■ご訪問者数:25652822
カワムラ歯科クリニック  昭和ごとう内科  たからまち総合診療クリニック  アイビー函館クリニック 

コラムを読む

男性の性(21)

泌尿器科2011/03/03

『性に目覚める頃』というと「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」の詩人・室生犀星の小説を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、思春期「春を思う時期」の[春」を「性」に置き換えれば、『性に目覚める頃』というのは『思春期』とほぼ同じ意味と考えてよさそうです。 ところで、その思春期の始まり、つまり『性に目覚めた時』はいつか?というと、女子では『初潮』というはっきりした徴候があり、昔は(今でも?)家で赤飯を炊いてお祝いしたりして非常に開放的であり、初潮以後は生理用品を携帯したり、その頃から乳房や臀部が発達して、見た目にも、「おそらくそうだろう」と世間的にも認知されるわけですが、男子の場合は、女子の初潮に当たる精通現象(最初の射精)が夢精にせよ自慰にせよ秘密裏に(つまりコッソリと)処理されることが多く、またその発来時期も、初潮のように熟柿が枝から落ちる如き自然な発来とはやや趣を異にしていて、最初の射精が思春期の始まりと一致しない場合が多々あります。 陰茎・陰のう・精巣(睾丸)・陰毛の発達も衣服に覆われているため外見上は判断しにくく、背が伸び喉仏が出てきて声が低くなりヒゲがうっすらと(文字通り産毛に毛の生えた程度)生えてくると、「おそらくそうだろう」と判断されますが、精通現象については推測するしかないわけです。
つまり、女子では『性に目覚めている』かどうかは、外見や行動から比較的容易に判断できるのに対し、男子では外見ではそう見えても、実際はまだ最初の射精がなく、まだ性に目覚めていない場合もあるということです。 昔、花街や花柳界に生まれた男の子は、周りにその道のプロの女性が大勢いるため、筆下ろし(初体験)が極めて早く、初めての性交で初めて射精、ということが珍しくなかったそうです(羨ましい)。
また江戸時代の大奥のように、将軍とその正室が年少の場合、正室にきちんと性技指導をする役職があったそうですから、男側がまだ性に目覚めていなくても、それなりに何とかなっていたようです。(つづく)


Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士( 2011年4月 「タウン情報誌JAM「教えて、先生!!」」掲載)

iLASIKって聞いたことありますか?

眼科2011/02/28

【長池】
 私は、眼科医として数々の手術(レーシック)を行い診察してきました。
自分自身も近視で小学生の頃から眼鏡をかけ始め、高校生位にはコンタクトレンズになり数年前まで装用しておりました。
しかし長時間の装用、アレルギー性結膜炎やドライアイの症状が酷くなり装用するのが辛くなってきたことからレーシックを受ける決意をしました。 実際に手術を受けて感じた事は、手術時の麻酔は点眼のみですが、普段説明している通り痛くありませんでした。
時間も思っていた以上に短時間で終わったという感想です。
ただ、終わって数時間は違和感があり涙が出て、目を開けているのが少し辛く感じますが夜になる頃には、徐々に視力も上がり違和感もなくなってきました。
翌朝、起きてみると眼鏡なしで時計の針や数字がハッキリ見え、ぼんやりしていたいつもの世界から抜け出せた喜びで、とても感動したのを覚えております。 その他には夜の電灯や車のライトは数ヶ月間、滲(にじ)んで見えていましたが、気が付くとその症状もおさまっており、現在はくっきり見えております。
私の視力は、0.09から1.5に上がり、4年経った今もキープしております。 当然、個人差もあり全ての人が同じ経過になる訳ではありませんが、私の視力の改善はもちろん、自身の体験により患者様の目線で治療についての相談を出来る様になった事が私にとって貴重な経験であり、やって良かったと満足しております。

