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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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男性の性(8)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
先日、犬の散歩がてら漁火通りの啄木小公園に行き、犬を繋いで一服していたら、黒革上下のライダースーツに身を包んだ小柄な人がレース用の自転車に乗ってやって来た。
ヘルメットとゴーグルを外した素顔を見ると、白髪年嵩の御婦人であった。 東京から自転車は宅急便で函館のホテルに送り、自分は東京から空路函館入りし自転車を受け取って、これから自転車で北海道一周するのだそうである。 60歳くらいに見えたが、いやはやなんとも元気な御婦人が多くなったものである。 自転車といえば、1977〜1986年、世界スプリント10連覇という不滅の大記録を打ち立てた中野浩一氏が有名であるが、彼は競輪選手で、函館にも競輪場がある。 競輪場近くの啄木小公園には、『潮かをる北の浜辺の砂山のかの浜薔薇よ今年も咲けるや』の歌碑と、あごに手を当て胡坐で考え込んでいる啄木像は嵐山光三郎氏いわく『競輪の予想をしているよう』にも見えるが(近くにゴミ処理場さえなければ)、旅行者には立ち寄ってもらいたい旅情豊かな場所である。 函館は競輪も競馬も出来る、ギャンブル好きにはとても好い街だが、最近はパチンコ・スロットに押されて低迷気味だそうである。 私はもう15年くらいパチンコはしていないが、馬券は月々定期的に購入しており車券でも年に一度くらいは遊んでいる。 パチンコ・スロットと比較すればストーリーやドラマのある競輪競馬というギャンブルが低調なのはとても残念な気がする。 競馬と比較して競輪に行く頻度が少ないのは、誰でも男なら子供時代に1度や2度は自転車のサドルに股間をぶつけて痛い思いをしたことがあると思うが、選手達が一生懸命自転車をこいでいるのを観ていて、『股間のモノは大丈夫だろうか?』と、つい思ってしまったり、競輪選手は意外と高齢な人もいて、泌尿器科医から診るとああいう尖ったサドルの自転車に長時間またがるのは前立腺や尿道のことを考えるとあまり推奨できず、そんな事を考えていると大事なレースの予想も外れてしまう、要はギャンブルに集中できないからである。 身体条件を考えると“ママチャリ”(サドルが平坦幅広で座席のようになっている)はむしろ男性向きで、冒頭の御婦人が乗っていたサドルが尖ったレース用自転車は、尿道括約筋や骨盤底筋群の鍛錬になり女性に適しているのではないかと思う。( |
シミのいろいろText by すどうスキンクリニック 須藤 聡
ひとくちにシミといってもいろいろな種類があります。
代表的なものでは、老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)、肝斑(かんばん)、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)、遅発性太田母斑(ちはつせいおおたぼはん)などがあります。老人性色素斑は、老人性という名前がついていますが、日光が原因で出てくるシミです。 平坦で境界のはっきりした比較的濃い色をしています。 形は円形のことが多いようです。 出やすい部位は日光に当たりやすい顔や手の甲です。 これはQスイッチレーザーが効きやすいシミです。肝斑は、女性ホルモンの影響で出てくるシミです。妊娠や出産後に出てくることが多く、頬部や鼻の下に左右対称性に出てきます。色は薄い茶色で、境界ははっきりせず、形は不正形をしています。 これはレーザーが効きません。 治療は内服や漂白剤のクリームなどで行います。脂漏性角化症は、紫外線による皮膚の老化で出てくるイボのようなものです。 濃い色をしていることが多く、大きさはさまざまで、表面は盛り上がっています。 治療には電気メスや炭酸ガスレーザーなどで焼いて取る方法が用いられます。遅発性太田母斑は、シミというよりアザに近いものです。 二十歳代頃から左右対称に出てくる事が多く茶褐色をしています。 これはシミよりも深いところにあるため、レーザーが効きにくいため、数回要することもあります。代表的なものは以上ですが、シミのタイプが混在している事も多く、いろいろな治療法を組み合わせなくてはならないこともあります。 |
尿閉(にょうへい)とは?Text by 医療法人社団やまだクリニック 山田 裕一
