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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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まぶたがぴくぴくしますText by 清水眼科クリニック 清水 信晶
瞼(まぶた)がぴくぴくすることがよくあります。
自分で感じていても他の人の目からは分からない程度の弱いものはミオクローヌスといいます。 もっとひどくなると目が開けにくくなるので他の人にも分かるようになります。 パチパチと早いウィンクをしようとしても、そういう方はウィンクできずに閉じたままになってしまいます。 こういう状態を眼瞼痙攣(がんけんけいれん)といい、顔面神経の異常です。 顔が引きつってしまうようになった状態を顔面痙攣といいます。 強いものだとまず脳神経に異常がないか調べる必要があります。 顔面神経のそばに走っている動脈の拍動が顔面神経に伝わって瞼や顔が引きつってしまうことがあるからです。治療としては、弱いものだとビタミン剤の飲み薬を処方して二週間程度で治ってしまいます。 もっと強い症状の場合、神経を軽い麻痺状態にして痙攣を止める注射を顔面の皮膚にします。 ただ麻痺状態になるので歯医者さんで麻酔して治療した時のように顔が動きにくいような感覚になることがあります。 顔全体が引きつるような症状の場合、顔面神経と動脈を引き離して拍動の刺激が伝わらないようにする手術をする必要があります。逆に顔の力が抜けてしまうのが、顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ)です。瞼や口角(こうかく=唇のはじの部分)が下がってしまうと、逆に反対側の目や唇がつり上がっているように見えます。 食べ物がかみにくくなったとか、水を飲むと口から漏れて来るという症状が出てきます。 目も閉じにくくなり、瞼に隙間が空くために目が乾燥してしまう兎眼性角膜炎(とがんせいかくまくえん)により、涙目になってしまいます。 まずは脳神経外科で検査をして、眼科では目が乾燥しないように点眼薬や目の中に入れる軟膏を処方します。 |
胃アニサキス症に注意しましょうText by 弥生坂内科クリニック 渡辺 雅男
魚の生食にまぎれて人間の口から入り込み、主に胃で悪さをするアニサキスという名前の寄生虫がいます。胃アニサキス症の症状は食品を摂取して数時間後の激烈な胃痛が典型的ですが、吐き気やじんましんを伴うこともあります。これらの症状はアニサキス症に特異的なものではありませんが、食事内容の問診と典型的な症状から疑う病気の一つになります。そして緊急で胃カメラを行うと、白くて細長い2cmほどの虫体が頭を胃の壁に突っ込んでにょろにょろもがいているのを観察できます。確認されたら引き続き内視鏡を通じて鉗子(かんし)と呼ばれる器具を挿入し、つまんで除去します。その後速やかに痛みは引けていき治療は完了です。アニサキスはもともとクジラやイルカが宿主(寄生する先の生き物)であり、人間は宿主ではありません。クジラやイルカに食べられる前のイカやサバなどの魚の体内で幼虫の状態になっており、人間に悪さをするのは実はこの幼虫なのです。ですから人間の口からうまい具合に入り込んだものの、人間の胃はアニサキスにとって好適な環境ではなく、成虫にもなれずに迷走の末、胃の壁から出ようとしているのかもしれません。もがいているうちに数日で自然に死んでしまい、吸収されたり便とともに排せつされたりして排除されます。アニサキスは食品の70℃以上の加熱か、マイナス20℃以下で24時間の冷凍で死滅します。なので確実な予防策としては加熱か冷凍を、ということになりますが、新鮮な刺身のおいしさは日本人にとって何物にも代え難いものであり悩ましいところです。他の予防策として、食物に付着した虫体が肉眼で見える場合は除去したり、アニサキスは虫体が損傷すると動かなくなるため、よくかんで食べることで発症を防げる場合もあるだろうと想定されています。新鮮な魚はアニサキスの寄生に注意しながら食べましょう。
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二重瞼Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
