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コラムを読む

水虫と間違えやすい病気、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

Text by うめき皮膚科 梅木 薫
その名の通り、手掌(しゅしょう=手のひら)と足蹠(そくせき=足の裏)に水疱と膿疱を繰り返す病気で、皮膚科でよく見られる病気のひとつです。
水虫と異なり他人へ感染しません。皮疹(ひしん)以外に関節炎を起こすこともあります。
原因は病巣感染説(虫歯、歯周炎、扁桃炎、中耳炎)、金属アレルギー説などありますが、その約7割は原因不明で、主に対処療法が行われます。
外用は、皮疹の状態により強さを選択したステロイド軟膏や、ビタミンD3軟膏(近日中に保険適応予定)が使用されますが、症状が強い場合にはビタミンA誘導体の内服(催奇形性があり若年者には不適)や紫外線療法のPUVA(プーバ)療法、ナローバンドUVB療法などを行うことがあります。
残念ながら完治させる治療法はありませんが、7~10年で自然消退する病気なので、その間よい状態を保つことが目標になります。
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眼瞼下垂(がんけんかすい)について

Text by 藤原眼科 藤原 慎太郎
眼瞼下垂とは目をあけても上まぶたが十分に開かない状態のことをいいます。眼瞼下垂があると、視覚の発達期にある小児では弱視、斜視、屈折異常の発生に関係し、高齢化社会の今日しばしばみられるようになった加齢性眼瞼下垂も、高度になると日常生活に不便を来たし生活の質を低下させます。眼瞼下垂は生まれつきまぶたをあげる機能が弱い先天性眼瞼下垂と、後天的な要因で生じる後天性眼瞼下垂に分かれます。先天性眼瞼下垂では、まぶたを上げる筋肉[上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)]の力がかなり弱いか、上眼瞼挙筋が欠損しているため十分にまぶたが上がらなくなっています。後天性眼瞼下垂症には、腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)、神経原性眼瞼下垂(しんけいげんせいがんけんかすい)、筋原性眼瞼下垂(きんげんせいがんけんかすい)、腫瘍性病変によるものなどがあります。まぶたを上げる神経の障害(動眼神経麻痺や脳梗塞後遺症など)、筋肉自体がこわれてしまう病気(筋緊張性ジストロフィーや重症筋無力症など)では原疾患の治療にて改善が期待できることもありますが、薬物治療などで改善が認められない場合には患者さんの状態に応じて手術を行うことがあります。後天性眼瞼下垂のなかで腱膜性眼瞼下垂は、加齢や化粧、アレルギー性結膜炎、コンタクトレンズの長期間使用などでまぶたがこすれることにより、まぶたの板[瞼板(けんばん)]とまぶたを上げる筋肉(上眼瞼挙筋)の間をつないでいるすじ(腱膜)が瞼板からはずれてゆるんでしまうことにより生じます。この結果、まぶたを開けようとして上眼瞼挙筋が収縮しても、その力が十分に瞼板に伝わらなくなるため眼瞼下垂になります。この症状があると、これを補うために眼瞼挙筋に付随している筋肉(ミュラー筋)を収縮させてまぶたを開けることになります。ミュラー筋が収縮するためには自律神経の交感神経が緊張する必要があり、交感神経が常に緊張していると頭痛や肩こり、手足の冷え性、不眠などを生じることがあります。治療はゆるんではずれてしまった腱膜を瞼板にとめなおす手術を行います。また、まぶたが開けにくい患者さんの中には、まぶたが痙攣をする病気(眼瞼痙攣)を伴っていることがあり、治療は痙攣を抑える作用をもつ薬をまぶたの筋肉に注射します。このように眼瞼下垂には原因がさまざまあるので、治療法もさまざまです。まずは眼科医を受診して眼瞼下垂の原因を見つけることが先決です。脳動脈瘤など他の病気の影響だったり予兆だったりする場合はこちらの治療が優先となります。医師に相談し原因を見つけて適切な治療を受けましょう。
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魔法の注射?

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
突然ですが、ボールを投げる動作を思い出してください。投げる方の腕は円を描くように伸び、反対側の腕は肘を曲げて折りたたまれています。このようにある動きをするとき、左右の手足は無意識にバランスを保った動きをします。さらに、関節の曲げ伸ばしにも、曲げる筋肉と伸ばす筋肉が同時に働きます。肘を曲げる時には、脳は「曲げろ」という命令を腕の前側(力こぶを作る筋肉)に出す一方、腕の後ろ側には「伸ばせ」という指示を出します。これにより動きがスムーズになります。このように脳が、左右のバランスや、曲げ伸ばしのように相反する動きの調整をしています。多くの脳卒中では、体半分が動かなくなる障害(片麻痺といいます)が残ります。このとき、単に片側の手足が動かないだけではなく、左右のバランスや、曲げ伸ばしの調節も変化して、片麻痺からの回復に影響します。典型的には、病気になった腕は肘が曲がり、足は伸びて突っ張ったような形になり、アチコチの筋肉は固くなります(痙縮[けいしゅく]といいます)。痙縮は、その後の回復を妨げ、日常生活にも差し支えます。片麻痺は、リハビリテーションにより改善しますが、発症から半年を過ぎると回復の速度は鈍り、ほとんど回復が止まります。この原因の一つが痙縮です。半年以上経った脳卒中後の麻痺が、ボツリヌス菌という細菌から作った注射薬で再び改善していく様子がテレビで放送され、その「注射」についての問い合わせが増えました。テレビでも、薬の作用は説明していましたが、「改善」が「治る」というように解釈され、あたかも注射だけで片麻痺が治ると考えられているようです。注射は「痙縮」には有効ですが、麻痺を治す「魔法の注射」ではありません。固くなった手足を伸ばし、リハビリを行うことで、再び改善する可能性が出て来ます。注射とリハビリの組み合わせが大切です。この注射をどこで受けられるかはインターネット上で調べられますので、「脳卒中後遺症、痙縮」で検索してみてください。
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無料送迎バスや食事サービスなど快適で効率のよい医療サービスを提供

