アレルギー性鼻炎について
アレルギー科2010/04/20
原因不明が多く、季節により症状が出る。(主な原因として)
- ダニ、ハウスダスト、カビなど
- スギ、ブタクサ、ヒノキなどの花粉
- 犬、猫(その他ペット)、食物抗原など
Text by
すずき小児科 鈴木 敞謙(すずき ひさのり)(
「」掲載)
食物アレルギーについて
アレルギー科2010/04/20
食物の摂取によりアレルギー症状が出現する場合を、食物アレルギーといいます。症状では、じんましん、顔の発疹やかゆみ、腹痛、嘔吐、そして咳、ゼーゼーがあり、まれに呼吸困難、ショックなど全身の反応(アナフィラキシーショック)を起こします。
原因食物では、卵、牛乳、小麦が多く、ついでソバ、魚介類、果 物、ピーナッツなどが食物アレルギーを起こします。例えば乳幼児では、タマゴボーロ、アイスクリームを食べた後、じんましんや口周囲に発疹が出てかゆがります。
当院では、生後6ヶ月頃から皮膚反応検査(プリックテスト)をし、陽性ならばその食物を制限し、症状の経過や月齢により血液検査(IgE)をして診断します。治療は症状が出ないように食物除去療法を行い、インタール経口剤などを服用しできるだけアレルギーを発症させないように抗原性の低い食べ物から試食し、時間をかけて、再度プリックや血液検査をしながら、食べられる範囲を広げるよう指導しております。
Text by
すずき小児科 鈴木 敞謙(すずき ひさのり)(
「」掲載)