コンタクトレンズでも眼鏡は必要
眼科2013/01/21
この言葉を聴いて、眼鏡の煩わしさから解放されたのになぜ? と思うかも知れません。
コンタクトレンズ(CL)は“外見の良さ、視野が広い、スポーツ時に安全”など眼鏡より優れている点がありますが、正しい扱い方をしていないと目のトラブルにつながります。
“決められた装用時間やきちんとしたレンズケア”これらを怠ると目への負担となり、充血や角膜(黒目)へ傷をつけてしまう原因になります。
CL装用していると角膜に傷がついても痛みを感じづらく、重篤な状態になってから眼科受診する場合が多々あります。
ただしこれらは定期的な眼科受診で早期発見できます。
目に傷やトラブルがある場合CL装用はできないので、代わりに眼鏡が必要となります。
快適なCLライフを送るために、定期的な眼科受診と“備え”としての眼鏡は不可欠だといえます。
Text by
くどう眼科クリニック 釜石 清隆(
2013年1月21日 「みなみ風」掲載)