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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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涙道(るいどう)内視鏡を用いた新しい治療Text by 江口眼科病院 昌原 英隆
最近では、涙目の原因である涙道閉塞(へいそく)症の治療に涙道内視鏡が登場し、従来の治療に比べて、安全で成功率が高い治療が可能となってきています。涙が目から鼻へ流れる道がつまる病気を涙道閉塞症といい、涙が自然とあふれ出てきたり眼やにが出たりします。たかが涙目・眼やにですが意外と不快感があり、患者さんは『いつもハンカチで涙を拭かなければいけない』などと訴えて来院されます。以前は、ブジーという針金で盲目的につまった部分を突き破っていましたが、正常な涙道以外に穴を開けることもあり、治療成績は良くはありませんでした。最近では涙道内視鏡というとても小さいカメラを使用してつまった部分を直接見ながら治療することができるようになり冒頭で記したように安全性・治療成績ともに高くなってきています。気になる症状がありましたらお近くの眼科医に相談してみて下さい。
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アンチェイジングのための中高年の肥満とダイエットText by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
中高年の加齢に伴う代謝の特徴は腹筋量が減少して基礎代謝が低下すること。
(汗をかかなくなる)内臓脂肪が蓄積されること。(お腹が出てくる)インスリンに対する反応が悪くなることです。(糖尿病になり易くなる)一般に生活習慣病やメタボリックシンドロームという病態としていわれ、この病態の中で肥満対策は大事な予防方法です。 では、肥満対策として、ただダイエットを行うとよいのでしょうか。 もし、運動を行わないでダイエットを行った場合、大きい確率でリバウンドが起こります。 ダイエットを行う場合には適切な運動を行う必要があります。私たちの体の中の遺伝子の中に『倹約遺伝子』という遺伝子があり、人工的にダイエットなど飢餓状態をつくると摂取したカロリーを素早く脂肪に変換するようになります。 このような流れを予防するためには筋肉を維持して筋肉で燃焼させる必要があるので、ダイエットをしているとき、またダイエットをやめた後も運動する習慣を作り、筋肉量を減らさないようにする必要があります。現在、よく行われているジョギングやウォーキングを中心にした低強度の有酸素運動は生活習慣病には有効であることは間違いないことですが、このような運動をするためには丈夫な骨と筋肉が必要です。 筋肉トレーニングやウエイトトレーニングは何となく硬派なイメージがありますが、レジストトレーニングは軽いダンベルやゴムのチューブなど身近な負荷素材で筋肉に負荷をかけるトレーニングです。5〜10分程度の軽いストレッチの後、20分程度の筋力トレーニングを行い、20〜30分のウォーキングを週に3〜4回体調に合わせて徐々に行うことを勧めます。運動を行わないダイエットはかえって、乾いたスポンジに水を含ませるように、体重の増加を引き起こします。 適切な運動を行いながらダイエットを行いましょう。 私たちは『貯金』はなかなかできませんが『貯筋』はできます。 |
逆さ睫毛(まつげ)を永久脱毛Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
高齢者の逆さ睫毛(まつげ)は主に2種類有ります。一つは瞼(まぶた)の皮が余ってしまうため瞼が内側を向いて睫毛が目にめり込んでしまう<眼瞼内反症:がんけんないはんしょう>、もう一つは瞼の形は普通なのですが目の方向に睫毛が生えてくる異常な毛根ができてしまう<睫毛乱生症:しょうもうらんせいしょう>です。眼瞼内反症の場合は、余った皮膚を切除して瞼を外側に向かせる手術をします。細い糸を使って縫合(ほうごう)するので傷口はほとんど残りません。睫毛乱生症の場合は、目の方向に生えてくる睫毛の毛根ひとつひとつに細い針を差し込み電気をかけて毛根を焼いてしまう<睫毛電気分解術(毛根破壊)>という処置をします。もちろん麻酔をしてからしますので痛みもありません。
