
- 症状で探す
- 病院名で探す
- 診療科目で探す
- 地図で探す
- キーワードで探す
背中
自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
函館市・七飯町・北斗市
|
その他の道南地方
|
医科の診療科目 |
歯科の診療科目 |

スクラブ洗顔にご注意Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
スクラブ洗顔というのをご存じでしょうか。元々スクラブというのは研磨剤のことです。洗顔石けんの中に入っている細かい粒が、古くなった角質(かくしつ)を落としてくれてさっぱりするということで女性に人気があります。でもこの細かい粒がくせ者です。顔を洗う時には目をつぶっているはずですが、その粒が目に入って上瞼(まぶた)の内側に引っ掛かってしまうとなかなかゴロゴロがとれません。元々目に入ったゴミは上瞼に引っ掛かると自分では瞼をめくることも難しいためなかなかとれませんが、スクラブ洗顔の場合その粒の大きさも極小さい物なので、瞼をひっくり返せたとしても肉眼で見るのは難しいのです。幸いその粒はツルツルした球形でゴロゴロする割には角膜に傷はつきませんので、検査用の顕微鏡で見ながらとってあげると痛みもすぐに治まり目薬もいらないことが多いようです。朝起きたら突然ゴミが入ったようにゴロゴロして治らない事があります。目にゴミは入っていないのですが、角膜の表面の皮=上皮(じょうひ)が数ミリ程度丸く剥(は)がれかかっている事があります。角膜に傷をつけると一度は直るのですが、そのときできるカサブタのように弱い皮が寝て起きる時に上瞼の裏側と引っ掛かって突然剥がれて痛くなるのです。この状態は繰り返すことが多く、再発性角膜上皮剥離(さいはつせいかくまくじょうひはくり)と言います。程度が軽い場合にはヒアルロン酸の点眼薬を処方しますが、重度の場合には剥がれてきている上皮をピンセットで完全に取り除いてから手術用のメスで軽く角膜表面にスジを入れてあげると、後で再生してきた上皮がそのスジの中に入り込んでがっちりくっつくようになるので再発しなくなります。皮を取り除いたときには寝たままでもつけていられる治療用のコンタクトレンズを2日間くらい乗せてあげるとしっかりした上皮が作られ痛みが無くなります。
|
大きくなる顎(あご)と変わらない歯Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
身長94cm、体重12kgの3歳児が大人になり、身長160cm、体重60kgになったとすると、身長で1.5倍、体重だと5倍に成長したことになります。
背が大きくなるにつれて、あごの大きさも大きくなりますが、3歳児のあごの中の永久歯の冠の大きさは、もう大人の大きさと同じです。そしてこの永久歯が、6歳ころになると口の中に現われてきますが、まだ成長しきっていないあごの上の歯が大きく見えるのは、当たり前と言えそうです。歯並びの悪い子の場合、あごが大きくなることで、歯並びが良くなる可能性もなくはありません。 良くなるかどうか予測することは身長が180cmになるか160cmで止まるかを予測することが難しいように困難です。 しかし、親と似るということは、間違いないようです。 |
口臭でお悩みの方へText by 北斗歯科クリニック土永 浩史
歯科に来院される患者さんの主訴で、近年増えつつあるものに口臭のお悩みがあります。他人とのコミュニケーションに口臭があると、相手に嫌な思いをさせているのではないかと不安になります。そのため、相手との意思疎通が滞り、本来得られるはずの信頼関係が損なわれることがあります。口臭には生理的口臭(起床時や空腹時等)、飲食物や嗜好品による口臭(ニンニク、ニラ、タバコ、酒等)、病的口臭、心因性口臭があります。このうち、病的口臭と心因性口臭は治療が必要となります。病的口臭の分類には、口腔清掃不良で歯垢や舌苔があったり、重症の虫歯があったり、歯周病が進行していたり、降圧剤や睡眠剤、坑うつ剤等のさまざまな薬剤の副作用で唾液分泌が低下し、口腔乾燥症を引き起こしている場合が含まれます。これらの場合、口腔細菌が増殖し、それが蛋白質を分解した後に揮発性硫黄化合物が発生し、これが嫌な臭いの主要な成分となります。口腔清掃が不良である場合は歯科医院で口腔衛生指導を受け、歯に付いた汚れを歯ブラシやフロス、歯間ブラシ等で除去し、舌の上にある舌苔を舌ブラシ等で除去していきます。重症の虫歯があったり、歯周病が進行している場合には、同様に歯科医院で虫歯及び歯周病治療を行う必要があります。薬剤が原因の場合は、処方された医師へ相談し、自己判断での服用中止を避ける必要があります。市販されている口臭予防を謳ったガムや洗口液等には殺菌効果や消臭効果を宣伝されているものがありますが、直接的な口臭防止対策としては期待できず、香料で口臭を覆い隠す形の一時しのぎのものと言えます。根本的に口臭の原因を治療しないと、口臭の改善は期待できません。口臭でお悩みの方は歯科医院でご相談されることをおすすめいたします。
