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コラムを読む

黒目に白目がかぶさる? 翼状片(よくじょうへん)

Text by 江口眼科病院 小島 正裕
翼状片とは球結膜(白目)が三角状に伸び、角膜(黒目)の上にかぶるようになる病気です。原因ははっきり分かっていませんが、紫外線やホコリなどによる慢性的な刺激といわれています。自覚症状は、初期にはごろごろとした異物感や充血を伴う程度ですが、少し進行してくると角膜がゆがみ、乱視が出てきます。さらに進行してくると視力の低下を認めます。初めのうちは経過を観察しますが、進行してくると手術が必要となります。手術は角膜にかぶった翼状片の切除を行い、さらに再発予防のため、結膜移植や細胞増殖を抑える薬剤の使用、または放射線治療を併せて行います。自覚症状がある、鏡を見て白目がかぶって見える、人によく白目が赤いといわれるなど気になることがありましたら、眼科で相談してみてはいかがでしょうか。
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糖尿病と診断されたら、すぐに眼科受診を!!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
食生活の欧米化により、日本では約950万人の糖尿病患者がいます。そのうち糖尿病網膜症を発症している人は、約140万人です。この網膜症は、大変恐ろしい合併症です。なぜならば、初期では全く自覚症状が無いために、かなりの眼底出血が起きて、視力低下してから初めて気付くからです。実はそうなるまで、眼科を受診しない方がほとんどです。視力低下してから受診して、治療方法がある方もいますが、「時すでに遅し!」と眼科医が思うほど悪化している方も多いのが現実です。そうなると、レーザー光凝固術や手術などで治療をしてみても、網膜症の悪化がすでに進行していて、治療のかいなく失明の一途をたどる方もいます。糖尿病網膜症は中途失明3大原因の一つです。糖尿病と診断されたら、すぐに眼科を受診して、一度眼底検査を受けて下さい!早期発見、早期治療は、あなたの目を救います!!
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近視のレーザー手術

Text by 吉田眼科病院 吉田 紳一郎
最近、テレビや雑誌などの特集で目にする機会も多くなりましたが、数年前、タイガー・ウッズやブラッド・ピット、日本の芸能人なども受けて話題になった屈折矯正手術(近視のレーザー手術)について今回お話しいたします。エキシマレーザーを用いて角膜を削るというレーザー手術は、大きく分けて2種類の方法があります。一つはPRKと呼ばれるもので、角膜表面の角膜上皮をレーザーで蒸発させた後、近視の度数に合わせてレーザーを照射する方法です。もう一つはレーシック(LASIK)という方法で、PRKの欠点である手術後の痛みや、視力回復に数日かかってしまう点を改善するために考えられた方法です。レーシックはケラトームという器具を用いて知覚神経のある角膜上皮に影響を与えないようにフラップを作り、その下の角膜実質にレーザーを照射します。そのため手術後の痛みがほとんど無く、視力の回復も早く、当院でも手術翌日に1.0前後の視力が得られる方が多いようです。気になる費用ですが、残念ながら自由診療のため健康保険の適用が認められておらず、全額自費となってしまいます。医療機関によっても違いますが、函館では片眼10万円~15万円位で受けることが出来ます。対象は、一般に20歳前後から50歳代ぐらいの近視をはじめ遠視や乱視の方も適用となります。但し、術前に眼科専門医による精密検査を行い、適用となる条件を満たして初めて手術となります。興味のある方は、手術をできるかどうか検査をしてから考える事をお勧めいたします。視力の悪い人であれば、一度は眼鏡・コンタクトレンズのわずらわしさから開放されたいと夢見たことありますね。その夢をかなえてみませんか?
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蓄膿(ちくのう)症は治りにくいと聞きました。本当なのでしょうか?

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
専門医による正しい治療により約1カ月で治ります。
10日以内に鼻汁を止めることで予防も可能に蓄膿症は、一般的に難治性の病気だと思われがちですが、正しい殺菌・除菌処置と、専門医の処方する薬を継続して飲むことで、ほぼ1カ月くらいで治ります。具体的には、最初に除菌のために殺菌性の抗生物質を1週間使用し、その後、マクロライド系の抗生物質を少量・長期投与を行うのが蓄膿症治療のスタンダードです。よく小さな子どもで蓄膿症ではないかと心配される親御さんがいますが、そもそも副鼻腔は骨格が固まる2歳後半から出来るものなので、それ以前の子どもでは副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症はまずありえません。そのため鼻汁が続くなど、蓄膿症が疑われるような症状については、単純に鼻の構造が小さくて詰まりやすい、また自分で鼻汁をかまないために長引いているだけで、まず心配はありません。一般的に蓄膿症とは、副鼻腔炎のことで、基本的に鼻の中の空洞部分である副鼻腔といわれる交通路が構造的に小さかったり、狭くなった状態に、いわゆる鼻汁が続くことで換気が悪くなって炎症を起こしてしまい発症する症状をいいます。基本的には長く続く鼻汁を、遅くても10日以内で止め、蓄膿症へと移行しないように処置することが重要です。基本的な治療は小児も大人も同じで、抗生物質を使ったスタンダードの治療で、症状によっては2、3カ月投与する場合もあります。ただし、それでも治らない場合、特に大人では手術療法を考えます。小児で手術に至るケースはほぼありません。手術は、従来、歯茎を切開して空洞を開けて中の悪いものを粘膜から根こそぎ取ってしまう方法が行われましたが、現在は基本的な考え方が変わり、内視鏡を使った鼻内手術によって、蓄膿症の原因となる副鼻腔という鼻の交通が狭い状態から通りの良い状態に広げる、いわゆる形成手術を行っています。それによって、その後、薬を使って治癒を促すためのきっかけを作ることが蓄膿症手術の目的となっています。手術は両鼻でも、全身麻酔下で2時間くらい。1週間程度の入院は必要ですが、術後の負担や痛みも少なく、その日から普通に食事もできます。蓄膿症は、鼻の真ん中にある鼻中隔という仕切りが曲がっている人でなりやすく日本人には多いといわれています。また鼻の状態を悪くする慢性的な病気としてアレルギー性鼻炎や喘息のある方も注意が必要です。まずは蓄膿症を予防するためにも、風邪の初期治療は大切で、耳鼻科の立場からは10日以内に鼻汁を止めることが第一となりますので、気になる場合には、早めの受診をお勧めします。
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深いシワやタルミ

上唇の深いたてじわ、目の下にできるタルミやシワ、鼻から口にかけて頬に出るほうれい線は歳とともに深くはっきりできます。人を老けてみせるこれらのシワやタルミが気になるときには、今までは美容形成による外科手術が速く確実に治療する方法でした。しかし、メスを使わないシワ・タルミの最新治療方法として、皮膚再生治療法『セルリバイブ・ジータ』と『ハッピーリフト、』があります。『セルリバイブ・ジータ』は自分の血液中の血小板の活性因子を採取して注入する安全な注入治療で、施術後2時間ですぐに化粧ができて、従来の治療方法と比較して三次元でボリュームアップして、タルミやシワの改善がはっきり認められ、自己のコラーゲンが増加して、2~3年長期のお肌のタイトニング効果も期待できます。また、『頬から顎のラインのたるみなど』気になる部分にメスを使わず、特殊な糸を使用し、30分~1時間の短時間で引き上げ、フェイスラインをシャープにする方法として『ハッピーリフト』があります。施術後の日常生活にも支障をきたさないことが特徴です。老化したものは治らないと思われている方がいらっしゃりますが、これからは遅らせたり、改善できる時代なのです。
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