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屈折矯正手術、最近の話題Text by 吉田眼科病院 岡田 佳典
皆さんの中には今より少しでも見えるようになりたいと考えている方が多いと思います。特に、現在メガネやコンタクトレンズを使用している方は、なおさらでしょう。それを可能にしたのがレーザー屈折矯正手術、いわゆるレーシック(LASIK)です。レーシックについては以前にこのコーナーでも取り上げられたと思いますが、エキシマレーザーを用いて近視をはじめ遠視や乱視を矯正する手術の事です。実際、この手術を受けたほとんどの方が1.0前後の裸眼視力を得ており臨床的に満足できる方法といえます。ただ、まったく問題がないわけではありません。これは何故でしょうか?実は、視力とは涙液層(涙の膜)・角膜・水晶体・網膜といった眼球全体が関与しているため、一般に言われている近視・遠視や乱視だけではなく、一人一人違った眼球全体からみた歪み(収差)・光の量を調節する瞳の大きさ(回折力)・物を見るための細胞の数(視細胞密度)のバランスが保たれている必要があります。これに対し、レーシックに限らずメガネやコンタクトレンズを含めた今までの屈折矯正は角膜表面のみで考えられており、また収差による影響によって、にじむ感じや夜間視機能の問題が起きるといわれています。したがって、この収差をも消すことができれば、より安定した視力が得られる訳です。その方法がウェーブフロントです。この方法は、従来のレーシックに加えて波面センサーという個々の症例の収差を解析できる装置を用いて、より精密に個々にあった照射(カスタム照射)を行うものです。そうすることによって従来の術式では不可能であった(1)不正乱視の治療
(2)にじむ感じや夜間の視力低下などの改善 (3)理論的には無収差に矯正できるため裸眼視力2.0以上のいわゆるスーパービジョンも可能になると考えられています。メガネやコンタクトレンズで不満のある方は、一度眼科医にご相談してみてはいかがでしょうか? |
家庭血圧を測りましょうText by 関口内科 関口 洋平
「えっ、血圧160もありますか?家を出る前に測った時は、120だったんです。私、先生の前ではいつも高いんです・・・」そう言ってAさんが提示した家庭血圧帳には、綺麗な折れ線グラフが描かれ、自宅で朝と夜に自己測定した血圧(これを家庭血圧といいます)はいつも正常であることを示していました。このAさんのように診察した時の血圧は高いが家庭血圧は正常であるという場合は、ほとんど問題になることはありません。それは診察のときに測る血圧よりも夜間や早朝の血圧のほうが、将来起こす疾病に関係するということが解っているからです。病院で緊張した時などに血圧が高くなる事を白衣現象または白衣高血圧と言い、その頻度はけして少なくはありません。家庭血圧を知ることによって、降圧薬を不必要に増量されることがなくなり、患者さんも医師も安心して治療を続けることができるようになります。現在日本の家庭には、実に3000万台以上の家庭血圧計があり、高血圧の患者さんの8割弱の人が所有していると言われています。しかし、これだけ普及した家庭血圧計ですが、ある調査では家庭血圧の高血圧基準値を正しく知っている患者さんは、2.4%しかいなかったとの報告があります。来年の一月には、高血圧治療の基準となるガイドラインの5年ぶりの改訂(JSH2009)が日本高血圧学会より発表されます。その中では家庭血圧の重要性が強調され、初めて家庭血圧による降圧目標値が暫定的に設定される予定です。降圧目標値は①若年・中年者125/80mmHg未満②高齢者135/85mmHg未満③糖尿病、腎臓病、心筋梗塞後患者125/75mmHg未満④脳血管障害患者135/85mmHg未満になると思われます。家庭血圧は、朝と夜に1回ずつ連日長時間測定し、その平均を評価していくものですので、その都度の測定値に一喜一憂せず、記録した血圧手帳を主治医にきちんと見せることがとても大切です。
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