知らないと損をする介護保険
介護2016/10/03
先日、父の介護をしていた母が倒れました。
元気な母と思っていましたが今年で80歳、介護疲れがたまってのことでした。
搬送先の病院の配慮で、父も母の体調が回復するまで入院させていただき、二人そろって退院することができました。
恥ずかしながら、訪問看護師の私は「大丈夫」と話していた母の言葉をうのみにし介護保険の申請をしていなく、慌てて申請した次第です。
「転ばぬ先の杖」ではありませんが、「転ばぬ先の介護保険」です。
介護保険は住み慣れた自宅で療養生活を送るため、介護する人の負担を軽くするために作られた制度です。
いろいろなサービスがありますが、訪問看護では健康管理や薬の管理の他、点滴や経管栄養等も行います。
夜間でも心配なことがあれば相談を受けたり、自宅に訪問するサービスもあります。
まずはお近くの包括支援センターや支所にご相談ください。
Text by
訪問看護ステーション あまりりす 森山 浩美(
2016年10月3日 「北海道新聞みなみ風」掲載)