
- 症状で探す
- 病院名で探す
- 診療科目で探す
- 地図で探す
- キーワードで探す
背中
自己診断はせずに、専門医に相談しましょう!
函館市・七飯町・北斗市
|
その他の道南地方
|
医科の診療科目 |
歯科の診療科目 |

加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)を知っていますかText by 江口眼科病院 森 文彦
加齢黄斑変性は、欧米では50歳以上の視力低下の原因の第1位の眼疾患です。
国内でも増加していますが、あまりなじみがないかもしれません。 眼のフィルムの働きをする網膜の中心部である黄斑が、さまざまな原因によって障害される疾患が加齢黄斑変性です。この疾患になると、ものがゆがんで見えたり、ぼやけて見えたり、見たい部分が黒く見えたりします。 眼科で眼底検査や蛍光眼底造影検査(けいこうがんていぞうえいけんさ)をおこなうことにより診断ができます。数年前に認定医による光線力学的療法(こうせんりきがくてきりょうほう)がわが国でも認可されこの方法による治療が行われています。 これは光に反応する薬剤を体内に注射した後に、病変部にレーザー照射する治療法です。 弱いレーザーによって薬剤を活性化し、網膜へのダメージを抑えながら病変を小さくさせます。気になる症状がありましたら、眼科で眼底検査を受けて下さい。 |
粉瘤(ふんりゅう)Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 院長 大村 勇二
粉瘤はニキビの大きくなったようなもので、炎症がないときは皮下にコロコロしたしこりができる皮膚の病気です。ときに細菌によって炎症が起き赤く、熱を持って腫れてきます。治療方法は小さければ、炭酸ガスレーザー、大きくなったときは切除です。初期症状でしこりに白い内容物があり、ニキビをつぶす感覚で、自分で内容物を取り出す方がいます。このようなことを繰り返すと細菌が繁殖して大きな膿瘍(膿の塊)を形成して痛みが出現して、治療に時間がかかり、日常生活に支障をきたします。治った後も赤黒い外見上支障のある傷跡を残したりします。もし、「粉瘤かな」と思ったら、病院を受診することをお勧めします。手術になることもありますが、薬で治めることもあります。
|
腸内細菌のお話Text by 榊原循環器科内科クリニック 榊原 亨
ヒトの腸の中には、100兆個の細菌が生きています。重さでいうと1㎏あります。いろいろな菌がいるのですが、野原によって生えている草花が違うように、ヒトによって腸内の細菌は種類が違います。「どんな菌が多いか」で、くさむらの特徴が決まるため、腸内細菌叢(ソウ=くさむら)と呼びます。便の中には、多くの種類の菌がいますが、乳酸菌、大腸菌、ビフィズス菌は、腸にいる有名な菌です。腸内細菌は、人間に寄生しているだけではなく、人体が作れない必須アミノ酸(タンパク質のもと)やビタミンを作って、栄養を与えてくれています。また、糖尿病・メタボリックシンドロームにおいても、腸内細菌が重要な役割を果たしていることがわかってきました。炎症やがんの発症に関係している菌もいます。狭心症の人では、バクテロイデス菌が減っているという報告があります。この菌は、肥満や認知症の人で減少しているとも言われています。病気を良くするタイプの菌を植え付けたり、善玉菌が産生する良い物質を薬のように作ったりすることは、将来、可能になるかもしれません。それまで、今できる体に良いことは、善玉菌を増やすように努力することです。腸内細菌叢の2割が善玉菌、1割が悪玉菌、7割が日和見(ひよりみ)菌と言われています。日和見菌が悪玉になったりして、善悪のバランスが変化します。なるべく善玉菌が多くなるように増やしたいものです。善玉菌を増やす食品は、食物繊維、植物性タンパク質、野菜果物、母乳などです。赤ちゃんが3歳になるまでの間に、母乳、兄弟の有無、住んでいる地域などの影響を受けながら、安定した腸内細菌叢のタイプが出来上がります。そうした中で、できるだけ、日和見菌を善玉に変身させたいので、納豆や根菜などを食べるとよいようです。反対に、悪玉菌を増やすのは、高脂肪食、動物性タンパク質、糖分、塩分、ストレスなどです。参考にしていただけると幸いです。
|
緑内障〜早期発見が視界を守る鍵Text by くどう眼科クリニック 工藤 勝利
緑内障にはいくつかの異なる病型がありますが、すべてに共通しているのは、視神経が障害されることにより視野が欠けていく病気であることです。失われた視野を回復させる治療法は現在、残念ながらありません。しかし、眼圧(眼球の固さ)を下げることで視野欠損の拡大を止めることが可能です。平成12~13年にかけて岐阜県多治見市で、40歳以上の一般市民のうち4,000人を対象に緑内障に関しての大規模な調査検診が行われました。その結果、5.0%の市民に緑内障がみつかり、さらに、その中のなんと89%の人々が緑内障の治療を受けていない、つまり、緑内障が初めて見つかった市民でした(詳細は、日本緑内障学会ホームページを御覧下さい)。この調査結果から、他の地域でも同様に、緑内障に罹患していることに気付かずに、治療を受けていない住民が多数いると推測されます。仮に緑内障と診断されると、薬、レーザー治療、手術のなかから、病状の重症度に応じて適した治療を選択、行うことになりますが、多くの緑内障患者さんは、点眼薬の使用のみで治療が可能です。眼科では、視力、眼圧、眼底、視野検査などを行い緑内障かどうか診断します。これらの検査はいずれも痛みや苦痛を伴わない検査ですから是非受けてほしいと思います。ちなみに、血圧と眼圧に関連はありません。また、眼を使うことで緑内障が悪化することはありません。さまざまな治療を行っても進行を止められない緑内障がまれにあることも事実ですが、ほとんどの緑内障は治療を継続していくことで視野欠損の進行を止めることが可能なのです。緑内障は、潜在患者数が多い、欠損視野を回復できない、治療で進行を止めることが可能という点から、早期発見早期治療が大切です。
|
40歳を過ぎたら、眼底検査を!!Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子
「目を見ればその人が分かる」と言いますが、これは本当で、目は体の中で血管を直接観察できる唯一の臓器です。身体がメタボならば、目にも高血圧・高脂血症・糖尿病による合併症が出現する可能性があるのです。イギリスの若者対象の調査によれば、肺がんや脳卒中よりも失明が一番恐怖という結果が出たそうです。瞳孔を広げる点眼薬をつけて眼底検査を行えば、目の重要な病気を早めに見つけることができます。また、40歳以上の日本人の5%は緑内障で、疑いの人を含めると100人中13人もいることが分かっています。緑内障は進行性で日本の失明原因1位の病気ですが、早めに発見し眼圧を下げる治療を行えば、進行を遅くすることができ、老後も身の回りのことができる視野を保てます。緑内障も眼底検査と視野検査・眼圧測定で見つけることができます。早期発見のために気軽に眼科を受診しましょう。
|








