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最先端近視治療《イントラレーシック》

眼科2010/08/30

イントラレーシックは新しい屈折矯正手術として、世界的に非常に評価の高い術式です。

■レーシックとは
マイクロケラトームというステンレスのブレードを使用して角膜に切り込みを入れ、フタ状のフラップと呼ばれる部分を作成し、エキシマレーザーで角膜を削り近視を治します。

■レーシックとイントラレーシックの違い
角膜を削ってフラップを作る際に、高精度な医療用レーザー(イントラレーザー)を使用します。
マイクロケラトームよりもフラップを薄く作成できるため、レーシックで対応できなかった重い近視の方に対しても手術ができるようになりました。

■イントラレーシックの利点
イントラレーザーを使用しフラップを作成するため直接角膜に触れませんので、感染症の心配はほとんどありません。
イントラレーザーは一定の深さにエネルギーが放出され、角膜の円弧に沿った、精密で厚さが一定な滑らかなフラップを作ることができます。
フラップの作成の精度が上がった事で、術後の裸眼視力の回復を早めてくれました。
また、イントラレーシックで作成したフラップ面はレーザー照射による蒸散の影響により接着するまでにレーシックよりも多少時間がかかります。
しかしフラップのエッジ部分が垂直になっているため、フラップをはめこむような形でしっかりと元に戻せるので、ずれたりシワになったりする心配はほとんどありません。
以上のような点からイントラレーシックは安全性の高い、よりクオリティーの高い屈折矯正手術といえます。
従来のレーシックでも十分な成果を上げてきましたが、より安全で効果が高い方法に進化していったわけです。安心して安全にそして確実な成果を得られるように、患者様のニーズを織りまぜながら、医師と相談して納得いただける方法を選択してください。
そして手術後は眼鏡のない生活をエンジョイしてください。


Text by 吉田眼科病院 佐藤 浩介( 2010年8月30日 「北海道新聞夕刊」掲載)

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