【吉田】
さて、ここまでは長池陽子医師の体験談をご紹介いたしましたが、実施したのは4年前になります。
したがって従来のレーシックを行った訳ですが、最近さらにレーシックが進化してきており現在主流になっているイントラレーシックという方法をご紹介します。従来のレーシックはマイクロケラトームというブレードのカミソリでフラップを作成しますがイントラレーシックでは、コンピューター制御のレーザーを用いてフラップを作るという方法になります。
これは、イントラレーシックの方がフラップをより薄く、正確に作成することが可能になり、従来のレーシックでは出来なかった強度近視の矯正適応範囲が広がったという点や今までは術中に起こる可能性のあった問題も改善され『より安全性と精度の高まった屈折矯正手術』と言えます。当院で導入機種であるVISIX社では、イントラレーシックを行う際にウェブスキャンという機械を使って本人だけのカスタマイズされたレーザー照射する方法を『i LASIK』と呼んでいます。
きっと
『iLASIK』で今まで以上の満足感を得られると思います。


Text by 吉田眼科病院 吉田 紳一郎 副院長  長池 陽子 医師( 2011年2月28日 「北海道新聞夕刊」掲載)

精子・受精卵の凍結保存は、男性不妊の妊娠率上昇につながります

産科婦人科2011/02/28

 不妊の原因は女性、男性の双方にあります。
男性不妊の原因の多くは「突発性造精機能障害」といって、受精能のある完成精子を作る力が弱いことにあり、妊娠しにくい夫婦の場合、初診の段階から精液検査は必須です。 精液検査で造精機能障害が疑われる場合、治療法の第一選択肢はAIH(配偶者間人工授精)ですが、治療の最初からICSI(卵細胞質内顕微授精)が必要になる場合があります。
どちらも治療に合わせて一定数の完成精子を準備する必要がありますが、射精直後の新鮮精子の採取が難しい場合は、精子の凍結保存を行います。

■単身赴任などで治療スケジュールに合わせて精子を採取できない場合/前もって精液を採取し、精子の凍結保存を行います。
■精子数が少ない場合/AIHや体外受精では一定数の精子が必要です。数回分を凍結保存した上でAIHや体外受精を行います。

 ICSIでは極端にいえば1個の精子があれば受精も可能です。
万一、射精精液中に完成精子がいない場合には、精巣上体から発育途中の精子を採取し、完成精子まで培養してからICSIを行うこともできます。 さらに、体外受精やICSIで得た受精卵を凍結保存し、女性側の子宮の受け入れ態勢が整う時期を選んで凍結受精卵を融解し、子宮に戻すことも可能です(凍結融解胚移植)。
このように、精子または受精卵の凍結保存は妊娠率の上昇に大きく寄与しています。 ときには柔道やスノーボードなどのスポーツによる怪我によって、後天的に造精機能や射精機能が障害される場合があります。
このような場合、ED(勃起不全)を補助する薬剤が無効な場合に、前立腺への電気刺激による治療法で射精が可能になる場合があります。 重症の男性不妊であっても、現在ではさまざまな治療法が施行されています。
あきらめることなく、積極的に医療機関に相談することが赤ちゃんを授かることにつながります。


Text by 美馬産婦人科 美馬 博史( 2011年2月28日 「北海道新聞夕刊」掲載)

