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爪水虫の塗り薬

皮膚科2014/10/20

 これまで、爪水虫に対して効果的な塗り薬がなかったため、もっぱら内服薬が使用されてきました。
しかし内服薬は、まれにではありますが、肝機能障害が出ることがあるため、高齢者や多数の薬を内服している方には処方しにくい薬でした。
先月発売された新しい塗り薬は、爪への透過性が良く、爪の中や下にまで浸透して効果を発揮するため、これまでの塗り薬よりも効果が期待でき、主な副作用も、塗った部分の皮膚炎、刺激感などで、内服よりも手軽に使用できます。
また、ハケと一体型の容器なので、塗りやすいと好評です。
使用前に爪水虫と診断することが必要ですので、爪を少し削って、顕微鏡で水虫(カビ)の有無を確認します。
外用期間は約1年間と内服よりも長いので、内服と外用のどちらがご自身に合っているのか、医師と相談するのが良いと思います。


Text by うめき皮膚科 梅木 薫( 2014年10月20日 「北海道新聞みなみ風」掲載)

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