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ニキビができた時のメーク法

皮膚科2016/03/14

素顔だと周囲の目がストレスになって、むしろニキビが悪化してしまうことがあります。
今回は、ニキビメークのコツについて説明します。

1.メーク前に:十分に保湿をすると、化粧崩れがしにくくなります。
2.ベースメーク:ファンデーションやコンシーラーを厚く塗るのは、毛穴がふさがるので避けましょう。
黄色系の油分の少ない固形パウダーファンデーションやルースパウダーがお勧めです。
こすらないように優しく塗りましょう。
気になるニキビ痕だけコンシーラーでカバーし、ファンデーションは薄めに塗ると自然に仕上がります。
3.ポイントメーク:アイラインやマスカラで目元のメイクを際立たせ、視線をそらすと、意外とニキビは目立ちません。
やや太めのナチュラルな眉もおすすめです。
4.道具は:1週間に1~2回洗い、劣化したら新しいものに交換しましょう。


Text by うめき皮膚科 梅木 薫( 2016年3月14日 「北海道新聞みなみ風」掲載)

陰のうが大きくなってきたら・・・

泌尿器科2016/03/07

 陰のうの中には生殖器官として重要な精巣があります。
陰のう全体が腫れたときは、精巣に関係なく浮腫によることが多いです。

 片側の陰のうが腫れたときは、痛みの有無にかかわらず泌尿器科専門医を受診したほうがいいです。
小児や高齢だと陰のう水腫によることが多く、小児は手術が必要なこともあります。
痛みのない腫れで重大な病気があります。
精巣腫瘍(がん)という病気です。
20代の若い年齢に多いですが、4才以下あるいは高齢でも発生する腫瘍です。
恥ずかしいからと親にも話さなかったり、受診しなかったりしますので、お子さんに腫れていないか聞いてみるといいでしょう。
大人の方は、たまにお風呂で触ってみる。
左右をくらべて大きさ、しこりがないかどうかチェックするといいでしょう。


Text by 医療法人社団やまだクリニック 山田 裕一( 2016年3月7日 「北海道新聞みなみ風」掲載)

内視鏡による胃がん検診

内科2016/02/29

 日本では年間4万8千人が胃がんで死亡しており、悪性腫瘍による死亡率の臓器別で第2位を占めています。
全てのがんに共通ですが、医療がこれほど進歩した現在においても、がんで命を落とさないためには早期発見・早期治療が最も重要です。
日本では昭和57年度から胃バリウム検診が広く行われてきましたが、ここにきて変革のきざしが見えてきました。
昨年9月に厚生労働省の「がん検診のあり方に関する検討会」が「従来の胃バリウム検査に加え、胃内視鏡検査(胃カメラ)による胃がん検診を新たに推奨する」との報告書を出しました。
バリウム検査に比べて内視鏡検査の方がより早期のがんを発見しやすいことは臨床現場の消化器科医なら昔から肌で感じていたことですが、内視鏡検査による胃がんの死亡率減少効果を証明した最近の研究結果を根拠の一つとして今回の提言となりました。
今後これを基に検診のガイドラインが改正され、それに従って各市区町村が検診方法を見直していくことになります。
もともとバリウム検査には放射線被ばくの問題もあるため、今後は内視鏡検診への移行を目指す自治体が増えるものと予想されます。
ただし内視鏡検査は費用の問題、検査を実施する医師の確保、検査に伴う合併症に対応できる体制作り、など検診を適切に実施するための課題を解決する必要があるため、早い自治体でも来年度からの実施となりそうです。
当面は胃バリウム検査もこれまで通り行われるため、胃内視鏡検査と両方の実施体制が整う自治体では、受診者がどちらかを選べるようになるかもしれません。

 がん検診をお勧めすると「症状がないから」とか「自分は大丈夫」と言って検診に消極的な方を時々お見かけしますが、がんは症状が出るころにはある程度進行していることが多いのです。
今後検診方法が変わっても、日頃からの生活習慣の管理と適切ながん検診の受診が大切であることに変わりはありません。


