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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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妊娠期の口腔ケアText by 北斗歯科クリニック 土永 浩史
妊娠すると体の変化が起こりますが、そのうちの1つに酸っぱいものが欲しくなるなど、嗜好に偏りが生じることがあります。これはホルモンバランスや唾液の量の変化が影響を及ぼしているといわれています。また、つわりはほとんど症状の無い方から、吐くことが多くて脱水症状になり、点滴を受ける方まで個人差があるようです。つわりがひどければ、歯ブラシを口の中に入れるのが大変困難になります。妊婦さんの歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)からは、増加するエストロゲン(卵胞ホルモン)を好む歯周病原細菌が多く検出されます。また、プロゲステロン(黄体ホルモン)も増加することで炎症が起こりやすくなります。これらは歯肉炎を起こし、妊娠性歯肉炎といわれています。このような歯肉炎を防ぐために、歯科医院でのメンテナンスを行っていきたいところですが、つわりがひどい場合はなかなか歯科医院まで来院されるのが困難です。その場合はご自身でのセルフケアが必要になりますが、まずは安静にして体調が良い時間帯に歯磨きをするのがいいでしょう。歯ブラシは小さめの物を選んで小さく動かし、歯ブラシが舌に当たるのを避け、嘔吐感を少なくします。歯磨き粉は臭いと味の刺激の少ないものを使い、顔を下に向けて歯磨きし、歯磨きの後はぶくぶくうがいをします。メンテナンスが十分でなければ、歯肉炎だけでなく虫歯も悪化しがちです。妊娠していない方に通常処方される痛み止めのお薬は、妊娠中の服用は避ける必要がある場合があります。痛みが生じて痛み止めのお薬が必要な場合は、歯科医院でご相談の上、処方していただいた方がいいでしょう。
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「医はコミュニケーション」を基本に道南圏の基幹病院としての役割を担うText by 市立函館病院
1860年(万延元年)に道内初の官立病院として発足し2010年で今年150周年を迎えた。81年に救命救急センターとして認定されたのをはじめ、地域センター病院、地域災害拠点病院などのほか、2006年には病院機能評価「Ver・5」を取得し、07年には道南地域では初めて地域がん診療連携拠点病院に指定。古くから「函病(かんびょう)さん」の名で親しまれ、道南圏における基幹病院として中心的役割を果たしている。00年に新築移転したのを機に屋上にヘリポートを設置し、専従の救急医を配属するなど、救命救急センターを充実。年間の救急患者数は約2万件、救急車搬入は約4500台を数え、365日24時間体制で対応。総病床数は734床(一般598・感染症6・結核30・精神100)、ICU8床、HCU22床、人工腎臓センター30床を有しており、高度医療に対応できるさまざまな最先端機器を整えている。最新のMRIやCTをはじめ、RI(核医学検査)、マンモグラフィ、悪性腫瘍に対して定位放射線照射ができるリニアック(高エネルギー放射線治療装置)、昨年には最高水準の放射線治療ができるIMRT(強度変調放射線治療)を導入。また、子宮頸がん治療などに効果を発揮するRALS(高線量率膣内照射装置)を新たに導入する予定。がん拠点病院及び救命救急センターであるため、その専門医療は多岐にわたります。がん治療では各種悪性腫瘍に対し各科による専門診断・治療を行っているが、道南圏において悪性リンパ腫や白血病、骨髄腫などの血液疾患に対応できるのは同病院しかないため患者が集中している状況である。産婦人科では悪性腫瘍(子宮がん・卵巣がんなど)および内視鏡(腹腔鏡)下手術を昨年から開始し患者数が増加。循環器内科では09年の心カテーテル総数は800例で、うちPCI(経皮的冠動脈形成術)は306例と、道内有数の実績がある。また、心臓血管外科は急増する大動脈瘤に対して全国に先駆けて大動脈瘤センターを開設し、09年の腹部・胸部大動脈瘤の手術は122例、うちステントグラフト挿入術は86例あった。呼吸器外科では肺がんなどに対し低侵襲手術であるVATSを積極的に取り入れている。また消化器疾患に対しては、07年1月より外科と連携して消化器病センター化し、外科疾患の場合に患者にとって消化器内科からの移行を便利にした。消化器病センターは、同病院最大の入院患者数を誇る重要な診療科となり、消化器内視鏡などの検査件数および内視鏡治療件数などは合わせて年間8000〜1万例に及ぶ。1階には問診コーナーなど専用ブースを設け、待ち時間の短縮やスピーディーな診療を図っている。また、医療情報を入手しやすいよう患者情報室「フォンテ」を開設し好評を得ている。道南医療地域連携ネットワーク(道南メディカ)を立ち上げ、各医療機関と医療情報を共有することで重複した薬の処方や検査を避けるなど患者負担の軽減につなげている。「医はコミュニケーションであるをキーワードに、相談支援センターの充実など、今後も地域住民に役立つ病院を目指していく所存です」と、吉川修身院長は話されていました。
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矯正歯科治療のQOLText by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
