骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
整形外科2009/01/16
骨密度の検査は痛みもなく、簡単に検査することができます。骨密度は、同世代と若年者との比較した値で出てきます。医学上重視するのは、若年者との比較です(以下YAM)。比較したYAM値が80パーセント以下で、骨減少症。70パーセント以下で、骨粗鬆症と診断されます。
骨が脆(もろ)くなると、背中の骨折、手首の骨折や脚の付け根を骨折しやすくなります。
骨折すると、歩くことも痛みで難しくなることもあります。年齢が80、90歳のときに骨折をしても、寝たきりにならないように、80パーセント以下で治療対象とされています。
現在の治療は週1回の注射や内服薬にて行います。
何かご不明な点がありましたら、整形外科にご相談ください。
Text by
大村病院 大村 健久(
「」掲載)