■ご訪問者数:30088067
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

知覚過敏(ちかくかびん)

Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
知覚過敏という言葉を聞いた事があるでしょうか?
虫歯でもないのに歯がしみる事ってないですか?
その多くが知覚過敏と考えられます。
原因は様々ですが、以下のような場合は知覚過敏を起し易くする可能性があります。歯周病により歯の根が露出している。歯の根が露出しその部分を歯ブラシで強く磨いている。歯ぎしり、くいしばりで過剰な力が歯に加わり、歯茎の近くの歯の表面が剥がれている。対処法としては知覚過敏用の歯磨き剤を使う。専用の薬で歯の表面をコーティングする。くびれた部分を埋める。以上の方法で改善しない場合は歯の神経を取る。知覚過敏は正しいブラッシング法をマスターすると防ぐことができます。
放っておくと症状がひどくなる場合もありますので、思い当たる方はお近くの歯科医院へご相談下さい。
続きを読む

矯正歯科治療技術の進歩と変化

皆さんが矯正歯科という言葉を聞くと、まず思い浮かぶのがブラケットと針金でしょう。矯正歯科治療は紀元前3世紀、ヒポクラテスの時代から行われていた治療で、ローマ人医Celsusは悪い歯並びを指で押して治療することを記録しています。近代の歯科矯正学は1900年ころ、米国でDr.アングルから始まり、日本に導入されたのは、1960年ころで、まだ50年経過しておりません。しかし、この間の進歩は著しく、それらの変化の多くは針金の材料と、ブラケットの改良によることに大きく関与しております。これらの進歩は、ほとんど米国でおこり、日本国内ではこれらの技術を導入しているのが現状です。矯正歯科治療を受けている患者数が、日本では、私が10年ほどまえに北海道の学童を対象に調査しましたところ、一割ほどでしたし、現在でも東京、大阪では3割ほど。地方に行くにしたがって受けていない割合が高くなるようで、平均で2割までいっていないと言う調査が学会報告でみられます。人口が日本の2.5倍で、かつ五割ほどが矯正治療をうけている米国では、日本と比べ矯正患者さんの数が七倍ですので、このような進歩の早さは、矯正歯科治療を受ける患者さんの数が、米国が非常に多いため起こっていると考えられます。最近では、20年前にすたれた技術を再考し、新たにブラケットが開発され、痛くなく、取り外しが容易で1回の調節時間が短いため患者さんが歯科用椅子に座っている時間が短く、かつ治療期間が短くなる治療法が脚光をあびはじめ、その良さを患者さんも感じられはじめております。稀ですが、歯の裏側に装着する、マルチリンガル装置は日本発の装置で、米国で進化して逆輸入されております。しかし、米国内では、あまり使用されず手先の器用な、日本人が好んで用いられているようです。また、透明なブラケットもよく用いられておりますが、割れやすいなどの欠点ももっています。歯に目立たない突起物をつけ、歯を覆うような透明なマウスピースのような装置により治療する方法もありますが、やはり時間がかかるといった欠点もあります。また、どうしても短期間で治療したい場合には、歯を動かしやすくする手術を行い、同時に矯正治療を行うといった促進矯正という方法もあります。さらに、インプラント矯正といわれる、歯をより効果的に動かす治療法もあります。このように、同じ矯正治療にも、いろいろな方法があり利点欠点をよく聞き、自分にあった治療法を選ぶことも大切です。
続きを読む

眼瞼下垂(がんけんかすい)について

Text by 藤原眼科 藤原 慎太郎
眼瞼下垂とは目をあけても上まぶたが十分に開かない状態のことをいいます。眼瞼下垂があると、視覚の発達期にある小児では弱視、斜視、屈折異常の発生に関係し、高齢化社会の今日しばしばみられるようになった加齢性眼瞼下垂も、高度になると日常生活に不便を来たし生活の質を低下させます。眼瞼下垂は生まれつきまぶたをあげる機能が弱い先天性眼瞼下垂と、後天的な要因で生じる後天性眼瞼下垂に分かれます。先天性眼瞼下垂では、まぶたを上げる筋肉[上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)]の力がかなり弱いか、上眼瞼挙筋が欠損しているため十分にまぶたが上がらなくなっています。後天性眼瞼下垂症には、腱膜性眼瞼下垂(けんまくせいがんけんかすい)、神経原性眼瞼下垂(しんけいげんせいがんけんかすい)、筋原性眼瞼下垂(きんげんせいがんけんかすい)、腫瘍性病変によるものなどがあります。まぶたを上げる神経の障害(動眼神経麻痺や脳梗塞後遺症など)、筋肉自体がこわれてしまう病気(筋緊張性ジストロフィーや重症筋無力症など)では原疾患の治療にて改善が期待できることもありますが、薬物治療などで改善が認められない場合には患者さんの状態に応じて手術を行うことがあります。後天性眼瞼下垂のなかで腱膜性眼瞼下垂は、加齢や化粧、アレルギー性結膜炎、コンタクトレンズの長期間使用などでまぶたがこすれることにより、まぶたの板[瞼板(けんばん)]とまぶたを上げる筋肉(上眼瞼挙筋)の間をつないでいるすじ(腱膜)が瞼板からはずれてゆるんでしまうことにより生じます。この結果、まぶたを開けようとして上眼瞼挙筋が収縮しても、その力が十分に瞼板に伝わらなくなるため眼瞼下垂になります。この症状があると、これを補うために眼瞼挙筋に付随している筋肉(ミュラー筋)を収縮させてまぶたを開けることになります。ミュラー筋が収縮するためには自律神経の交感神経が緊張する必要があり、交感神経が常に緊張していると頭痛や肩こり、手足の冷え性、不眠などを生じることがあります。治療はゆるんではずれてしまった腱膜を瞼板にとめなおす手術を行います。また、まぶたが開けにくい患者さんの中には、まぶたが痙攣をする病気(眼瞼痙攣)を伴っていることがあり、治療は痙攣を抑える作用をもつ薬をまぶたの筋肉に注射します。このように眼瞼下垂には原因がさまざまあるので、治療法もさまざまです。まずは眼科医を受診して眼瞼下垂の原因を見つけることが先決です。脳動脈瘤など他の病気の影響だったり予兆だったりする場合はこちらの治療が優先となります。医師に相談し原因を見つけて適切な治療を受けましょう。
続きを読む

