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歯磨きの補助用具について

歯科2013/04/30

 みなさんは毎日、歯を磨いていますか?

 ほとんどの方が磨いていると答えるでしょう。

 歯磨きの他にデンタルフロス、歯間ブラシなどの補助的清掃用具を毎日使っている方はどうでしょうか?

 もしかしたらあまり多くはいないかもしれません。
歯ブラシを使う他になぜ補助用具が必要なのでしょうか。
歯垢や食べカスは目に見える歯の表面や裏側だけでなく歯ブラシがなかなか届きにくい、歯と歯の間にたくさん溜まっていきます。
もし、適切な補助用具を使わず毎日、歯と歯の間に食べカスが溜まり続けたらどうなってしまうでしょうか。
おそらく、その部分から虫歯や歯周病や口臭が引き起こる事が考えられます。
歯ブラシだけで磨いた場合は約50%程しかプラークを除去できませんが、そこにフロスなどの補助用具を併用することでプラーク除去率は90%まで上がります。
プラークの細菌は24時間たたないと悪さをしないのでゆっくりと時間の取れる夜の歯磨き時間に補助用具を使った清掃を行うと良いでしょう。
デンタルフロスは、弾力のある細い繊維の束でできている糸を歯の間に入れて繊維の束で歯の間の汚れを巻き取るようにして取り除く道具です。
糸だけのタイプとホルダー付きのものと2種類あります。
ホルダー付きのものは奥歯に使いやすいので、初心者の方にオススメです。

 歯間ブラシは、歯と歯の間に隙間が大きく開いている場合や、ブリッジの所などに使用すると効果的です。
歯間ブラシにはL字に曲がったタイプとストレートタイプがあります。
最初は難しく感じますが、慣れれば簡単に行えるようになります。
太さ色々ありますので自分に合ったサイズを使いましょう。
合わないサイズを使ってしまうと歯茎を傷つけることがあります。
事前に歯科医院で自分のサイズを選んでもらって正しい指導を受けましょう。

 今日から、歯ブラシの他に補助用具をプラスしてみてはいかがでしょうか?


Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳( 2013年5月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

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