訪問介護の役割
介護2016/05/16
訪問介護は自分や家族だけでは日常生活を営む事が困難になった高齢者に対して、可能な限り自宅で自立した生活ができるよう、日常生活上の支援をするサービスです。
掃除や調理などの生活援助や排せつや入浴などの身体介護、通院などを目的とした移乗・移送のサービスがあります。
あくまでも、できない事を支援することが基本であるため、ご家族への支援や日常的な家事の範囲を超える支援はできません。
できるだけ自分の家で自分らしく生活したいということは誰もが望んでいる事でしょう。
訪問介護では、ただ、生活上の援助をするだけではなく、自分らしさを尊重しながら支援していくことが重要な役割となっております。
核家族化がすすみ、また、女性の就労が増えている現在において、その役割はますます大きくなるものと考えられます。
Text by
定期巡回ステーションあじさい・ヘルパーステーションあまりりす 副室長 高杉 朗子(
2016年5月16日 「北海道新聞みなみ風」掲載)