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インターバル速歩で健康増進!!

その他2018/05/16

 今年の函館は雪が多く外出の機会を奪われてしまった方も多かったのではないでしょうか。
そんな雪もすっかり解け、外出やウォーキングを楽しむのに気持ちの良い季節になってきました。
そこで今回は、通常のウォーキングに比べ効率よく肥満解消、筋力アップ、高血糖や高血圧の改善につながると言われている「インターバル速歩」をご紹介したいと思います。「インターバル速歩」とは、信州大学大学院学系研究科の能勢博教授が提唱しているウォーキング方法です。
お仕事が忙しくなかなか運動に時間がさけないという方、毎年ウォーキングをしているけれどなかなかダイエット効果が表れないという方、ぜひ「インターバル速歩」に挑戦してみてください。

◎「インターバル速歩」の実践方法

①早歩き(3分)ゆっくり歩き(3分)を1セットとして5セット繰り返します。

②週4回以上合計120分以上を目標に行なってみてください。

③しっかり効果を得るためには正しい姿勢で行なうことが大切。胸を張って大きく腕を動かします。前に振り出すことより後ろに軽く引くことを意識してみてください。
 早歩きの速さの目安は「その人の体力や年齢によって変わってきますが、『ややきつい』と感じる程度がよいでしょう」(能勢教授)。
3〜5分歩いたら少し息が弾む程度、また誰かと一緒に歩くのならば、会話ができるくらいのペースがひとつの目安となります。
最初3分の早歩きはきつすぎると感じる方は1分または2分のインターバルからスタートしてみてください。

◎屋外歩行は自信がないという方にはこんな方法も!!

 屋外歩行が困難な方やちょっと自信がないという方は、お家の中で「インターバル足踏み」から実践してみてはいかがでしょう!!
 実践方法は同じです。早いリズムでの足踏み(3分)と、ゆっくりした足踏み(3分)を交互に繰り返してみてください。
足踏みでもちょっとバランスを崩してしまいそうという方は、椅子に座っての足踏みでもOKです。
皆さんそれぞれ方法やペースでぜひ実践してみてください。
2週間の継続で体重減少しはじめ、5か月の継続で筋力・持久力が10%向上し、高血圧、高血糖、肥満の症状が20%改善すると言われています。
継続は力なりですね。


Text by 飯田内科クリニックいしかわ 福井 瑞恵( 2018.5.11発行 「青いぽすと」掲載)

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