スマホ老眼が急増!!
眼科2016/01/12
人間の目の構造は、カメラに似ています。
水晶体は、カメラのレンズにあたり、遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなるように調節しています。
老眼とは、この調節力が衰えてくる状態で40歳前後から始まります。
しかし、最近は、近くが見づらい・かすんで見える・夕方になると物が見づらい・頭痛・肩凝りなどの老眼の症状が、小学生から30代までの若い方にも出てきているのです。
スマートフォンの普及により、若い人は1日平均7時間以上、10人に1人は15時間以上もスマホを見ているとのことです。
こんなに長時間スマホを見ていると、調節力が衰えて老眼と同じ症状が出る、いわゆる「スマホ老眼」になってしまいます。
また、下向き姿勢で頬やあごもたるみ、老け顔になるとも言われています。
ぜひ眼科で正確な視力検査を受けてみましょう。
Text by
藤岡眼科 藤岡 聖子(
2016年1月12日 「北海道新聞みなみ風」掲載)