体重減少性無月経

産科婦人科2011/02/24

 最近若い女性に、急激なダイエットにより月経がなくなる方が増えています。
TV、週刊誌にあふれるダイエットの宣伝。
スリムであることが可愛いという考え方。
社会生活の変化による過食、美食、運動不足による肥満の増加等が無理な、あるいは不要なダイエットを強いているようです。 女子高生の調査では標準体重[(身長-100)×0.9kg]の10~20%少ない方のうち4割、20%以上のやせの方の1割が「まだやせたい」と思っています。
このように若年女性のやせたいという願望は、極めて強い反面、それに伴う月経不順についてはあまり知られていません。 神経性食欲不振、ストレス、環境の変化、美容上の理由による本人の意志での減食等により急激(3ヶ月~1年)な体重減少(標準体重の80%以下)で、今まで順調であった月経周期が、不順あるいは無月経となった場合を体重減少性無月経といいます。
但し内科的な疾患による場合は除外します。 体重減少性無月経は、ダイエットによるものを単純性体重減少性無月経、精神的なものが主体の神経性食欲不振症。
その違いは、食行動の異常(過食、拒食、隠れ食い)があれば食欲不振症、なければ単純性と診断されます。 治療は共に第一は体重の回復で、90%以上に回復すること。
性ホルモンの補充療法で排卵誘発を行います。
月経が回復するのに一年以上かかることも多く、早期に、また、気長に治療を続ける事が大事です。
但し、神経性食欲不振症では、精神的なものが強くあり、体重回復の指導に抵抗する事が多く、
心療内科や精神科の治療も必要となります。


Text by 松浦 敏章( 2000年 「タウン情報誌JAM「教えて、先生!!」」掲載)

月経とは

産科婦人科2011/02/24

婦人科を受診する方の、約3分の1が月経の異常(量が多い・少ない・長く続く・短い・遅れてこない・不定期)不正性器出血を訴えて来院します。 最近出血があれば、量、持続日数等に関係なく、全て月経なんだと思いこんでいる方が、数人続いて受診し、月経に関する知識不足とい
う事で今回は月経について書いてみたいと思います。 月経とは、一定の周期をもって反復する子宮体内内膜よりの出血と定義されています。 月経周期とは、月経出血開始日より、次回月経開始日前日までの日数をいい、25日~36日の周期で繰り返す方が大部分です。 月経持続日数は99%の方が3日~7日で止血します。 月経量は月経開始2日目に量が最多となり、その後減少止血します。 排卵があるか?という事は、周期・量等から判断する事は困難です。 月経の異常がある時は、ホルモンの働きに異常があるか、子宮筋腫・子宮内膜症はないか、又内科的な症状はないのか、精神的なトラブルはないのか等を調べることが必要です。 自分の女性ホルモンの働きは正常なのか?と心配している方は基礎体温を付けることが必要です。婦人体温計という特殊な体温計があり、これで毎朝目が覚めたら、体を動かす前に体温を計り、記録していくことで、卵巣ホルモンの状態、排卵の有無がわかります。 付け始めは忘れる事もあると思いますが、忘れたらその日は、空白のまま次の日より又始めれば大丈夫です。2・3ヶ月つけて、婦人科医に相談して下さい。


Text by 松浦 敏章( 2000年 「タウン情報誌JAM「教えて、先生!!」」掲載)

クラミジア感染症

産科婦人科2011/02/24

 つい先日、性感染症の1998年、1999年の全国調査の結果が届きました。
クラミジア感染症。淋病が98年より99年が増加しています。北海道は男女共にクラミジア感染症が全国平均より50%多く、淋病も40%多くなっています。
10代、20代の感染症が全国平均より多くなっていました。 それで今回クラミジア感染症について述べたいと思います。 クラミジアは昔からトラコーマ、オーム病の病原体として知られていましたが、最近性感染症の代表的なものとなっています。 男性では非淋菌性尿道炎の35%~60%がクラミジアによるものと考えられ、排尿不快感、膿性分泌物を訴えますが、症状は軽く、自然に
軽快する事も多く、女性ではおりものが増えることが最初の症状ですが、無症状の事が多く、それが感染の増加の原因となっています。 女性では子宮頚管に病巣を作り、次第に子宮内、卵管と上行して卵管炎を起こし、下腹痛、性交痛と症状が表れてきます。
菌量が多いと卵管に膿がたまり骨盤腹膜炎となって開腹手術が必要となることもあります。
その結果、不妊症。子宮外妊娠の誘因となり流早産、前期破水の原因となることもあります。
また、分娩時に赤ちゃんに感染し、結膜炎や肺炎の原因となります。 治療は薬で治りますが、パートナーと同時に治療することが必要です。 最近の性感染症の問題点は、症状が軽くなっているものが多く、その為治療を受けることなく感染者を増やしていること。
性器だけでなく咽頭粘膜、直腸にも感染が広がっている事。
性器と性器の結合がなくても感染すること。
感染源が、性を職業としていて人のみでなく、一般の人が増加していること。
10代20代前半に多くなっていることである。 女性にとって将来の妊娠、分娩にも影響することであり、予防(コンドーム)に十分注意し、症状が少しでもあれば、必ず専門医を受診して下さい。


