■ご訪問者数:29192650
在宅クリニック函館日吉  カワムラ歯科クリニック  たからまち総合診療クリニック 

コラムを読む

糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)

Text by 江口眼科病院 森 文彦
糖尿病の患者さんはその予備軍を加えると1500万人に及ぶといわれ、日本人のほぼ10人に1人ということになります。その合併症の一つである糖尿病網膜症の有病率は約30%です。糖尿病になると、眼の神経の膜である網膜に酸素や栄養を送っている血管の一部に瘤(こぶ)ができ、脂肪やタンパクがにじみでたり、瘤が破れて出血したりします。さらに進行すると血行が悪くなって、網膜への酸素や栄養がとだえ、網膜のあちこちに病的な新生血管ができます。この血管はもろく、出血しやすく硝子体出血や網膜剥離(もうまくはくり)を引き起こし、失明に至ることがあります。糖尿病網膜症の治療は、内科医による血糖コントロールと、眼科医による網膜光凝固や硝子体手術ということになります。糖尿病患者さんは、診断がついたらすぐに眼科医による定期的な眼底(がんてい)検査が必要です。
続きを読む

冬季は、ドライアイが辛いですね!

Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
室内も乾燥しやすい冬季は、ドライアイの症状が出やすい時期です。ドライアイの症状としては、眼が乾くだけではなく、疲れる・痛い・充血・痙攣・涙が出る・目が開けていられない・などの場合もあります。日本では、オフィスワーカーの3人に1人がドライアイといわれており、パソコン作業により年々増加しています。対策としては①目を休める、②睡眠不足をなくす、③加湿器などで部屋の湿度を保つ、④コンタクトレンズの人は時間や期限を守り、入れっ放しにしない、⑤濃いアイメイクで涙の油分を分泌する腺(穴)が塞がれないようにする、⑥たばこの煙を避ける、などがあげられます。ドライアイがひどくなると、目の表面に傷がついていることがありますから、眼科を受診して、症状に合った点眼を処方してもらいましょう。
続きを読む

歯科医療と金属アレルギー

Text by かも歯科クリニック 加茂 勝巳
金属アレルギーと聞くと、指輪やピアス、時計などによりかゆみや湿疹、かぶれなどを起こす症状を思い起こす方が多いと思いますが、歯科の分野でも、金属アレルギーの問題が取り上げられる様になってきました。
ご存知の通り、歯の被せ物や詰め物には金属が使われることがあり、これらの金属がイオン化して体内に入るとアレルギー反応を起こすことがあります。花粉症などと同じように、今まで何ともなかったのに突然発症したり、口の中以外に症状が出ることも多いため、口の中の金属が原因であることがわかりにくいケースもあります。金属アレルギーのリスクを下げるには金、チタンなどの溶け出しにくい金属を使うセラミックなどの非金属を使用するできるだけ同じ種類の金属を使うアレルギーはご自身の体質にも依りますので、気になる方は医師、歯科医師に相談してみて下さい。
続きを読む

春の健診で再検査になってしまったら

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
新学期を迎え、我々眼科医も学校健診のため小・中学校を訪れます。視力検査を含め、目の病気が疑われれば専門医を受診するようにと、健診の結果用紙を子供たちは学校から頂いてきます。その中で特に注意しなければならないのが小学校一年生の視力検査の結果でしょう。小学校一年生にとって視力という検査は初めての経験で、やり方も良く理解出来ないかもしれません。そのため本来の視力より低く出ただけということもあります。しかしながらこの年齢で結果が悪い場合、遠視や乱視のお子さんも多く見受けられます。そして、遠視の場合、弱視(じゃくし)や斜視(しゃし)を伴っている場合があり、この一年生の時期を逃すと後でメガネをかけたとしても視力が回復出来なくなってしまうこともある、目にとってラストチャンスの時期だともいえます。簡単にいうと、近視は少なくとも近くを見ている時にはきちんとピントがあった画像が目に入るので弱視になることはありません。それに対し強い遠視の場合は近くも遠くもピントが合わず、常にぼやけてしまいます。いつもはっきりしない画像しか見えていないため視機能(ものを見る力)が発達することができなくなります。そのため放置するとメガネで矯正しても視力が出ない弱視になってしまったり、また、斜視を来すこともあります。用紙に斜視と書かれている時もあります。斜視は片目が正面を見た時に、もう一方の目が他の方向を向いてしまって視線が外れている場合です。常に視線が外れている場合や、時々外れている場合、また、疲れた時などにちょっとだけ外れる場合など程度はさまざまです。視力を矯正するだけで治ることもあり、早期に検査・治療が必要な場合もあります。健康診断で視力の結果が悪いときには放置せず、必ず専門医の精密検査を受けましょう。
続きを読む

男性の性(18)

Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
大手のコンドームメーカーが昨年行った世界41カ国30万人以上の成人性交回数調査によると、日本人は年平均45回(月平均3.75回)で41か国中最下位、40位のシンガポール年平均72回や、41カ国平均の年平均102回にも大差で、1位のギリシャ年平均138回(月平均11.5回)、前回1位で今回5位のフランス年平均120回(月平均10回)の3分の1程度しか性交していないという驚きの結果(日本人にしてみれば他国の性交回数が多すぎるのが驚き)が出ました。全体としては肉食中心の欧米の回数が多く、穀物食中心のアジアで回数が低い結果でした。この結果を素直に見ると、前回、男性の性(その17)で述べた、恋愛・セックスに淡白な草食系・草食男子という言葉は単なるイメージだけでなく、実際の食生活と性行動を反映している言葉だ、という仮説が当たっていたことになります。それでは次に昔と今の日本人の性生活を比べてみます。江戸時代の貝原益軒著『養生訓第62章交接の回数と年令』には『人、年二十の者は四日に一たび泄らす。三十の者は八日に一たび泄らす。四十の者は十六日に一たび泄らす。五十の者は二十日に一たび泄らす・六十の者は精をとじて泄らさず。もし体力さかんならば、一月に一たび泄らす。』とあります。60歳代を便宜上30日に1回として計算してみると、20歳代から60歳代の至適射精回数は貝原益軒先生によると平均15.6日に1回、月平均1.92回となります。精を泄らす=射精回数と性交回数は厳密には違うので、自慰がタブー視されていた江戸時代では性交回数は射精回数より若干多いことが予想され、推奨性交回数は月3回程度と推定されます。江戸時代より現代は月に1回程度性交回数が増えていますがこの分が肉食が増えた分と考えると、今も昔も体質的に日本人はセックスに淡白なのかも知れないなあ、と思います。(つづく)
続きを読む

はこだて医療情報に登録されている詳細ページリスト(50音別)

医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科
医科 歯科  
医科 歯科  
医科 歯科  
医科