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白内障って再発するの?Text by 江口眼科病院 森 洋斉
「せっかく白内障の手術をして視力が回復したのに、また見えなくなってきた」という声をよく耳にします。別の病気にかかったために視力が悪くなるケースもありますが、よくあるのは後発(こうはつ)白内障による視力低下です。聞き慣れない方が多いと思いますが、後発白内障は、白内障手術の時に眼内レンズを入れるために残しておいた水晶体(すいしょうたい)の袋に、術後濁(にご)りが生ずることが原因で発生します。これは、白内障手術を行った人の5~30%で、視力に影響が出るほどに進行します。しかし治療は簡単で、レーザーで濁りを取ることができます。外来で短時間で行うことができ、入院は全く必要ありません。白内障術後で、また以前のように見づらくなったと感じている方は、もう一度眼科を受診してみてはいかがでしょうか。
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顔の輪郭の若返り/新しいたるみ治療のアプローチ/自分の血液で治療する皮膚再生治療/セルリバイブジータとフォトRFText by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二
最近は、顔の若返り治療(顔のしわ・たるみ治療)のセルリバイブ・ジータ(皮膚再生治療)に並行して、頬やあごのたるみにフォトRF(光高周波治療)を行うことでフェイスリフトなどの手術でしかできなかった『顔の輪郭の若返り』が可能になってきました。セルリバイブ・ジータ(皮膚再生治療)は自分の血液を採って注入まで40分程度で行え、効果持続時間が2~3年と今までのアヒルロン酸やコラーゲン注射(6ヶ月程度)と比べ数倍持続することが特徴で、現在一番よくおこなわれている方法です。この方法の特徴は2日程度の軽度の赤みはありますが、化粧は施術後2時間後よりできて、日常生活に影響が少なく、腫れも軽く、効果の徐々に現われ、急激な変化による不自然さがなく、自分の血液を使用するため安全性が高い方法です。セルリバイブ・ジータの中には各種の血小板内の成長因子が存在して、肌のたるみや色つやを改善する作用があるので、化粧をするときに気になる眼の下のくまや頬のたるみの若返り治療に最適です。またその後にフォトRF(光高周波治療)を行うことで、より一層の頬やあごのたるみ改善『顔の輪郭の若返り』になります。治療の流れは、まず、施術前に施術後の経過説明を受けて頂き、その後、採血をして頂きます。そして、施術部位に麻酔ジェルを塗り、15分程度お待ちして頂き、その間に血小板濃縮処置を行います。麻酔ジェルを拭き取って最後に気になる部位に注入します。痛みは麻酔ジェルを使用しているため軽度です。注入時間は範囲によって異なりますが3~10分程度です。治療と治療行程、経過、効果、今後の予防についてアンチエイジングの立場から説明させて頂きます。また、フォトRF(光高周波治療)はシミ、シワに有効な『オーロラ』とシワ、タルミに有効な『リファーム』があり、治療を選択することができます。これらの治療は日常生活に影響がなく安全に受けられる若返り治療です。治療をお受けになる場合は十分に治療計画をお聞きになり、ご納得した上でお決めください。
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仮面高血圧(逆白衣高血圧)についてText by 小笹内科医院 小笹 明
家庭血圧計が普及し、現在3000万台あると言われています。家庭血圧計が普及したことにより、家庭血圧が外来血圧と同じように重要であることが分かってきました。
病院で測ると高い血圧を示す「白衣高血圧」は以前から知られていましたが、最近では病院で測るよりも家庭血圧の方が高い「仮面高血圧」が「白衣高血圧」よりも脳梗塞や心筋梗塞を発症させるリスクが高いことが分かってきました。「仮面高血圧」には、早朝高血圧、ストレス高血圧、夜間高血圧の三つがあり、なかでも早朝血圧のコントロールが重要であると考えられています。外来血圧では、140/90mmHg以上を、家庭血圧では、135/85mmHg以上を高血圧と定義します。自宅で測った朝の血圧が、135/85mmHg以上の時は早朝高血圧が考えられ、より厳重な血圧コントロールが必要になります。 |
