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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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予防と早期発見Text by 北美原クリニック 岡田 晋吾
病気は予防することができればそれに越したことはありません。高血圧や糖尿病など生活習慣病と呼ばれる疾患(しっかん)の多くは食事療法や適度な運動を行うことによって予防したり発症を遅らせたりすることができます。また最近増えている慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)や肺がんは禁煙することにより予防することができます。ガンについては食生活の欧米化に伴い乳ガン、大腸ガンが増えています。日本食にすればこれらのガンは予防することが可能かもしれませんが、逆に胃ガンが増えるとも言われています。大切なことは40歳を過ぎたら定期的にガン検診を受けることです。生活習慣病にしてもガンにしても早期発見、早期治療により生活の質を落とすことなく楽しい生活を送ることができますので、ご自分のかかりつけ医を決めて気軽に健康についての相談をしましょう。
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悲しくもないのに最近涙がよく出ます。年のせいでしょうか?病気ではないですか?Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
涙目(流涙症)は赤ちゃんと高齢者に多い病気。通院治療が可能で、赤ちゃんでは自然治癒も涙は上瞼(うわまぶた)にある涙腺(るいせん)から出て来て目を潤すと、目頭にある涙点(るいてん)から鼻涙管(びるいかん)、涙嚢(るいのう)を通って鼻の穴=鼻腔(びくう)に捨てられます。そのどの部分が狭くなっても涙目=流涙症(りゅうるいしょう)になってしまいます。また、白目の表面の結膜(けつまく)がたるんでくると、そこへ涙がくっつくような感じがしたり、涙点を圧迫して涙目になってしまうこともあります。涙目は生後3カ月くらいの赤ちゃんと高齢者に多い病気ですが、年齢によって治療法は若干違ってきます。赤ちゃんの涙目の原因は先天性鼻涙管閉鎖症(せんてんせいびるいかんへいさしょう)で、鼻涙管が鼻の穴の出口部分でふさがってしまっています。自然に治ることもあるので、生後6カ月くらいまでは様子を見ます。それでも治らない場合には、ブジーと呼ばれる治療用の針金で突っついて、詰まったところを開通させる「涙道ブジー法」を行います。赤ちゃんの鼻涙管は鼻までまっすぐに通っているので金属の棒を使って治療することができますが、大人の鼻涙管は中が曲がりくねっていることがあるので単純に突っついただけでは治療できない場合があり、自由に曲がることができるシリコンチューブを使って治療します。涙道カメラという直径1くらいの細い内視鏡を使って詰まっているところを確認したり、鼻腔側の出口の状態をチェックすることも重要です。高齢者の涙目の手術療法としては、その原因によって、結膜を引っ張って伸ばす「結膜縫合術」小さくなった涙点を切り広げる「涙点形成術」鼻涙管にシリコンチューブを入れて狭くなったところを広げる「涙管チューブ挿入術」涙嚢の中に膿がたまっている涙嚢炎(るいのうえん)の場合には涙嚢と鼻腔の間の骨に穴を開けてトンネルを造る「涙嚢鼻腔吻合術(るいのうびくうふんごうじゅつ)」を行いますが、いくつかの手術を組み合わせる必要がある場合もあります。1〜3までは外来通院の局所麻酔で手術ができますが、4の場合には入院して全身麻酔の手術が必要になります。涙目はさまざまな原因で生じる疾患で、ほとんどは通院で治療が可能ですが、場合によっては入院治療も必要になる疾患もあります。涙目でお困りの方は、放っておかずに一度眼科医へ相談することをお勧めします。
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抗生物質~正しく飲んでいますか?Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
耳鼻咽喉科には中耳炎、風邪、急性鼻炎、副鼻腔炎、咽喉頭炎、気管支炎などの多くの感染症の患者さんがいらっしゃいます。ほとんどが細菌感染ですので抗生物質を処方することが必要になります。病状によって原因菌を推定し有効と思われる抗生物質を処方しますが抗生物質にも作用の面で特徴があります。その特徴は大きく次の2つに分かれます。①細菌に高い濃度で作用することで高い効果を発揮するもの。②細菌に長い時間、有効な濃度で作用することで高い効果を発揮するもの。例えば①の特徴のあるものは1日量を一度に服用した方が有効ですが1日量を分けて服用してしまうと抗生物質の血中濃度が十分に上がらず同じ1日量を服用しても効かないことになります。従って、効果を十分に発揮するためには指定された服用回数は変えないことが大切です。
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こどもの皮膚病Text by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
皮膚は外部の刺激から身を守る防御壁の役割を担ったり、汗を分泌して体温調節を行ったり、内臓で起こっている異常を映し出す鏡の役割を果たしたりと、様々な機能を持った生命にとって欠かすことの出来ない重要な臓器の一つです。そして年齢によりその特徴には違いがあります。今回は子供の皮膚の特徴についてお話します。皮膚には、一面に穴があります。汗が出る穴(汗孔:カンコウ)と毛の生えてくる穴(毛孔:モウコウ)です。この穴の数は生まれてから一生変わることがなく、ずっと同じで、成長とともに皮膚の面積は増えても穴の数は変わりません。ということは、子供の皮膚には汗孔や毛孔が過密に存在していることになります。このことは、毛孔や汗孔が関わる皮膚のトラブルが子供には起こりやすいことを示しています。一方、皮膚の厚さは子供の頃の方が薄く、成長とともに厚くなっていきます。低年齢の時ほど皮膚が薄いため、皮膚疾患も多いのです。また皮膚の表面は毛孔から分泌される皮脂(ヒシ)で覆われていますが、この量を大人と比較すると、子供はとても少ないのです。生後2~3ヵ月頃までは、母体からのホルモンの影響などで皮脂を作る脂腺機能は活発ですが、それ以降の幼少時期になると機能は低下します。そのため子供の皮膚はカサカサと乾燥しやすいことになります。つまり子供の皮膚はかなりデリケートなものと言えるでしょう。例えば脂漏性湿疹(シロウセイシッシン)という病気がありますが、これは、乳児期前半に好発します。頭頂部に始まることが多く、顔にも見られ、黄色っぽい色をした厚い鱗屑(リンセツ:かさぶた)と紅斑(コウハン:赤み)、痒みがその症状です。先ほど述べました皮脂腺と関連があります。その一方でもう少し成長した子供に多いのが、乾燥性の湿疹です。これからの季節は気温や湿度が低下し、皮膚の血管は収縮します。更に汗や皮脂も少なくなり、皮膚の表面はカサカサになりがちです。そのため乾燥から皮膚を守る対策が必要です。皮膚を清潔に保つことは必須ですが、保湿のためのケアも行うとなおいいでしょう。
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季節性アレルギー性結膜炎ってなに?Text by 江口眼科病院 外山 琢
季節性アレルギー性結膜炎(SAC)の人には毎年決まった季節に目のかゆみ、涙などの症状が出現します。SACの大部分は花粉性であり約70%に鼻炎症状が見られます。
治療で重要な事は原因物質(アレルゲン)に近づかないことです。 外出時にマスクや眼鏡を装用したり帰宅時に衣服についたアレルゲンをよく落とすことも大切です。治療は、抗アレルギー薬の処方が主体ですが、症状が強い場合にはステロイド点眼薬を使用することもあります。 ステロイド点眼薬は副作用もあり眼科医の指導の下に使用する事が必要です。 SAC症状が現れる2週間前から点眼治療を開始する治療法(初期療法)で、症状の発生率が抑えられる事が知られており現在は、この治療法が普及してきています。毎年、同じ時期に同じ悩みを抱える方は一度、眼科で相談してみてはいかがでしょうか? |








