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自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
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マイボーム腺Text by 江口眼科病院 大山 泰司
こんにちは。今日は“マイボーム腺”についてお話をさせていただきます。マイボーム腺という名称はあまり聞き慣れないかもしれませんが、ドライアイを引き起こす原因の一つとして考えられています。上下のまつ毛の内側にあり、涙成分のうち脂質を出しています。しかし、加齢等の影響により機能異常を起こした場合にドライアイを引き起こす原因になる事があります。出口付近で脂質が固まり蓋(ふた)を作ってしまうと、マイボーム腺梗塞という状態で眼の不快感の原因にもなります。しかし肉眼では分かりにくいため、眼科での診断が必要です。治療はホットアイマスク等により1日2回程度温める事で脂質を溶かす方法が有効ですが、やり方次第で逆効果になる事もあるため注意が必要です。眼の不快感やドライアイ等気になる方は、まずお近くの眼科へ一度ご相談下さい。
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アトピー性皮膚炎と目Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
アトピー性皮膚炎には多くの目の病気が合併することが知られています。アトピー性眼瞼(がんけん)炎はまぶたに皮疹(ひしん)ができ、アトピー性角結膜炎は、アレルギー性結膜炎同様、目のかゆみが特徴です。円錐(すい)角膜は、黒目の表面にある角膜が本来のドーム状から徐々に変形していくことで視力低下をきたす疾患です。多くは高齢者にみられる白内障が、アトピー性皮膚炎の若年者に起こるのがアトピー白内障で、他の白内障と同じように視力低下をきたしますが、手術により視力回復が可能です。網膜剥離(はくり)は、放置することで失明につながる重症な病気で、できるだけ早い手術が必要です。いずれの病気も治療が遅れると、後遺症を残すことがあります。特に、思春期から成人への時期に悪化するアトピー性皮膚炎では目の病気を合併しやすいので、眼科で診察を受けることが重要です。
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乳がん検診には『きっかけ』が必要?Text by 北美原クリニック 乳腺センター 早川 善郎
皆さんが病院に行くのは、何か気になる症状がある場合と思います。症状がなければ普通は行きません。検診というのは、症状がない状態で体に異常がないかどうかを大まかに調べるものです。怪しい部分があれば精密検査が必要になります。乳がんになる女性は年々増加しており、生涯において11人に1人が乳がんになると言われています。検査はしておかなければならないと、多くの女性は思っています。しかし、何らかの症状がないと「つい後で・・・」となってしまいがちで、その気持ちも理解できます。乳がん検診の目的は、症状のない、自覚していない状態で早期の異常を見つけ、最終的には乳がんで亡くなる人を減らすことです。欧米に比べ日本での乳がんの死亡率が下がらないのは、「検診」の受診率が低いことも一因と考えられています。家族・親戚や知り合いの人が乳がんになったり、メディアで乳がんの情報があったり、無料クーポン券が届いたりなど、検診には何らかの“きっかけ”があると、受けてみようという気持ちになるのかと思います。現在、多くの市町村では検診クーポンや隔年での検診補助などを行っており、それらを利用するのも良いと思います。また、職場で行う定期的な検診でもいいでしょう。女性にとって、乳がんは常に気をつけなければならない病気になっています。思い立った時に面倒がらずに受けてみてください。また医療者側も、受診者がいつでも気軽に受けることのできる体制をとっていくことが必要と思います。
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美容外科の肌の若返り治療の変遷Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
