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コラムを読む

安静狭心症(あんせいきょうしんしょう)ってどんな病気?

Text by 北美原クリニック 遠藤 明太
また寒い冬がやってきました。この時期は狭心症をお持ちの方には辛い季節といえそうです。狭心症は心臓の血管(冠状動脈)が狭くなり、血液の流れが十分ではなくなることで胸に症状が現れる病気です。この病気には大きく分けて2つのタイプがあることはご存知でしょうか。ひとつは動脈硬化に伴い冠状動脈の一部が細くなり主に運動時に胸痛が起こる労作狭心症で、もうひとつはある種の刺激を受けると冠状動脈が急に狭くなるために主に安静時に胸痛が出てしまう安静狭心症です。安静狭心症の原因は、冠動脈の攣縮[れんしゅく/スパスムともいう、血管の痙攣(けいれん)で細くなること]によって起こるといわれています。この攣縮は特に寒さの刺激に敏感で、冬になると発作の回数が増えてくると言われています。他に精神的ストレスや過換気でも誘発されることがあります。雪が降ると、朝早くから家の前で除雪をされる方が増えると思いますが、安静狭心症は寒いところでの作業時にも起こりやすいと考えられています。安静狭心症なのだから安静のときだけに起こると思われるかもしれませんが、寒さの刺激が加わると動き始めに症状が現れることがあるのです。無理な除雪をして胸が苦しくなり、救急車で運ばれてはじめて狭心症の診断を受ける方も実際にいらっしゃいます。安静狭心症の発作は持続時間が15〜20分といわれており、治まると全く症状がなくなることから、一回の発作だけでは病院で受診されない方が多いのもこの病気の診断を難しくしているのかもしれません。安静狭心症の診断には心電図、24時間ホルター心電図、冠動脈CTなどが必要です。治療にはカルシウム拮抗剤を使用しますが、人によって効き方が違いますので主治医とよく相談しながら治療されるのがよろしいと思います。寒いところに出たときや早朝安静時に胸が苦しくなったときには、この病気のことを思い出していただきたいものです。
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なかなか治らないニキビ「ピーリング&レーザーピーリング」

ニキビ治療は抗菌剤含有のローション、ジェル、クリーム、時には少量のステロイド含有の軟膏を皮膚に塗り、抗菌剤、ビタミン剤を内服することが一般的に行われている治療です。
20歳以降のなかなか治らないニキビ、特に顎や首に局所的に発生したニキビの多くは、ダイエットによる偏食などによる貧血や女性ホルモン異常、ストレスなどに原因があります。美容皮膚科的ニキビ治療は、ニキビ自体を治すだけでなく、ニキビ治療の後、黒くデコボコの肌にならないようにする治療です。
このようなニキビ跡(黒くデコボコの肌)が起こらないようにすることで、できるだけくすみのなく、早く化粧のりの良い肌に近づけます。ピーリング治療は、一般的に治療ではなかなか治らない方やニキビ治療時から美白を考えている方への治療で、また、ニキビ治療後にできるだけニキビ跡が生じないようにする治療です。そして、レーザーピーリングやメソローラーによる治療は、ニキビ後に生じてしまった黒ずみや陥没した肌を軟化させて改善し、化粧のムラを解消させる美白治療です。ニキビ治療は保険治療から自費治療までいろいろあります。
また、ピーリングやレーザーピーリング治療でも数回の施術が必要になります。
カウンセリングをお受けになってから、治療後の経過、注意事項をお聞きになった上で、生活様式に合った治療法をお選びください。
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片頭痛の新しい治療薬

Text by 函館西部脳神経クリニック 院長 小保内 主税
今でも社会には「頭痛ごときで仕事や学校を休むなんて」という空気があると思います。そのために我慢を強いられている方も少なくないでしょう。片頭痛は慢性頭痛の代表で、日常生活に支障をきたす厄介な病気です。しかし、トリプタン製剤の発売後、片頭痛の治療は随分改善されました。予防薬が3種類ほどあり、選択肢の幅も増えています(新薬ではありませんが、健康保険上の適用が拡大されています)。ただし、トリプタン製剤は、それまでの頭痛薬に比べ、有効性の高い薬ですが、服用のタイミングを選ぶ(頭痛の早い段階で飲むのが良いとされている)こと、全ての患者さんに有効ではない上に、使いすぎると薬物乱用による難治性の頭痛を起こすことがあります。予防薬も、万能ではない上に、痛みのない日も毎日服用しなければなりません。最近、新薬がいくつか発表されました。発作予防のための注射薬は、国内で3製品が出ています。月1回の注射で済みます。さらに、頭痛発作時の内服薬も新たに出ました。これは従来のトリプタン製剤と異なり、服薬のタイミングを選ばないのが特徴で、痛み始めでも、痛みが強くなってからでも効果があるといいます。片頭痛のメカニズムはだいぶん解明されてきましたが、根本原因はいまだ不明です。今の治療は、対症療法的で、完全には発作を予防できませんし、全ての患者さんの痛みをゼロにするには至っていませんが、治療の選択肢が増えたことは、患者さんやわれわれ医師にとって、大変うれしいニュースです。これまで、頭痛を我慢していた方、従来の薬で満足できずに治療を諦めてしまっていた方は、改めて医療機関で相談することをお勧めします。
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青と紫

Text by くどう眼科クリニック 釜石 清隆
以前このコーナーで白、緑、黒で目の病気を紹介しましたが、今回は青と紫で目に関連のあることについて紹介します。青や紫から連想される目に良いとされるものでブルーベリー、ビルベリーがあります。これらに含まれるアントシアニンが目の働きを助け、抗酸化作用もあり目の老化防止にも良いと言われています。一方、目に不調を与える青や紫から連想されるものにブルーライト(短波長)や紫外線(UV)があります。ブルーライトは目に見える光(可視光線)でまぶしさや眼精疲労の原因につながり、紫外線(UV)は目に見えない光で蓄積されると角膜や水晶体に悪影響を与えると考えられています。ブルーライトは遮光やブルーライトカットレンズ、紫外線はつば広の帽子、UVカットサングラスやコンタクトレンズなどの対策法があります。
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あなたの肺年齢は大丈夫ですか?

Text by ききょう内科クリニック 蓮沼 晶子 院長
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは中年以後に発症し、タバコを吸う方に多くみられる疾患です。初期症状は、カゼをひいているわけではないのに咳や痰が出る、カゼをひきやすく治りにくい、ちょっとした運動で息切れを起こしやすい、などです。進行すると平地を歩いても呼吸が苦しくなります。COPDは肺がんとともにタバコが最も悪さをする肺の病気で、息切れが起こる主な原因は気管支が狭くなるためです。一度狭くなった気管支は元に戻らず、禁煙しなければ徐々に進行していきます。さらに、肺活量は加齢現象の一つとして徐々に低下していきます。1秒間に吐き出すことのできる空気の量を1秒量といい、これは非喫煙者の場合でも一つ年をとるごとに30mL前後減りますが、喫煙者では70mL前後減ります。20歳代で1秒量が同じでも、50歳になると喫煙者と非喫煙者では1000mL近く差が出る計算です。COPDは放置していると日常生活を送ることも困難になることがあります。あなたの肺年齢は大丈夫ですか?前述のような症状がある方は、診察をおすすめします。
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