■ご訪問者数:29941534
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

アトピー性皮膚炎

Text by 江口眼科病院 佐々木 功
眼科の診察では眼とその周囲を重点的に観察しますが、そこでアトピー性皮膚炎に関連した所見がみつかったり、関連がありそうな症状の訴えを聞くことは多々あります。代表的なものとして、まぶたの皮膚の乾燥や赤み、結膜炎による慢性的なかゆみ、擦過や眼瞼内反症に伴う角膜のキズや微生物の感染などが挙げられます。皮膚に慢性的な炎症があると、それに引き続いて眼にもトラブルが波及する場合があるのです。では眼科ではどうするか。まず、まぶたの表側(つまり皮膚)のトラブルは、アトピー性皮膚炎の管理の基本に則ってまず清潔と保湿を意識することを勧めます。それでも不十分ならば副腎皮質ステロイド(いわゆるステロイド)入りの軟膏を使用します。そしてまぶたの内側(結膜)のトラブルには抗ヒスタミン薬やステロイド入りの点眼液を主に使用します(程度によってはさらなる治療が必要な場合もあります)。このように眼科でもまぶたの治療は行うものの、先述のとおりアトピー性皮膚炎においては眼の状態は皮膚のコンディションに大きく影響されますので皮膚科の受診も要検討です。過去に色々とアトピー性皮膚炎の治療を試したが奏功せず諦めたという方も少なくないと思いますが、「アトピー性皮膚炎は大人になってからでは治療できない」という誤った認識を捨て、現代の標準的な治療アプローチでもう一度治療に取りかかることも一案です。また、治療のキープレイヤーとなる点眼液や軟膏などの局所投与用ステロイドはその使い方のルールを守り、定期的な監視を怠らなければ有効かつ安全に使用できますので、やみくもに忌避することは有益ではありません。眼の健康を保つためにも、信頼できる皮膚科医をみつけ、地道なケアを根気強く継続することが肝腎と言えます。
続きを読む

40歳を過ぎたら、眼底検査を!!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
「目を見ればその人が分かる」と言いますが、これは本当で、目は体の中で血管を直接観察できる唯一の臓器です。身体がメタボならば、目にも高血圧・高脂血症・糖尿病による合併症が出現する可能性があるのです。イギリスの若者対象の調査によれば、肺がんや脳卒中よりも失明が一番恐怖という結果が出たそうです。瞳孔を広げる点眼薬をつけて眼底検査を行えば、目の重要な病気を早めに見つけることができます。また、40歳以上の日本人の5%は緑内障で、疑いの人を含めると100人中13人もいることが分かっています。緑内障は進行性で日本の失明原因1位の病気ですが、早めに発見し眼圧を下げる治療を行えば、進行を遅くすることができ、老後も身の回りのことができる視野を保てます。緑内障も眼底検査と視野検査・眼圧測定で見つけることができます。早期発見のために気軽に眼科を受診しましょう。
続きを読む

多汗症・ワキガ症の治療方法

います。一般にデオドラント効果のあるスプレーで解消することが可能ですが、臭いが強かったり、汗の量が多いと日常生活でストレスを感じてしまう事があります。
また、本人が多汗症とワキガ症を混同している事が多いため、診断内容の説明を充分に受けてから治療を受ける事が大切です。現在、形成外科・美容外科で行われている多汗症とワキガ症の治療方法には(1)絶緑針を使用した電気凝固法(自費適用)、(2)ボツリヌスA毒素による治療方法(自費適用)、(3)剪刀法(保険適用)、(4)クアドラカッターによる吸引法(自費適用)があります。多汗症・軽度なワキガ症の治療方法で最近よく用いられている方法は、日常生活にまったく支障がきたさず、翌日から入浴ができて、誰にも治療した事が分からない、短時間(10〜30分)で治療可能な方法として、(1)電気凝固法と(2)ボツリヌスA毒素による治療方法です。よく言われているプチ手術的方法なので、改善度や効果期間が限定されます。重度の手術的多汗症・ワキガ症の治療法の(3)剪刀法、(4)クアドラカッターによる吸引法は手術後の創固定期間がありますが、長期間治療効果が安定している事がメリットです。
(3)の剪刀法は以前より行われている方法でわきに3〜4cmの切開を1〜2ヶ所に入れ、徒手で皮膚の裏側にある汗腺を切除する治療方法です。創の固定期間は10〜14日必要です。(4)のクアドラカッターによる吸引法はわきに7mm程度の非常に短い切開を入れ、汗腺を切除吸引する方法です。
創の固定期間は7日以上必要ですが、手術跡が小さく、目立たない事が大きなメリットです。多汗症・ワキガ症の治療方法はいろいろな方法があり、診断を受けた上、日常生活に支障のない方法を選択するか、手術的方法を選択するか、充分な説明と医師とご相談して治療方法を決めましょう。
続きを読む

おたふくかぜ難聴って知っていますか?

