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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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弱視予防には、3歳からの視力検査が大事です!!Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
一般的に、3歳位までは、片目の視力が0.2ずつ位しかありません。それでも普通に行動しているように見えるため、周りの大人が、子供の視力が悪いことに気付かないことがあります。その場合、3歳児健診で低視力が発見されて、眼科を受診すればラッキーといえます。早く見つかれば、弱視になるのを防げる可能性が高いからです。弱視とは、メガネをかけても視力が0.3未満で、視力が上がらない状態をいいます。『視力』とは「みる力」と書きますが、きちんと両目を働かせて見せるようにしないと「みる力」はついてこないので弱視になってしまいます。たとえ片方の視力がいいとしても放置してはいけません。弱視の治療や訓練(視能訓練)の効果があるのは10歳くらいまでです。手遅れにならないように、3歳以上ならば、ぜひ早めに、眼科で視力検査をうけてみましょう。
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不整脈が原因の脳卒中Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
脈が乱れる不整脈の中でも、発作性心房細動という不整脈では、心臓から血の塊(血栓)が飛んで脳動脈に詰まり、脳卒中を引き起こします。長嶋監督が、これで脳梗塞になり、リハビリをしていますが、比較的多い病気です。正常な心臓は、時計のように規則正しく、トクトク打ちます。安静にしている時、一分間に五十から百回、規則正しく打つのが整脈の状態です。これ以外でリズムが狂うのは不整脈で、そのうち最も多いのが、心房細動です。心房は細かくふるえて動いて、脈をとると、モールス信号のように不規則に脈が触れます。こうなると、心房の中で血液が固まりやすい状態になります。固まった血が心房の壁から全身に向かって心臓を飛び出すと、五十%は脳動脈に詰まって脳梗塞を発症します。発作性心房細動は、時々心房細動になり、短期間で正常の脈に戻る不整脈です。慢性的な心房細動と同じように、心房の中に血栓を作りますが、それには二日かかります。早くに普通の脈に戻れば大丈夫ですが、二日以上心房細動が続くと、正常の脈に戻るとき、心房の壁にハタキをかけたように、血栓が飛ぶことになります。心房細動の人は、千人中に六から九人いると言われています。ところが、六十歳以上の人では急に増えて、二十人に一人が心房細動になります。心房細動の原因には、弁膜症、高血圧・糖尿病から来る心肥大、心筋梗塞などの心臓病がありますが、特に原因無く細動になることが多いようです。疲れて帰った夜、風呂に入って「フーッ」とため息をついたら、急にドキドキしてきた――今のところ、不整脈の薬を飲むのがいいのか、脳梗塞にならないように血をサラサラにするだけの治療がいいのか、結論は出ていません。不整脈の薬よりは、脳梗塞の予防をしたほうが良い、と言う報告も出ています。脈が速い心房細動では、心臓の働きが悪くなり心不全になる人もいるので、不自由なく安全に暮らせるようになるような治療は、一人一人を良く診て、決めることのようです。
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傷痕の思わぬ色素沈着(黒ずみ)Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
春になると屋外で活動することが多くなり外傷が増加します。外傷には切創、挫創、擦過傷(擦り傷)などがあります。その中で傷の周囲や辺縁が挫滅(外圧で皮膚が損傷を受けること)した挫創、擦過傷の場合には傷をきれいに洗浄して必要であれば縫合しますが、一般的に傷が治っても創周囲は、数カ月、赤みや色素沈着を起こします。この時期に日に当たると(紫外線を浴びること)色素沈着を長期化させる原因になります。また、注意しなければならないことは顔面など露出部のちょっとした擦過傷(擦り傷)や人や猫などの引っかき傷の時など傷を洗浄しないで雑に傷を処置していると、その後に線上や帯状の思わぬ色素沈着(黒ずみ)が起こることになります。このような小さい傷の場合は流水洗浄した後に清潔なガーゼで拭き、保湿性のあるジェル基材の絆創膏(ばんそうこう)でカバーするようにしましょう。毎日交換する必要はありません。不安を感じた時や痛みや腫れが出てきたときは専門医を受診して下さい。
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怖い充血Text by 江口眼科病院 甘利 達明
朝起きて、鏡を見たら目が真っ赤に充血していた…誰しも一度は経験があると思います。前の日の夜更かし、目がかゆくてこすっていた、昨日の屋外作業など心あたりがあることも多いでしょう。充血は目の血管が拡張することによって起こりますが、白目の内側、外側、深い部分といった充血の場所ごとに原因が異なり、また白目の細い血管が破裂しての出血も家庭で見る際には強い充血に見えるでしょう(結膜下出血といいます)。充血の主な原因として細菌・ウイルスによる結膜炎やドライアイ、アレルギーが多いです。しかし中には、ぶどう膜炎といって目の中に強い炎症を生じ、視力が低下する病気もあります。ぶどう膜炎は全身の病気が原因となることもあり、眼科に限らず内科でも詳しく調べてもらう必要があります。多くの病気で出てくる充血は目の不調のサインであり、中には緊急に治療が必要な病気もあるため、おかしいな、と思ったら一度眼科の受診をお勧めします。
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緑内障〜早期発見が視界を守る鍵Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
緑内障にはいくつかの異なる病型がありますが、すべてに共通しているのは、視神経が障害されることにより視野が欠けていく病気であることです。失われた視野を回復させる治療法は現在、残念ながらありません。しかし、眼圧(眼球の固さ)を下げることで視野欠損の拡大を止めることが可能です。平成12~13年にかけて岐阜県多治見市で、40歳以上の一般市民のうち4,000人を対象に緑内障に関しての大規模な調査検診が行われました。その結果、5.0%の市民に緑内障がみつかり、さらに、その中のなんと89%の人々が緑内障の治療を受けていない、つまり、緑内障が初めて見つかった市民でした(詳細は、日本緑内障学会ホームページを御覧下さい)。この調査結果から、他の地域でも同様に、緑内障に罹患していることに気付かずに、治療を受けていない住民が多数いると推測されます。仮に緑内障と診断されると、薬、レーザー治療、手術のなかから、病状の重症度に応じて適した治療を選択、行うことになりますが、多くの緑内障患者さんは、点眼薬の使用のみで治療が可能です。眼科では、視力、眼圧、眼底、視野検査などを行い緑内障かどうか診断します。これらの検査はいずれも痛みや苦痛を伴わない検査ですから是非受けてほしいと思います。ちなみに、血圧と眼圧に関連はありません。また、眼を使うことで緑内障が悪化することはありません。さまざまな治療を行っても進行を止められない緑内障がまれにあることも事実ですが、ほとんどの緑内障は治療を継続していくことで視野欠損の進行を止めることが可能なのです。緑内障は、潜在患者数が多い、欠損視野を回復できない、治療で進行を止めることが可能という点から、早期発見早期治療が大切です。
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