■ご訪問者数:28294823
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

C型肝炎の治療は新時代へ

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
肝臓病の原因は数多くありますが、B型肝炎・C型肝炎に代表されるウイルス性の慢性肝炎は特に気を付けなければならない病気です。これらは主に輸血など血液を介して感染しますが、感染ルートが不明の場合も少なくありません。この病気の怖いところは、感染後長年症状のないまま肝硬変や肝臓がんになっていくことです。今から30年ほど前までは有効な治療法がなく、肝機能をできるだけ維持する治療を行うのが精一杯の時代が続きました。1980年代にウイルスの排除(追い出すこと)を目的とするインターフェロン治療が始まりました。しかしインターフェロンは長期間頻回の注射を必要とする上に副作用も多く、その上ウイルス排除の成功率も低かったため満足できる状況とは言えませんでした。B型肝炎については2000年頃よりウイルスの増殖を抑える内服治療が登場し現在も多く使われていますが、C型肝炎の方はインターフェロンを必要とする時代が長く続きました。しかし昨年その状況に風穴があくことになりました。C型肝炎に対して副作用も少なくウイルス排除の成功率が85%から100%という内服治療薬が登場したのです。インターフェロン時代の苦労を考えるとまさに夢のような数字といえます。C型肝炎ウイルスにはいくつかの型があり、発売当初は日本人に最も多い1型に対する薬でしたが、今年に入って2型に対する治療薬も登場し日本のC型肝炎のウイルス型をほぼ網羅できるようになりました。さらに治療期間も当初の6カ月間から3カ月間に短縮されつつあるなど、次々に新薬が登場しています。C型肝炎はまさに治る時代に入ったといえるでしょう。医療の進歩というよりメーカーの開発競争の成果としての側面も大きいわけですが、結果として多くの患者さんがその恩恵をうけ健康を取り戻せるようになります。治療には国や道の医療費助成を受けることができますので、消化器病・肝臓病の専門医によく相談しましょう。
続きを読む

老眼の方! いいですよ! 遠近両用コンタクトレンズ!!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
早い人では40歳代になると、老眼が始まります。老眼とはカメラに例えれば、オートフォーカス機能が壊れてきて、遠くにも近くにもピントが合わなくなっている状態です。そこで、遠くも近くも見やすくなるように助けてくれるのが遠近両用メガネです。しかし、いろいろな事情でメガネだけでは困る方には、遠近両用(多焦点)コンタクトレンズ(以下CL)があります。これは、2週間タイプと1日タイプがあります。ただし、乱視が強い方は、乱視&遠近両用を兼ね備えたCLは存在しないので、見えづらいかもしれません。老眼を感じ出したら、まずは眼科を受診し、老眼鏡や遠近両用メガネを処方してもらいましょう。それから、遠近両用(多焦点)CLを試してみるのはよいと思います。CLは、心臓のペースメーカーと同じ高度管理医療機器ですから、専門の眼科医にご相談下さい。
続きを読む

顔の輪郭の若返り/新しいたるみ治療のアプローチ/自分の血液で治療する皮膚再生治療/セルリバイブジータとフォトRF

最近は、顔の若返り治療(顔のしわ・たるみ治療)のセルリバイブ・ジータ(皮膚再生治療)に並行して、頬やあごのたるみにフォトRF(光高周波治療)を行うことでフェイスリフトなどの手術でしかできなかった『顔の輪郭の若返り』が可能になってきました。セルリバイブ・ジータ(皮膚再生治療)は自分の血液を採って注入まで40分程度で行え、効果持続時間が2~3年と今までのアヒルロン酸やコラーゲン注射(6ヶ月程度)と比べ数倍持続することが特徴で、現在一番よくおこなわれている方法です。この方法の特徴は2日程度の軽度の赤みはありますが、化粧は施術後2時間後よりできて、日常生活に影響が少なく、腫れも軽く、効果の徐々に現われ、急激な変化による不自然さがなく、自分の血液を使用するため安全性が高い方法です。セルリバイブ・ジータの中には各種の血小板内の成長因子が存在して、肌のたるみや色つやを改善する作用があるので、化粧をするときに気になる眼の下のくまや頬のたるみの若返り治療に最適です。またその後にフォトRF(光高周波治療)を行うことで、より一層の頬やあごのたるみ改善『顔の輪郭の若返り』になります。治療の流れは、まず、施術前に施術後の経過説明を受けて頂き、その後、採血をして頂きます。そして、施術部位に麻酔ジェルを塗り、15分程度お待ちして頂き、その間に血小板濃縮処置を行います。麻酔ジェルを拭き取って最後に気になる部位に注入します。痛みは麻酔ジェルを使用しているため軽度です。注入時間は範囲によって異なりますが3~10分程度です。治療と治療行程、経過、効果、今後の予防についてアンチエイジングの立場から説明させて頂きます。また、フォトRF(光高周波治療)はシミ、シワに有効な『オーロラ』とシワ、タルミに有効な『リファーム』があり、治療を選択することができます。これらの治療は日常生活に影響がなく安全に受けられる若返り治療です。治療をお受けになる場合は十分に治療計画をお聞きになり、ご納得した上でお決めください。
続きを読む

