眼科の検査
眼科2018/08/06
眼底検査を受けたことはありますか?
瞳孔の奥にある網膜の血管や視神経の状態を診る検査です。
それにより糖尿病網膜症、網膜剥離や緑内障、動脈硬化などさまざまな異常を発見できます。
当院での眼底検査の流れは散瞳剤(瞳孔を開く薬剤)を点眼してから30分お待ちいただきます。
瞳孔が開いたら眼底カメラや検眼鏡を使い診察で詳しく診ます。
検査は30分程で終わりますが、薬の効果でピントが合わせにくくなり、まぶしく感じます。
効果がきれるまで4~5時間かかるので車の運転は控えていただくくようにしていますが、遠方から運転の方や公共の交通手段がない場合は院内でお休みしてからお帰りいただいています。
眼の検査といえば視力検査や眼圧検査を思い浮かべる方も多いと思いますが、眼底検査も大事な検査です。
病気の早期発見、早期治療につなげるためにも一度、眼の検診を受けてみてはいかがでしょうか?
Text by
くどう眼科クリニック 七尾 奈津子(
2018年8月6日 「北海道新聞みなみ風」掲載)