JR大中山駅から徒歩約10分、函館新道大川インターにほど近い三木内科泌尿器科クリニックは昨年開設10周年を迎えた。七飯町では初めてとなる人工透析治療施設であり、開設当初からドア・ツー・ドアの無料送迎を実施しており、北斗市や森町、函館西部地区などから通っている患者も多い。現在、送迎バスは10台所有し、身体的、家庭的事情などで通院が困難な患者などが利用している。開設当初は透析ベッド数20床でのスタートであったが、3度の増改築工事を経て、現在は70床まで増床した。院内はバリアフリー対応であり、車いす対応トイレやストレッチャー対応エレベーターなどを設置。人工透析室は大きな窓を施すなど明るい環境となっており、各ベッドには液晶テレビを設置するなど快適で安心して治療が受けられる院内環境を整えている。三木敬也院長並びに渡邊伸一郎副院長は日本泌尿器科学会と日本透析医学会に所属し、泌尿器科、腎臓内科の専門性を生かした診療のほか、高血圧や糖尿病などの生活習慣病をはじめとする一般内科、湿疹などの皮膚疾患など、日常の疾患に幅広く対応している。「透析治療では患者さんにやさしい最新鋭の機械を使用し、患者さん一人ひとりに合わせた治療を実施しています。ブラッドアクセス(内シャント)の評価をきちんと行うことにより透析効率を良好に保つことに努めています。また合併症の予防と早期発見、治療に全力を注いでおります」と、三木院長は話されていました。シャント不全に対しては外来でのPTA(血管内に風船付きカテーテルを入れて行う血管拡張術)やシャント再建を積極的に行っており、PTAの手術は年間70~100例実施し良好な治療成績を得ている。デジタルレントゲンシステムをはじめ尿流量測定装置、膀胱鏡、超音波診断装置(腹部エコー・甲状腺エコー・心エコー・血管エコー)、ホルター心電図など各種検査機器を整えている。また腎機能低下を防ぐ目的から管理栄養士による食事指導を実施しているほか、透析患者には食事サービスも行っている。昨年12月からは柔道整復師による整体マッサージを始めるなど、より快適な医療サービスを提供している。「今後も、日常生活にさまざまな制約を伴う透析患者さまに、より質が高く、快適で効率のよい医療が提供できるよう努めていきます」と、三木院長は話されていました。
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危ない不整脈の症状

正常の脈拍とは、1分間に50~100回打つ規則正しい心拍ですが、これ以外をすべて不整脈と言います。
症状もなく無害な不整脈から突然死んでしまう不整脈まで、いろいろな種類があります。
ドキドキして気持ちの悪くなる不整脈は、命の危険がなくても治療すると生活の質が保たれるように治療をします。
「失神する」「目の前が暗くなる/白くなる」「引きずり込まれるようなめまい」を自覚するときは心臓から頭に血液が送れなくなるような状態で、命にかかわる重症な不整脈の存在を疑わせます。
不整脈が発作のように一時的に出ても時期を逃すと証拠がなくなるため、想像で危険な不整脈かどうか考えなくてはならない場合も多いのです。
正確に診断して危険な不整脈を見つけるためには、「心電図」や、1日中体に電極を貼り付けて心電図を記録する「ホルター心電図」(普段どおりの生活をしながら記録します。
入浴中の心電図をとれる機械もあります)、運動中の心電図をとる「トレッドミル運動負荷心電図」などがあります。どんな不整脈が出ていたか想像するのに1番助けになるのが、動悸の自覚症状です。
普通は、心臓が動いているのには気がつきませんが、思春期に異性に「好きです」と言うときに感じたようなドキドキ感が速かったり、リズムが狂ってしまったりしたのが動悸です。
「ぽっくり病」と言われていましたが、夜、寝ている間に不整脈のために突然死するブルガダ症候群は30~40歳代の男性に多く、特徴的な心電図変化があることがわかってきました。
初回の発作で死亡することが多いので、不整脈としては非常に危険な不整脈に分類されています。
「動悸がして変だな」と思ったら、「1度きりで繰り返さないし」と自分を納得せずに、まず、病院で病状を話し、心電図を撮ってみて下さい。
1番大事なのは危険な不整脈を予防するように治療を受けることです。
まさかの時は蘇生術を周囲の市民が施行してくれ、AED(除細動器)で電気ショックを用いて心拍を再開させるのを期待することになります。
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