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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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アトピー性皮膚炎と目Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
アトピー性皮膚炎には多くの目の病気が合併することが知られています。アトピー性眼瞼(がんけん)炎はまぶたに皮疹(ひしん)ができ、アトピー性角結膜炎は、アレルギー性結膜炎同様、目のかゆみが特徴です。円錐(すい)角膜は、黒目の表面にある角膜が本来のドーム状から徐々に変形していくことで視力低下をきたす疾患です。多くは高齢者にみられる白内障が、アトピー性皮膚炎の若年者に起こるのがアトピー白内障で、他の白内障と同じように視力低下をきたしますが、手術により視力回復が可能です。網膜剥離(はくり)は、放置することで失明につながる重症な病気で、できるだけ早い手術が必要です。いずれの病気も治療が遅れると、後遺症を残すことがあります。特に、思春期から成人への時期に悪化するアトピー性皮膚炎では目の病気を合併しやすいので、眼科で診察を受けることが重要です。
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ピロリ菌をやっつけろ!Text by はら内科クリニック 原 信彦
胃潰瘍(かいよう)・十二指腸潰瘍の原因として、ヘリコバクター・ピロリ菌が発見され、二〇〇〇年十一月より、ピロリ菌の除菌治療が行われてきました。多くの患者さんが、この治療の恩恵を受け、潰瘍の再発・再燃から解放されました。しかし、残念なことに二〇%前後の患者さんには効果はありませんでした。原因は、ピロリ菌を除去する抗生物質が効かない、いわゆる耐性菌の出現でした。日本ヘリコバクター学会では「ヘリコバクター・ピロリ感染が胃癌(がん)を含む様々な疾患の発症に深く関与していることが明らかになってきており、本邦においてヘリコバクター・ピロリ除菌療法の徹底を図り、ヘリコバクター・ピロリ感染を撲滅していくことは、胃癌をはじめとする消化管難治性疾患の発症予防に極めて重要かつ重大なことである」と位置づけ、ピロリ菌を撲滅させる研究がなされていました。その結果、新たな治療が今年の八月に承認され、現在加療できるようになりました。これを「二次除菌治療」と呼んでいます。以前の治療(一次除菌)が不成功だった方に、この二次除菌を行い、八十五~九十%前後の方々が除菌に成功しています。治療は、一次除菌薬剤のクラリスロマイシンを、メトロニダゾールという薬剤に一種類変更しただけです。ただし、この二次除菌を行う方は、新たな耐性菌の出現を避けるために一次除菌が不成功だった方のみ限定となります。主な副作用は、一次除菌のときとほぼ同様で下痢・軟便です。また、気をつけなければいけないのは、二次除菌の薬は酒と相性が悪く、除菌治療期間の一週間は禁酒が必要になります。これからの季節は、忘年会・新年会があると思いますので、二次除菌治療を希望の方は、急がず正月が明けてからじっくりと治療に取り組んではいかがでしょうか?