|
脳波検査の復権Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
以前、この欄の「脳を鍛える」話で、脳を鍛えるには繰り返すしかないと書きました。実は、「鍛える」目的でなくても、「繰り返す」ことで「身に付いてしまう」ことがあります。脳は何億という神経細胞が電気信号を伝える回路の塊です。脳の神経細胞の回路は、繰り返し電気信号が流れることにより、信号が流れやすくなります。これが「繰り返す」ことで、知識や技術が身に付く基本原理です。ところが、厄介なことに都合の悪い事まで身に付いてしまいます。その代表が「てんかん」です。「てんかん」の発作は、脳の一部から異常な電気信号が生じ、それが広がることで、けいれんを起こしたり、意識を失ったりします。発作を繰り返すほどに出やすくなってしまいます。この広がりを抑えるのが薬の働きです。「てんかん」には、ネガティブなイメージがついて回りますが、新薬が次々に開発されている上に、一生薬が必要とは限らないことも、これまでの経験で分かっています。時には、異常な信号の発生源が特定できて手術で完治することもあります。脳の電気活動を見る目的で行われるのが脳波検査ですが、「てんかん」の異常な電気信号を見るのに、この検査が大変役に立ちます。しかし、近年は、断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)といった形を見る検査方法が発達してきた一方、脳波は判読が難しく、重症の頭部外傷や脳卒中の後遺症を除けば、成人してからの「てんかん」の発症は少ないと考えられていたため、脳波を検査することが減ってきていました。ところが最近、脳波計もデジタル化して見やすくなり、再び注目されています。特に成人、それも高齢者では想像以上に、「てんかん」発作が起きていることが分かってきています。一時的な意識障害、一過性のまひなど、脳卒中の前触れを疑わせるものの中に「てんかん」が潜んでいるらしく、脳疾患急性期の脳波検査が再び注目されています。CT、MRIで脳の形は見やすくなりましたが、働きを見るには、古くからの脳波検査がまだまだ必要です。
|
慢性腎臓病ってご存じですか?Text by はら内科クリニック 院長 原 信彦
腎臓とはどういう臓器でしょうか?腰の辺りに左右1個ずつある握りこぶし程度の大きさの臓器です。血液をろ過して、必要なものを再吸収し、不要なものを尿として排せつする臓器です。それ以外にも、赤血球を作るホルモンや血圧を調整するホルモンを作ります。慢性腎臓病とは、腎臓が何らかの原因によりダメージを受け、血液をろ過する能力が落ちてしまう病気です。初期に症状は何も無いため、検査を受けなければ分かりません。「ちょっと血圧が高いけど、まあいいや」「コレステロールが高いけど、何も症状が無いので、様子を見よう」などと、生活習慣病を長年見過ごすことにより、腎臓にダメージが蓄積して発症してしまいます。このように、わが国の慢性腎臓病は、生活習慣の変化や高齢化を背景にして年々増加し、成人の8人に1人が慢性腎臓病と報告され、日本透析医学会の報告では、令和2年末で34万7千人の透析患者さんがいるそうです。※1また、この慢性腎臓病は、心筋梗塞や脳卒中といった心血管病や認知機能障害とも深く関わっており、健康寿命を脅かす新たな国民病と呼ばれています。慢性腎臓病は、血液検査や尿検査を行うことで診断できます。血液検査で、血清クレアチニン値をもとにした推算GFR(eGFR)と呼ばれる検査値が59以下の場合、慢性腎臓病を疑います。それ以外には、高血圧や高脂血症などの疾患に伴いタンパク尿が出ている場合です。まさか、ちょっと血圧が高いけど、放置しただけで知らないうちに腎臓が悪くなるなんて…しゃれになりませんよね。最悪の場合、高血圧を放置→慢性腎臓病→腎機能の悪化→慢性腎不全→透析という流れもあり得ます。これを知っていれば、たかが高血圧とは、いえませんよね。検診を受けていない人は、ちゃんと検診を受ける。検診結果で、生活習慣病に関わる数値が気になるのであれば再検査を受けるなど、症状が無くても自己判断で放置しないように気を付けましょう。※1日本透析医学会誌54(12):611-657,2021
|








