にきび痕を残さないために
皮膚科2020/10/19
にきびは青春のシンボルと言われていますが、男性では40%、女性では50%以上が20歳以降にも思春期後ざ瘡(そう)として継続しています。
にきび痕で悩む人が多くなりましたが、残念ながらにきび痕に保険適用がある薬はなく、その前の段階で治さないといけません。現在の治療はお母さん世代が学生だった頃とは違って、予防のための外用薬が日本でも使用できるようになり、にきびがかなりコントロールできるようになりました。
繰り返すにきびは自分で治せませんし、皮膚科を受診しても一度で治るわけでもありません。にきび痕を残さないためには、皮膚科での治療を継続することをお勧めします。
にきびで悩んでいる方は、漫画『にきびって自分で治すんじゃないの?』を、下記の二次元バーコードからご覧になっていただきたいと思います。
※漫画の閲覧にはデータ通信料を通常より消費しますのでご注意ください。
リンク:https://lab.kijima-p.co.jp/web/zasou-manga/
Text by
うめき皮膚科 院長 梅木 薫(
2020年10月19日 「北海道新聞みなみ風」掲載)