肌のハリを取り戻す若返り治療はシワ取りの手術(フェイスリフト)、コラーゲンやヒアルロン酸の注射、ボトックス注射、IPL(光治療)RF(高周波)のフォトフェイシャルなど治療方法は年々変化しています。施術後の経過で化粧が出来て日常生活に支障がない方法が主流になってきましたが、持続期間が約6ヶ月であったり、たびたび治療を受ける必要があるため、効果が確かでかつ、効果持続期間が長いシワ取り(フェイスリフト)の手術は今でも行われています。最近では自分の血液の白血球と血小板を利用した最新皮膚再生治療(セルリバイブ・ジータ)が注目されています。血液中の各種の細胞成長因子を含んでいる血小板を濃縮して気になる部位に注入する方法で、今までにない自然なふくやかさを再現でき、顔の若返りには最適です。効果持続期間も2~3年と長いことが大きな特徴です。まず、ご本人の血液を特殊な採血管(米国FDAの承認済み)に採取して遠心分離することで、白血球を含んだ濃縮した血小板を採取することが出来ます。従来の皮膚再生治療(PRP)に使用された血小板の濃度よりも3~5倍濃度が高く、白血球を混合することで細胞遊走性(細胞を集める性質)を高めるため、従来の皮膚再生治療(PRP)では効果の発現が遅く、成績がまちまちであった問題が改善され、効果出現が速く安定した成績が期待できます。注入時の痛みはヒアルロン酸、コラーゲン注入より少なく注入は短時間で済みます。採血から注入までの時間は40分程度です。細胞成長因子を追加したセルリバイブジータでは洗顔、化粧はでき、軽度の赤味や腫れが7~10日認められますが、その後今までにない自然な外観が再現されます。これからの肌の若返りの治療は効果持続期間が長く満足度の高い最新皮膚再生治療を行いつつ、日常生活に溶け込むような違和感のない、高出力医療機器でシミ・シワ・肌のきめなど多様な治療予防効果のあるIPL(光治療)RF(高周波)のフォトフェイシャルを選択することになります。また、細かなニーズにあったマイルドな肌老化予防を気をつけた各種ビタミンの補給と従来から行われている注入方法を選択していく予防治療になって行きます。
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良い塩梅の塩加減Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原亨
脳、心臓や腎臓に重大な障害をもたらす悪い病気としては、特に高血圧が良くないのですが、血圧を上げる原因の1つに食塩の取りすぎがあります。高血圧が毎日の食事と関連する生活習慣病と言われるゆえんです。「和食はとても健康的な食事だ」と言われています。実際その通りなのですが、塩分の取り方が多い食事でもあります。冷蔵庫がない高度成長期の以前には、食品の保存に塩が防腐剤の役割をしていたのです。漬物、みそ、しょうゆは明らかにしょっぱいですが、かまぼこもつなぎに塩を使っています。冷蔵庫が三種の神器として各家庭に普及した後も、1日20g以上の塩を取る生活が続いていました。塩分の取りすぎから高血圧になり、血圧が高いために脳内の血管が破れたり詰まったりして、脳卒中を発病することが非常に多かったのです。だから昭和の中期(’60年)までは、脳卒中が死亡原因の1番で、平均寿命は65歳程度でした。その後の減塩運動が奏功したり、高血圧の治療が普及したりして、脳卒中の死亡は急激に減り、日本の平均寿命は大きく伸びました。減塩した食事では、下の血圧(拡張期血圧)が特に下がりやすくなります。日本人の塩分平均摂取量は’85年頃には1日13gが平均でしたが、最近は10.5gに減っています。ただし、北海道は塩の取り方が多い方の地域になります。1日の塩分は6~7gが理想的と政界保健機構では勧めますが、日本では、まだ遠い目標と思われます。梅干し1個1g、カレーライスには3g、ラーメン・とんかつ定食には4g、そば・すき焼き定食には6gの塩が入っています。だから、そばを汁まで飲んでしまうと1日分の塩を取ることになるので、汁は飲まないようにすることが必要になります。一般的に外食では塩分が多くなると思って間違いありません。コンビニ弁当も付いている調味料を使わないようにして1食の塩が4g位になります。レモンや酢を調味料に多く使うと、また、昆布でだしを濃くとると塩の量を減らすことができます。いろいろと工夫して減塩するように気を付けてください。
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