治療方法として、固定期間4~7日と短く、安定した効果があり、傷跡が1cm以下と目立たないことが大きなメリットです。(4)の剪刀法は以前より行なわれている方法でわきに3~5cmの切開を1~2ヶ所を入れ、汗腺を切除する治療方法で、傷跡が目立ちます。創の固定期間は10~14日必要です。多汗症・腋臭症の治療方法はいろいろな方法があり、カウンセリングを受けた上、生活実情にあった治療方法を決めることが大切です。
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涙道内視鏡(るいどうないしきょう)を用いた新しい治療

Text by 江口眼科病院 昌原 英隆
冬になると涙が多いと気付かれている方も多いと思いますが、涙の分泌は冷たい刺激でより出やすくなっているからです。涙目の原因はいろいろあり、調べても原因がはっきりしない症候性流涙症も多いです。しかし一方で、涙が目から鼻へ流れる道である涙道が詰まった「涙道閉塞症」の治療に「涙道内視鏡」が登場し、従来の治療に比べて、安全で成功率が高い治療が可能となってきています。以前は、ブジーという針金で手探りで詰まった箇所を開通させていましたが、いまでは「涙道内視鏡」により、モニターを見ながら治療することもできるようになりました。また最近では、「鼻内視鏡」という鼻から涙道の開口部を見ることのできる内視鏡と組み合わせて治療することもでき、治療法は従来と比べて進歩しました。気になる症状がありましたらお近くの眼科医に相談してみて下さい。
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乳幼児の下痢~水分と食事の与え方~

Text by 望ヶ丘医院 藤崎 志保子
乳幼児は、さまざまな理由で下痢をします。基本的には、便がゆるくても、吐き気がなく元気で食欲があれば、食事を制限する必要はありません。吐き気が強く、嘔吐(おうと)を繰り返すときには、数時間、口に何も入れずにお腹を休ませますが、小児は脱水になりやすいので、点滴などの治療が必要になることがあります。吐き気が軽くなってきましたら、乳幼児用イオン飲料や医師から処方された経口(けいこう)補液剤を、少量ずつ頻回に与え、徐々に量を増やしてください。このとき、大人用のスポーツ飲料は、電解質と糖分の組成が違いますので、乳幼児の下痢のときには不向きなことがあり、注意が必要です。吐き気がなくなりましたら、ミルクや母乳、消化の良い食べ物を少しずつ開始します。乳児の場合、母乳はそのまま飲ませてあげてください。母乳は消化吸収に優れていますし、感染を防ぐ物質や下痢を治すための物質がたっぷりと含まれています。人工乳(ミルク)の場合は、下痢が軽いときには通常の濃度で、下痢が強いときには二分の一~三分の二程度に薄めたミルクから開始します。下痢が続くときには、特殊なミルクが必要な事もありますので、医師に相談してください。授乳の合間には、乳幼児用イオン飲料などで、不足している水分量を補いましょう。離乳食は、吐き気が無くなり水分が取れるようになってから再開します。下痢が軽いときは、一段階前の離乳食から開始し、下痢が強いときは、初期から再開します。便の様子を見ながら、あせらずにもとの段階にもどしていきます。幼児の場合は、水分が飲めるようになった段階で、重湯(おもゆ)、野菜スープ、みそ汁などを経て、お粥、柔らかくゆでたうどんや野菜(にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなど)、豆腐、白身魚、鶏のささみなどを与えていきます。いずれの場合も、原因や重症度で対応が異なることもありますので、医師の診察とアドバイスは必ず受けましょう。
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アレルギー性鼻炎 〜正しくつきあいましょう。

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
アレルギー性鼻炎は発作的に繰り返すくしゃみ、鼻水、鼻づまりを主な症状とする鼻炎です。しかし、残念ながら風邪と考えている方や風邪と診断されて治療されている方がおり残念に思っています。アレルギー性鼻炎は大きく通年性アレルギー性鼻炎(以下通年性)と季節性アレルギー性鼻炎(以下季節性)に分かれますが通年性の原因はダニ、ハウスダスト、カビ、季節性の原因のほとんどは花粉でいわゆる花粉症です。ダニ、ハウスダスト、カビは布団に多く存在しますので通年で夜寝てから朝方にかけて症状があれば通年性を疑います。また,花粉は春先、秋口に多く飛びますのでその時期に症状があれば花粉症の疑いがあります。確定診断には鼻汁中の好酸球の存在を確認し、血液検査で血清IgE検査を調べ原因に対する反応を確認します。治療には①原因の回避、除去②減感作療法③薬物療法など代表的な治療法です。原因の回避、除去は当然として基本となる治療はやはり内服薬、点鼻薬による薬物療法です。花粉症の治療で花粉が飛び始める2週間前から薬物療法を始めると症状が出てから始めるより症状が軽くすみます。通年性は原因が消えることがありませんから原則的には薬物療法を続けることが必要になります。残念ながらアレルギーは治癒する病気ではありませんので上手に薬を使用して症状を緩和することが重要です。鼻は空気中のゴミを取り除き加湿加温して肺に空気を送るという重要な役割がありますのでアレルギー性鼻炎を放置するとその重要な機能が失われてしまいますので風邪を引きやすくなったり蓄膿症(=副鼻腔炎)や中耳炎、嗅覚障害を誘発したり鼻血が出やすくなる、喘息発作が起こりやすくなるなど様々な病気の引き金となります。アレルギー性鼻炎をお持ちの方は基礎的な病気として安定させることは重要と言えます。特に小児では特に蓄膿症、中耳炎の予防し治療するためには押さえておくべき病気です。
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スクラブ洗顔にご注意

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
スクラブ洗顔というのをご存じでしょうか。元々スクラブというのは研磨剤のことです。洗顔石けんの中に入っている細かい粒が、古くなった角質(かくしつ)を落としてくれてさっぱりするということで女性に人気があります。でもこの細かい粒がくせ者です。顔を洗う時には目をつぶっているはずですが、その粒が目に入って上瞼(まぶた)の内側に引っ掛かってしまうとなかなかゴロゴロがとれません。元々目に入ったゴミは上瞼に引っ掛かると自分では瞼をめくることも難しいためなかなかとれませんが、スクラブ洗顔の場合その粒の大きさも極小さい物なので、瞼をひっくり返せたとしても肉眼で見るのは難しいのです。幸いその粒はツルツルした球形でゴロゴロする割には角膜に傷はつきませんので、検査用の顕微鏡で見ながらとってあげると痛みもすぐに治まり目薬もいらないことが多いようです。朝起きたら突然ゴミが入ったようにゴロゴロして治らない事があります。目にゴミは入っていないのですが、角膜の表面の皮=上皮(じょうひ)が数ミリ程度丸く剥(は)がれかかっている事があります。角膜に傷をつけると一度は直るのですが、そのときできるカサブタのように弱い皮が寝て起きる時に上瞼の裏側と引っ掛かって突然剥がれて痛くなるのです。この状態は繰り返すことが多く、再発性角膜上皮剥離(さいはつせいかくまくじょうひはくり)と言います。程度が軽い場合にはヒアルロン酸の点眼薬を処方しますが、重度の場合には剥がれてきている上皮をピンセットで完全に取り除いてから手術用のメスで軽く角膜表面にスジを入れてあげると、後で再生してきた上皮がそのスジの中に入り込んでがっちりくっつくようになるので再発しなくなります。皮を取り除いたときには寝たままでもつけていられる治療用のコンタクトレンズを2日間くらい乗せてあげるとしっかりした上皮が作られ痛みが無くなります。
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