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在宅での褥瘡(じょくそう)治療

褥瘡というのは「床ずれ」のことです。寝たきりや、それに近い状態の患者さんの体が、ベッドや車いすなどによって圧迫されて起こります。近年、在宅医療の広がりとともに在宅で褥瘡を治療するケースも多くなっています。在宅での褥瘡の治療は、困難ではありますが、可能です。しかし、いくつかの条件はあります。まず、全身の状態がよいことです。寝たきりであっても、栄養状態がよく、褥瘡を治す体力があることです。ある程度動けるような方の場合は、治る確率は格段に上昇します。また、家族の方々の協力も不可欠です。毎日の治療はたいへんで、家族の方の負担は大きなものになります。しかし、家族の方の協力が強い場合には、褥瘡は良くなることが多いと感じています。そして、どのような褥瘡であれば在宅でも治療は可能なのでしょうか。大事なのは、炎症がないことです。炎症があると、熱が出たりして全身の状態が悪くなります。こうなると点滴などの治療が必要になってしまいます。また、褥瘡の深さも重要です。浅い褥瘡であれば、適切に治療することによって比較的短時間で上皮化して(皮膚ができて)治っていきます。深い褥瘡の場合は壊死組織が付着している事も多く、このような壊死組織は外科的に除去しないと細菌の巣になってしまうこともあります。でも、壊死組織が適切に除去出来れば在宅でも治療は可能です。問題は初期の褥瘡です。浅い褥瘡も、深い褥瘡も初めは赤くなっているだけのことがあります。浅い褥瘡はそのまま赤みが取れてきます。でも、深い褥瘡は時間が経つにしたがって紫色になり、二週間くらい経つと黒くなってきます。黒い部分は皮膚が壊死してしまっているのです。初期の褥瘡を深い褥瘡か浅い褥瘡か見極めることが大事です。
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顎関節と矯正歯科

歯は、あごの骨のなかに生えており、その骨には筋肉や血管、神経が、全身といろいろな形で強く関連しております。歯科も医学の一分野ですので、したがいまして歯科だけの知識で、取り組むことは不可能です。矯正歯科治療においても例外ではありません。上あごと下あごは、耳の穴の前にある顎関節でつながっています。そして口を閉めた状態から口をおおきく開けると、下あごの関節は、回転しながら、前のほうへ動きます。このとき、耳の前の部分は下あごの関節が前に移動するため引っ込んだようになります。耳の穴に指を入れて、口を大きく開けると、動いている様子が良く分かります。そして、口を閉じるときには、上あごと下あごの間にある咀嚼筋と呼ばれる大きな筋肉の力で、かみ締めます。できるだけ全部の歯に当たるように噛んだ場合、理想的には、上あごの犬歯が、下あごの犬歯とその後ろの歯(第1小臼歯)とぶつかり、かみ合います。口を閉じて噛んだ時には、理想的には、すべての上あごの歯、1本1本が、下あごの歯の2本の間に入り込み、かみ合うことで、安定します。このとき下あごの顎関節は、上あごの関節の窪みの、ほぼ真ん中にあります。矯正歯科治療は、下あごと上あごの歯を、このような、噛み合わせを作り、安定させることが、主な目標の一つです。従いまして、ほとんどの場合、上あごと下あごの歯、両方とも矯正装置を装着することが良い噛み合わせを作るためには必要となります。首から背中にある筋肉などの異常により、噛み合わせが変化したり、就寝時の強い歯軋りなどは、安定した噛み合わせを壊すことがあります。腰痛と心理的な関係がよく言われておりますが、顎関節症も心理的な関連性について考慮しておく必要があります。歯も体の一部ですので、歯槽膿漏などの歯科疾患、経年的変化や老化其の他により、変化します。矯正歯科治療によりえられた安定した噛み合わせを保つためには、患者さんと我われの協力的、継続的な努力が不可欠です。
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赤あざ

赤あざ(単純血管腫、イチゴ状血管腫、毛細血管拡張症)の治療にはVビームという色素レーザーを使用します。このレーザーは冷却システムがあり肌を守りながら治療するのでレーザー照射時の痛みは輪ゴムで弾かれた程度です。赤あざへのVビーム治療には保険が適用されます。単純血管腫は赤あざの一種で肌の表面の毛細血管が広がった病気です。子供のころから現れ、大人になっても小さくなりません。イチゴ状血管腫は生まれた時はないのですが、生後1カ月ぐらいから出てきて肌が赤く盛り上がりイチゴのように見える血管の病気で7歳頃までに75%の人で小さくなってくるといわれています。ただ、色は薄くなりますが、肌質の問題から最近では早いうちからのレーザー治療を開始することをお勧めします。毛細血管拡張症は赤ら顔ともいわれ肌の表面に細い血管が拡がっている症状でいろいろな原因があります。Vビームレーザー治療は1回の治療で終了するのではなく期間をあけて治療を繰り返すことで目立たなくなってきます。
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妊娠期の食事 ーすでに赤ちゃんの歯が作られていますー

Text by 北斗歯科クリニック土永 浩史
妊娠したと分かるとうれしい気持ちになる妊娠初期ですが、この時からお母さんはご自分の体だけではなく、お母さんのお腹の中で育つ胎児のために母体を大切にしていかなくてはなりません。妊娠4~7週の時は、心臓、目、耳、手足など胎児の体の重要な器官が作られていく大事な時期で、薬や放射線などの影響を最も受けやすい時期とされています。それと同じくして歯や口蓋の形成が開始されます。乳歯は前歯から奥歯まで全部で通常20本有りますが、妊娠6~10週の間に胎児のお口の中で、その乳歯全部の歯胚(歯の芽、つまり歯と歯周組織の基となる細胞)ができ始めます。その後、妊娠18週頃には胎盤が完成し、臍帯(へその緒)を通して母体の血液からカルシウムやリンなどを取り入れ、それらが結合して石灰化し、歯が作られていきます。さらに、永久歯の第一大臼歯(6歳臼歯)や前歯の歯胚もその頃にはでき始めています。虫歯のできやすさの要因を大きく分けてみると、「虫歯菌」「砂糖」「歯質」「時間」の4つの因子があります。このうち「歯質」に分類される要因として「歯の形や大きさ」「歯並び」などといった遺伝的なものもありますが、「歯質の強さ」も1つの要因となります。この歯が作られ始めている時期に母体への栄養が不足すると、胎児の歯が強く作られにくくなることもあり、胎児の歯質の強さへの影響が心配されます。胎児の歯が作られているこの時期の食生活は、バランスの良い食事が望まれます。偏食を避け、できるだけ栄養剤やサプリメントに頼らず、自然の食材を幅広く摂ると良いでしょう。
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歯周病と全身の病気

歯周病菌は、肺炎、心臓病、糖尿病など、さまざまな病気と深く関わっていることがわかっています。また、喫煙と糖尿病は歯周病の二大リスクともいわれ、禁煙が歯周病予防に役立ち、歯周病ケアが血糖値を下げやすくすることも明らかになっています。たかが、「歯周病」と思わず、手遅れになる前に検診で歯周病予防のアドバイスを受けましょう。そして、歯周病で歯を失うことのないよう定期健診を継続して、きれいなお口と健康な身体を維持しましょう。
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