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メタボリック症候群

循環器内科2008/08/13

 おなかの出た小太りの人は、心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞になりやすいといわれています。

 メタボリック症候群と呼ばれる状態です。

 肥満に加えて、軽症の高血圧、糖尿病、高コレステロール血症の3つがそろうと、動脈硬化が強くなって、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。腹囲(ウエスト)が、男性85cm以上、女性90cm以上で内臓脂肪型肥満があると考えられます。

 過食と運動不足が原因なので、生活習慣を改善して、毎日20分間程度は早足で歩く、食事は8分目に我慢するのが肝心です。腹囲でメタボリック症候群が疑われるときは、空腹時の血糖と血中インスリン濃度を測ることで、より正確に診断できます。

 高血圧が進行する恐れがある場合、軽症でも、血糖に良い影響を与える薬を選択して、治療を要する場合もあるのです。


Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨(  「」掲載)

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