Text by 松浦 敏章( 2000年 「タウン情報誌JAM「教えて、先生!!」」掲載)

妊娠の診察

産科婦人科2011/02/24

 妊娠したかな?(月経が遅れている・胃がムカムカして吐き気がある・基礎体温の高温相が2週間以上続いている等)と、思ったら
早く産婦人科の診察を受けることが大事です。 産婦人科ではどの様に診察が行われているのでしょう。最初に次のような事を聞かれます。

  1. 月経について
    最後にあった生理はいつから始まったのか、その時の量はいつもと同じか、少なくなかったか、周期は何回で規則的か、不規則で何時来るのかわからないのか。
  2. 現在の症状は?
    つわりがある、お腹が痛い、出血している等。
  3. 今までの妊娠
    中絶、流産、出産、お産をした事がある方は妊娠・分娩に異常はなかったか。
  4. 今までにした大きな病気は
    子宮や卵巣の手術・心臓・肝臓・腎臓の病気・甲状腺・喘息・高血圧・糖尿病、父母の高血圧・糖尿病等、又、現在薬を飲んでいるのか。

 (1)は出産予定日を決めるため、(2)は現在の異常の確認、(3・4)はこれからの妊娠、出産に異常を予測する為に必要なので
す。 次に診察です。まず、おしっこをとって診察台に上がります。
外陰の状態を見て、膣鏡で膣・外子宮口・帯穴をみ、内診-子宮・卵巣を診察、次に超音波で子宮内の状態を膣より見ます。 妊娠5週間(妊娠週数は最初月経開始日より数えます)で胎嚢(赤ちゃんの入っている袋)がみえ、妊娠7週になると赤ちゃんがみえ、心臓の動きも見えます。その時の胎児の頭臀長(座高)を計り最初にお聞きした月経の状態により出産予定日を決めます。 この超音波の検査で赤ちゃんの数・生死・子宮外妊娠・胞状寄胎等の妊娠の異常。子宮筋腫・卵巣腫瘍などがわかります。
この様にして妊娠が診断され、出産予定日も決まりました。


Text by 松浦 敏章( 2000年 「タウン情報誌JAM「教えて、先生!!」」掲載)

妊婦とスポーツ

産科婦人科2011/02/24

 最近、妊娠中でも積極的に、体を動かす方が、妊娠分娩に良い影響を与えるといわれ、妊婦のスポーツが普及してきています。 その目的は、運動不足の解消・肥満の予防・気分転換・体調の維持・持久力の獲得です。 妊婦の体は出産にむけて変化し、体重の増加・背柱のわん曲の増強・重心の移動・関節の緩み・循環血液量・心拍排出量・肺換気率の増加がおこり、身体的負担をまし、運動能力を減退させ、運動に不向きな状態となっています。 その為スポーツを行うには、母体、胎児の状態のチェックが必要であり、又種類も限定されます。 切迫流産早産・妊娠中毒症・多胎妊娠・前置胎盤・羊水過多(少)・胎児発育遅延・内科合併症を持っている妊婦さんは、原則としてスポーツは禁止です。 時期は妊娠16週より35週まで、60分以内、午前10時より午後2時の間(お腹のはりが一番少ない時間)。
週2~3回は行うことが大事です。 妊娠中のスポーツの原則は、母児にとり安全性が高い有酸素運動である。
全身運動で楽しく長続きするものです。
瞬発力のいる運動・体に大きな衝撃を与える運動・関節の深い屈伸を要する運動・記録を競い合うものはさけた方がよいでしょう。 現在行われているのは「水泳・エアロビクス(マタニティビクス)・ジャズダンス・ジョギング・ウオーキング・ヨガ」です。
どのスポーツを選ぶかはお好みです。 但し、必ず産科医・専門のコーチのアドバイスやチェックを受けることが必要です。
お腹がはる・出血・帯下の増加・疲労感・睡眠・食欲の変化・発熱など異常があれば必ず産科医のチェックを受けることが必要です。 スポーツすることが義務だと考えず、調子が悪いと思ったらその日は中止するといった、自分の体へのいたわりを忘れないで、楽しい時を過ごして下さい。


