子供の目の病気を見つけてあげましょう
眼科2008/08/13
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01ぐらいで、1年後には0.1前後に、その後4~5歳で1.0となり視力の発達が完成します。この視力の発育時期のあとで病気を発見し治療しても、視力は1.0にならないことが多いのです。これを<弱視(じゃくし)>と言います。この段階で目の異常を発見してあげることが重要です。
◆目の大きさが左右で違う、瞳の中が白く光って見える。
◆両目が寄って見えたり、逆に片目が外側に向いている。
◆ものを見るときに片目を細めてみる。本やテレビを極端に近づいてみる。
◆顔を傾けて見たり、片方の目を隠すと極端に嫌がる。
これらは白内障や緑内障などの目の病気、視力異常・斜視(しゃし)などを発見するために、子供の日常生活の癖から読みとってあげる方法です。
Text by
清水眼科クリニック 清水 信晶(
「」掲載)