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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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歯ぎしりにご注意Text by いそべ歯科医院
(歯が折れたり歯周病顎関節症の恐れがあります)問:歯ぎしりにはどのような種類がありますか。大きく分けて三つ。ギリギリと歯を横にこすり合わせるグライディング、ぐーっとかみしめるクレンチング、カチカチと打ちつけるタッピングです。グライディングが最も多く一般的には夜の睡眠中に起きますが、最近は日中にクレンチングする人が増えています。問:歯ぎしりをしていることを認識していない人が多いのでは。寝ている間しかしない人は周囲に指摘されない限り分からないことがあります。歯ぎしりの判定には自覚の有無、歯のすり減り、起床時のあごの筋肉の疲労など調べます。問:どのような問題を起こしますか。歯が削れる、折れる、割れる、歯のかぶせ物が外れるといったことが起こります。歯肉に接する歯の根元がえぐれたように減ることもあります。歯に無理な力が加わると歯周病が進行します。また、あごの関節や筋肉が痛む顎関節症になり食事や会話に支障が出ることがあります。問:原因は何でしょうか。明確な原因は分かっていませんが、睡眠の質の悪さや精神的なストレス、さらには他の病気があるといわれています。また、かみ合わせの正常な人でも起きることがあります。問:治療法はありますか。歯ぎしりを完全に止める療法は、今のところありませんが、歯の形に合わせて作るマウスピースで歯やあごへのダメージを防ぐことができます。
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老眼とうまくつき合うText by くどう眼科クリニック 釜石 清隆
眼科で仕事を長年してきましたが、自分もようやく老眼について語れる年代になりました。加齢で眼の中のレンズを厚くすることが難しくなり、近くが見づらい、離さないとピントが合わないなど、誰にでも訪れるのが老眼です。改善策はメガネ、遠近両用や老眼鏡を使うことで近くにピントを合わせてあげることです。近くといっても新聞、スマホ、パソコンなど、おのおの目的の距離が違うので自分が重要視する距離を意識してみましょう。コンタクトの人は遠近両用コンタクトを試すかコンタクトの上から老眼鏡など幾つか方法が考えられます。最近、介護職で遠近両用コンタクトを試したいという方が何人か来院されました。施設利用者の爪切りや入浴介助などメガネでは支障があるようです。どうやって老眼とうまくつき合っていくか、職業やライフスタイルで選択肢はさまざまだと思いますのでぜひ、眼科で検眼し相談してみてください。
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貧血といわれたらText by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
健康診断などで貧血の診断を受けたことがある方もいらっしゃると思います。貧血とは、血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割のヘモグロビンの濃度が低下した状態を指します。症状としては目まい、立ちくらみ、息切れ、疲れやすい、などがありますが、症状が出るのはかなり進行してからになります。ただしここにあげた症状は貧血でなくてもしばしば起こりうるので、「貧血をおこした」と患者さんが診察室で表現しても実際には本当の貧血はなかった、ということはよくあります。貧血の原因はいろいろありますが、大きくは①血液そのものの病気(白血病など)、②慢性疾患(腎臓病や肝臓病など)や加齢に伴うもの、③鉄やビタミンなどの血液(赤血球)を作るための原料不足によるもの、に分けられます。その中で最も多いのは鉄不足による貧血、いわゆる鉄欠乏性貧血で、貧血全体の約60〜80%を占めるといわれています。鉄不足は偏食による栄養不足や胃切除後の吸収不良などでも起こりますが、これらの特別な事情がなければ、現代の日本で普通の食事をしている限り鉄の摂取不足になることは少ないと考えられます。むしろ多いのは何らかの出血によって赤血球が減り、その結果赤血球に含まれていた鉄分が体内から失われたケースで、例えば鼻出血、歯茎の出血、痔出血、月経なども原因となります。特に問題となるのは消化管(胃や腸)からの出血です。目に見える程の出血(吐血・下血)があればすぐに気付いて病院を受診すると思いますが、肉眼では分からない程度の出血がじわじわと続いた結果貧血となり、それがきっかけで進行した胃がんや大腸がんが見つかるケースは決して珍しくありません。貧血と診断されたら放置せず、一度胃カメラや便潜血検査(大腸がんの検査)を受けることが大切です。
