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歯並びを悪くする癖Text by みはら歯科矯正クリニック 村井 茂
赤ちゃんがおっぱいを吸う姿は、かわいいものです。赤ちゃんでは、歯が無いことにも関係しておりますが、舌を丸めながら、突き出し、乳首を包むように飲んでいます。しかし、大人の場合には水を飲むときには、一度口の中にためて、唇を閉じ、歯をかみ締めて舌と上あごの間を絞り込むように、のどまで運びます。赤ちゃんの飲みかたは、弱い力でも可能ですが、大人のように飲むには、ある程度、口からのどにかけての筋力と調和した動きを習得しなければできません。それだけ高度な機能ともいえます。しかし、大人でも幼児のような、舌の使い方をする人も、たまに居ます。つばを飲み込むときに、上と下の前歯の間に、舌を挟んだり、タ行の音を出すときに、英語で言うTHの発音になってしまう方や、舌っ足らずといわれるようなしゃべり方をされる方には、このような可能性があります。このような癖を持つ方の場合には、奥歯をかんでも、前歯が開いてしまう開咬(かいこう)と呼ばれる不正咬合(こうごう)が起きます。●舌訓練法(タングトレーニング)歯は、硬い骨の中から生えてきますが、最初から、位置が決まっているわけではありません。口の中に出てから、舌やほっぺたなどの筋力の強さによって、その位置が決まってきます。また、上の歯とぶつかることにより、その位置が安定して収まります。つまようじや、パイプなどにより、位置変化を起こすことも良く見られることです。変な癖が付いている場合には、舌の訓練をして、よりよい口の動きの調和を促す方法も良くとられます。舌やほっぺたなどの弱そうな筋肉を反復練習して鍛えます。こうすることにより発音が良くなったり、口から食べ物をこぼすことが少なくなったりしますし、前歯がかみ合わない開咬も直ってきます。
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矯正治療の流れについてText by 大内歯科医院 大内 英樹
矯正治療を始める上での治療の流れについてお話します。1.矯正治療の相談
一口に不正咬合と言っても、症状の種類や程度、患者さんの年齢は様々です。この時点では、検査をしていませんので正確な診断はできませんが、患者さんのお口の中を拝見し、おおよその治療の時期、期間、方法、治療費についてお話をします。 また、この相談時に治療を始めるかどうかを決める必要はありません。 あくまで相談ですので、お帰りになった後で、じっくり考えてからご自身、またご家族で決めていただきます。2.検査 矯正治療に限りませんが、治療の第一段階は検査です。検査の内容は、数枚のレントゲン写真、お口と顔の写真、歯形を取ります。また、必要に応じて顎関節の検査をすることもあります。3.診断 検査結果についてのご説明をします。また、検査結果により、治療の時期、期間、方法(治療計画)が決定しますので、こちらのご説明もします。4.治療開始 いよいよ矯正装置を装着し、治療を開始します。症状や年齢により治療期間は様々ですが、一般的に重症の受け口や出っ歯ではなく、すべて永久歯であれば一年から一年半くらいです。5.治療終了・保定開始 歯並びが整い、うまく咬み合うようになったら矯正装置を除去します。しかし、これで矯正治療は終わりではありません。矯正治療直後の歯並びは不安定ですので、通常は一年半程度、後戻りしないよう固定する必要があります。この期間を保定期間といい、使用する装置を保定装置といいます。6.保定完了・矯正治療完了 保定期間が終了し、これで矯正治療は完了します。以上矯正治療の流れについてご説明しましたが、矯正治療は虫歯の治療と違い、治療期間も長く、治療費も自費となりますので、治療を担当する歯科医師とよく相談し、納得して治療することが大切です。 |
真ん中がぼやける病気Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
視線の真ん中がぼやけてくる病気にはどんな病気があるのでしょうか。働き盛りでストレスの多い中年男性に多いと言われるのが中心性漿液性網脈絡膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいもうみゃくらくまくしょう)です。視力低下は軽度で近くを見た時に特に文字が内側にゆがんで見えるのが特徴です。網膜の中心部である黄斑部(おうはんぶ)が薄くなってくるというのが黄斑円孔(おうはんえんこう)と言う病気で、中心部がゆがんだり暗く感じます。高齢者に多いのが、加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)です。中心部が強くゆがんできて視力も著しく低下してしまいます。最近レーザーを使った治療が出来るようになりましたが、早期発見が重要です。家庭では片目ずつ窓などの桟(さん)を見てゆがみがあるかを調べてみると簡単に検査が出来ます。
