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コラムを読む

義歯を快適にお使いいただくために

Text by 北斗歯科クリニック 土永 浩史
義歯をお使いの方は慣れてくるとその義歯が体の一部となり、食事をする時や会話をする時には欠かせないものとなります。義歯はご自身の歯を毎日磨くように、毎日の管理が大切です。その管理を適切に行わなければ、いろいろな問題が生じてきます。歯科医院で義歯を作成しますと、歯科医からその管理方法の説明を受けます。今回はその確認の意味で、義歯の管理について述べさせていただきたいと思います。義歯の洗浄ですが、食後に可能な範囲で義歯ブラシで水洗を行います。しかし、いまだに部分入れ歯を口の中に入れたまま歯磨きを行う方がいらっしゃいます。よく磨けていないばかりか、義歯と接している歯と義歯の間に歯垢(プラーク)が入り込んだままになる原因となり、不衛生となります。そのため、義歯と接している歯に虫歯や歯周病が発生しやすくなります。口の中からはずして行いましょう。義歯の洗浄に、通常の歯磨き剤を用いますと摩耗しやすくなるため、義歯専用の歯磨き剤や中性洗剤を用い、義歯ブラシで洗浄を行います。流し等で義歯の洗浄を行う際は、落下して義歯が破損することがよくあります。洗面器等に水をためて、その上で洗浄するほうがいいでしょう。義歯は1日24時間中、接着し続けるのではなく、1日数時間ははずして義歯の下の粘膜を休ませておく必要があります。いつはずしておくかは特に決まっているものではありませんが、終身時にはずしておくのが一般的です。その際、義歯を乾燥させないように水に浸しておき、義歯洗浄剤を併用し、それを毎日お使いいただくのが望ましいと思われます。ご自身による毎日の義歯の管理を行っていても、義歯に歯石が付着して、汚れやすくなることがあります。定期的な歯科医院での定期検診で、そのような歯石を除去するだけではなく、義歯の異常がないか点検してもらうことで残存している歯の健康を維持していきましょう。
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運動療法の心得

Text by はら内科クリニック 原 信彦
ようやく暖かくなってきましたね。冬に増えた体重を、そろそろ戻さなければと思っている方も多いはず。ただ、どんな運動をどの位すればよいのか?なかなかわかりません。目標は1日30分毎日できる運動がベストです。運動強度としては、動いているときに話ができる程度の運動から始めましょう。第一に、自分のできそうな目標を決めましょう。今まで運動していない人がいきなり30分のウォーキングは30分という時間を作ること・急に運動を始めるということで難しいと思います。まずは、一日二回、3~5分の運動を週4回行うことを目標に始めてみませんか?ストレッチから始めても良いですし、「お買い物は歩いていく」「駐車場はできるだけ遠くに車をとめる」「デパートはエスカレーターを使っても最後の一階分だけは階段を利用する」などから気軽に始めてみましょう。第二に、完璧主義は禁物です。例えば、「先週は毎日歩かなかった。私はだめだ」と考えるのではなく、「先週は4日歩けた。少しずつだが、目標に向かっている」と前向きに考えましょう。また第三に、運動をやりすぎないことです。初めは、やる気満々で体重も減ってすごく楽しく行えますが、そのうち運動しすぎるとご褒美が欲しくなります。例えば30分ウォーキングしたとします。この程度の運動でも、汗はかきますし、疲労感もありますよね?この時、がんばったご褒美に「大福もち1個」くらいなら大丈夫と思うかもしれませんが、この時の運動は100キロカロリー位であり、大福一個は250キロカロリー前後あることから、せっかく運動したのに逆にカロリーオーバーになってしまいます。また、スポーツ飲料も、ペットボトル500ミリリットル当たり40~130キロカロリーあり、飲む前にチェックしないとカロリーオーバーということもありえます。ご褒美が欲しくなるような運動ではなく、そのこと自体を楽しめる程度の運動でいきましょう。また糖尿病の方は、低血糖の備え~ブドウ糖の携帯と、食後に運動することを忘れずに!
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エレクトロポレーション〜瞼のしみ、しわ、乾燥への予防と治療、頭皮の薄毛治療