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認知症の方との付き合い方Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
認知症の家族への接し方をよく聞かれます。明快なお答えが出来ませんが、認知症の人が特別なのではないと考えるよう勧めています。たとえば、徘徊と聞くと、やみくもに歩き回る姿を思い浮かべがちです。ご本人が言葉で説明できないことも多いのですが、出かけた後をつけて行くと、その目的が分かることがあります。また、「徘徊」しているところを警察に保護された時、その発見場所にヒントがあることもあります。かつての職場を目指していたり、子供時代を過ごした、今はない実家を探していることがあります。認知症では、過去から切り離され、未来への見通しもつかない全くの暗闇の中、足元を照らす光だけが残っている状態です。「今」がとても不安なために、安心できた過去に戻ろうとして家を飛び出すことも多いといわれます。ただ、途中で道が分からなくなり、「徘徊」という姿になってしまいます。排泄に失敗したとき、「私はやっていない」と言い張り、汚れた下着を箪笥の奥に隠し、介護者を驚かせます。これらは「身内に格好悪いところを見られたくない」という、誰にでもある当たり前の気持ちから出たと考えられます。一見、理解しがたい行動も、よく観察すると理由があることが分かります。また、患者さん自身が語った言葉に対して、「ゆっくり話してください」、「何を話したかより、どのように話したかということが大事です」というのがあります。患者さんは、早口で幾つもの事柄を話されると付いていけません。同じ言葉でも、喋り方、声の調子、顔の表情などで受ける印象が変わります。この聞いた時の気持ちは記憶に残るようです。したがって叱るような話し方ばかりしていると、患者さんとの関係が壊れ、後々のお世話が困難になるという悪循環に陥ります。どんな時でも人と話す時には、相手を傷つけない話し方、態度というものがあると思います。認知症だからと「構える」のではなく、自分と同じ一人の人間として、ちょっと相手のことを大切に思って接することをお勧めしています。
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美肌と脂肪Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
低コレステロール食を心がけるダイエットは老化を早めます。「太ること=脂肪」と感覚的に考えている方は多く、簡単に考えて脂肪(油)分が多いと思われる食べ物を避ける傾向があります。体重の減少だけを考えるダイエット、栄養のバランスを考えない偏った食べ物だけをとる食事習慣など、ストレスの多い環境でこのようなバランスの悪い食事習慣は栄養障害を起こし、皮膚のしみ・クスミ、色素沈着など肌の難治性トラブルを起こすことがあります。食事をするときに大切なことは、ただ感覚的に脂肪成分の多そうな食べ物を避けるのではなく、脂肪は選んで摂取することが大切です。脂肪にはいろいろな脂肪酸の形で食べるのですが、中でも選んでとって頂きたい良質の脂肪酸はEPA・DHA(ω[オメガ]3脂肪酸)、オリーブ油、中鎖脂肪酸のオイルです。とくに青身魚(イワシ、サバ)の油ω3脂肪酸は血液をサラサラにしたり、肌の慢性の炎症、乾燥に良いといわれています。脂肪は3大栄養素の一つでとても大事な栄養素で、身体を構成する数十億の細胞を仕切る細胞膜の大事な成分であり、脳の主たる構成要素なので、個々の細胞環境を維持したり、脳の情報伝達機能を高めたり、また、女性ホルモンを産生する材料として非常に大切な成分です。体内の脂肪を検査する血液検査では総コレステロール値として表示され、220mg以上が異常値といわれていましたが、最近の疫学的検査から総コレステロールが180mg/dl以下の方が220~240mg/dlの方より癌発生率や死亡率が2.5倍高い、また、総コレステロールが240~280mg/dlの方がいちばん低い死亡の危険率であるなどのデータがあり、総コレステロールが250mgあっても悪玉コレステロールLDL(最近では善玉コレステロールHDL、悪玉コレステロールLDLとして表示されています。)や中性脂肪が高くなければリスクは高くないといわれています。健康な美肌のためには野菜、お肉、魚、卵を良質な油で調理した胚芽米食生活をお勧めします。
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