本当にただの脂肪肝ですか?

Text by はら内科クリニック 原 信彦
GWはいかがお過ごしでしたか?まさか体重が増えたりしていませんよね?そろそろ健康診断の検査等が行われると思いますが、脂肪肝と書かれそのままにしていませんか?たかが脂肪肝でも進行する脂肪肝があります。まずは、脂肪肝でお酒を飲む方は、飲み方を変えましょう。健康飲酒量は、缶ビールは500mℓ、日本酒・ワインは1合、焼酎は25度なら0・6合、ウイスキーはダブル60mℓが適量と言われています。少なく感じるかもしれませんが、これに近づける努力は必要ですし、場合によっては、休肝日を週に1~2日設ける必要もあります。お酒を飲まない・ただ少し太っているだけという脂肪肝の多くは、単純性脂肪肝と言って進行しないものが多いのですが、中には非アルコール性脂肪肝炎(NASH)と呼ばれ、痛くもかゆくもなく、徐々に、肝硬変・肝臓がんと知らないうちに進行する肝炎も隠れていますので気を付けなければいけません。日本での検診受診者を100とすると脂肪肝が35%そのうちNASHは2%程度といわれています(※1)。病態については、生活習慣病が基本にあり、内臓脂肪の蓄積から肝臓の細胞にも脂肪沈着が起こり、脂肪肝となり、そこに鉄の代謝障害・酸化ストレス・脂質過酸化等の要素が加わり悪循環を形成し、NASHという進行性の肝障害がおこると考えられています。頻度は多くありませんが、症状がなく気が付くと進行しており確立した治療法がいまだにありません。まずは、減量が一番効果的です。肥満大国アメリカのガイドラインでは単純性脂肪肝は3~5%の減量・NASHの時は、10%の減量を目標にします。薬物ではEPA製剤(青魚の油)・ビタミンE(抗酸化治療薬)・インスリン抵抗性改善薬等の治療報告はあるもののいまだ内服治療のみでは十分な治療効果はなく、減量を行ったうえで内服治療を行うと効果が表れやすいようです。まずは、節酒・減量・そして検診結果を放置せず、再検査・定期検査を忘れずに!(※1日本消化器病学会誌472012年)
続きを読む

耳鼻いんこう科で診てもらえるの?

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
風邪も耳鼻いんこう科で診てもらえるのですか?と患者さんに言われることがよくあります。風邪で耳鼻いんこう科を受診するというイメージがないことは残念です。そもそも風邪とは、鼻やのどから侵入したウイルスや細菌により鼻やのどが炎症を起こした急性上気道炎の総称ですので、鼻やのどを診る耳鼻いんこう科が最も得意とする病気と言えます。鼻、のど、気管の状態を詳しく直接観察して風邪の状態を的確に把握し、必要な処置(鼻処置、咽頭処置、吸入など)や最も有効な投薬を行いますので、効率的な治療が可能です。もちろん熱が出ている場合も対応できます。特に小児の場合は風邪の初期診療を誤ると中耳炎や副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)になることがありますので、風邪の治療は重要と言えます。風邪かなと思ったら耳鼻いんこう科の受診も考えてみてはいかがですか?
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科
医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科