毛髪薄毛治療と予防
形成外科2016/05/23
毛母細胞が分裂して毛を作り、毛乳頭細胞は血管から栄養成分を送ってもらいながら毛母細胞に指示して毛を作ります。
最近、主に10代後半〜40代前半の女性に肥満解消(ダイエット)の気質が広がり、タンパク質、脂肪、ビタミン、鉄、亜鉛、ミネラルなどの栄養不足、それに伴う血行障害、神経・ホルモン障害になる方が増えておりますが、これらの原因を持続的に改善することで、毛髪薄毛治療と予防が可能になります。
毛を作るには十分な栄養摂取とそれを運搬する頭皮の血流を良くする必要があります。
また、加齢により生じる育毛機能に障害を与えるホルモンを作らせない体調管理も大事です。
医師の管理の下、栄養環境を整えた上で診察、治療を受けることにより、改善できる可能性があります(薄毛治療は保険適用外となります)。
毛髪はデリケートな環境の中で生きています。
気になる方は専門医にご相談ください。
Text by
五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二(
2016年5月23日 「北海道新聞みなみ風」掲載)