今回は二重の手術方法についてお話します。二重まぶたの手術方法には埋没法、部分切開法と切開法があります。埋没法は一般に『プチ』、『クイックメソド』と呼ばれている方法で、少量の麻酔を行ない、細い糸によって二重にする方法です。施術時間は10分程度で、腫れが少なく、傷跡も残らない方法です。二重まぶたのアイプチなどでまぶたが赤くかぶれて、小じわになったり、ごわごわになっているけれどもアイプチやめられない方の治療にもなります。術後の経過は、まぶたの腫れは2~3日程度、腫れ気味(人から見ればあまり腫れていないように見えるが本人は腫れていると感じる状態)は7~10日程度です。また、まれにまぶたが青くなることがありますが7~10日程度で消えます。コンタクトの装着は翌日から出来ます。部分切開法は腫れぼったいまぶたの方が行なう方法で、まぶたに麻酔を行い、まぶたの一部分を小さく切開して脂肪を切除する方法で、埋没法に比べ少し腫れの程度です。切開法は腫れぼったいまぶたであったり、まぶたにたるみがある方が行なう方法で、まぶたに麻酔を行い、まぶたの脂肪を切除したりする方法で、埋没法や部分切開法に比べ腫れの程度が強い方法です。二重まぶたの手術を受けたい方は腫れなど術後の経過や注意事項をお聞き気になった上で手術を決めましょう。
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膠原病(こうげんびょう)ってなあに?Text by おぐらクリニック 小椋 庸隆
膠原病という言葉は知っていても、きちんと理解している人は少ないと思います。
膠原病とは1つの病気ではなく、膠原(=コラーゲン)の豊富な組織に炎症・変性をきたす病気の総称としてつけられた言葉です。何らかの原因によって、自己を守る体の働き(=免疫)に異常が生じて起こります。 代表的なものに、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎・多発性筋炎、シェーグレン症候群などがあります。 このうち、関節リウマチは国内の患者数が70万人以上と大変多いですが、その他の病気は数千人から数万人にすぎません。それぞれの病気で特有の症状がありますが、頻度の高いものとして、発熱、関節痛、筋肉痛、皮疹、レイノー症状(寒冷時などに指が白・紫に変色する)などが挙げられます。 思い当たる方は専門医の診察を受けてみてはいかがでしょうか。 |
気づかぬうちに進行する緑内障(2026年 函館メディカルガイド掲載)Text by 藤岡眼科 医師 深瀬 紗綾
緑内障は眼の奥にある視神経が徐々に障害され、視野が欠けていく進行性の病気です。日本における失明原因の第一位であり、40歳以上の約20人に1人が緑内障といわれています。最も注意すべき点は、初期には自覚症状がほとんどないことです。視野の欠損は周辺部からゆっくりと始まり、もう一方の目が見え方を補うため、日常生活では気付きにくいのです。自覚症状が出た時には、すでに視野欠損が進行しているケースも少なくありません。緑内障は眼圧が高い人がかかると思われていますが、日本人の場合は眼圧が正常範囲内でも緑内障を発症する「正常眼圧緑内障」が多いので、眼痛・かすみ目・頭痛などを伴わず、気付かれないことが多いです。一度失われた視野は、残念ながら現在の医療では元に戻すことができません。しかし、早期発見・早期治療により、進行を抑えることは可能です。そのため、自覚症状がなくても定期的な眼科検診を受けることが極めて重要なのです。治療は点眼薬による眼圧コントロールが基本となります。毎日の点眼で眼圧を下げ、目の奥につながる視神経へのダメージを軽減します。症状に応じてレーザー治療や手術を検討することもあります。緑内障と聞くと見えなくなってしまう病気というイメージがありますが、早期発見、定期検査、治療の継続をすることによって、自覚症状のないまま過ごせることも多いです。40歳を過ぎたら、年に一度は眼科で視野検査や眼圧測定を含む健診を受けましょう。痛みを伴う検査は一つもないので、大切な視力を守るため早めのチェックを心掛けてください。
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