瞼のしみしわ乾燥に悩んでいる方には朗報です。最近まで瞼のしみ、しわ、そして乾燥への予防と治療は、光治療やレーザー治療で積極的に治療の行うことができない部位でしたが、エレクトロポレーションを使用することで今まで肌から導入が難しかったアミノ酸などの高分子の治療成分も積極的に導入することが可能になりました。数年前に開発され、安全性が実証されているエレクトロポレーションは、皮膚表面に高い電圧を瞬間的に与えることで細胞機能に障害を起こすことなく、細胞膜や細胞間脂質に小さな孔を開けて高分子成分を導入する画期的な方法です。従来行われているイオン導入法では薬液の10%程度しか導入できないのに比べ、注射による投与に匹敵する薬剤の導入が可能で、痛みや出血も全くありません。施術時間は頬、瞼で20~30分、週に1回程度です。そしてフォトフェイシャルやレーザートーニング、レーザーピーリングなどのしみしわのアンチエイジング治療と同時に瞼のしみしわ乾燥への予防と治療も可能です。治療成分はビタミンCなど各種ビタミン、上皮化を促進してしみしわを改善させるEGF(上皮化成長因子)など各種成長因子、アミノ酸、ペプチド、補酵素などを含むプラセンタ(胎盤製剤)などの高分子成分を安全に積極的に導入することが可能です。また、これを応用した女性の頭皮の薄毛予防にも導入されています。予防と治療についての詳細は専門医にご相談ください。
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男性の性(18)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
大手のコンドームメーカーが昨年行った世界41カ国30万人以上の成人性交回数調査によると、日本人は年平均45回(月平均3.75回)で41か国中最下位、40位のシンガポール年平均72回や、41カ国平均の年平均102回にも大差で、1位のギリシャ年平均138回(月平均11.5回)、前回1位で今回5位のフランス年平均120回(月平均10回)の3分の1程度しか性交していないという驚きの結果(日本人にしてみれば他国の性交回数が多すぎるのが驚き)が出ました。全体としては肉食中心の欧米の回数が多く、穀物食中心のアジアで回数が低い結果でした。この結果を素直に見ると、前回、男性の性(その17)で述べた、恋愛・セックスに淡白な草食系・草食男子という言葉は単なるイメージだけでなく、実際の食生活と性行動を反映している言葉だ、という仮説が当たっていたことになります。それでは次に昔と今の日本人の性生活を比べてみます。江戸時代の貝原益軒著『養生訓第62章交接の回数と年令』には『人、年二十の者は四日に一たび泄らす。三十の者は八日に一たび泄らす。四十の者は十六日に一たび泄らす。五十の者は二十日に一たび泄らす・六十の者は精をとじて泄らさず。もし体力さかんならば、一月に一たび泄らす。』とあります。60歳代を便宜上30日に1回として計算してみると、20歳代から60歳代の至適射精回数は貝原益軒先生によると平均15.6日に1回、月平均1.92回となります。精を泄らす=射精回数と性交回数は厳密には違うので、自慰がタブー視されていた江戸時代では性交回数は射精回数より若干多いことが予想され、推奨性交回数は月3回程度と推定されます。江戸時代より現代は月に1回程度性交回数が増えていますがこの分が肉食が増えた分と考えると、今も昔も体質的に日本人はセックスに淡白なのかも知れないなあ、と思います。(つづく)
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寒くなると涙目? 乾き目?

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
冬場は空気が乾燥してきますが、それに加え暖房を入れるとなおさら室内の空気が乾燥してきます。そうすると目が乾く、ショボショボするという患者さんが急に増えてきます。乾き目=ドライアイの患者さんには2種類あります。涙が根本的に少ないタイプと、涙の量は正常なのに乾き目になってしまうタイプです。前者はシェーグレン症候群と呼ばれ、涙の他に唾液も少なくなって口も渇く病気です。後者は結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)といって白目の表面の皮=結膜がだぶついたり、瞼の縁にある脂肪の分泌腺から脂肪が出て来にくくなってしまうことによって、涙が目の表面で安定しなくなり蒸発しやすくなってしまうという病気です。ドライアイの治療には、点眼薬治療と、手術療法があります。涙は油層・涙液層・ムチン層の3つの層から成り立っています。そのため、点眼薬としては、涙を安定させる働きのヒアルロン酸や、涙とほぼ同じ成分の水分を補給する人工涙液、ムチンの分泌促進の点眼薬があります。手術療法としては、目頭にある涙の下水の入り口=涙点(るいてん)にプラグという詰め物をして少しでも涙が目にたまるようにしたり、だぶついた結膜を引っ張って伸ばして縫い付ける手術をします。EYESCURE®(アイズキュアー)というドライアイ用のメガネも有効です。スキーのゴーグルのようにレンズ・フレームと顔の隙間を埋めるパッドがあり涙の蒸発を防いでくれます。また、加湿器の役目をする水タンクが付いてタンクから蒸発した水蒸気が目を潤してくれます。ドライアイにはいろいろな原因がありますので、その原因によって使う目薬も治療法も変わってきます。乾き目を感じた時には、どのような治療方法が自分に適しているのかを、まず専門医に相談してみてはいかがでしょうか。
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