Text by かみいそこどもクリニック 渋谷 好孝
おたふくかぜウイルスで発症するおたふくかぜはワクチンで防ぐことのできる病気です。函館市内近郊では今年5月末から流行が始まりました。過去には、平成8年と9年、15年、22年から23年にかけて流行がみられました。今回は5年ぶりの流行となります。おたふくかぜは2~3週間の潜伏期ののちに耳の下にある耳下腺や顎下腺などが腫れてくる病気です。感染しても症状が現れない不顕性感染者が30%程度いることが知られており、症状が出なくてもおたふくかぜに対する抗体ができたり、合併症が知らない間に出ていたりということがあり得る病気です。耳下腺や顎下腺が腫れてから5日間経つと人に感染する力がなくなるとされており、全身状態がよければ仮に腫れが残ったとしても登園や登校が可能です。よく知られている合併症は髄膜炎や睾丸炎、卵巣炎などですが、子どもたちにとって一番心配なのは難聴がみられることがあるということです。難聴の合併症は病気の始まりから3週間程度までに発症します。その頻度は多くの報告がありますが、およそおたふくかぜにかかった人の千人に一人程度とされています。ただ、耳下腺の腫れない不顕性感染でも起こることが知られています。難聴になると治療法がなく回復は期待できませんから、一生難聴を抱えて過ごすことになります。子どもの片方だけの難聴は生活にはあまり支障がないことが多いですが、まれに両方難聴になることがありますので、予防をしっかりするということが肝要です。おたふくかぜの予防はワクチンを2回接種することです。1歳のお誕生日にMRワクチン、水痘ワクチンと一緒にぜひ受けてください。その次は年長さんのMRワクチンと一緒に接種をしましょう。今は流行期ですから、1回接種の後1~2年で2回目を接種するという選択でも構いません。
続きを読む

最先端近視治療《イントラレーシック》

Text by 吉田眼科病院 佐藤 浩介
イントラレーシックは新しい屈折矯正手術として、世界的に非常に評価の高い術式です。■レーシックとはマイクロケラトームというステンレスのブレードを使用して角膜に切り込みを入れ、フタ状のフラップと呼ばれる部分を作成し、エキシマレーザーで角膜を削り近視を治します。■レーシックとイントラレーシックの違い角膜を削ってフラップを作る際に、高精度な医療用レーザー(イントラレーザー)を使用します。マイクロケラトームよりもフラップを薄く作成できるため、レーシックで対応できなかった重い近視の方に対しても手術ができるようになりました。■イントラレーシックの利点イントラレーザーを使用しフラップを作成するため直接角膜に触れませんので、感染症の心配はほとんどありません。イントラレーザーは一定の深さにエネルギーが放出され、角膜の円弧に沿った、精密で厚さが一定な滑らかなフラップを作ることができます。フラップの作成の精度が上がった事で、術後の裸眼視力の回復を早めてくれました。また、イントラレーシックで作成したフラップ面はレーザー照射による蒸散の影響により接着するまでにレーシックよりも多少時間がかかります。しかしフラップのエッジ部分が垂直になっているため、フラップをはめこむような形でしっかりと元に戻せるので、ずれたりシワになったりする心配はほとんどありません。以上のような点からイントラレーシックは安全性の高い、よりクオリティーの高い屈折矯正手術といえます。従来のレーシックでも十分な成果を上げてきましたが、より安全で効果が高い方法に進化していったわけです。安心して安全にそして確実な成果を得られるように、患者様のニーズを織りまぜながら、医師と相談して納得いただける方法を選択してください。そして手術後は眼鏡のない生活をエンジョイしてください。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

あ
医科 歯科  
か
医科 歯科  
さ
医科 歯科  
た
医科
な
医科 歯科  
は
医科 歯科  
ま
医科 歯科  
や
医科