Text by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男( 2013年2月29日 「北海道新聞夕刊」掲載)

緑内障は、早期の診断と治療が重要です

眼科2016/02/29

 緑内障という病気をご存じでしょうか。
これは目の奥の神経が萎縮し、だんだんと視野が狭くなっていく病気です。
初期の緑内障は視力が低下しませんが気付かない間に視野が狭くなっていく病気です。
なかなか自分自身で病気に気付くことは難しく、検診などで偶然発見されることがほとんどです。
目の病気の中では最も患者さんの数が多いものの一つで、40歳以上の人で、100人に5人がこの病気といわれています。
病気の原因は、遺伝、近視など言われていますが、よく分かっていません。

 目の奥の神経を直接観察する眼底検査、視野異常を発見する視野検査や、眼圧検査を行い、総合的に診断します。
近年、目の奥の神経を機械で撮影し萎縮しているところを探すOCT(眼底三次元画像解析)が導入され、これも早期の診断に役立っています。

 失われた視野を回復させる方法は残念ながらありません。
そのため、治療としては早期に発見し、できるだけ視野が狭くなる、視力が悪くなるのを抑えることが治療となります。
「眼圧」とよばれる目の圧力を減らすことにより、緑内障の進行が遅くなることが分かっています。
従って、緑内障と診断されたら、眼圧を下げる目薬を処方します。
そのあと定期的に視力、眼圧、視野、眼底検査を行い、緑内障が進んでいないか確認します。

 緑内障にはさまざまなタイプがあります。
緑内障発作とよばれ、急激に眼圧があがり頭痛や目の痛みを伴うタイプが有名ですが、実際には珍しいです。
最も多いタイプは、眼圧はあまり高くないのに神経が萎縮し視野が狭くなる正常眼圧緑内障というタイプです。
しかし、このタイプでも眼圧を下げる目薬が有効です。

 このように緑内障では、早期の診断と治療が重要です。気になる方はぜひ眼科を受診してください。


Text by 江口眼科病院 東 邦洋( 2013年2月29日 「北海道新聞夕刊」掲載)

歯科における無痛治療について!

歯科2016/02/22

 歯科治療を受けた経験のある方にとって、歯科治療中の痛みは「イヤ」なもので、歯科へ行こうと思っても、痛みを思い出すと足が向かない原因の一つでもあります。
現在、麻酔液の進歩や良い抗菌薬のおかげもあり、麻酔を行うことによって、痛みをほぼ感じずに治療できます。
しかし、その麻酔の注射自体が「痛い、怖い」という声を良く耳にします。
ここでは、痛みの少ない麻酔注射方法についてご紹介いたします。

①表面麻酔の使用(注射の前に、軟膏の様な物を1分くらい置くことで、除痛できます)、②麻酔液を適温に温める(体温近くまで温めることで、除痛できます)、③細い注射針の使用、④電動麻酔注入器の使用(麻酔液の注入する圧を軽減でき除痛できます)。
現代の歯科医院では、このように痛みが少なく、患者様が楽に麻酔できるように、種々の努力をしています。
ただ、今後行われる治療の説明など、医師と患者様とのコミュニケーションが良好なことが安心した治療を受けられる要因の一つでもあります。
歯科医院でも説明の努力はしていますが、何か不明な点や疑問点などあれば先生やスタッフに聞いていただき安心して治療を受けていただくことをお勧めいたします。


Text by にしかわ歯科本通りクリニック 西川 卓志( 2016年2月22日 「北海道新聞みなみ風」掲載)