Text by 松浦 敏章( 2000年 「タウン情報誌JAM「教えて、先生!!」」掲載)

ビタミンDは転倒防止に効果あり

整形外科2011/02/21

 我が国の65歳以上の高齢者の年間転倒発生率は、男性10〜15%、女性15〜20%程度といわれています。
転倒原因には様々な要素が複雑に関連していますが、その1つとして活性型ビタミンD不足の影響が注目されています。
転倒した人(転倒群)は転倒しなかった人(非転倒群)と比べて血中の活性型ビタミンD値が低く、さらにこの転倒群にビタミンDを投与する事により転倒を減らす効果があったとの報告があります。 ビタミンDが転倒を減少させるしくみについては明らかではありませんが、ビタミンD受容体を介して筋肉と神経の協調性を高め、身体の重心動揺性を減少させるとの仮説があります。
高齢者では低栄養、肝臓、腎臓の機能低下によりビタミンD不足となりやすいため、薬としての活性型ビタミンDを十分に摂取する必要があります。


Text by 八木原整形外科クリニック 八木原 一英( 2011年2月21日 「みなみ風」掲載)

再び子宮頸癌のワクチンを

 平成23年1月から、函館市と七飯町が子宮頸癌の予防ワクチンの接種費用を助成する事となりました。 対象は平成6年4月2日から平成10年4月1日生まれで、函館市、七飯町に住民登録している女子です。 子宮頸癌はその発生機序が解明され、発症にヒトパピローマウイルス感染が関わっていることが判明し、そのワクチンができて、確実に予防できる数少ない癌の一つとなりました。
120以上の国でワクチンによる予防に取り組んでおり、日本でも公費による助成が増えてきています。
公費で助成することで平等に多くの人が接種機会を得られ、高い予防効果が得られます。
また公費すなわち税金から支払われるわけですが、その費用効果も、ある大学の試算によれば、接種に係わる費用と、接種をしないで頸癌を発症しその費用及びそのための労働損失等を比較するとかなりの額の節約になると出ています。 子宮頸癌は女性がかかる癌では乳癌に次いで発症率、死亡率の高い癌で、一年で約15,000人が発症し、約3500人が死亡しています。
近年20歳から30代前半の発症率が増加しています。 20代から30代の子宮頸癌の患者さんの約80%からこのワクチンの対象となるパピローマウイルスの16タイプか18タイプが見つかっています。
ということは、このワクチンを接種することで、頸癌になる確立が80%減らせるということです。 このウイルスは主に性交渉で感染しますが、手指、口腔、等からも感染しますので、他の性感染症のようにコンドームで予防する事はできません。
女性の80%が一度は感染すると言われています。
但し、感染しても殆どが自然に消えていきます。
まれに持続感染となり、それが異形性や癌化を起こします。 主に感染の原因は性交渉なので、11歳から14歳がワクチンの第一推奨となります。30歳代までがワクチンの対象です。
40歳以上では強い希望があればとなります。 このワクチンは接種してその1ヶ月後、6ヶ月後と3回の接種が必要で、1回約1万5千円と高額ですが、30歳代までの方には接種する事をお勧めします。


Text by 松浦 敏章( 2011年3月 「タウン情報誌JAM「教えて、先生!!」」掲載)

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科
医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科