以前私が勤務していた市立函館病院では、交通事故などで顔面に外傷を負った患者さんの治療を、脳神経外科や関係する科の医師が一つのチームとなって担当していました。その頃は患者さんの家族は、命が助かっただけで一緒に喜んでくれたものですが、現在では、当然のことですが、できるだけ治療中の侵襲をおさえ、回復を早め、治療後もよい状態を得ることが要求されています。このように医学の進歩が進み、質の点、QOL(QualityOfLife)が、重要とされてきております。「歯が顎の中で動く仕組み」歯並びを治すマルチブラケットという普通用いられている矯正歯科治療法について考えてみましょう。歯は歯ぐきの中にある骨に埋まっております。骨と歯の根は、歯根膜という骨膜に似た軟組織で着いています。歯に力を加えると、力がかかった側の骨は減り、その反対側では骨ができてきて、結果的に歯は、押された方向に移動します。これが矯正治療で歯並びが治っていく仕組みですが、月に1㎜動くことがさまざまな研究により知られております。著しく歯並びが悪くても、小さな口の中ですので、矯正治療で良い歯並びになるための一本の歯の根の移動距離は、5㎜以内です。従って効率的に歯の移動が起きれば、5ヶ月で良い歯並びが得られると考えられます。しかし、一般的には2年あるいはそれ以上治療期間が必要とされています。「矯正歯科のQOLについて」矯正歯科の分野においては、治療結果は当然のことですが、快適な治療経過を得るために、歯の裏側に装着するリンガルオルソドンティックスなどの矯正装置、痛みを軽減するための滑りのよい装置、患者さんの協力や努力の量を低減し、目標の位置まで歯を動かす期間を出来るだけ短くするインプラントアンカー治療法などにおいて改良が進んでおります。このように現在の矯正歯科における進歩は、治療中のQOLの向上という方向に進んでおります。5年前と比較してみると、大きく進歩し、より患者さんにとって「よりやさしい」環境となってきております。
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美容外科の肌の若返り治療の変遷Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
肌のハリを取り戻す若返り治療はシワ取りの手術(フェイスリフト)、コラーゲンやヒアルロン酸の注射、ボトックス注射、IPL(光治療)RF(高周波)のフォトフェイシャルなど治療方法は年々変化しています。施術後の経過で化粧が出来て日常生活に支障がない方法が主流になってきましたが、持続期間が約6ヶ月であったり、たびたび治療を受ける必要があるため、効果が確かでかつ、効果持続期間が長いシワ取り(フェイスリフト)の手術は今でも行われています。最近では自分の血液の白血球と血小板を利用した最新皮膚再生治療(セルリバイブ・ジータ)が注目されています。血液中の各種の細胞成長因子を含んでいる血小板を濃縮して気になる部位に注入する方法で、今までにない自然なふくやかさを再現でき、顔の若返りには最適です。効果持続期間も2~3年と長いことが大きな特徴です。まず、ご本人の血液を特殊な採血管(米国FDAの承認済み)に採取して遠心分離することで、白血球を含んだ濃縮した血小板を採取することが出来ます。従来の皮膚再生治療(PRP)に使用された血小板の濃度よりも3~5倍濃度が高く、白血球を混合することで細胞遊走性(細胞を集める性質)を高めるため、従来の皮膚再生治療(PRP)では効果の発現が遅く、成績がまちまちであった問題が改善され、効果出現が速く安定した成績が期待できます。注入時の痛みはヒアルロン酸、コラーゲン注入より少なく注入は短時間で済みます。採血から注入までの時間は40分程度です。細胞成長因子を追加したセルリバイブジータでは洗顔、化粧はでき、軽度の赤味や腫れが7~10日認められますが、その後今までにない自然な外観が再現されます。これからの肌の若返りの治療は効果持続期間が長く満足度の高い最新皮膚再生治療を行いつつ、日常生活に溶け込むような違和感のない、高出力医療機器でシミ・シワ・肌のきめなど多様な治療予防効果のあるIPL(光治療)RF(高周波)のフォトフェイシャルを選択することになります。また、細かなニーズにあったマイルドな肌老化予防を気をつけた各種ビタミンの補給と従来から行われている注入方法を選択していく予防治療になって行きます。
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逃げるが勝ちText by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
皆さんは「率先避難者」という言葉をご存知でしょうか。
災害時などに住民に避難してもらうには、役場の係員がスピーカーで呼びかけるだけでは効果がないそうです。 人は隣近所の様子を見てから行動することが多いからです。 ある海岸の町では、地震直後の津波警報の呼び掛けに避難したのは住民の二割だったそうです。 子供が両親に「逃げよう」と言っても、大人達は近所の様子見を決め込み、動かなかったのです。 この状況を変えるため、地域に「率先避難者」という係を置こうとしているそうです。 この人達は、避難を呼びかけたら誰よりも先に自ら避難することを任務とします。 この人達の逃げる姿を見た人達は、我も我もと逃げるようになったといいます。 また、避難後に津波が来なくても「逃げなくてもよかった」と後悔することはなくて、「何もなくてよかった」と思うそうです。病気予防に当てはめてみます。 生活習慣病を持った人や、自分の健康状態に不安を持っている人は大勢います。 この人達は生活習慣を変えなきゃいけない、健康診断も受けてみたいとは思っています。 でも、なかなか実行しません。そんな人達に「スピーカーで避難を呼びかけている」のが、保健や医療の仕事をしている人達、夫や子供の体を心配している奥さん、お母さん達です(多くの男性患者さんは、自分の意志よりも奥さんに言われてシブシブ健診を受けています)。 この状況を変える為、奥さんお母さん達が「率先避難者」になってはどうでしょう。 家族や隣人に生活改善を注意するより、まずは自分の健康維持に努める姿を見せるのです。先の津波避難の例では、現在、子供たちへの指導は、両親に「一緒に逃げよう」というのではなく、まず自分が逃げ出すことを勧めているそうです。 逃げる子供を一人にしておけませんから、大人も避難することになります。この夏初めて、人間ドックを受けました。 医師も、自らの健康に気をつけなくてはと思ったからです。 幸い、やや太めである以外はほぼ異常なしという結果で安心しました。 |









