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疣(いぼ)の治療方法となかなか治らない疣(いぼ)の治療

形成外科2014/12/29
五稜郭大村美容形成クリニック
大村 勇二 院長
プロフィール
昭和57年3月昭和大学医学部卒業、昭和大学形成外科入局、昭和57年10月山形県荘内病院整形外科勤務、昭和59年10月熱海太田総合病院整形外科勤務、昭和63年4月鹿児島今給黎総合病院形成外科勤務、平成2年5月、大村外科病院勤務、平成3年3月医療法人大村病院 開設、形成外科・美容外科開設 副院長就任平成15年10月五稜郭大村美容形成クリニック開業。医学博士、日本形成外科学会認定医、日本美容外科学会正会員、昭和大学医学部兼任講師。
住所
函館市本町8-18 ベストアメニティ五稜郭ビル7F
TEL
0138-35-4874
0120-79-4843

 疣とは俗称で老人性疣贅(脂漏性角化症)、尋常性疣贅、偏平疣贅、伝染性軟属腫など4種類に分けられます。
一般的治療としては液体窒素、ドライアイス、炭酸ガスレーザーなどが行われます。
浅く小さい疣であれば、1ー2回の治療で治りますが、広範囲であったり、深いものでは長期間の治療が必要な時もあります。
原因はそれぞれ異なり老人性疣贅は、皮膚の老化現象で遺伝的な要因と日光紫外線による光老化が要因です。
人やほかの部位に広がることはありませんが、あとの尋常性疣贅、偏平疣贅、伝染性軟属腫3つはウィルスが原因なので、このウィルスが付着した指で掻いたり、タオルなどで拭いたりすることで、ほかの部位に広がったり、また、自分での不適切な治療は、感染部位を広めたり、ほかの方にうつすことになるので、皮膚科または形成外科で診断治療を受けてください。

 なかなか治らない疣(いぼ)に困っている方には、色素レーザー(Vbeam)による治療があります。
この治療は疣(いぼ)本体にダメージを与えるのではなく、疣(いぼ)の養う血管にダメージを与えて疣が生育できなくする方法です。
治療後の日常生活にも支障がなく、2~3回の治療で治療の有効性を感じることができます。
とくに足底や爪の周囲の盛り上がり、切り取らないと完治できないような難治性疣(いぼ)に有効です。
3mm程度の疣(いぼ)であれば、一個につき所要時間は5秒程度、料金は2,000~3000円(1照射:1000円)です。
色素レーザー(Vbeam)による治療は保険治療ではありませんが有効な治療です。
費用に関しては疣の症状によって異なりますので医師に相談してください。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2015年1月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

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