歯周病と全身の病気

歯科2016/02/09

歯周病菌は、肺炎、心臓病、糖尿病など、さまざまな病気と深く関わっていることがわかっています。

 また、喫煙と糖尿病は歯周病の二大リスクともいわれ、禁煙が歯周病予防に役立ち、歯周病ケアが血糖値を下げやすくすることも明らかになっています。

 たかが、「歯周病」と思わず、手遅れになる前に検診で歯周病予防のアドバイスを受けましょう。
そして、歯周病で歯を失うことのないよう定期健診を継続して、きれいなお口と健康な身体を維持しましょう。


Text by いそべ歯科医院(  「」掲載)

デンタルリンス(液体ハミガキ)の活用

歯科2016/02/09

 毎日しっかり歯みがきしているつもりでも、歯ブラシだけでは歯周病菌を含む歯垢(プラーク)を完全に取り除くことは困難です。
特に毛先の届かない歯と歯のすき間や歯周ポケットと言われる歯と歯肉のすき間は、なかなか手入れが行き届かないところで口臭や歯周病の原因となってしまいます。

 普段の歯みがきとしてデンタルリンスと呼ばれる液体ハミガキを活用し、歯石の沈着や歯周病を予防される方も増えているようです。

 近年、デンタルリンスも改良が加えられ、歯肉の血行を促し、炎症を抑える成分が入っていたり、また細菌効果や口臭の予防を期待できる成分が含まれるものもあります。

 デンタルリンスも効果的に使用するには、適量を口に含み20~30秒間、歯と歯の間を通すようにすすぎ、歯ブラシでみがいてください。
就寝中は唾液の分泌量が減少し、口内細菌の繁殖が盛んになりますので、就寝前に使用し、出来るだけ細菌数を減らしておくことも効果的です。


Text by いそべ歯科医院(  「」掲載)

口の渇きが気になったら

歯科2016/02/09

「最近、食べ物の味が感じられない」
「舌ががさついて痛い」
「ビスケットやパンが飲み込みにくい」
「口臭がする」
「ネバネバする」
「ニッコリ笑った時に口が戻りにくい」
「乾燥する感じが1ヵ月続く」

年を取るにつれ、唾液が出にくくなり、口の中の渇き悩んでいる人は少なくありません。
口の環境悪化は歯周病や虫歯のリスクを高まめるだけでなく、糖尿病など全身の病気にも関係していることが分かってきました。
唾液減少の原因は、加齢より生活習慣にあります。
口のうるおいを保つ生活習慣を身につけましょう。

 
口のうるおい保つ生活習慣

◎ 口の中を清潔に。柔らかめの歯ブラシで歯と舌をきれいに洗う
◎ 食事は良くかんで。暴飲暴食はしない
◎ 食事は楽しい仲間とリラックスして
◎ 口呼吸はせずに、鼻で呼吸するように心がけて
◎ 姿勢よく。前かがみにならない
◎ 適度な運動でストレス発散。1日20分ほど歩く


Text by いそべ歯科医院(  「」掲載)

歯周病自己チェック □

歯科2016/02/09

 朝起きたときに、口の中がネバネバする。

 歯みがきの時に出血する。

 硬いものが噛みにくい。

 口臭が気になる。

 歯ぐきがときどき腫れる。

 歯ぐきが下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。

 歯がグラグラする。

 上記のような症状があったら、歯周病の可能性があり、歯科医院等で検査を受けてみる必要があります。


Text by いそべ歯科医院(  「」掲載)

歯周病とは?

歯科2016/02/09

 歯の周辺の汚れ(歯垢)の中に含まれる歯周病菌の毒素で歯ぐきに炎症が起き、進行すると歯を支える骨が溶けて歯が抜けてしまう病気で、軽症を含めると成人の約8割に症状がみられます。
しかし、初期の段階では、自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進んでしまいます。

 歯周病を予防するためには、歯みがきや食事、睡眠、喫煙などの生活習慣に注意するとともに定期的な歯科検診と、歯の汚れに応じて必要なクリーニング等を受けることが大切です。


Text by いそべ歯科医院(  「」掲載)

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