目の検診を受けましょう!
眼科を受診すると、視力検査により近視、遠視、乱視、老視などがわかります。
皆さんは視力が悪いというのは、メガネなしの視力(らがん視力)が悪いことと思っているかもしれませんが、メガネやコンタクトレンズで視力(矯正視力)が良ければ視力は良いと言えるのです。
矯正視力が悪い場合には、何か他に目の病気がないのか、別の検査に進む手がかりになります。
視力検査は白内障をはじめ、色々な疾患の進行度合いを評価するのにとても重要な診断材料のひとつです。
矯正視力が悪化していれば、必要な検査を色々加えて総合的に診断をします。
「目が痒い」などの主訴で受診した方が、視力検査で他の病気が発見されることはよくあることです。
子供の場合6〜8歳くらいまでに視力の発達が完成するので、それ以前に是非一度視力検査を受けることをおすすめします。
視力検査は3〜4歳くらいから可能になります。
幼児には絵の指標なども使って測る事もできます。
また、成人も白内障、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などは、「視力検査、眼圧検査、眼底検査」の基本検査の他に、視野検査や他の検査の組み合わせで発見できます。
早期発見により早期治療ができれば、急激な視力低下を防げることが多いのです。
ふつうに見えることは当たり前のようですが、日常生活を安全・快適に過ごす上でとても大事なことです。
眼科の基本の検査はひとつも痛い検査はありませんので、小児から高齢者まで受けることができます。
目の病気がなくても、年に1〜2回検診を受けるつもりでお気軽に眼科を受診して下さい。