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舌下免疫療法 〜新たなアレルギー性鼻炎の治療法〜Text by 治耳鼻咽喉科 山口 治浩
アレルギー性鼻炎の新しい治療法として舌下免疫療法が保険適用になりました。これは、原因物質を投与していくことにより、アレルゲンに暴露された場合に起こる症状を緩和する治療法で、対象はスギ花粉症の12歳以上の方です。アレルゲン抽出液を舌下に滴下するという方法で行い、初回は病院で、以後は毎日1日1回ご自身で行います。2週間かけて徐々に増量していき維持量になったら3年以上継続することが必要です。この治療法の注意点は、①治療の開始時期は花粉非飛散期に限られる。②アナフィラキシーショックなどの強いアレルギー反応が起こる危険性がある。③治療医は関連学会の講習を修了している者で副作用発症時に迅速に対応できる医療施設、あるいは対応できる医療施設と連携している医療施設でなければならない。などです。興味がある方は耳鼻咽喉科にお尋ねください。
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メディカルスキンケアシステム 〜シミ・シワ対策・美肌を維持するために〜Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
肌を若返らせても、その肌を維持しなければ、台無しです。『メディカルスキンケアシステム』は若返りの治療(セルリバイブ・ジータ、フォトフェイシャル、レーザーピーリング)と同時に、『サプリメント』と『ドクターメイドのエンビロン化粧品』を使用し、自分の肌の栄養環境を整えて、効果を実感して頂くための治療方法であり、そして、美肌を維持するための治療方法です。美肌、肌のアンチエイジング(若返り)の治療は栄養環境を整えないで治療しても、満足して頂く効果が実現しないことが考えられます。そのため、中からの『ビタミン、ミネラル、アミノ酸の補給』と、肌の外からの『ビタミンAとCの補給』は、肌の代謝を高めて張りのある美しい肌を保つために必要です。エンビロンの『メディカルフェイシャルトリートメントシステム』は、早期に効果を実感できるスキンケアで、最先端の皮膚浸透性の高いビタミンAとC(紫外線で傷ついた皮膚の細胞のDNAを修復する)をイオン導入や超音波導入で効率よく送り込み、ホームケアでは修復困難な肌のダメージを、より短期間に修復し健康な肌へ導きます。癒されながら、皮膚科学の研修を受けたディプロマによるオーダーメイドのトリートメントシステムをお受けになりませんか。
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男性の性(22)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
昔は、高貴な家に生まれた子供は跡継ぎを早く確保するため早婚が一般的でしたが、日本の江戸時代の大奥のような性技指導システムがないところでは、男側がまだ性に目覚めていない時期の早婚が、重大問題に発展することも珍しくありませんでした。フランス革命で処刑された悲劇の王妃マリー・アントワネットとその夫(ルイ16世)は、14歳と15歳で結婚していますが、結婚後11年間子供が生まれませんでした。原因としては二人の趣味性格の不一致・不仲説が一般的ですが、実は結婚当初、ルイ16世は性的なことに全く興味を示さず(性に目覚めていなかった?)、狩猟や当時の精密機械である錠前づくりに熱中して、妻のマリー・アントワネットを放任していたそうです。夫に相手にされないアントワネットは舞踏会や賭博に興じ高価な衣装や装飾品に莫大な浪費を重ねたり、お気に入りの男達を宮廷内で寵愛したため、民衆からの人気は凋落するばかりでした。その後、やや遅れたとはいえルイ16世もちゃんと性に目覚めたようですが、包茎(おそらく真性)だったせいで、気恥ずかしさからもう存分に女としての魅力を振りまくアントワネットに接することが出来なかった、というのが11年間子供が出来なかった真相のようです。包茎手術の歴史は古く、ユダヤ教徒の割礼や古代エジプトのパピルスにも当時の手術の模様が描かれています。当然、ルイ16世の時代でも包茎は外科手術によって治るものでしたが、恐怖心から手術を受けることをためらい国を揺るがす事態にまで発展してしまったのでした。その後、見るに見かねたアントワネットの兄がオーストリアからフランスを訪れ、手術を受けるようルイ16世を説得し、ルイ16世も手術を受け入れたので、普通の夫婦生活が得られ4人の子供に恵まれましたが、その頃にはフランス革命のまっただ中。二人はロベスピエールによりギロチン台の夜露と消えてしまったのでした。4人の子供のうち3人は早死にし、残された一人の王女はオーストリアに逃れました。歴史の運命は皮肉なものです。(つづく)
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認知症の早期発見、早期治療Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
どんな病気も早く、軽いうちに治療する方がいいに決まっています。ですが、最近、認知症を「早期に発見する」難しさを痛感しています。病気の診断には、まず医療機関で診察してもらう必要があります。ところが、誰だって「認知症」と宣告されたくありません。だから、患者さん本人も、その御家族もなかなか医療機関に行く決心はつきません。症状の軽いうちは、本人は「何ともない」と思っているので(病気の自覚がなく)、家族に受診を勧められても拒否します。家族は家族で、おかしいと思いながらも「年のせいだろう」と考えたりします。結局、多くの場合、病院や診療所にやってきたときには病気は進んでしまっています。MRIをはじめとする画像検査など、認知症の診断方法も進歩しています。また、ご存知でしょうが、認知症の中には「正常圧水頭症」のように手術で治るものもあります。アルツハイマー病を治す方法はまだ確立されていません。昔は、医師でさえも「どうせ治せないのだから、病院にかかるのは無駄だ」と考える人が少なくありませんでした。しかし、現在では、「根治」はできなくても、進行を遅らせる薬があります。さらに、新しい薬が続々と承認申請されています。ワクチンなども研究されています。今は治せなくとも、数年先には全く新しい治療方法が出現する可能性も十分あります。「進行を遅らせる」ことは無意味ではありません。治らないと諦めず、また、今は治せない病気だからこそ、早期発見早期治療が重要だと考えます。是非、「怪しい」あるいは「不安」だと思った時には、医療機関にご相談いただきたいと思います。「上医治未病」。これは中国の古くからの言葉だそうです。「上医」とは良いお医者さんの意味で、「良い医師は、病気になる前に治す」という意味と聞きました。「上医」にはまだなれませんが、何とか出来るだけ早く病気を見つけて治したいと、日々考えています。
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歯並びを悪くする癖Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
赤ちゃんがおっぱいを吸う姿は、かわいいものです。赤ちゃんには歯が無いことも関係しておりますが、舌を丸めながら、突き出し、乳首を包むように飲んでいます。しかし、大人の場合、水を飲むときには、一度口の中にためて、唇を閉じ、歯を噛み締めて舌と上あごの間を絞り込むように、のどまで運びます。赤ちゃんの飲みかたは、弱い力でも可能ですが、大人のように飲むには、口からのどにかけてのある程度の筋力と調和した動きを習得しなければできません。それだけ高度な機能ともいえます。しかし、大人でも幼児のような、舌の使い方をする方も、なかにはいます。つばを飲み込むときに、上と下の前歯の間に舌を挟んだり、タ行の音を出すときに英語で言うTHの発音になってしまう方や、舌足らずといわれるようなしゃべり方をされる方などのような癖を持つ方の場合には、奥歯を噛んでも前歯が開いてしまう、開咬と呼ばれる不正咬合が起きてしまう可能性があります。一部の矯正歯科を診療科目に持つ医療機関HPでも書かれていますが、舌のトレーニングにより改善されることも少なくありません。
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