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コラムを読む

加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)に対する新しい治療法について

Text by 江口眼科病院 江口 秀一郎
加齢黄斑変性症は欧米諸国では高齢者の主な失明原因となっています。一方我が国においては、食生活や生活様式の変化と共に、この病気が増加しており、高齢化社会では主要失明原因になると危惧(ぐ)されています。この病気は、網膜の裏打ちをしている脈絡膜から新生血管が生じ、その弱い血管からの出血、浸出、それらが吸収された後の繊維性瘢痕(はんこん)により網脈絡膜が非可逆性に変性して視力が低下してしまいます。この新生血管の治療に各種の試みがなされてきましたが、有効性と安全性の観点から満足すべき水準とはなっておりませんでした。そこで新たに出現したのが光線力学的療法(PDT)です。この治療法は光感受性物質を注射してから特定の波長のレーザー光を照射し光化学反応を生じさせ、レーザー照射部位の血管を破壊する治療法です。PDTの適応と照射には厳密な条件が設定されていますが、加齢黄斑変性症に対する新しい治療法として期待されています。
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小児の長引く鼻水、咳 〜診断、治療のポイント〜

Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
風邪という診断で服薬しているもかかわらず数周間も鼻水、咳が止まらないと訴えて来院されるお子さんが少なからずいらっしゃいます。中には中耳炎も起こしているお子さんや咳が続くというだけで気管支喘息と診断され漫然と投薬されているお子さんもいらっしゃいます。そうしたお子さんでは多くの場合、膿性あるいは粘調性鼻漏や後鼻漏が認められ、副鼻腔炎になってしまっている場合も少なくありません。では、なぜ鼻水、咳が止まらないのでしょう?そもそも鼻水や咳は侵入した病原体(細菌やウイルスなど)や異物を洗い流したり吹き飛ばしたりして排除しようとする体の大切な防御反応です。つまり体から病原体や異物が排除されない限り止まらないわけです。従って鼻水、咳を止めるためにはいかに除菌をうまく図るかが治療のポイントになります。また、風邪の症状は1週間から10日程度で治まるのが普通ですのでそれ以上長引いた場合は何らかの慢性的な状態になっていると考えて診断、治療を行うことが必要です。鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎を引き起こす病原菌は①インフルエンザ菌②肺炎球菌③ブランハメラ・カタラーリスがあり、これらを三大起炎菌と言います。これらの細菌を除菌することがポイントですが近年、抗生物質が効きにくい耐性菌が増加していますので有効な抗生物質を選択し新たな耐性菌を増やさない為にも用量用法を工夫する必要があります。中途半端な抗生物質の使用は効果がないばかりではなく新たな耐性菌を生む原因となります。最近では抗生物質の特性にあった用法で高用量を使用し確実に除菌を図ることが推奨されています。誤った用法で使用すると同じ1日量を服用したとしても効果が低下しますので用法は変えないことが大切です。抗生物質の使用を嫌う風潮もありますが適時に適切な選択、使用をすることで最大の効果を発揮し副作用も軽減できます。病原菌を把握し抗生物質を使うべき時に思い切って使うことが重要です。
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矯正歯科とサル

サルは人間に似ており、サルのような人間は、外見面や心理面から考えて見ると少なくないかも知れません。人間とオラウータン、ゴリラ、ニホンザルの歯の数は同じです。単雄群である、つまり一夫多妻制のゴリラはオスの犬歯が異常に大きい形をしておりますが、数は同じです。ニホンザルは、大きさや形のオスメスの差がわずかで、人間に近いのかもしれません。外見についてみれば、サルは目より唇が前にあり、脳の発達している人間は口元が下がっています。欧米系の顔は下あごが大きく口の位置が後ろにあり、日本人やモンゴル系の顔では下あごが小さく口元が出ているように見えます。欧米人は、どちらかといえば口元が出ている顔を嫌い、下あごが出ている反対咬合(こうごう)はあまり気にしません。逆に日本人は、反対咬合を嫌います。日本における美しさの感覚は変化しており、現在の矯正歯科治療の多くは前歯を後ろの方に下げ口元を引っ込めることが目標の一つになってきております。
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口腔清掃不良の意外な落とし穴

Text by 北斗歯科クリニック土永 浩史
歯に付いている白いもの、つまりプラーク(歯垢)。これは主に口腔内細菌と食べ物の残りかすからできています。この中にはミュータンス菌(Streptococcusmutans)と呼ばれる虫歯を引き起こす細菌が含まれています。ミュータンス菌は非水溶性グルカン(歯面にくっつく接着剤のようなもの)を産生し、歯面に強く付着する能力を持ち、虫歯を発生させます。その他にコラーゲン結合タンパクも保有し、血流に乗って心臓まで到達した後に心臓軟組織に付着して、感染性心内膜炎を起こす起炎菌としても知られています。最近の研究報告では、ミュータンス菌がこのコラーゲン結合タンパクを保有することで、お口から入ったミュータンス菌が脳血管の傷ついたところにくっつき、局所的な炎症を起こし、また出血を止める役割である血小板の凝集阻害を起こして、脳出血を起こすのではないかと考えられています。歯周病菌細菌が動脈硬化や糖尿病などと関連があるのは以前お伝えしてきましたが、歯周病に罹患していなくとも、口腔清掃を怠るとこういった虫歯菌は増えていくことになります。このような細菌が重大疾病に関連があるのは驚くべきことです。私たちは毎日ブラッシングを行い、また歯間ブラシやフロスなどの補助清掃器具を細かく上手に歯面に当て、お口の健康を保っています。また、歯間ブラシやフロスなどの補助清掃器具を細かく上手に歯面に当て、お口の健康を保っています。また、萌出したての乳歯や永久歯をもつ子どもにはフッ化物を用いることが有効となります。しかし、歯科医院へ来院し、口腔清掃やフッ化物塗布などをしなくとも虫歯に罹患せず、いわゆる「歯医者いらず」の方もいらっしゃいます。虫歯の罹患しやすさは歯質の強さや食習慣など個人差があります。このような虫歯になりにくい方でも、ご自身で清掃できなかった部分を歯科医院でキレイにしてもらうことは、健康の維持に有益であると思われます。
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3代に渡って厚く信頼される歯科医院 「説明と同意」を徹底した診療で地域に貢献

にしかわ歯科本通りクリニックは亀田本町に開院してから約40年、現在の場所に移転してから20年と、長年にわたり地域の歯科医療に貢献してきた。さらに「地域医療として患者さんとのコミュニケーションを深めることを重視した診療」をベースに、「説明と同意」を徹底した診療システムを確立させ、患者が納得し満足を得られる歯科医療の提供を目指している。デジタルレントゲンを用い治療経過の記録撮影を行い、これまでの治療記録と比較しながら、より分かりやすい説明に取り組んでいる。歯周病をはじめとする歯科全般のほか、インプラントや審美歯科、予防歯科、小矯正にも対応し、インプラントは世界シェアNo1のノーベルバイオケア社製を採用。同社サティフィケート授与者が在籍するなど、安心した治療を提供する体制を整えている。また障害者歯科にも力を入れており、施設への往診や、同医院に通院する患者も少なくない。さらに国内外屈指の技工所、早稲田トレーニングセンターの協力のもと、より高いレベルの審美歯科の要望にも応えている。平日は20時30分まで、土曜日は17時まで診療しており、送迎サービスも行うなど、通院するのに便利と好評である。
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