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コラムを読む

こんな症状に心当たりはありませんか?

Text by 江口眼科病院 佐々木 功
「特に悲しいわけでもないのにいつも涙があふれ、一日中ハンカチで涙を拭い、目尻はただれて痛む」。こんな症状に心当たりはありませんか?涙は本来、目頭にある涙点という排水口から涙小管・鼻涙管という排水管を通して鼻へ排出されますが、この管の通りが悪くなると、涙は排水口より逆流し、眼の表面からこぼれ落ちることになります。さらに、管の奥にたまった分泌物までもが逆流すれば目頭に目やにがたまり、皮膚のただれも引き起こします。これらの症状に対して今日では、細いカメラで排水管の中を覗きながら軟らかいチューブを通すという治療法があります。比較的新しく、日帰りでも実施可能な治療です。無論、涙や目やには必ずしも排水経路の問題とは限らず、また全ての症例で改善が見込めるわけではありませんので、まずは眼科での診察をおすすめします。
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まぶたが腫れました

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
瞼(まぶた)が腫れましたと眼科を訪れる患者さんは非常に多くいます。一番多いのはやはりものもらいでしょう。瞼の縁には脂肪の分泌腺がいっぱい並んでいてそこが炎症を起こして赤く腫れて痛みを伴います。これを霰粒腫(さんりゅうしゅ)または麦粒腫(ばくりゅうしゅ)といいますが、特に函館では〈めっぱ〉といい、関西地方では〈めばちこ〉というようです。腫れ始めて2〜3日のうちにお薬を使うとお薬だけで引く場合もありますが数日たってしまったものは切開して膿を出さないと引かない状態になってしまいます。一度炎症を起こしたけれど引いてきたので放っておいたところ内側(赤目の方)にでこぼこした物が飛び出してくることもありますが、これは霰粒腫性の肉芽(にくげ)といい、痛みが無くてもお薬では引かないので切除が必要になります。突然瞼全体が腫れて痛みや赤みが無く、少しぷくぷくした腫れ方をQuinke浮腫(クインケふしゅ)といいます。血管からの水分が異常に漏れ出すのが原因で抗アレルギー剤を使うと引いてきます。朝瞼が腫れたけれど昼から少し引いてきたという方に意外と多いのが、いつもより枕が低かっただけということもあります。足のすねも腫れているという時には内科的な病気がないかも調べてみる必要があります。両上瞼の目頭寄りがぽこっと腫れている方も多くありますが、これは年齢的なことが多くあります。脂肪の付き方でそう見えることが多いのですが、黄色く平坦なものは仮性黄色腫というものもあります。1〜2mmの小さい白いつぶつぶが瞼にいっぱい出来ている方があります。稗粒腫(はいりゅうしゅ)といってケラチンという白いラードのようなものがたまっています。一見ものもらいのように腫れていて切った物を検査に出してみると腫瘍、特に高齢者の場合悪性腫瘍ということもありますので、あまり放っておかずにまず眼科で診てもらいましょう。
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健康な肌のためのサプリメント外来

肌のしみやくすみ、なかなか治らない肌のトラブル、難治性のニキビや湿疹などで悩んでいる方の中には栄養バランスが極度に悪い方が存在します。また、極度のストレスで栄養状態が悪くなると免疫が低下して、一番外界と接している肌にトラブルが生じます。立ちくらみ、めまい、肩こり、頭痛、生理前の不調など症状のある方、肉や卵は食べず、豆腐や納豆など、野菜中心の方ダイエットのためスポーツをする方、またアルコールをよく飲み、口内炎ができやすい方は、鉄、たんぱく質(アミノ酸)、ビタミンB群の欠乏が予想され、これらの欠乏により、しみ、くすみ、難治性の肌のトラブルを起こすことがあります。サプリメント外来はこのような肌の症状があり、また日常生活で上記の症状がある方に対して血液検査を行い、栄養状態を判断して、その方にあった適切なサプリメントを提供します。20歳代後半から40歳代の目の下のくすみや顔の色調の悪さに悩んでいられる女性の方は鉄やビタミンB群の欠乏が予想されます。また、ストレスが多く、眠れない方、自律神経が不安定な方はタンパク質(アミノ酸)、ビタミンB群の欠乏が予想されますが、より生理学的に判断するためには血液検査が必要となります。当クリニックでは栄養状態がよくないとスピード感のある治療はできません。砂漠に光を当てても草木が生えないように、オアシス化した状態で初めて草木は育ってくるのです。『医食同源』とよく言われることですが、いろいろな治療においても栄養環境が悪いと迅速な良い結果は期待できないことがあります。『肌の状態で健康状態が分かる』、『健康状態を肌は表している』、バランスの良い食事を取らないと、健康如いては肌の状態も悪くなります。
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糖尿病とこれからの季節

