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タバコとニコチン中毒

禁煙2013/05/31
みはら内科クリニック
三原 真美 院長
プロフィール
1993年旭川医科大学卒業。同年札幌医大第1内科入局。函館五稜郭病院、南茅部町立病院、手稲ルカ病院、南幌町国保病院、国立がんセンター研究所、恵佑会東病院勤務を経て、2009年8月みはら内科クリニック院長就任。日本内科学会、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本癌学会、日本臨床腫瘍学会各会員。医学博士
住所
函館市本通3丁目9-14
TEL
0138-84-5866

 まだ肌寒い北海道ですが、ようやく行楽シーズンになりました。
出かける機会も多くなりますが、たばこを吸う人にとっては喫煙場所を探すのも一苦労でしょう。
また、タバコの害について目にする機会も増え、肩身の狭い思いをすることもあるのではないでしょうか。
北海道は男女とも喫煙率が高いことが知られていますが、当院に受診する患者さんもかなりの率で喫煙者がいます。
特に若い女性でタバコを常習的に吸っている方が多いことは驚きます。
ほとんどは一日10本以下くらいで、いつでもやめられる、と皆さん思っているようです。

 でも、そう思いながら、だらだらと何年も吸い続けていませんか?
 そして、吸うのをやめたらすぐに体は元に戻る、と思っていませんか?

 一度体に蓄えられたタバコの害は、タバコをやめたらすぐに元に戻るというものではなく何年も体に蓄積され、場合によっては取り返しのつかない事になることもあります。
やめられるのならやめたいけど、吸わないと逆にストレスがたまってしまう、とみなさん思っているようですが、そもそもタバコを吸わないとイライラするのはニコチン中毒が関係しています。
タバコを吸っている人は多かれ少なかれニコチン依存症の状態になっています。
長時間タバコを吸わないでいて体の中のニコチン量が減ると、一定の量になるまでニコチンを補充しないとイライラが続くことになります。
これは麻薬の中毒症状と同じですが、実はニコチンは麻薬よりも中毒になりやすいといわれています。
現在ある禁煙用の薬は、何れもニコチンの中毒症状を何とかしようという薬です。
ニコチンパッチやニコチンガムは、別のルートからニコチンを体内に補充することで、ニコチン中毒によるイライラを緩和する方法です。
また、数年前に発売された禁煙補助薬は、ニコチンを含まずに、たばこを吸いたいという気持ちを抑えたり、禁煙によるニコチンの離脱症状(イライラなど)を軽減する薬です。
やめたいけどやめられない…という方は一度禁煙外来をしている医療機関で相談してみてはどうでしょうか。


Text by みはら内科クリニック 三原 真美( 2013年6月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

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