皮膚腫瘍外科

皮膚腫瘍外科は皮膚や軟部組織の腫瘍(しこり)を外科的に治療します。この治療を行うのは形成外科、皮膚科、整形外科で、皮膚の広範囲または筋肉などの深部にある腫瘍以外は日帰り手術が可能です。対象になる皮膚軟部の腫瘍は母斑、血管腫、粉瘤、脂漏性角化症、脂肪腫、眼瞼黄色腫、眼瞼汗管腫、石灰化上皮腫、血管拡張性肉芽種などがあり、手術件数の多い皮膚軟部腫瘍は母斑、脂漏性角化症、粉瘤などです。母斑は一般的にほくろと言われ、色調は茶色から黒色、平坦なものや盛り上がっているものなど形態は多様です。脂漏性角化症は加齢とともに日光がよく当たる顔面や頚部に生じる茶色から黒色のいぼ状の盛り上がった形態です。粉瘤は皮下にしこりとして現れ、感染を起こすと赤く腫れ上がります。感染が生じる前に切除すると傷痕も小さく、再発の可能性が少なくなります。皮膚腫瘍外科では頻度は少ないですが、皮膚がん(基底細胞がん、有棘細胞がん、悪性黒色腫など)との鑑別が重要です。一般的に日帰り手術の流れは初診で診察、診断、血液検査、手術の説明をして、手術日を決めますが、色素疾患である母斑や脂漏性角化症などでは、腫瘍の出現時期、自覚症状、色素の濃淡など視診し必要であればダーモスコープという拡大鏡で診断して切除方法を決めます。このため母斑など色素性疾患の皮膚腫瘍でレーザーによる切除を希望する方がいらっしゃいますが、レーザーで母斑を蒸散させると、病理診断ができない問題があるため、母斑などの治療では皮膚がんとの鑑別を兼ねた切除することを勧めます。皮膚や軟部組織腫瘍の手術はほとんどが良性の腫瘍ですが、腫瘍が急激に増大したり、出血やかゆみを繰り返したり、色調に濃淡があり均一でない場合は自己判断せずに受診しましょう。
続きを読む

皮膚と癒し

Text by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
皮膚は心と密接に関係しています。
実験を受ける人:被験者(ひけんじゃ)に熱したアイロンを見せ、目隠しをします。その後、冷えたアイロンを被験者の腕に当てたところ、被験者は熱さを感じ、更には腕にアイロンの形をしたヤケドまでできてしまったのです。かつてこんな実験が行われたそうです。この真相・詳細は、はっきりしませんが、日常でも人の心の動きが皮膚に現れることはあります。疲労、ストレスによりニキビ・アトピー性皮膚炎が悪化したり、蕁麻疹(じんましん)が出没したりすることは多くの人が経験しております。重複するようですが、イライラすることが、かゆみにつながることもあります。皮膚の治療において(皮膚だけではないでしょうが)、薬物治療を行う前に重要なことは、心の平穏を保つことです。温泉療法というものがあります。温泉の成分が持つ効能・効果を期待してのものです。しかし、それ以上に温泉につかり、リラックスするということは治療にとって重要なことです。しかしいくら温泉がいいからと言って、何時間も温泉につかり続けるような、苦行に似たことをしてもそれは逆効果です。更に、皮膚に対しては、長時間の入浴は皮膚の保湿性を低下させてしまうこともあり、あまりお勧めできません。自分に負担をかけることもなく、ゆっくりと体を休めるような「温泉療法・入浴療法」がお勧めです。現代医療はとかく薬物に頼りがちです。様々な薬物が開発されたからこそ、我々は病気に打ち勝つことができているのは確かです。しかし心の安定があってこその薬物治療です。本末転倒にならないように。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

あ
医科 歯科  
か
医科 歯科  
さ
医科 歯科  
た
医科
な
医科 歯科  
は
医科 歯科  
ま
医科 歯科  
や
医科