青と紫
眼科2018/03/12
以前このコーナーで白、緑、黒で目の病気を紹介しましたが、今回は青と紫で目に関連のあることについて紹介します。
青や紫から連想される目に良いとされるものでブルーベリー、ビルベリーがあります。
これらに含まれるアントシアニンが目の働きを助け、抗酸化作用もあり目の老化防止にも良いと言われています。
一方、目に不調を与える青や紫から連想されるものにブルーライト(短波長)や紫外線(UV)があります。
ブルーライトは目に見える光(可視光線)でまぶしさや眼精疲労の原因につながり、紫外線(UV)は目に見えない光で蓄積されると角膜や水晶体に悪影響を与えると考えられています。
ブルーライトは遮光やブルーライトカットレンズ、紫外線はつば広の帽子、UVカットサングラスやコンタクトレンズなどの対策法があります。
Text by
くどう眼科クリニック 釜石 清隆(
2018年3月12日 「北海道新聞みなみ風」掲載)