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網膜剥離(もうまくはくり)は早期発見が大切です

眼科2008/08/13
江口眼科病院
森 文彦 副院長
プロフィール
旭川医科大学及び大学院卒業、ハーバード大学医学部ジョスリン糖尿病センターフェロー、旭川医科大学眼科講師、函館五稜郭病院眼科科長を経て現職。医学博士、日本眼科学会認定眼科専門医
住所
函館市末広町7-13
TEL
0138-23-2272

 網膜剥離は眼のフィルムの働きをする網膜の下に水がたまる病気です。
網膜に穴が生じ、その穴から硝子体の水が網膜の下にたまる裂孔原性(れっこうげんせい)網膜剥離が一般的な網膜剥離です。

 この病気の症状は、黒い点やごみのようなものが見えたり(飛蚊症)、ピカピカ光って見えたり(光視症)、見ているものの一部が見えなくなる(視野欠損)などです。
点眼薬で瞳孔を開いた後に、眼底検査を行うことにより診断ができます。

 治療には手術が必要になります。

 早期の網膜裂孔のみの場合は、外来でのレーザー治療になります。

 網膜剥離に進行した場合は、入院して網膜復位術や硝子体手術が必要です。
早期の網膜剥離は90%以上が手術により、網膜は復位します。
また、網膜剥離の範囲が小さく、期間が短いほど、手術後の視力予後が良いです。

 気になる症状がありましたら、早めに眼科で眼底検査を受けて下さい。


Text by 江口眼科病院 森 文彦(  「」掲載)

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