尿閉という言葉をご存じですか?多量の尿が膀胱(ぼうこう)にたまっているのに、排尿できない状態のことをいいます。膀胱や前立腺の病気によって、この状態になることがあります。男性に多い症状で、前立腺肥大のある方が、お酒を飲んだり感冒薬、抗アレルギー薬、抗不整脈薬などある種の薬を飲んだあとに、これらが引き金になって急にぴたっと尿を出せなくなることがあります。多くの場合は一時的なものですが、その間はいくら頑張っても尿を満足に出せず、たらたらとあふれて漏れてくるだけです。非常につらく苦しいものです。私の経験でも2リットル近くもの尿がたまっている患者さんがいらっしゃいました。急に尿が出なくなったら、我慢し過ぎずに、落ち着いて泌尿器科あるいは当番病院に行って処置を受けてください。
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飛蚊症Text by 江口眼科病院 親富祖 さやか
視覚とは、外界からの光刺激を受容し、対象の形・明るさ・色などの性状が“見える”という感覚です。対象に当たって反射した光がまず角膜と水晶体というレンズを通して眼球内の網膜上に像を結び、光刺激の情報が電気信号に置き換えられ、視神経を伝わります。信号が大脳の視覚野に送られることにより“見える”という感覚が生じます。今回は飛蚊症についてお話しようと思います。眼には眼球内腔を満たす硝子体という透明なゼリー状の構造があります。役割として、眼球の形態の保持や透明性の維持、外界からの衝撃の緩和などがあります。硝子体に何らかの原因で濁りが生じると、その影が網膜に写り、蚊が飛んで見えたり線あるいは黒い丸が動いて見えるといった現象が起きます。これを飛蚊症と言います。主な原因は後部硝子体剥離です。詳しく機序を説明しますと、硝子体は元々若い頃はゲル状で硬くてしっかりしていますが、加齢に伴いゲル状だった硝子体が液化します。このため後部硝子体膜と網膜の間が剥離し、硝子体の線維の濁りの影が飛蚊症の症状として現れます。加齢に伴う生理的な見え方であるため、点眼薬や手術で治すことができません。飛蚊症は年齢とのお付き合いになりますが、液化した後部硝子体膜による網膜の牽引により裂孔原生網膜剥離や硝子体出血、黄斑円孔などの眼底疾患を伴うことがあります。見え方の変化などがあればこのような合併症の初期症状である可能性があるため、すぐ眼科を受診し眼底検査を受けて下さい。なお、眼底検査の際は瞳孔を拡げる点眼薬を使用ししばらく見づらさが出ますので受診する際はお手数ですが車の運転を控え、ご家族の方に送迎して頂くか、バス・タクシーなどの公共機関のご利用するようお願い致します。
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我慢していませんか?(老眼について)Text by 吉田眼科病院 長谷川 浩之
老眼の症状が出始める時期と、スポーツ選手の引退する時期が同じ位だと考えたことのある人はいるでしょうか?例えば、野球なら昨年限りでメジャーを引退した松井秀喜が三十八歳、阪神を引退した金本知憲が四十四歳、サッカーで言えば中山雅史が四十五歳と個人差はあるものの、早ければ三十代後半から四十代で引退する選手が多くありませんか?目も含め肉体的な運動能力が低下し、何らかの変化が出てくるのがこの時期だと考えて良いのではないでしょうか?では、老眼はどうしてなるのか、また、どんなものなのか?原因は加齢からくる様々な変化により、ピントを合わせる調節力が低下して近くのモノにピントが合わせにくくなった状態をいいます。よく間違われるのが、近視は遠くが見えなくて遠視は近くが見えないといわれることが多いので、遠視を老眼という方もいるようですが、それは間違いで全くの別物です。老眼の初期症状は、近くが見えないというより頭痛・肩こりといった眼精疲労の症状を訴える方が多いです。特に視力が良く事務作業やパソコンを長時間使う仕事をされる方は早めにその症状に気付くことが多いはずです。近視の人は老眼になるのが遅いとか、ならないとかいわれる場合もあるようですが、これも間違いでどんな方でも多少の時期の違いはあっても必ず老眼にはなるものだとご理解下さい。では、最後に老眼になったらどうすれば良いのか?生活や職場環境にもよりますが、見えなくはないが頭痛や肩こりなどがひどい場合は、早めに近く用の眼鏡の利用をお勧めいたします。コンタクトレンズを使っている方は少し度数を落として合わせたり、遠近タイプのコンタクトを使ってみる方法もあります。この場合眼鏡をかけるよりはっきり見えるとはいえませんが、最近は種類も増えていますので、体験など出来る施設で試してみるのも良いかもしれません。決して治ることはありませんが、物を見るということを、スポーツ選手のように引退する訳にもいきませんので、それぞれのライフスタイルに合わせたアイテムを用いて、我慢することなく、上手く付き合っていきましょう。
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