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アトピー性皮膚炎Text by 江口眼科病院 佐々木 功
眼科の診察では眼とその周囲を重点的に観察しますが、そこでアトピー性皮膚炎に関連した所見がみつかったり、関連がありそうな症状の訴えを聞くことは多々あります。代表的なものとして、まぶたの皮膚の乾燥や赤み、結膜炎による慢性的なかゆみ、擦過や眼瞼内反症に伴う角膜のキズや微生物の感染などが挙げられます。皮膚に慢性的な炎症があると、それに引き続いて眼にもトラブルが波及する場合があるのです。では眼科ではどうするか。まず、まぶたの表側(つまり皮膚)のトラブルは、アトピー性皮膚炎の管理の基本に則ってまず清潔と保湿を意識することを勧めます。それでも不十分ならば副腎皮質ステロイド(いわゆるステロイド)入りの軟膏を使用します。そしてまぶたの内側(結膜)のトラブルには抗ヒスタミン薬やステロイド入りの点眼液を主に使用します(程度によってはさらなる治療が必要な場合もあります)。このように眼科でもまぶたの治療は行うものの、先述のとおりアトピー性皮膚炎においては眼の状態は皮膚のコンディションに大きく影響されますので皮膚科の受診も要検討です。過去に色々とアトピー性皮膚炎の治療を試したが奏功せず諦めたという方も少なくないと思いますが、「アトピー性皮膚炎は大人になってからでは治療できない」という誤った認識を捨て、現代の標準的な治療アプローチでもう一度治療に取りかかることも一案です。また、治療のキープレイヤーとなる点眼液や軟膏などの局所投与用ステロイドはその使い方のルールを守り、定期的な監視を怠らなければ有効かつ安全に使用できますので、やみくもに忌避することは有益ではありません。眼の健康を保つためにも、信頼できる皮膚科医をみつけ、地道なケアを根気強く継続することが肝腎と言えます。
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災害に備える、病気に備えるText by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」。あの未曾有の犠牲者を出した震災から5年が経ちました。さまざまな反省から防災、減災対策が提案されているようですが、皆さん、災害への備えは出来ていますか?さて、10年ほど前から、「病気」を一つの「災害」に見立てて、「ハザードマップを作る」ことにならい、健康状態チェックを勧めていましたが、日常診療の場では、初診患者さんの中に、健康診断で異常を指摘されていたのに、何の手も打たずにいる方が大勢います。自分の体に危ないところが見つかったのに放置している姿に、5年前の震災での一連の出来事を連想するのは飛躍していると思われるかもしれませんが、危険性に目をつぶり、対策を怠ったために被害を拡大させた、「考えの構造」は同じではないでしょうか?また、「自分は、今まで病気などしたことがない」という方もよくいます。それは、病気にかかったことがないのではなく、病気であることを知らずにいただけのことだと思います。たとえば、血圧が高くても自覚症状はありませんから、自分では健康だと思っているのですが、何かのキッカケで高血圧を指摘されてビックリするというパターンはよくあります。こういう「病気知らず」の方に、特定健診をお勧めします。40歳以上の方が対象で、はやりの「メタボ」のチェックを中心としたものですが、健康状態をみる目安として十分だと思います。また、何か病気を治療している方は、かかりつけのお医者さんに、治療中の病気以外の項目のチェックもお願いして見るといいでしょう。検査の経済的な負担が心配かもしれませんが、特定健診には、健康保険から補助が出ますので、ご自分の負担は大きくありません。自分に都合の悪い事実を知ることは怖いものですが、昔から「災いは忘れた頃にやって来る」といわれています。震災から5年の今年、健康診断で自分の健康「ハザードマップ」を作り、対策を検討して「防災」に努めてはいかがでしょうか?
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二重瞼Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
今回は二重の手術方法についてお話します。二重まぶたの手術方法には埋没法、部分切開法と切開法があります。埋没法は一般に『プチ』、『クイックメソド』と呼ばれている方法で、少量の麻酔を行ない、細い糸によって二重にする方法です。施術時間は10分程度で、腫れが少なく、傷跡も残らない方法です。二重まぶたのアイプチなどでまぶたが赤くかぶれて、小じわになったり、ごわごわになっているけれどもアイプチやめられない方の治療にもなります。術後の経過は、まぶたの腫れは2~3日程度、腫れ気味(人から見ればあまり腫れていないように見えるが本人は腫れていると感じる状態)は7~10日程度です。また、まれにまぶたが青くなることがありますが7~10日程度で消えます。コンタクトの装着は翌日から出来ます。部分切開法は腫れぼったいまぶたの方が行なう方法で、まぶたに麻酔を行い、まぶたの一部分を小さく切開して脂肪を切除する方法で、埋没法に比べ少し腫れの程度です。切開法は腫れぼったいまぶたであったり、まぶたにたるみがある方が行なう方法で、まぶたに麻酔を行い、まぶたの脂肪を切除したりする方法で、埋没法や部分切開法に比べ腫れの程度が強い方法です。二重まぶたの手術を受けたい方は腫れなど術後の経過や注意事項をお聞き気になった上で手術を決めましょう。
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