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目が開きづらい方は…眼瞼下垂(がんけんかすい)かも?Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
眼瞼下垂とは、上まぶたが下がり、楽に目が開かなくなってくるために視界が狭くなり、物が見えづらくなる状態をいいます。眼瞼下垂には、①先天性②後天性があります。①先天性眼瞼下垂は、生直後からみられ、あごを上げて下目づかいで物を見るようになります。②後天性眼瞼下垂は、神経・筋肉・腱膜の異常などでおこります。神経や筋肉の異常による眼瞼下垂は、動眼神経麻痺や重症筋無力症などの全身疾患と関連がある場合もあるので、特に注意が必要です。腱膜の異常による眼瞼下垂は、加齢による場合が多いのですが、ハードコンタクトレンズの装用者にもよくみられます。また、目をよくこすってしまう人にも現れることがあり、その原因としてアトピー・逆さまつげ・花粉症・長時間のパソコン使用・女性のメイクなどが考えられます。症状が悪化すると、額(おでこ)の筋肉を使ってまぶたを上げようとするため、首から肩にかけての筋肉も緊張し、頭痛・肩こり・吐き気・めまいなどもおきてきます。眼瞼下垂かどうかのチェック方法として、目をつぶり、両人さし指で両方の眉毛の上を強く押さえてみて、まぶたがうまく開かなければ眼瞼下垂の可能性があります。まぶたの下がり具合がひどい場合は、手術が必要になることがあります。手術後は約1週間で傷も落ち着き、まぶたが自然に上がるようになり、視界が明るくなります。せっかく視力がよいのに、眼瞼下垂があるために視界が暗く感じている方は結構いらっしゃいます。目が開きづらい、まぶたが重く感じて視界が暗く感じるなどの症状がある方は、一度ご相談下さい。
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糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)Text by 江口眼科病院 鈴木 裕太
近年、患者数の増加が著しい病気の一つに糖尿病があります。糖尿病の合併症の一つ、糖尿病網膜症は、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害受け、視力が低下する病気です。実際には糖尿病を放置している人が少なくなく、毎年多くの人が視力を失い、成人の失明原因として非常に大きな比率を占めています。ここで注意しなければならないのは、糖尿病網膜症は進行しても視力の低下などの自覚症状がほとんどないということです。放置していると、ある日突然、目の前が真っ暗になったとあわてて病院に駆け込み、糖尿病網膜症がかなり進行した段階で起きる硝子体出血や網膜剥離と診断され、失明に至ることもあります。糖尿病と診断されたら、定期的な眼科受診を忘れないでください。検査・治療を続けていれば、糖尿病が原因で失明することは、多くの場合防げるのですから。
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いつも目が赤いText by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
よくじょうへんという病気をご存知でしょうか?漢字では翼状片と書きます。白目の表面を覆っている結膜が、黒目に進行してくる病気です。血管を豊富に含んでいるため、常に充血していたり、ごろごろとした異物感を感じたりします。翼状片の組織自体は悪性のものではありませんが、放置すると黒目の中心に向かってゆっくり進み、徐々に乱視が強くなり、最後に瞳孔に達すると、視力が低下します。原因として紫外線が関係しているといわれていますが、仕事柄、日光を避けることが困難な方も大勢いらっしゃるでしょう。初期の段階では点眼薬を使用することもありますが、充血をやわらげたり、異物感をやわらげる作用はあっても、翼状片を退縮させるほどの効果は期待できません。根本的な治療には、手術により切除することが必要です。
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よくある良性皮膚腫瘍 ~石灰化上皮腫(せっかいかじょうひしゅ)と眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)Text by すどうスキンクリニック 須藤 聡
■石灰化上皮腫皮膚の下に石灰のような硬いものができる良性の皮下腫瘍です。毛母腫ともいわれ毛根から発生してくる腫瘍です。比較的若い人に多く、小児の眼の周囲、腕、頚などによく見られます。通常は特に症状はなく、皮膚の下にコリコリとした硬いものが触れるだけです。時に炎症を起こすこともあり、そうなると痛みが出てきます。この腫瘍は良性で、ゆっくりと大きくなってきますが、自然に治ることはありません。また、軟膏や内服薬で治ることもありません。細菌が入って化膿すれば腫れてきます。治療法は、手術による切除が普通です。年齢と腫瘍の大きさによりますが、小学生低学年以下では全身麻酔が必要なこともあります。それ以上でしたら局所麻酔でも可能です。■眼瞼黄色腫まぶたにできる黄色い皮膚腫瘍です。上のまぶたの内側に出ることが多く、中年以降の年齢に多く見られます。高脂血症、抗コレステロール血症の方に出やすいといわれています。炎症を起こしたりすることもないので、痛みなどの症状は特にありませんが、徐々に腫瘍が大きくなってきます。この腫瘍も良性ですが、薬での治療はできません。治療は手術による切除です。まぶたという場所ですのであまりに大きいものはそのまま縫合できなくなり、植皮などが必要になることもあります。また、良性ですが、再発の多い腫瘍ではあります。
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歯や歯茎の色は健康?Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
歯が褐色や黄色に変化したり、歯茎が黒ずんでいると、自分でも口元が気になり、口を開けて笑う事が出来なかったり、口元を隠して話をする事はありませんか?このような方は他人に対して暗い印象を与えてしまうかもしれません。では、なぜ歯や歯茎は変色するのでしょうか?歯茎の変色の原因は、歯周病、タバコなどによるメラニン色素の沈着、金属アレルギーなどが挙げられます。歯の変色の原因はコーヒーなどによる着色、外傷や神経の治療による変色、妊娠中の抗生物質の服用、加齢変化などが挙げられます。では、どのように対処したら良いのでしょうか?歯周病の治療は主に歯垢(こう)、歯石取り、歯茎のマッサージになります。メラニン色素はレーザーなどで除去できます。着色は歯のクリーニングで、変色は白い歯を被せたり、ホワイトニングで対処できます。気になる方はかかりつけの歯科医院に相談してみて下さい。美しい笑顔を取り戻して健康な生活を送りましょう。
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