Text by はら内科クリニック 原 信彦
「日本人の糖尿病は、お盆の時期とお正月の時期に悪くなる」という有名な報告をしたお医者さんがいます。
これから、忘年会・クリスマス・お正月を迎えます。食事療法をしなければいけない糖尿病の患者さんにはつらい季節がやってきます。誰もが、おいしいごちそうを目の前にして挫折するものです。そんな時どうしていますか?「あ~あ、昨日食べ過ぎちゃったから、今日は食事を抜こう~」なんてしてませんよね?
内服治療やインスリン治療中の患者さんは、このようなことをしてはだめですよ!食事を抜いたり、極端なカロリー制限をすると低血糖になったり、朝はいいのですが、昼や夕食時間に非常に空腹感が強くなってまた食べ過ぎてしまいます。それを繰り返すと、どんどん食生活がうまくいかなくなり、糖尿病が悪化します。また、特に治療中の人はアルコールにも気を付けましょう。
糖尿病の治療中にアルコールを多量に飲んで低血糖になる―というのは、非常に危険です。意識を失い、生死をさまようことだってあります。
また、果物の摂りすぎにも気を付けましょう。こたつでミカンなんて、気がついたら一日に五~六個食べてしまいますが、糖尿病の食事療法では、果物は一日一単位~ミカンなら中くらいの物を二個、リンゴやナシは、一日半分。ブドウは、皮と種を含んで一八〇グラムです。
糖尿病の食事療法で食品交換表がありますので、これを見て、食べ過ぎに注意し、自分の摂取カロリーに気を配る癖を付けたいものです。この季節は、食べ過ぎた日のことは水に流して、翌日からは主治医に教えてもらった食事量を思い出してきちんと定められたカロリー通り摂りましょう。
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男性の性(9)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
男性の性(8)からの続き)
現在、競輪は男子のみで女子のレースはないが、スピードスケートの夏期トレーニングとして始めた自転車でオリンピックにまで出場した女子選手も居る事だし、是非、競輪に女子部を創設して欲しいと思う。
競馬や競艇では既に女性の参加が認められているし、また8月号のこのコーナーで述べたとおり何といっても身体上・健康上も自転車は男子よりも女子に適しているので、競輪では女子のみのレースにするか、男子選手とのレースの時はハンデをつければギャンブルとしても成り立つと思う。
競輪人気低迷はいろいろ原因があると思うが、まず競輪場に行って思うことは、華やかさ・明るさに乏しい、女性客が少ない、ということである。
女子競輪の創設はこの点を改善するのに最も効果的で人気上昇間違いなしだと思う。
中野浩一氏は引退後しばらくして禿頭であることをカミングアウトしてカツラのCMに出ていたが、老壮年になったら、排尿状態なども全国のファンにぜひ告白して貰いたいと思う。ファンとしても泌尿器科医としても、とても興味がある。
と同時に、女子競輪の創設と老壮男性はママチャリに乗るようアピールして貰えれば、競輪人気の再興と老壮男性の排尿状態改善に寄与したことで、長く人々の記憶に残るのではないか、さらに、女子の自転車競技が盛んになれば女性の頻尿・尿失禁の防止にも役立つかも知れず、前人未到の10年連続世界一という偉業と合わせれば国民栄誉賞にも値するのではないか、と思う(自転車競技は海外、特に欧州ではサッカーに匹敵するメジャースポーツで、中野浩一氏は欧州では『ムッシュー』という敬称付きで呼ばれる数少ない日本人だそうである)。競輪場近くの啄木小公園ではあごに手を当て胡坐で考え込んでいる啄木像があるが、サドルの硬い自転車とともに、老壮男性にとってよくないのは、まさしく啄木がとっているポーズ、長時間の座位、特に胡坐がよくないとされている。前立腺や尿道の循環障害が起こると推定されているが、長時間胡坐で麻雀したり飲酒したりは排尿状態に悪影響があることは体験的にも実感している人も多いのではないか、と思う。
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