歯根は虫歯にかかりやすいText by 北斗歯科クリニック土永 浩史
深い歯周ポケットのある歯周病にかかっていらっしゃる方は、歯の動揺や歯肉の腫れ、歯肉からの出血、お口のネバネバ感などの症状で悩まされているかと思います。歯科医院で歯周病治療を始め、健康な歯肉を取り戻しつつあると、今まで腫れていた歯肉は引き締まっていきます。逆に歯と歯の間の隙間が拡がるため、食べ物が挟まりやすくなったり、また歯根の露出量が増えるため、冷たい水でしみる知覚過敏症状が起きることがあります。このような症状の他に起きる大きな問題点のひとつとして、根面う触(こんめんうしょく/歯根の部分の虫歯)があります。この歯根部の虫歯は歯周病の方だけでなく、加齢とともに歯肉が下がった高齢者に発症しやすく、60歳以上では2人に1人の割合で発症しているという報告があります。歯冠(歯の上の部分)はエナメル質で覆われていて、PHが約5.5以下になると脱灰されるのに比べ、歯根では象牙質が薄いセメント質に覆われていて、PHは約6.7以下になると脱灰されますので、歯冠よりも歯根の方が虫歯にかかりやすいと言えます。根面う触がおきやすくなる原因として、高齢になると歯を虫歯や歯周病から守る唾液の量が減るため口腔乾燥症を起こすことがあげられます。加えて、降圧薬や利尿薬、坑うつ薬等の多種の薬剤の副作用や、糖尿病やシェーグレン症候群でも口腔乾燥症が生じやすくなります。また、そもそも歯根の形はくぼんでいる部分もあるためブラッシングしにくく、プラークを残しやすいので虫歯にかかりやすいと言えます。根面う触の予防には、フッ化物入りの歯磨剤を用いたブラッシングを行い、歯間ブラシや電動歯ブラシの併用も効果があると思われます。根面う触に対してフッ化物入り歯磨剤を用いた場合、67%のう触予防効果があったという報告があります。さらにご自身で清掃が難しい部分を、定期的に歯科医院でケアすることをおすすめします。
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男性の性(3)Text by 岡本ひ尿器科医院 岡本 知士
前回は、なぜオトコは股間にあのようなものをブラブラさせているのか?というところで終わりました。
前々回にも書きましたが、オトコにとっての性器は“急所”とも言われるように何か損傷を受ければ命に別状は無くても生殖できなくなるかもしれない大事な場所です。 陰茎は性交の時に必要だからある程度外側に突出しているのも仕方が無いけれど、睾丸はどこかの国の軍隊のようにいざという時でも後方支援だけしていればいいので、なにも身体の外側でブラブラさせないで、オンナの卵巣と同じように身体の奥にしまっておけばいいのではないか?と誰もが思うのではないでしょうか? ところが、動物園に行けばよく分かりますが、ヒトに限らずだいたいの哺乳類のオスは股間にあのようなものをブラブラさせています。 これにはやはり深い理由があったのでした。 哺乳類では睾丸で成熟した精子が作られるためには、体温より1.5℃から2℃低い温度の陰嚢内に睾丸が収まっていることが必須なのだそうです。 つまり身体の奥にしまいこんで体温と同じ温度の場所にいては立派な精子を作ることが出来ないのだそうです。 陰嚢の表面を見てみると身体のどこの皮膚よりもシワクチャであるのは、ラジエターのように絶えず熱を放散して体温よりも低い温度に保つ必要があるからなのだそうです。 身体の他の場所の皮膚は老化とともにシワが増えますが、陰嚢の皮膚は若い時ほどしわくちゃで年をとって生殖が不要になるとシワが伸びてダラーンとしていることが多いのも、そういった理由によるのかもしれません。 昔は精力をつける為に寒布摩擦と金冷法を実践していた人も多々いたようですが、寒布摩擦はともかく金冷法は当たらずとも遠からずで、“精力”の意味を勃起能力ではなく“精子を作る能力”とすれば、理にかなった民間療法だったと言えます。 ところで“現代人のオトコは精力が低下している”とよく言われますが実際のところはどうなのでしょうか?(つづく) |








