歯科における無痛治療について!
歯科2013/09/02
歯科治療を受けた経験のある方にとって、歯科治療中の痛みは「イヤ」なもので、歯科へ行こうと思っても、痛みを思い出すと足が向かない原因の一つでもあります。
現在、麻酔液の進歩や良い抗菌薬のおかげもあり、麻酔を行うことによって、痛みをほぼ感じずに治療できます。
しかし、その麻酔の注射自体が「痛い、怖い」という声を良く耳にします。
ここでは、痛みの少ない麻酔注射方法についてご紹介いたします。
①表面麻酔の使用(注射の前に、軟膏の様な物を1分くらい置くことで、除痛できます)
②麻酔液を適温に温める(体温近くまで温めることで、除痛できます)
③細い注射針の使用
④電動麻酔注入器の使用(麻酔液の注入する圧を軽減でき除痛できます)
現代の歯科医院では、このように痛みが少なく、患者様が楽に麻酔できるように、種々の努力をしています。
ただ、今後行われる治療の説明など、医師と患者様とのコミュニケーションが良好なことが安心した治療を受けられる要因の一つでもあります。
歯科医院でも説明の努力はしていますが、何か不明な点や疑問点などあれば先生やスタッフに聞いて頂き安心した治療を受けて頂くのをお勧めいたします。
Text by
にしかわ歯科本通りクリニック 西川 卓志(
2013年9月2日 「北海道新聞みなみ風」掲載)