■ご訪問者数:30037369
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

C型肝炎の治療は新時代へ

Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
肝臓病の原因は数多くありますが、B型肝炎・C型肝炎に代表されるウイルス性の慢性肝炎は特に気を付けなければならない病気です。これらは主に輸血など血液を介して感染しますが、感染ルートが不明の場合も少なくありません。この病気の怖いところは、感染後長年症状のないまま肝硬変や肝臓がんになっていくことです。今から30年ほど前までは有効な治療法がなく、肝機能をできるだけ維持する治療を行うのが精一杯の時代が続きました。1980年代にウイルスの排除(追い出すこと)を目的とするインターフェロン治療が始まりました。しかしインターフェロンは長期間頻回の注射を必要とする上に副作用も多く、その上ウイルス排除の成功率も低かったため満足できる状況とは言えませんでした。B型肝炎については2000年頃よりウイルスの増殖を抑える内服治療が登場し現在も多く使われていますが、C型肝炎の方はインターフェロンを必要とする時代が長く続きました。しかし昨年その状況に風穴があくことになりました。C型肝炎に対して副作用も少なくウイルス排除の成功率が85%から100%という内服治療薬が登場したのです。インターフェロン時代の苦労を考えるとまさに夢のような数字といえます。C型肝炎ウイルスにはいくつかの型があり、発売当初は日本人に最も多い1型に対する薬でしたが、今年に入って2型に対する治療薬も登場し日本のC型肝炎のウイルス型をほぼ網羅できるようになりました。さらに治療期間も当初の6カ月間から3カ月間に短縮されつつあるなど、次々に新薬が登場しています。C型肝炎はまさに治る時代に入ったといえるでしょう。医療の進歩というよりメーカーの開発競争の成果としての側面も大きいわけですが、結果として多くの患者さんがその恩恵をうけ健康を取り戻せるようになります。治療には国や道の医療費助成を受けることができますので、消化器病・肝臓病の専門医によく相談しましょう。
続きを読む

睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?

Text by ききょう内科クリニック 蓮沼 晶子 院長
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)が繰り返される病気です。本人の自覚がなく周りの人から大きないびきや無呼吸を指摘され本人が気付くことが多いといわれています。多くの場合は空気の通り道である気道が部分的あるいは完全に閉塞してしまうことにより起こります。SASの代表的な症状はいびきです。また、良質な睡眠がとれず日中の眠気や物覚えが悪くなるなどの精神的な症状も出てきます。高血圧や心筋梗塞や脳卒中などを併発することもあります。SASの検査はご自宅にて行っていただくことが可能です。SASの治療法はいくつかあり、個々の患者さんにあった治療法を決定することになります。心当たりの症状がある方は是非医療機関を受診してください。
続きを読む

咽頭癌〜女性患者の増加が懸念されます〜

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
我が国の三大死因は癌、心疾患、脳血管疾患ですが癌は最多の30%を占めます。癌は怖い病気ですが、十分な知識を持ち対処すれば根治も可能な病気です。頭頸部癌は全癌の約5%を占めます。癌患者数は300万人を超えると推定されていますので、約15万人の患者さんがいることになります。頭頸部癌には舌癌、口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、上顎癌、唾液腺癌、甲状腺癌などがあります。今回は頭頸部癌の中でも早期発見で十分治癒が望める喉頭癌についてお話しします。1年間に喉頭癌で亡くなられる患者数は約1,000人で、男女比は9:1で男性に圧倒的に多い癌です。発癌の大きな要因は、喫煙で非喫煙者に対し喫煙者は100倍、喉頭癌になりやすいと言われています。喉頭癌患者さんの平均的な喫煙歴は1日30本以上、30~40年です。禁煙区域の拡大、分煙環境の整備が進み全体の喫煙率は低下傾向ですが、それは主に男性の喫煙率の低下で女性の喫煙率は増加傾向がうかがわれますので、今後,女性患者の増加は懸念されます。道南はまだ喫煙率が男女ともに率が男女ともに高い地域ですので、喉頭癌に十分な知識を持つことは重要です。喉頭癌の初期症状で最も多いのは声のかすれで改善しない場合は、ためらわず耳鼻咽喉科を受診すべきです。喉頭癌のほとんどは扁平上皮癌という癌で放射線がよく効きます。早期癌であれば放射線療法のみで80~90%で治癒が望めますし、声のかすれも改善します。放置した場合には、最終的には呼吸困難に陥ります。進行癌になってしまうと放射線療法のみでは治癒は望めなくなりますので、抗癌剤による化学療法や手術をさらに追加し組み合わせて治療をすることになります。手術は喉頭全摘出術、永久気管孔造設術を基本的に行いますので、声は失われます。進行癌になっても頭頸部癌の中では最も治療成績はよいのですが、癌になってしまうと治療のために2~3ヶ月の入院を強いられ、声を失うという機能障害を残す可能性があるわけですから、やはり予防が大切です。禁煙したその日から発癌の危険性は低下しますので、是非とも禁煙をおすすめします。
続きを読む

40歳を過ぎたら、眼底検査を!!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
「目を見ればその人が分かる」と言いますが、これは本当で、目は体の中で血管を直接観察できる唯一の臓器です。身体がメタボならば、目にも高血圧・高脂血症・糖尿病による合併症が出現する可能性があるのです。イギリスの若者対象の調査によれば、肺がんや脳卒中よりも失明が一番恐怖という結果が出たそうです。瞳孔を広げる点眼薬をつけて眼底検査を行えば、目の重要な病気を早めに見つけることができます。また、40歳以上の日本人の5%は緑内障で、疑いの人を含めると100人中13人もいることが分かっています。緑内障は進行性で日本の失明原因1位の病気ですが、早めに発見し眼圧を下げる治療を行えば、進行を遅くすることができ、老後も身の回りのことができる視野を保てます。緑内障も眼底検査と視野検査・眼圧測定で見つけることができます。早期発見のために気軽に眼科を受診しましょう。
続きを読む

怖い口呼吸

Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
いつもポカンと口を開いている状態、人相としてもあまり良くありません。それだけではなく、実は生活習慣病を引き起こすとまで言われているのです。空気中には様々な菌や有害物質が存在していますが、口で呼吸しているとそのまま悪い物が体内に入り込んでしまい、様々な病気を引き起こす可能性があるのです。口呼吸の原因はズバリ、唇の力の衰えです。子供の頃、哺乳瓶で育った方は特に要注意です。ではどのようにして唇の力を鍛えたら良いのでしょうか?一番簡単にできる方法は、ペットボトルに100ccほど水を入れて、下を向いて唇で咥(くわ)える方法です。1分程度できれば合格です。また歯医者さんではリップトレーナーという器具も売っています。唇を鍛えると口臭が消えたり、いびきが改善されたり、小顔になったりと嬉しいおまけが付いてくることもあります。是非、唇を鍛えましょう。
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

あ
医科 歯科  
か
医科 歯科  
さ
医科 歯科  
た
医科
な
医科 歯科  
は
医科 歯科  
ま
医科 歯科  
や
医科