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歯磨きの補助用具についてText by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
みなさんは毎日、歯を磨いていますか?ほとんどの方が磨いていると答えるでしょう。歯磨きの他にデンタルフロス、歯間ブラシなどの補助的清掃用具を毎日使っている方はどうでしょうか?もしかしたらあまり多くはいないかもしれません。歯ブラシを使う他になぜ補助用具が必要なのでしょうか。歯垢や食べカスは目に見える歯の表面や裏側だけでなく歯ブラシがなかなか届きにくい、歯と歯の間にたくさん溜まっていきます。もし、適切な補助用具を使わず毎日、歯と歯の間に食べカスが溜まり続けたらどうなってしまうでしょうか。おそらく、その部分から虫歯や歯周病や口臭が引き起こる事が考えられます。歯ブラシだけで磨いた場合は約50%程しかプラークを除去できませんが、そこにフロスなどの補助用具を併用することでプラーク除去率は90%まで上がります。プラークの細菌は24時間たたないと悪さをしないのでゆっくりと時間の取れる夜の歯磨き時間に補助用具を使った清掃を行うと良いでしょう。デンタルフロスは、弾力のある細い繊維の束でできている糸を歯の間に入れて繊維の束で歯の間の汚れを巻き取るようにして取り除く道具です。糸だけのタイプとホルダー付きのものと2種類あります。ホルダー付きのものは奥歯に使いやすいので、初心者の方にオススメです。歯間ブラシは、歯と歯の間に隙間が大きく開いている場合や、ブリッジの所などに使用すると効果的です。歯間ブラシにはL字に曲がったタイプとストレートタイプがあります。最初は難しく感じますが、慣れれば簡単に行えるようになります。太さ色々ありますので自分に合ったサイズを使いましょう。合わないサイズを使ってしまうと歯茎を傷つけることがあります。事前に歯科医院で自分のサイズを選んでもらって正しい指導を受けましょう。今日から、歯ブラシの他に補助用具をプラスしてみてはいかがでしょうか?
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仮面高血圧・白衣高血圧って知っていますか?Text by はら内科クリニック 原 信彦
春の健診で高血圧が見つかり、治療している方も多いのではないでしょうか?いつも病院で血圧測定し、血圧良好ですといわれて安心していませんか?実は病院での血圧は正常血圧なのですが、自宅で高血圧となる患者さんがいます。これを仮面高血圧と呼びます(医師の目から隠されているという意味です)。ヘビースモーカー・ストレスを感じやすい人・仕事や家事でハードワークをしている方に多く、高血圧患者の20%程度いるのではないかとも言われています。皮肉なことに病院では正常血圧にもかかわらず、仮面高血圧患者は、通常の2〜3倍程度心筋梗塞等の心血管系の合併症が起こると言われています。逆に、病院では血圧が高いのに自宅で測ると正常の患者さんもいます。これが白衣高血圧です。白衣高血圧は病院で高くなるだけで自宅では正常ですので仮面高血圧の様な心配はありません。いずれの場合も、自宅で血圧測定をして初めてわかるのです。まずは自宅で血圧を測定しましょう!測定器は、腕巻きタイプの血圧計でオシロメトリック法という測定方法がお勧めです。測定するタイミングは、朝は起床後・排尿を済ませてから、夜は寝る前です。自宅での血圧は、高齢者は135/85未満、若年・中年者は125/80未満、糖尿病・心筋梗塞後・腎機能障害のある方は125/75未満が目標になります(あくまで目標値です。ゆっくりこれに近づけば良いのです)。しかしながら血圧測定には変動がつきものです。前の晩に眠れなかったり、ストレスを感じただけでもすぐに高くなります。なかには血圧計を見ただけで高くなってしまう方もいます。また、普通の方でも24時間血圧を測定すると入浴直前やストレス時には200近くに血圧が上昇することもあります。高い数字が出ても一喜一憂せず心配があればかかりつけの医師にご相談ください。まずは、自分の血圧を測定することからはじめてみませんか?
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